(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです
- 93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 21:36:24.71 ID:h/WX1X+eO
- それから暫くするとドアの向こうが騒がしいのに気が付きました。
(*‘ω‘ *)「…?」
( ><)「ん………なんです?」
私が知る筈もありません。しかしどうやら誰かが暴れているようです
そしてガタガタガタ!とドアが揺れ、ドアから警官と一人の少女が取っ組み合いながらやってきました
( ´∀`)「やめんか!暴れるな馬鹿!」
ξ゚听)ξ「うるせぇな!離せこの野郎!!ヤニくせぇんだよ!」
(*‘ω‘ *)「……」
昔流行ったスケバンというやつでしょうか。ガタイのイイ警官に勇敢に立ち向かっています
( ><)「まーた女子高のアクシズの奴ですか!何でこうヤンキーが多いんですかね」
見ると確かにアクシズの制服を来ております。あそこの高校は女子高なのに治安が悪いと聞いております。
成程。あんなのがいっぱいいたら治安も悪くなりますね
- 101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 21:48:02.94 ID:h/WX1X+eO
- ( ´∀`)「このクソ野郎!ブタ箱に行きたいのか!!」
警官も負けじと汚い言葉を浴びせます。あれは本当に警官なのでしょうか。
ξ゚听)ξ「オメーが行けよ!!このオジン!」
少女も死語を恥ずかしげもなく相手に浴びせます。一体何歳なんでしょうか
( ´∀`)「ムキー!言ってはならん事を!!」
その言葉に傷ついたのか警官は少女の腰に腕を回し、ガッチリと掴みます。
ξ゚听)ξ「きゃ……!?」
不良と言っても所詮は少女。やはりガタイのいい警官には敵いません。
しかもあの体勢はコブラツイストの………。
( ´∀`)「ぬぉぉぉ!」
ξ゚听)ξ「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
ゴン!!!!!!!!!
- 106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 21:57:20.46 ID:h/WX1X+eO
- ( ><)「…………」
(*‘ω‘ *)「………」
ξ゚听)ξ「が………はっ…」
哀れ、技を決められた少女はそのまま気を失ってしまい、床に倒れてしまいました。
( ´∀`)「糞ガキが調子に乗るんじゃねぇ!」
そのまま暴力警官は少女の上に腰掛け、タバコに火を付けます。
なんですか、あれは。ヤクザですか?
( ><)「パワードジムさん……やりすぎです。」
( ´∀`)「いいんだよ!これくらいやんなきゃわかんねえさ。この小さい脳味噌にはなぁ!」
そう言いパワードジムさんとやらは気を失ってる少女の頭をコンコン叩きます。
どう見てもヤクザです。本当にありがとうございました
- 116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 22:12:48.16 ID:h/WX1X+eO
- ( ´∀`)「ん。何おまえ。」
(*‘ω‘ *)「……」
( ><)「あぁ。自販機ぶっ壊したから反省文500枚書かせているんです。ほら、休まないで書きなさい!」
仕方ないので渋々私は反省文を書き続けます。するとパワードジムさんが近付いてきました。
私としてはあまり関わりたくないタイプなんですが
( ´∀`)「残念だったなぁ!捕まっちまってよ!しかし間抜けな野郎だぜ!はははは!」
(*‘ω‘ *)「………」
- 126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 22:25:46.48 ID:h/WX1X+eO
- 私は無視して反省文を書き続けます。しかしこういうタイプはネチネチ話かけてくるような気がします……
( ´∀`)「500枚だとよ!笑っちまうぜ!いっそブタ箱に入れられた方がよかったのになぁ!」
(*‘ω‘ *)「……」
( ´∀`)「なんだぁ?随分丁寧に書いてるんだな。不良のクセに」
(*‘ω‘ *)「………」
( ´∀`)「ま、適当でいいんだよこんなの!ごめんなさいとでも書いとけ!」
(*‘ω‘ *)「………」
( ´∀`)「やる事ないし俺が代わりに書いてやるよ!」
(*‘ω‘ *)「!?」
パワードジムさんはそう言うと私からシャーペンを奪いとり、原稿用紙一杯にでかく「反省」と書き込みました。
( ><)「ちょ……パワードさん!」
- 133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 22:37:39.87 ID:h/WX1X+eO
