(^ω^)が三国志の世界へ迷い込んだようです

  
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:40:11.23 ID:XFqo+vRi0
  
(^ω^)「ここは・・・どこだお?」

・・・ある日突然三国志の世界に迷い込んでしまった(^ω^)ブーン。
(^ω^)は元の世界へ戻れるのか?



  
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:40:45.89 ID:XFqo+vRi0
  
(^ω^)「・・・困ったお。目を覚ましたらまわりがド田舎だお。
どうしたらいいお・・・」

その時(^ω^)の横を1人の男が馬に乗って通り過ぎていった

(^ω^)「あっあのそこの方、ちょっと聞きたいことがあるお」
???「・・・・・?」
(^ω^)「(すごい髭だお)・・・ここはどこだお?」
???「・・・何を言っている?」
(^ω^)「(怖いお。なんか武器持ってるお)ここが何処だかわからないお」
???「・・・・・ここに住んでいる者では無いのか?」
(^ω^)「気がついたらここにいたんだお」
???「・・・・・俺は旅人であいにくと地図も持っていない」
(^ω^)「・・・あなたはこれからどこにいくお?」
???「すぐそこの村だ。・・・とはいっても住んでいるわけではないが」
(^ω^)「・・・ついていっても宜しいかお?」
???「・・・行く当てが無いのなら構わない。
・・・それと、一応名前を聞いておきたい」
(^ω^)「ブーンだお」
???「?武運?」
(^ω^)「そうだお」

???「そうか・・・これは失礼。
俺は関羽。関羽雲長だ」



  
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:41:08.27 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「ところで聞きたい。武運は何故ここにいる?」
(^ω^)「わからないお。気がついたらここにいたお」
関羽「・・・記憶喪失か?」
(^ω^)「そういうわけでもないんだお。
けどブーンはここじゃない所に住んでたんだお」
関羽「まあ・・・深いことは聞かない。聞いてもよく分からなさそうだ」
(^ω^)「そうしてくれるとありがたいお。
・・・でもこれからどうしたらいいんだお」
関羽「・・・・そうだな。俺たちと一緒に旅でもするか?」
(^ω^)「俺『たち』?他にも誰かいるのかお」
関羽「・・・まあな。酒癖の悪い奴だが、腕っ節はこの俺にも劣らない」
(^ω^)「ぶーん・・・。関羽は強いのかお?」
関羽「なにか武器があればな。素手ではこのご時世、戦えん」
(^ω^)「戦うって・・・戦争でもやってるのかお?」
関羽「・・・争いの絶えない世だからな。
この世界は、廃れてしまっている」



  
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:41:41.85 ID:XFqo+vRi0
  
(^ω^)「じゃあ関羽は自衛のために強くなったのかお?」
関羽「いや・・・

俺はこの世を変えたい。この争いの世を乗り越えて、民が幸せな生活を送れるように、
今俺たちは放浪の旅をしている」
(^ω^)「・・・てことはあちこちで争いが起きてるのかお」
関羽「そうだ。最近は黄巾賊という大きな組織があちこちで争いを起こしている。
・・・どうやら宗教的なことを言って民を惑わし戦わせているようだが、
俺にはこの廃れた世の人の心につけこんだものとしか思えない。
せめてこの世を治めるに値する徳のある人物がいれば良いのだが」
(^ω^)「・・・色々と大変な世の中だお。
ブーンも力になれるかお?」
関羽「・・・元の世界に帰らなくていいのか?」
(^ω^)「方法がわからないんだお。だから帰る方法が見つかるまで、
ブーンはここにいるしかないんだお。
それに立ち止まってるだけじゃなにも始まらないお。
行動することが大切だお」
関羽「・・・良い心がけだな。ではしばらくは俺たちと行動を共にするといい」
(^ω^)「本当かお?うれしいお」

