(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです
- 276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 05:33:29.48 ID:jEcWj/8hO
- 川 ゚ -゚)「アイツの……」
(*゚ー゚)「?」
川 ゚ -゚)「アイツの名前は?」
ξ゚听)ξ「確か……ガンタンクとか……。警官の間では有名らしいですよ……」
川 ゚ -゚)「警官の間で有名?」
ξ゚听)ξ「ええ。何でもジオングさんが目をつけたとか裏のヤンキーの総長だとか……」
川 ゚ -゚)「はぁ?ジオングのヤローが?しかも裏のヤンキーの総長?」
(*゚ー゚)「馬鹿じゃないの?そんなの嘘に決まってるじゃん」
ξ゚听)ξ「だってあのオヤジが…………」
川 ゚ -゚)「(…そんな風には見えなかったけどなぁ……)」
- 279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 05:43:34.80 ID:jEcWj/8hO
- 私、情けない事に腰が抜けて暫くその場から動けないでおりました。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ………」
ファンファンファン!!
(*‘ω‘ *)「!?」
………パトカーのサイレントの音でしょうか。段々コッチに近付いて……
(*‘ω‘ *)「!!」
そしてパトカーは私の前で止まり、中から厨房ジムが出てまいりました
ジム♂「あの男です!」
( ><)「きききき貴様ぁぁぁぁ!またかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
一難去ってまた一難。何故私はこう運が悪いのでしょうか………
( ><)「反省文50000枚+逮捕だぁぁぁぁぁぁ!!!!」
(*‘ω‘ *)「……ぽっぽぽぉ………」
嗚呼………もう…………だめぽ
- 282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 05:55:00.92 ID:jEcWj/8hO
その夜………
川 ゚ -゚)「ねぇ、ガンタンクって知ってる?」
( ・∀・)「あ?誰だそれ?」
川 ゚ -゚)「…いや、知らないならいいよ。じゃあね」
バタン!
( ・∀・)「………ガンタンク……?もしかして……ガンダムとよく一緒にいる奴の事か……?」
―――――――――――
( ><)「さぼるなです!まだ15枚目です!今度は絶対許さんです!」
(*‘ω‘ *)「ち……んぽ………っぽぉ……」
( ´∀`)「あ……アホだ………。」
- 397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 18:10:31.58 ID:jEcWj/8hO
- はい、どうもガンタンクでございます。
( ゚Д゚)「おい!バイト野郎、早くしろ!」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽー!」
実はあれから私、一ヶ月の停学処分を受けたんです。しかもガンダム君とガンキャノン君はおとがめ無しなんです。
( ゚Д゚)「早く!!ノロマ!」
(*‘ω‘ *)「ぽ……」
今ですね、私、パン屋さんでバイトをしております。
このパン屋はですね、デパートの一フロアを占めている程デカイんです。
しかも近くに高校が沢山あるから連日学生でおお賑わいなのです。その他にも学校に出張サービスや……
( ゚Д゚)「早くしろよ!この野郎!」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ……」
- 403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 18:21:48.21 ID:jEcWj/8hO
- ( ゚Д゚)「フランスパン、オイルパン、ニトロパン追加!!!落とすなよ!」
(*‘ω‘ *)「ぽ!」
流石に有名なパン屋だけあって、店内には溢れんばかりの人がいます。
しかもバイトには厳しいのでございます。
( ゚Д゚)「ムキー!!落とすなっつっただろぉ!?」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」
そしてさっきから怒ってばかりいるのはゲルググMさん。昔、海兵隊にいたらしいので軍人気質なのです
( ゚Д゚)「おい!ハンムラビ!ウミヘビだ!」
(=゚ω゚)ノ「またかよ……これで8回目だぜ」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ…!!」
ちょっとミスをしたくらいでゲルググMさんは体罰をするんです。これはいけないとおもいます…
(=゚ω゚)ノ「すまんね、我慢しろよ。ウミヘビ!」
(*‘ω‘ *)「ポポポポポポポポポ!!!!!!!!!」
- 411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 18:31:20.12 ID:jEcWj/8hO
- ハンムラビさんのウミヘビは痺れます。グフのヒートロッドより痺れます。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ……」
( ゚Д゚)「もういい!お前はレジ係だ!」
