( ^ω^)がドイツの独裁者になったようです
- 457: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:03:29.02 ID:mT/pQD2O0
- イギリス侵攻作戦 編
電撃戦によって、劇的な大勝利を収めたドイツ第3帝国は、
宿敵フランスを降伏させた。
パリのシャンゼリゼ通りをドイツ兵が行進する姿も見られた。
凱旋門をくぐり、エッフェル塔を眺めた( ^ω^)は、喜びに打ち震えていた。
(*^ω^)「やっぱりパリは綺麗ですNE!」
- 459: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:08:14.93 ID:mT/pQD2O0
- とある晩餐の席。
( ^ω^)「打倒フランスを祝して!!」
从 ゚∀从(´・ω・`)( ><)「乾杯!!!」
( ^ω^)「いやー、思ったよりあっさり勝ってしまったお」
(´・ω・`)「また塹壕線にならなくて済みましたね」
( ^ω^)「おっお。消耗戦なんてバカのやることだお。これからの戦はスピードだお」
( ^ω^)は電撃戦の強さに酔いしれていた。
- 460: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:10:57.29 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「それにしてもイギリス軍のショボさにはワロタおwwwwwwwwwwww」
从 ゚∀从「なんでも、裸になってまで逃げ帰ったようですぜwwwwwwwww」
( ^ω^)「まじかwwwwwwwwwwwだせぇwwwwwwww」
(´・ω・`)「ダンケルクには、敵の重装備が多数あったそうです。当然鹵獲しました」
( ><)「・・・・・・」
- 462: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:14:30.46 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「今頃イギリスもガタガタ震えているおwwwwwwwwwww」
(´・ω・`)「どうします?また侵攻しますか?」
( ^ω^)「いや、ここは一発脅しあげて、講和にもっていくお!一休み一休み」
(´・ω・`)「応じますかね?」
( ^ω^)「応じるに決まってるおwwwwwwwwなにせ弱腰なんだもんwwwww」
( ^ω^)の脳裏には、ミュンヘン会談を始めとしたイギリスの宥和外交がよぎっていた。
- 463: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:20:48.90 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「ダンケルクで敵兵を逃がしてやったのもこの為だお!」
( ^ω^)「あそこで殲滅していたら、イギリスの世論が沸騰していたおwwwww」
从 ゚∀从「そこまで考えるとは!さすが総統だ!」
ダンケルクの時( ^ω^)は、イギリス兵を大量に捕虜にすれば、
イギリスも引くに引けなくなり、講和が出来なくなるであろう、と予想したのだった。
(;><)「・・・・・・」
( ^ω^)「なんでも首相が変わったらしいお。さっそく交渉しちゃうおwwwwwww」
(´・ω・`)「うまくいくといいですね。どっちが優位にあるのかを思い知らせてやりましょう」
こうして、ドイツはイギリスに講和を持ちかけることになった。
- 464: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:27:33.90 ID:mT/pQD2O0
- リリリリリリ ガチャ
( ´_ゝ`)「もしもし」
( ^ω^)「ドイツ第3帝国総統の( ^ω^)だお。おいすー」
( ^ω^)「元気ですかーー!!??」
(;´_ゝ`)「・・・・・・(何なんだこのテンションは)」
( ´_ゝ`)「ああ。大英帝国首相の( ´_ゝ`)だ。何か用か?」
( ^ω^)「新首相就任オメだお。今日は大事なお話があってか・け・ちゃ・っ・たwwwww」
(;´_ゝ`)「・・・・・・」
(;´_ゝ`)「・・・話を聞こう」
- 469: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:36:54.72 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「いやー先日のダンケルクではお疲れ様でしたねぇwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「・・・(こ、こいつッ!!)」
( ^ω^)「あの時は愉快でしたお!貴族様がケツまくって逃げ出して。プププwwwwww」
( ^ω^)「イギリスの人はドーバーを泳ぐのが上手いんですねwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「く・・・・・・」
( ^ω^)「わがドイツの戦車部隊に追われて、ジョンブル涙目wwwwwwww」
( ´_ゝ`)「・・・言いたいことはそれだけなのか?」
- 478: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:45:30.04 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「おっとっと。それで、一つ提案があるんだお」
( ´_ゝ`)「・・・なんだ」
( ^ω^)「イギリスは、ドイツ軍とは戦いたくないですよねwwwwwwwwwww?」
(#´_ゝ`)「・・・さっきから何が言いたいんだ?」
( ^ω^)「そりゃそうですよねwwwwwwwwwまた負けたら困りますよねwwwww」
( ^ω^)「そ・こ・で(ハァト)」
( ^ω^)「寛大な余は、この辺でイギリスの女王陛下と仲良くしていきたいんだお!」
- 479: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:45:57.09 ID:mT/pQD2O0
- (#´_ゝ`)「それは・・・講和を結べということか?」
- 480: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:49:39.66 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「あら言っちゃったwwwwwwwwwwwwま、そういうことだお」
( ^ω^)「大丈夫だお!今までどおり貿易はしてやるから!」
(#´_ゝ`)「・・・・・・」
( ^ω^)「今すぐ決めなくていいお。どうする?イーギリース?」
( ´_ゝ`)「そうだな・・・」
( ^ω^)「お?もう決めちゃうのかお?やだおwwwwwwww少し悩んでもいいのにwwww」
- 481: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:50:14.30 ID:mT/pQD2O0
- ( ´_ゝ`)「
___,,,,,..... -一ァ
/ ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
. /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/ ,!