関羽「ああ・・・着いたぞ」



  
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:42:11.27 ID:XFqo+vRi0
  
???「おーい!兄者ー!!」
関羽「翼徳!どこか泊まれる所はあったか?」
???「いや、それがこの一帯はひどくてよ!
人が泊まる余裕なんてなさそうだ。
・・・ところで後ろに乗ってるのは誰だ?」
(^ω^)「ブーンだお。よろしく頼むお。
あなたが酒癖の悪い人かお?」
???「酒癖が悪いって・・・兄者、俺のこと酒癖が悪いっていったのか?」
関羽「お前といえば酒、酒といえばお前だからな」
???「そらひでえよ・・・俺にはこの立派な武があるんだぜ?
何も酒癖が悪いはねーじゃーねーか!」
関羽「確かにお前の武は立派だが、酒癖もある意味立派だ。
それより、武運に挨拶がまだだろう」
???「ああ・・・わりいな、俺は張飛。張飛翼徳だ。
兄者といっしょに旅をしてるんだ。ところでお前はなんで兄者と?」
(^ω^)「話すと長いお」
関羽「まあ・・・とりあえず民家にでもあがろうか
話はその後だ」



  
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:43:02.68 ID:XFqo+vRi0
  
その後、3人は誰もいない民家を見つけて勝手に上がりこんだ
そしてブーンは自分のことを張飛に教えた

張飛「へえー・・・お前運悪いな。こんな時代に飛んじまって」
(^ω^)「ほんとだお。けど帰れるように頑張るお」
関羽「その意気込みは良し。だがそれだけではこの先やってはいけない。
まずは先んじて腹ごしらえだ。武運、腹は減っているか?」


(^ω^)「・・・そういえば何も食べずにこっちにきたお」
関羽「そうか、なら俺のおにぎりが1つ残っている。
少なくて悪いが、これを食うといい」
張飛「この家はなんにもねーからよ。だーれもいねえしな。
あとで食えそうなものを取ってくるからそれまでそれで我慢してくれ、な?」
(^ω^)「2人とも優しいお。ありがたく食べるお」
関羽「少ないからまた腹は減るだろうがな・・・
それにしても、この一帯は荒らされたのか?黄巾賊に」
張飛「そうらしいな。あちらこちらに黄色い布が落っこちてるし・・・
そうだ兄者、すごいことがあったんだぜ!」



  
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:43:54.41 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「・・・酒樽でも落ちていたのか?」
張飛「違うって!それがよ、さっきまでここに女がいたんだよ!
これがまたべっぴんさんでよぉ!
で、そいつに話しかけたら『うるさいよ!誰だか知らないが、失せな!』って言ったんだよ。
気が強いのがすこし気になるけど、ありゃ良い女だったよ!」
関羽「女が・・・?珍しいな。こんな所に美女がいるとは」
張飛「どうやらその女、誰か探してるらしいんだよ。
協力してやろうと思ったら断られたんだけどな・・・」
関羽「ま、男だろうな。男女のもつれだろうか?
とにかく食えるものを探さないとな・・・」

その時、民家の扉が勢いよく開き、1人の女が入ってきた。

???「邪魔するよ!」



  
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:45:15.81 ID:XFqo+vRi0
  
張飛「あっ、さっきの・・・!」
???「アンタかい。お仲間がいるとはねえ・・・
それはそうと、アンタらに聞きたいことがあるんだ」
(^ω^)「なんだお?」
関羽「・・・聞こうか」
???「あたいは今、程遠志って男を探してる。
どこにいるか知らないかい?」
関羽「・・・知らんな。お前の男か?」
???「バカ言うんじゃないよ!
あの男はここらを襲ってる黄巾賊の親分さ!」
(^ω^)「親分って・・・そんな奴に何の用だお?」
???「決まってるじゃない。奴の首を刎ねてやるのさ!」

関羽「・・・関心せんな。なんのためだ?
それに、黄巾賊の親分なら相当強いぞ。返り討ちにされるだけだな」
???「・・・はっ、アンタあたいをナメてんのかい?
こう見えて、あたいは強いんだよ」
張飛「女なのにか?」
???「女だからさ!」
関羽「・・・止めておけ。実力がどうであれ、女が人の首を刎ねるのは良いものではない」
???「・・・アンタらねえ、さっきから女、女って!
あたいにはちゃんとした名前があるんだよ!」
(^ω^)「なんていうんだお?」
???「一回しか言わないからよく聞きな、あたいの名はりゅ・・・・・」