(*‘ω‘ *)「………」
正直レジ係の方が嬉しいです。最初からレジ係になれば良かったんですけどね
(*‘ω‘ *)「2600円!」
「はい、」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!(ありがとうございました!)」
レジ係についてから、私は順調に作業をしておりました。
それから暫く経った時、見覚えのある顔がレジに来たのです
(´・ω・`)「ニトロパン20個ね。」
(*‘ω‘ *)「………」
そうでした。コイツはどうでもいいんですが、近くに高校が沢山あるという事は顔見知りとも遭遇してしまう可能性があるのです
- 419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 18:43:33.13 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「3000円……」
(´・ω・`)「ん。」
ザクUはお金を払い店を出ていきました。しかしニトロパンをあんなに沢山どうするのでしょうか
(*‘ω‘ *)「……」
その後も私は淡々とレジを打ちながら、業務をしておりました。するとまたまた見覚えのある顔が二人程、
('A`)「あ?何やってんのお前?」
( ^ω^)「停学になったとか言ってなかったかお?」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……!」
今思い出しました。二人はよくこの店に足を運んでおりました。しかもパンを買わずに万引きする常習犯なのです。
('A`)「ま、いいや。じゃあな。」
( ^ω^)「早く帰って食うお。」
(*‘ω‘ *)「ぽ……!」
- 424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 18:52:48.09 ID:jEcWj/8hO
- ('A`)「あ?なに?何か文句あんの?」
( ^ω^)「戦車のクセに生意気だお!」
(*‘ω‘ *)「……ぽ」
私、正義の為、二人を引き留めようとしましたがいかんせん二人は怖いんです。
二人は私を無視しカバンにパンを詰め、店の外に出ようとします。
(*‘ω‘ *)「……」
困った私は最後の手段に頼ることにしました。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」
( ゚Д゚)「どうした?」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ…!」
私は店長にガンダム君とガンキャノン君を指差し、万引き犯である事を教えました。
案の定、それを聞いた店長は顔を真っ赤にし……
( ゚Д゚)「ハンブラビ!」
(=゚ω゚)ノ「へいへーい。あの二人ね。」
- 430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 19:03:01.20 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「…」
私、二人が体罰される所を覗き見る事にします。
外に出ていった二人の後を追うように、店長とハンブラビさん、そして店長の海兵隊時代の元部下のマッチョな男達が二人の前に立ちはだかり……
('A`)「それでよー。来週の……」
ドン
('A`)「いってえな!どこ歩いて………」
( ゚Д゚)「………」
(=゚ω゚)ノ「………」
マッチョ一同「…………」
(;^ω^)「……」
うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!
(*‘ω‘ *)「………」
後は店長達に任せましょう。私はレジに専念する事にします……
―――――――――
( ^ω^)「いたたた!マシンガン撃つなお!」
(=゚ω゚)ノ「じゃあウミヘビだゴルァ!」
( ゚Д゚)「やっちまぇ!!
- 438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 19:16:41.61 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「800円」
私がレジ係をして、暫くして店長とハンブラビさんが帰って来ました。
( ゚Д゚)「あの野郎。逃げられちまった……」
(=゚ω゚)ノ「ち……逃げ足が速い……」
(*‘ω‘ *)「……」
ガンダム君とガンキャノン君は確かに強いんですがそれも高校生での話。次世代機の大人には流石に敵いません
( ゚Д゚)「まぁいい。昼休みにすっぞ!バイト野郎共は休憩室に集合!」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」
「了ー解」
時刻は午前11時。やっと昼休みでございます。この店は昼休みに弁当を配布してくれるので非常に助かります。しかし………
「オス!いただきます!」
「うぉぉ!!」
(*‘ω‘ *)「……」
狭い休憩室でマッチョなゲルググ大勢と一緒に弁当を食うのは非常に不愉快です。
とてもパン屋さんには見えません。まるでチンピラの集団です
- 444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 19:31:32.67 ID:jEcWj/8hO
- 弁当を食べている時、店長さんが席を立ちます。もう食べたのでしょうか?