. /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i 断 だ ,!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i る が ,!
. /:.;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ ,!
. /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
/-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
/'ヽ、ヾi ゙´.: /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
. /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
/::::;;;;;/ ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
. /;:::::/ ::. ::.,,\_ゞ;'> 〈;,!
/i!:::::iヾ-'、::.. '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.` .: ,;:' ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ ..: ,;:'' ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、 ,..:'.:'" .: ,!
``ヽ.、_ ¨` ,:' (_r:,!
``ヽ.、.. ノr;ソ~,!
``ヾ、 / 7,!
``ヽ,! 」
( ^ω^)「・・・・・・」
- 486: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:55:34.46 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「うん?よく聞こえなかったお。I beg your pardon.」
( ´_ゝ`)「"No"だ。よく聞こえないなら言ってやる。ノー。だ」
( ^ω^)「あれれ?いいのかお?ドイツ軍は既にドーバーを睨んでいるんですお?」
( ^ω^)「いますぐ、海軍に出動命令を出してもいいんですけどNE−」
( ´_ゝ`)「・・・ひとつ、勘違いしないでもらおうか」
( ^ω^)「!?」
- 487: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 15:58:34.95 ID:mT/pQD2O0
- ( ´_ゝ`)「私は、前の弱腰な首相ではない。大英帝国の首相としてはっきり言おう」
( ´_ゝ`)「友邦ポーランドとフランスを侵略したドイツに」
( ´_ゝ`)「大英帝国は決して屈しない。講和などクソ食らえ、だ」
ガチャリ ツーツーツー・・・
( ^ω^)「・・・」
交渉は決裂した。
- 488: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 16:05:00.62 ID:mT/pQD2O0
- ( ^ω^)「・・・・・・」
ガラガラガラ リリリリリリ ガチャ
(´・ω・`)「あれ、総統!どうです?講和はまとまりそうですか?」
( ^ω^)「・・・今すぐ作戦会議だお」
(;´・ω・`)「え!?作戦会議?ということは交渉は・・・決裂したんですか?」
(#^ω^)「もはやイギリスに情けは無用だお!蹂躙してやるお!!」
(;´・ω・`)(・・・どうやら決裂したみたいだ・・・)
(´・ω・`)「はい、今すぐに閣僚・幕僚を招集します!」
こうして、ドイツとイギリスの交渉は決裂し、( ^ω^)はいよいよ
イギリス本土への侵攻を決めた。
- 72: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 01:32:28.55 ID:pKDaFDOM0
- さて、イギリス本土侵攻の意思を固めた( ^ω^)は、
イギリス上陸作戦を立案させた。
(#^ω^)「もう許さんお!イギリスを粉砕してボッコボコにしてやんよ」
(;´・ω・`)「総統落ち着いて」
( ><)「計画案が出来上がったんです!」
( ^ω^)「言ってみろお!」
( ><)「はい。それでは簡潔に説明するんです!」
- 74: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 01:37:41.65 ID:pKDaFDOM0
- ( ><)「作戦名は"あしか作戦"なんです!」
( ^ω^)「ヵヮェェwwwwwwwwwwwww」
( ><)「これでもカッコいい名前にしたつもりなんです!」