- ( ´∀`)「お前もう帰っていいよ。」
(*‘ω‘ *)「ぽ?」
( ><)「な、何を言ってるんですか!!まだ残り490枚残ってますよ!」
( ´∀`)「残りはアイツにやらせる。ソッチの方が面白そうだろ」
パワードさんはそう言い、気を失ってる少女の方を見ます。
(*‘ω‘ *)「………」
( ><)「パワードさん!」
( ´∀`)「はい、じゃあさよなら!ばいばーい。」
私は無理矢理パワードさんに部屋の外に追い出されてしまいました。
(*‘ω‘ *)「………」
まぁ解放されたし……いいとしましょう。不幸中の幸いです。
しかしあの少女には悪い事をしました。まぁ私には関係ないですけど
- 135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 22:44:33.90 ID:h/WX1X+eO
- ξ゚听)ξ「う……うーん……」
( ´∀`)「やぁ!おはよう!」
ξ゚听)ξ「……ん?ここは……」
( ´∀`)「どうしたんだい?クソ野郎。」
ξ゚听)ξ「あー!思い出した!テメー何て事しやがる!!」
ガチャ……
ξ゚听)ξ「へ……?手錠が足に……」
( ´∀`)「ほら、お前のだ」
ドサ!
ξ゚听)ξ「………なんだこの紙は。」
( ´∀`)「反省文5000枚だ。」
ξ゚听)ξ「はぁ!?5000枚!?」
- 143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 22:53:01.52 ID:h/WX1X+eO
- ( ´∀`)「ほら、お前が入ってきた時に男がいただろ?」
ξ゚听)ξ「それがどうした?」
( ´∀`)「あの男に代わってお前が反省文を書く事になった。よかったねー」
ξ゚听)ξ「ふざけんな!何でだよ!」
( ´∀`)「う………」
ξ゚听)ξ「……」
( ´∀`)「(お前が憎たらしいからと言うワケにもイカンし……)」
ξ゚听)ξ「おい!早く言え!」
( ´∀`)「む……じ…実はあの男はこの街の全不良を仕切る裏の番町なのだ。」
ξ゚听)ξ「な……なに!?」
( ´∀`)「知らんのか?警官の間ではもっぱら噂になるほどの強さだぞ。
噂ではあのジオングにも目をつけられてるらしい……」
ξ゚听)ξ「ジオングにも!?マジかよ!!」
- 147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 23:00:20.62 ID:h/WX1X+eO
- ( ´∀`)「だからアイツを署に入れておくと不良という不良が署に………(もうどーにでもなれ)」
ξ゚听)ξ「ぐ……くそ!やればいいんだろやれば!」
( ´∀`)「お。やる気になったか。」
ξ゚听)ξ「(覚えてろよ……裏の番町だか何だか知らねーけど絶対ぶっ殺してやる!!!)」
( ´∀`)「じゃあ真面目にやれよ。少しでもふざけた事書いたらバズーカぶちこむからな。」
ξ゚听)ξ「わかった!わかったって!」
( ><)「知らなかった……アイツが裏の番町だったなんて………」
- 154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 23:09:40.14 ID:h/WX1X+eO
- (*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」
えー……私が家に帰ったのは10時過ぎでございます。親も相当お怒りかと思いきや既に寝ておりました。
(*‘ω‘ *)「……」
仕方ないので私は冷蔵庫にあった冷えたウインナーとサンドイッチらしき物を夕食に取ります。もちろんオイルも忘れません。
(*‘ω‘ *)「………」
こうして一人で食事をしていると虚しくなってきますね。何が虚しいのかと言うと自分は何をやっているのだろう……と。
そんな事を思いながら一人ムシャムシャウインナーを食べます。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」
後は明日の学校の準備をするだけです。自慢ではないですが、私学校では優等生で通っております。
あの不良ガンダム君とガンキャノン君とはちがうクラスなのであります。
- 162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 23:32:31.52 ID:h/WX1X+eO
- (*‘ω‘ *)「……」
まぁレンポウ高校には優秀な人が沢山いるから私の影は薄いのですが。もしジオン高にいたら私の成績は間違いなくトップでしょう
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」
しかし今日は疲れました。明日も早いしもう寝る事にします……