関羽「待て!!」



  
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:46:17.58 ID:XFqo+vRi0
  
(^ω^)「!っなんだお!?」

関羽「聞こえるか?馬だ。・・・それもかなりの数」
???「まさか黄巾賊かい!?
ってことは、その中に程遠志がいるはず!!」

女は、外に向かって一目散に駆けていった

張飛「おいおい、あのままじゃあの女殺されちまうぜ!
追いかけよう!!」
関羽「そうだな、厄介なことになったものだ!」
(^ω^)「急がないといけないお。先に行くお!!」

⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

張飛&関羽「はやっ!!」
---------------------------------
程遠志「程遠志さまのお通りだ!道を空けやがれ!!」

???「待ちな!」

程遠志「ん・・・?女だと・・・?」

程遠志の前に、先刻の女が立ちはだかった



  
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:48:22.63 ID:XFqo+vRi0
  
黄巾賊兵士「ああ?どきやがれ女!殺されてえか!」
???「うるっさいよ!あたいはそこの程遠志に用があるんだよ!」
程遠志「俺にか。美女が俺に何の用だい?
さては・・・ハハ、俺に惚れたのか?」
???「冗談もほどほどにしときな・・・あんたの首、刎ね飛ばしに来たのさ!」
黄巾賊兵士「あんだとぉ?お前なんかが親分に勝てるわけねーだろ!帰れ!」
程遠志「待てお前ら!
・・・いいだろう。刎ね飛ばしに来たってことは、俺と勝負したいんだな?
受けてやるよその勝負・・・へへ、お手柔らかに頼むぜ?」
???「・・・じゃ、遠慮なく!!」

そう言って女は程遠志の腹に拳を叩き込んだ

程遠志「おぶっ・・・!!」

???「隙ができたね・・・それ、命取りだよ!」
女は程遠志の首に、持っていた短剣を突き刺した



  
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:48:57.19 ID:XFqo+vRi0
  
程遠志「っ!!!・・・・・・・・・・」
黄巾賊兵士「・・・・・・おっ親分!?
女、よくも親分を!!」
???「上等だよ!まとめてかかってきなってんだ!」
黄巾賊兵士「うおおおおおおーーーー!!」

黄巾賊たちが女に襲いかかろうとしたとき、ブーンが兵士達に突っ込んだ。

黄巾賊兵士「っうわあああっーーー!!!」

(^ω^)「大丈夫かお!?」
???「あ、ああ・・・ありがとう」

女はきょとんとしながらブーンを見た
だが、その時女の後ろから兵士が2人襲いかかってくるのがブーンには見えた!
(^ω^)「あっ、あぶないお!!」
???「・・・えっ・・・・・」

張飛&関羽「てぇりゃああああ!!」
関羽と張飛が2人の兵士に凄まじいドロップキックをかました



  
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:49:44.80 ID:XFqo+vRi0
  
(^ω^)「・・・あぶなかったお」
関羽「女、無茶をするな!」
張飛「そうだぜ、こっちまでヒヤヒヤする!」

黄巾賊兵士「なっ、なんだこいつら!仲間をよくも・・・
やっちまおうぜ、こんなやつら!!」
兵士「うおおーーーーっ!!!!」

(^ω^)「やる気らしいお」
張飛「へっ、いいじゃねえか!俺たちで叩きのめしてやろうぜ、兄者!」
関羽「そうだな、女1人にこの人数じゃ割が合わん」
(^ω^)「ブーンも戦っていいかお?」
関羽「やれるのか?まあ構わんが・・・」
張飛「あんま倒しすぎんなよ!俺らの分が無くなっちまうからな」
(^ω^)「じゃあほどほどにしとくお」



  
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:50:59.45 ID:XFqo+vRi0
  
???「ちょっとあんたら!余計な手出しは無用だよ!」
関羽「悪いがすこし下がっていろ。
すぐ終わる」
張飛「ま、ここは俺らに任せとけばいいんじゃない?」
(^ω^)「怪我したら危ないお。戦わないほうがいいお」