余談だが、ヨーロッパではアシカは「海獅子」と呼ばれ勇猛なイメージなのだ。
( ><)「フランス北岸から、ドーバー海峡を越えてイギリス南部海岸に上陸するんです!」
( ^ω^)「正面作戦ktkr!!」
( ><)「その通り、正面作戦ですから、敵の激しい抵抗が予想されるんです!」
( ><)「実際は、とても難しいと思うんです!」
- 75: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 01:42:20.41 ID:pKDaFDOM0
- ( ^ω^)「それを何とかするのがおまいらの仕事だお!」
( ^ω^)「対抗策を三行で」
( ><)「イギリス海軍の艦船・潜水艦を阻止
沿岸施設の破壊
イギリス空軍の無力化」
(;><)「最低これだけ出来ないとキツいんです・・・!」
( ^ω^)「ま、なんとかなるんじゃねーすかwwwwwwww」
( ><)(・・・言うだけなら簡単なんです)
- 79: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 01:49:43.27 ID:pKDaFDOM0
- ( ^ω^)「おい、(´・ω・`)よ」
(´・ω・`)「!!何でしょう?」
( ^ω^)「おまい、ちょっくら空軍使って、イギリス本土の制空権取ってこいや」
(;´・ω・`)「・・・ずいぶん簡単に言いますね」
( ^ω^)「だってドイツ空軍は無敵だおwwwwwwイギリスなんざ秒殺だお!」
(;´・ω・`)「・・・わかりました。準備させましょう」
こうして、上陸作戦の前段階として、ドイツ空軍による
イギリス本土上空の制空権確保が行われることになった。
( ^ω^)の脳内には、鉄十字を付けた戦車が、王宮の前に鎮座している姿があった。
( ^ω^)「フヒヒヒwwwwwwイギリスめ、後悔させてやるおwwwwwwwwwww」
- 80: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 01:58:54.93 ID:pKDaFDOM0
- 英本土防空戦、後に言うバトル・オブ・ブリテンは1940年の7月に始まった。
陸軍が上陸し、橋頭堡を作るまでの間、イギリス空軍が邪魔をできないように、
その戦力を無力化するのが目的だった。
まず、目標としてイギリス南部の飛行場、レーダーサイトなどが狙われた。
ダンケルクでの惨めな敗北を喫したばかりのイギリスは、
ショックも大きく、また準備も整っていなかったたために、次々と被害をこうむった。
(´・ω・`)「総統!また一つ飛行場を破壊しました!」
(´・ω・`)「駐機してあった戦闘機を蜂の巣にしてやったそうです」
(*^ω^)「うはwwwwwwwwイギリス口だけワロタwwwwwwww」
- 81: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:03:53.35 ID:pKDaFDOM0
- ( ^ω^)「次はもっと北の飛行場を襲うお!!」
南部の航空施設に損害をあたえたドイツ軍は、次なる獲物を求めて、
目標を内陸の航空施設に定めていった。
イギリス軍も必死に抵抗するが、少しずつ損害は増えていった。
ところが、ここでドイツ空軍にとって予想しなかった事態が起きた。
- 83: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:09:40.51 ID:pKDaFDOM0
- (;´・ω・`)「総統!今日の爆撃に向かった編隊が全滅しました!」
( ^ω^)「はあ!?何がおきたんだお?原因は?」
(;´・ω・`)「・・・なんでも護衛の戦闘機隊と離れた後に迎撃されたようでして」
(;^ω^)「はあ!?なんで護衛させないんだお!バカか」
(´・ω・`)「・・・実はその護衛戦闘機隊がガス欠だったんです」
(;^ω^)「な、なんだってー!?」
- 84: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:13:35.20 ID:pKDaFDOM0
- , ァ
r‐- 、_ // プスンプスンプスン・・・
ヽ丶、/ ィ'
\ ;/ !
/,ヘ, |
// / ̄` | , ‐;‐、
´ / ̄` | _// }
/ ̄`: ! _// ノ
/ : :| _/ / , ´/
/ ̄ `: | _/i/ , ´/
/_ | _/ , ´/
,', へ ̄` | /| / , ´/
,'/  ̄|  ̄`, `{ / , ´/
,'゙ト 、_ ! , , ,/ ヽ/
'<ヽ_イ , , , /
/´ _ , , , /
/ィ'´ `!ヽ、, , , /
/ ! 。、 ハ , /
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/ , , | | ! !