( ゚Д゚)「じゃあ今日の出張当番は……レンポウ高にはハンブラビと他二人ゲルググ!ジオン高は俺と他二人ゲルググ!アクシズには………」
(*‘ω‘ *)「……」
( ゚Д゚)「………」
いやな予感がします。店長は私の顔を見つめた後、にやーっと笑いながら
( ゚Д゚)「ガンターンク!!!」
(*‘ω‘ *)「……」
予想通り私を指名してきました……
(=゚ω゚)ノ「よかったなぁ!花の女子高だ!」
私、非常に怖いです。行きたくありません。女子高はいいとして確かあの高校は……
( ゚Д゚)「確かアク高の奴等って他の高校の生徒が校内に入ったらリンチにするという掟が………」
(*‘ω‘ *)「!!」
- 451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 19:42:17.13 ID:jEcWj/8hO
- (*‘ω‘ *)「ぽっぽぁ……」
( ゚Д゚)「大丈夫だって!制服着てないからわかんねぇよ!」
(=゚ω゚)ノ「まぁ見つかったら殺されるけどな。ビームというビームが一斉にお前に降り注ぎ……」
( ゚Д゚)「やめんかい!」
ポカ!
(=゚ω゚)ノ「いって……。まあそういう事だ。気を付けな。」
(*‘ω‘ *)「……」
私、非常に怖いですがバレなければいいのです。バレなければ……
( ゚Д゚)「そう怖がんな。ゲルググ二人も一緒に行かせるからよ。」
「オス!」
(*‘ω‘ *)「………」
- 455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 19:53:15.74 ID:jEcWj/8hO
- というワケで私、アクシズに行く事になりました。
今はゲルググが運転するトラックに乗っております。
(*‘ω‘ *)「……」
後ろには大量のパンが積まれております。しかしこのパンも高校ではすぐに売り切れんですからボロ儲けでございます
「あれでごわす!」
(*‘ω‘ *)「……」
そろそろ高校に着くようです。あの治安の悪いアクシズに………
そして無事校門を通過し、玄関の前にトラックは止まりました。
「じゃ、パンを運びましょう。」
(*‘ω‘ *)「ぽ!」
私は早速トラックに積まれているパンを校内に運びました。
まぁほとんどゲルググさん達がやってくれたんですけど
- 462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 20:11:21.18 ID:jEcWj/8hO
- キンコンカンコーン……
ξ゚听)ξ「グワジンの野郎話長すぎなんだよ!うぜぇ!」
(*゚ー゚)「んな事より早くしろ!パンが売り切れる!」
('、`*川「はやく〜……」
(*゚ー゚)「邪魔だ邪魔だ!!どかんかい!!」
「うるせー!テメがどけ!」
バキュン!バキュン!
ガガガガガ!
ξ゚听)ξ「流れ弾に当たるなよ!」
('、`*川「ひぃぃぃ!」
(*゚ー゚)「スキウレ!準備ぃ!」
ξ゚听)ξ「了解!ハイザック用スキウレビームランチャーセットォォ!!」
('、`*川「こ……固定完了……」
(*゚ー゚)「死ねェェェェェェ!!!!!!!!!」
- 471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 20:21:21.08 ID:jEcWj/8hO
- ドォーン……!!
(*‘ω‘ *)「……?」
私がパンを売り場に並べていると爆音、それに銃声がしてまいりました。
しかも校内全体が揺れております。
「あれがアクシズ名物パン取り戦争でごわす!」
パン取り戦争……。何やら物騒な響きがするのは気のせいでしょうか……
「どけゴルァ!」
「死ねぇぇ!!」
(*‘ω‘ *)「!?」
向こうの方から銃声と共に生徒の姿が見えます。
その生徒は互いにビームライフルやらバズーカやらを撃ちまくり他の生徒を吹き飛ばしてコチラに向かっております……。何でしょうかあれは。殺しあいですか?
- 476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/20(木) 20:31:30.27 ID:jEcWj/8hO
- 「来た!シールド準備!」
(*‘ω‘ *)「!?」
ゲルググ達二人は背中に背負っていたシールドを構えます。
しかしながら私にはシールドは付いておりません。一体どうすればよろしいのでしょうか
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」
そうこうしている内に女生徒の集団がどんどん近付いてまいります。
「おいどんのシールドに入るでごわす!」
「僕のシールドに入りなさい……」
私がオロオロしているとゲルググがシールドに入れてくれるようです。どっちに入るか迷ったあげく……
(*‘ω‘ *)「ぽ!」
イケメンで爽やかな方のゲルググのシールドに入りました。
「ガーンでごわす……( ゚д゚ )」
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