???「わ、わかったよ・・・」

関羽「それでいい。
では・・・・・やるか、兄弟!」
張飛「早いとこやっちまおうぜ!」
(^ω^)「応援よろしく頼むお、いちおう初戦なんで」

黄巾賊兵士「う、うおおおーーーーっ!!」

兵士達が3人に襲い掛かる。
しかし所詮は烏合の衆、この3人に勝てる訳が無いのであった・・・



  
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:51:24.03 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「・・・これで全部か?」
張飛「みたいだな。案外少ないな・・・」
(^ω^)「ブーンもたくさん倒したお」

???「あんたら・・・まさか全員やっちまうとはね」

黄巾賊たちは、関羽たちによってあっという間に倒されてしまった

関羽「こんな人数、なんてことはない」
張飛「もうちっと強けりゃ戦いがいがあったのにな」
(^ω^)「でもこれぐらいが今のブーンにはちょうどいいお」
関羽「初戦だからな。これからはもっと多くの人数と戦うことになるかも知れん」
(^ω^)「まじかお。頑張るお」
張飛「その意気だぜ、兄弟!
・・・でもよ、まさかあんたがほんとにやっちまうとは思わなかったぜ」

???「あんな奴、なんてことないよ。
それにしても、あんたらやるじゃないか。
なんて言うんだい?あんたらの名前」

関羽「俺は関羽雲長。大陸各地を回りながら戦っている」
張飛「俺はそんな兄者についていってる、張飛翼徳だ」
(^ω^)「ブーンだお。この2人とはさっき知り合ったばかりだお」
関羽「して・・・お前の名前は?」

???「ああ、遅れて悪いね。
・・・・・あたいは劉備。劉備元徳ってんだ」



  
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:51:46.60 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「劉・・・?では、まさか」

劉備「そうさ。・・・あんまり大きな声じゃ言えないけど、
こう見えても皇帝の末裔なんだよ」

張飛「な、なんだってぇ?」(AA略)
(^ω^)「そんなに偉いの人なのかお?」

関羽「まさか皇女とは・・・
これは・・・失礼を致しました」

劉備「皇女なんかじゃないよ。今の漢王朝なんて地に落ちたも同然なんだし、
それに今のあたいは戦いに身を置く剣士だよ」

張飛「けど・・・なんで戦ってんだ?
皇女さまなんだろ?」
関羽「張飛、口を慎め・・・!この方は皇帝の末裔だぞ?」
劉備「別に気にしてないよ。あたいは今、剣士なんだからね」
関羽「しかし、何故黄巾賊と・・・?」

劉備「・・・・・殺されたんだよ。あたいの両親が」



  
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:52:20.84 ID:XFqo+vRi0
  
張飛「程遠志にか?」
劉備「そうさ。あいつが率いてる黄巾賊の兵士たちがあたいの住んでる村にやってきて、
村人を沢山殺したんだ。程遠志はあたいの両親を殺したんだ」
(^ω^)「じゃあ、仇討ちかお?」
劉備「・・・・・それもあるけどね。
あたい、その時思ったんだよ。
あたいと同じように、大切な人が殺された人がどれだけいるのかって・・・」
関羽「この世には、そういう人々が数え切れないほどいる。
あなたはそういった人たちを少しでも無くす為に?」
劉備「そうだよ。だからあたいは村を出て、各地を転々としてたのさ。
あんたらと同じようにね」
張飛「そうだったのか。しっかしまさか程遠志をやっちまうほど強いとはなあ」
劉備「子供のころ、廬植っていう先生に教えてもらったんだ。
廬植先生は勉強とかだけじゃなく、剣術とかも教えてくれたんだよ」

(^ω^)「だから強いのかお。ところで、これからどうするお?
程遠志をやっちゃったって事は、目をつけられるってことだお」
関羽「確かにな。黄巾賊のやつら、黙ってはいないだろう。
程遠志は黄巾賊の武将としては強い方だから」
劉備「それは大丈夫さ。だいぶ前、黄巾賊の奴らと戦っていた時に情報を仕入れたんだ。
奴ら、近いうちに戦力を3つに分けて総力戦を仕掛ける気らしいよ」