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!_,,.: - "´.....|, ┴- 、レ r '
....::::: : : : :l _ /`ソ. . . .
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:::::::: : : : い`ヽ /::::::: : : : : : :
: : ` ・ '´:::::::::::::::::: : :
なんと護衛戦闘機メッサーシュミットMe109の航続距離が足りず、
守るべき爆撃機が次々撃墜されるという事例が相次いだのだ。
- 86: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:19:29.08 ID:pKDaFDOM0
- ( ^ω^)「それなら、航続距離の長い戦闘機に護衛させればいいんだお!」
(´・ω・`)「それが、より足の長いBf110戦闘機は、イギリス機に一方的にやられまして・・・」
(;^ω^)「ちょwwwwwwwww」
実は、ドイツ空軍は、陸軍と一体になって支援するのが目的だったので、
それほど航続距離を必要としていなかったのだ。
空軍のみで遠出して攻撃、なんていうのは元々考えられていなかったのである。
(#^ω^)「弱音は許されないお!絶対にフランスを屈服させてやるんだお!」
それでもドイツは粘り強く攻撃を続けた。
- 90: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:26:54.56 ID:pKDaFDOM0
- 一向に戦局が良くならないうちに1ヶ月以上が経過した。
ここで、流れを大きく変える事態が起きる。
8月24日、軍事施設を狙ったドイツ軍の爆撃隊が、誤ってロンドンを誤爆したのであった。
当時は飛行技術が未発達で、航法ミスが原因だった。
(#´_ゝ`)「民間人を狙うとは!卑怯ものめ!報復だ!」
,....,
f'::::::::\ キュルルルルル
r ',:::::::_:::::ヽ ,,.....,,
i! ',:::::ー:::::::ヽ f'::::::::::|
t'''""~~::::::::::::::::::::::ヽ !:::::,:::::i、
/ヽ::::、、-ー:,::::::::::::::::::ヽ k:::ヽ:::::`ヽ、 _ ,,
r ':,:::::::::::::::::::ヽ r‐ t"、、--ー'''''""~ヽ"ヽ
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、 ,,..、、、-/f'i‐ttf,.、ノ-:':::::::::::::,,..、、、..,,;;::::::::::::::::::::::::`ー:':::,.、、-ー'\::::::::f'::::::iヽ
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`''ー ---─'''''''''i!''''" ,,..、、ヽ,::::::::::::::::::::::::\ `ー''''’
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/`t::,,.、、、-i!ー''''''\:::::::::::::::::::::::\
' f´;~::::::::::::::::::、::::::::::::::::_::::\ ドガアアアン
. /`t::,,..、、、--ー\::::f':r..t:ヽ:\
\:`ー:::':::::::\
`::::、:::::::::::::/
` -‐'"
報復として、イギリスは連日ベルリンを爆撃した。
- 92: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:34:42.33 ID:pKDaFDOM0
- このベルリン爆撃は、大した効果を出さなかったが、ドイツ国民に衝撃を与えた。
(#^ω^)「民間人を狙うとは許せないお!卑怯者に報復だお!」
(#^ω^)「おい!こっちもロンドンを爆撃してやるお」
(´・ω・`)「・・・いまだに軍事施設の破壊が進んでおりませんが・・・」
(#^ω^)「そんなもん放っておけお!目標変更だお!」
(´・ω・`)「・・・わかりました」
( ^ω^)は、オランダのアムステルダム爆撃を思い出した。
あの時は、民間人に被害が出た衝撃で(実際にはそれほどでもなかったが)、
すぐに敵は降伏したのだった。
( ^ω^)(今度もいけるかもわからんね)
( ^ω^)は二匹目のどじょうを狙っていた。
- 93: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 02:50:22.82 ID:pKDaFDOM0
- さて、目標を変更したドイツ空軍は、執拗にロンドンを爆撃し続けた。
ここでまたもや予想外の事態が起きた。
イギリス国民は、怖気づくどころか、ますます結束を固めたのである。
民間人も率先して防空監視の任務に就き、官民一体となってドイツ機の襲来を
阻もうとしたのである。
(#^ω^)「くっそー!まだイギリス人はビビってないのかお?」
(´・ω・`)「・・・その効果は無いようで。ロンドン空襲をやめますか?」
(#^ω^)「いーや、ここはしょんべんちびってワビ入れるまで続けるお!」