- 189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 00:51:55.08 ID:jEcWj/8hO
- 朝です。例によって誰も起こしにきません。
(*‘ω‘ *)「………」
私、朝は大嫌いでございます。何もやる気がおきません。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」
渋々布団から立ち上がります。今は七時半です。学校へは八時に行けばいいので余裕なのです
(*‘ω‘ *)「………」
顔を洗い、ご飯も食べ終わり、後は登校するだけです。いつものように私はキャタピラを回しながら外にでます。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽー!」
「ぽっぽぽ!」
お出掛けの挨拶を済ませ、私は意気揚々と学校へと向かいます
- 192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 01:00:28.38 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「……?」
(´・ω・`)「この野郎!ぶち殺すぞ!」
登校している時、何やら大声が聞こえてきました。何か起こったのでしょうか
(*‘ω‘ *)「…………」
私はソーッと電柱の影から覗き見ます
(´・ω・`)「ふざけんな!何か喋れよ!」
見ると昨日会ったザクが道に落ちているウンコに向かって喋りかけていました
(*‘ω‘ *)「……」
ツッコミが欲しいのでしょうか。
しかし私にはそんな暇はありません。無視して学校へ行く事にします。
(*‘ω‘ *)「………」
朝から不愉快な光景を目にしてしまいました。
- 195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 01:10:49.59 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「……」
私が暫く歩いていると立派な建物が目に入ってきました。
そう、あれこそがレンポウ高校。私の通っている高校なのでございます。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽっぽっ」
私のクラスは2ーA。ガンダム君とガンキャノン君は2ーB。あの二人はいつも遅刻です。
まぁどうでもいいんですが
( <●><●>)「やぁ!!おはようガンタンクくん!あっはっはっはっは!!」
教室に入ると妙にハイテンションのボールがいつものように挨拶をしてきます。
作業用のクセに正直ウザイです
(*‘ω‘ *)「ぽ」
軽く挨拶をし、自分の席につきます。
(*‘ω‘ *)「………」
- 201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 01:21:37.77 ID:jEcWj/8hO
- ( ゚∀゚)「えーでは出席を取ります。ガンタンク!」
(*‘ω‘ *)「ぽ!」
そしていつものようにホワイトベース先生が出席を取ります。正直私、この人が大嫌いであります。
大して偉くもないくせに偉そうなんです。
マゼラン先生の方がよっぽど立派な人なのです
( ゚∀゚)「ボール!」
( <●><●>)「はい!」
( ゚∀゚)「ジムキャノン!」
「はい」
そんなこんなで時間は過ぎていきます。そして昼休みになった時、私はある事を思い出しました
(*‘ω‘ *)「…………」
そうです。弁当を忘れてしまいました……。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽっ」
まぁ購買部に行けばパンやら売っているんで別にいいんですけど
- 206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 01:33:54.34 ID:jEcWj/8hO
- 私が廊下をキャタピラで走行しておりますとガンダム君とガンキャノン君の姿が見えました。
('A`)「おいおい!何でパンがないんだよ!」
( ゚Д゚)「だから売り切れって言ってんだろ!そんなにパンが欲しかったら街まで買いにいけゴルァ!!」
( ^ω^)「んだとゴルァ!」
( ゚Д゚)「真似すんなゴルァ!!」
( ^ω^)「真似してねーよ!」
何やら低レベルな会話が聞こえてきます。何故あの人たちはいつも喧嘩腰なんでしょうか……
('A`)「いいぜ。街まで買いにいってやるよ!」
( ^ω^)「け、使えないお!」
そのまま二人は唾を吐き、学校の外に出ていってしまいました。
街まで20分はかかるのに何を考えているんでしょうか
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