  
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:52:51.93 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「3つにだと?」
劉備「ああ。張宝、張梁、張角の3人がそれぞれ分かれて、決戦を仕掛けるらしいんだ。
あいにく場所はわかってないんだけどさ・・・」
張飛「なんてこった。兄者、こりゃ戦うしかねえよなあ!」
(^ω^)「もしかして、劉備も戦うのかお?」
劉備「もちろん、あたいも力いっぱい戦うさ。
・・・・・そこで、お願いがあるんだ」
張飛「お願い?」

劉備「あたいと一緒に、戦ってくれないかい?」
(^ω^)「劉備とかお?よろしくだお」
張飛「返事が早いよバカ!おい、兄者、なんか言ってくれよ!」

関羽「・・・・・・・お受け致します。
兄弟共々、お仕え致しましょう」

張飛「な、なんだっt(ry」
(^ω^)「そういうと思ってたお。だって目的は同じだお」

劉備「本当かい・・・!?」
関羽「はい。この武、この偃月刀、この世の為、あなたの為に振るいましょう!」
(^ω^)「ブーンも頑張るお。これからよろしく頼むお」
張飛「・・・へっ!俺は俺なりにやらせてもらうからな。
・・・けど、あんたがヤバそうなときは俺に言えよ。助けてやるからさ」

劉備「・・・ありがとう!あたい嬉しいよ!
あたい、あんたらの為にも戦い抜いて見せるからさ!
これから、よろしく頼むよ!」



  
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:54:13.72 ID:XFqo+vRi0
  
劉備「・・・・・こうなるとは、思ってたけどね」
関羽「情報を掴むのは、俺たちの方が早かったな」
張飛「けどよ、これって・・・」
(^ω^)「戦いの始まりだお」

ブーンたちは、放浪の途中で立ち寄った村で、ある札を読んでいた。
それには、こう書いてある。

-なんかさ、黄巾賊が近いうちに大規模な反乱を起こすらしいの!
-それで、あたし皇甫嵩が将軍になって奴らに戦いを仕掛けるから、
-それに協力して欲しいの!
-つまり、義勇軍募集、ってわけ!
-詳しくはxxxxx@x.xxxxxxxx.ne.jpまで!
-あ、あとあたしって言ったけど、男だから!男であり女だから!
(CV:神奈延年でお楽しみください)

・・・と、書かれていた。
張飛「オカマに従えってか?オカマに従えってか?」
関羽「まあ、あまりこの将軍とは関わりたくないな」
劉備「気持ち悪い。気持ち悪い」
(^ω^)「でも義勇軍には参加しないといけないお。ブーン達だけじゃ立ち向かえないお」

劉備「しょーがないけど・・・ま、参加するしかないね」



  
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 09:54:38.00 ID:XFqo+vRi0
  
皇甫嵩「なに?なにあんたら!義勇軍志望なの?」
劉備「はい。黄巾賊討伐戦に参加させていただきたく、馳せ参じた次第です」
皇甫嵩「別に義勇軍に入るのは良いけどぉー。大丈夫なの?戦えるの?」
関羽「ここにおわす劉備元徳は、先の戦いで黄巾賊武将の程遠志を討ち取っています。
それに、我らも各地を転々として黄巾賊と戦った見。
我らの武にご期待ください」

皇甫嵩「なんとまあ!やるじゃないあんたたち!
いいわよ!採用っ!あんたら採用っ!」
劉備「ありがとうございます。精一杯戦います」
皇甫嵩「いいの!あんたらに期待してるから!
頑張ってね!はいっ、次の方!」
劉備「では、失礼致します。・・・・・行こ」

皇甫嵩「じゃあね!
はい次の方!そこのチビ!
なにあんた!ダメ!靴がダメ!あのね、服に合ってない!」
???「人の服装にダメ出しできるほど出来た人間なのですか?あなたは」
皇甫嵩「なによあんた!偉そうに!名前はなんていうの?チビ太?」

???「・・・曹操孟徳です。チビ太じゃないです」





戻る次のページ