(´・ω・`)「・・・わかりました」
なおもロンドン爆撃は続けられた。
- 147: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 19:30:05.51 ID:pKDaFDOM0
- この時の判断がまずかった。
ドイツ軍の空襲はロンドンに集中し、首都は大きな被害をこうむったものの、
空軍の施設は空襲を免れた。
その隙に、イギリス空軍は態勢を立て直すことに成功した。
(´・ω・`)「総統!破壊した飛行場が復旧されています!」
(#^ω^)「はあ!?空軍は何をやってるんだお!」
(;´・ω・`)「総統の指示で、ロンドンに夜間爆撃を・・・」
(;^ω^)「・・・」
結局、イギリス本土の制空権を握れぬまま、ドイツ空軍はずるずると戦いを続けた。
- 149: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 19:39:49.35 ID:pKDaFDOM0
- そして1941年の春。
(#^ω^)「まだイギリス空軍は駆逐できないのかお!」
(´・ω・`)「それが・・・こちらの被害ばかりが増えていて」
(;><)「・・・制空権がいまだに取れないとなると、アシカ作戦は・・・」
(#^ω^)「まさか中止するのかお!?」
( ><)「いえ。しかし延期したほうがいいと思うんです!」
(#^ω^)「ねーよwwwwwwドイツ空軍はまだまだ行けるお!なあ(´・ω・`)よ!」
(´・ω・`)「・・・実は空軍としてもそろそろ限界が・・・」
( ^ω^)「・・・」
( ;ω;)「・・・ウッ」
- 151: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 19:47:48.48 ID:pKDaFDOM0
- ( ;ω;)「そんな・・・イギリスを征服してやろうと思ったのに・・・」
( ;ω;)「ビッグバンから鉤十字を垂らしたかったのに」
(´・ω・`)「ビッグベンですよ総統」
( ;ω;)「・・・イギリスの飯まじぃwwwwwwとか言いたかったのに」
( ><)(そこは別に無くてもいいんじゃ?)
( ;ω;)「仕方ないお。アシカ作戦は延期とするお」
(´・ω・`)「・・・イギリス爆撃の中止を命令してまいります」
ついにバトルオブブリテンは終結した。
イギリスの勝利であった。制空権を取れぬまま、イギリス本土侵攻作戦は中止された。
- 153: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 19:56:43.60 ID:pKDaFDOM0
- 半年以上に渡って、双方の空軍が死闘を繰り広げたバトルオブブリテン。
この戦いでは、かつてないほどの大空戦が連日繰り広げられた。
戦闘機の主流は、高速で小回りの利く単発機になった。
また、連日の戦闘で多くのエースが生まれ、中には撃墜58機の記録を持つものさえ
生まれた。この時の経験値は、後に空軍全体にフィードバックされ、
空軍は終戦まで強健なままであった。
- 154: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 20:07:56.98 ID:pKDaFDOM0
- 感動的なエピソードとして、この戦いで勇戦したポーランド人の飛行隊がある。
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ / `
| 祖国のカタキを討ってやるぜ! |''' -,,/ |
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( ~'' - ,, V ______,,--- ''''''" < ~'''- ,,
\ ~''- ,, ,,∧ ∧┬'''''' ,,-""'''' ---"
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\ ___,, ---''''''' ~''ヽ'-- ''' __-'"
>-'''''' , -''
/`ヽ __ -- /
ヽ.__/ ~ ___,, -- (
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- ,,,, `- ,,
~ - ,,, "''- ,,
~ - ,,,, `-,,
~' - ,,,, "-,
~ -- ,,,,,, ヽ
"''' -- ,,,,_____,,)
ポーランド戦、フランス戦と、実戦で経験を積んだ彼らは、
実にイギリス軍の戦果の12%を占めた。敵機126機を撃墜する飛行隊も現れた。
- 155: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(木) 20:12:55.55 ID:pKDaFDOM0
- ともあれ、電撃戦の華々しい勝利を収めたドイツは、
ドーバー海峡でその勢力を阻止されることになった。
(´・ω・`)「完全に行き詰りましたね・・・」
(;^ω^)「これはやばいお・・・国民の支持が逃げてしまうお・・・」
もはや、ナチス党は、外に外に行かなければ生きてゆけない体質となっていた。
( ^ω^)は、イギリスをあきらめ、次の目標を探し始めた。
イギリス侵攻編 完
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