(^ω^)が三国志の世界へ迷い込んだようです

  
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 12:36:03.10 ID:XFqo+vRi0
  
徐庶「・・・・・お疲れのようですね、皆さん」
関羽「お前は?」
徐庶「僕は、徐庶、字は元直です。
先程の件で武運さんとご一緒させてもらってました。
あの、もし宜しければあなた達と共に戦わせてくれませんか?」
張飛「俺たちはかまわないぜ。けど姉者がなんていうか・・・・・」
関羽「俺も構わん。だが、姉者の許可が下りん事にはどうにもな」
徐庶「そうですか・・・・・わかりました。
あとで話をしに行きます」
(^ω^)「徐庶は頭がすごく良いんだお」
周倉「ということは、軍師志望か?」
徐庶「はい、そういう形でお役に立ちたいです。
戦とか、あまり得意ではないので・・・」

関羽「そうか、それは良いな・・・・・
どうした、周倉」

周倉「・・・・・私は、悔しくてなりません」
関羽「帝の事なら気にしていてもしょうがない。
いずれ、再戦の機会は来る」
(^ω^)「なんでそう思うお?」

関羽「あの曹操という男の目・・・・・燃えていた」



  
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 12:47:08.53 ID:XFqo+vRi0
  
数日後、徐庶は快く劉備に受け入れられ、これから先を劉備たちと過ごす事となった
曹操はというと、連日幹部と会議で表に出てくることはなかった
孫堅は、いつものごとく育児で忙しかった

曹操「・・・・・これで良い。惇、お前はこれを発布しろ」
夏侯惇「なるほど。・・・・・これは大規模なことになりますね」
曹操「ああ。だが、やらねばならんだろう。
いずれにせよ、あの時受けた屈辱を払拭する良い機会だ」
夏侯惇「では、これを諸侯に・・・・・」


劉備「・・・・・・こうなるとは思ってたけどね」
関羽「やはり、あの男はそういう男だったのだな」
張飛「しかしこりゃ大規模な戦いになるぜ」
周倉「・・・・・望む所です」
徐庶「僕の策で、なんとかなるでしょうか・・・・・」
(^ω^)「また戦いかお」

劉備達が受け取った書には、簡潔にこう書かれていた。

-反董卓連合軍を結成して、あの董卓を討ち取る。
-それに力を貸して欲しい。
-曹孟徳より



  
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 12:59:33.17 ID:XFqo+vRi0
  
孫堅「また戦かよ。けど今回はやる気が出る内容だな!」
黄蓋「黄巾賊戦では大した戦果も挙げられませんでしたからね」
孫堅「今度こそ、『敵将、討ち取った!』って言いたいもんだ」
黄蓋「殿ならやれるでしょうな。今回は虎がわんさかおりますから」
孫堅「ああ。久々に、虎狩りと行こうか・・・・・!」

???「大胆な男よ・・・・・この曹孟徳という男」
???「戦うのですか?公孫サン殿」
公孫サン「もちろんだ。自慢の白馬隊で、奴らなど蹴散らしてくれる!
久々に腕が鳴るのう!なあ子竜よ!」
???「ええ・・・・・もちろんです」

???「孟徳が、こんなことを言い出すとはな。
面白い、面白い男だな」
???「兄上、いいのかい?戦なんてやれんの?」
???「当たり前だ!ここで戦わずしていつ戦う?
お前にも来て貰うぞ、袁術よ」
袁術「えー・・・・・ハチミツくれたら戦ってもいいけど」
???「いくらでもやる!この袁紹、名族の誇りを掛けて推参致す!」



  
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 13:12:40.53 ID:XFqo+vRi0
  
曹操「名だたる強豪達が集まったな。これなら董卓を討ち取れる」
夏侯惇「しかし・・・・・なんとも豪華な」

反董卓連合軍には曹操、孫堅、劉備のほか、白馬隊で知られる公孫サンや
名門と知られる袁家の袁紹、それにその弟の袁術などが集まった。
袁紹の配下には顔良と文醜、袁術の配下には紀霊など、名だたる豪傑が揃っている。

曹操「諸君!今日はよく集まってくれた。
俺たちはこれから、かの董卓を討ち滅ぼす為に戦いを仕掛ける!!
そこでまず、軍をシ水関へ向けて、シ水関を陥落させたのち、董卓のいる虎牢関を攻める。
それに伴い軍議を行うので、孫堅、劉備、公孫サン、袁紹、袁術は俺と共に来い。
他の者は戦の準備をしておけ!!」

劉備「じゃ、行ってくるよ」
(^ω^)「いってらっしゃいだお」
関羽「お気をつけて」
張飛「話はちゃんと聞くんだぞ!」
徐庶「作戦をちゃんと理解して下さいね!」
周倉「真面目にな」

劉備「大丈夫だよ・・・・・そんな事言われなくたって」



  
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 13:24:58.90 ID:XFqo+vRi0
  
曹操「まずこの同盟の盟主を決めたい。・・・・・俺は袁紹が良い」

袁紹「孟徳、自分から誘っておいてそれは無いだろう?
お前がやるべきだ」

劉備「あの2人、友達ですか?」
劉備はとなりにいる公孫サンに話しかけた。
公孫サン「ああ。旧知の仲らしいが・・・どうやら馬は合わんらしい」

曹操「名門の出である者が盟主として立つべきだろう。
ここでやらねば、名門の名が泣くぞ?」
袁紹「・・・・・お前にそう言われては、やるしかあるまい。
ではこの袁本初、盟主として戦わせていただく。よろしく頼む」

劉備「早く決まりましたね。後はどう作戦を立てるかですが・・・・・」

夏侯惇「それは私にお任せあれ。
・・・・・まずシ水関は正面に孫堅軍、右翼に我ら曹操軍、
左翼に劉備軍、孫堅軍の後方に袁術軍を配置します。
我らと孫堅軍、劉備軍は一気に突撃し、袁術軍は孫堅軍の後方支援を行って頂きたい。
袁紹軍はさらにその後方で指揮に当たってもらう予定です。
何か質問は?」



  
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 13:32:38.31 ID:XFqo+vRi0
  
袁術「はい!はい!」
夏侯惇「どうぞ、袁術殿」
袁術「後方支援とか、何すれば良いのか分からないです!
あれですか、兵糧の補給とかですか?
それって面白くないですよね。戦いたいです」
夏侯惇「いえ・・・まず兵糧の問題が深刻なのは孫堅軍です。
何しろ正面から突撃するのですから、兵の疲弊は相当なものになるでしょう。
そういう訳で、袁術殿には後方支援に当たって貰わないと困るんですよ。
下手したら正面を突破されるかも知れません。
その時、袁術軍がいれば迅速な対応ができるのもありますし、ここは後方支援に徹して頂きたい」

袁術「えー・・・・・ハチミツくれたらやってもいいですよ」
袁紹「ハチミツならいくらでもやるからお前は黙ってろ!」

劉備「相当な甘党なんですね、袁術殿って」
公孫サン「ああ、だが彼で大丈夫なのか・・・・・
重要な使命を彼に託してしまって」
劉備「してくれなければ困ります・・・・・」
公孫サン「そうだな。
・・・・・ああ劉備殿に言わなければいけないことがあった。
君の配下に関羽という武将がいるだろう」
劉備「?ええ、おりますが・・・・・
彼が何か?」
公孫サン「彼に会いたいという人物がいる。
どうやらその関羽の元教え子らしい」



  
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 13:44:42.37 ID:XFqo+vRi0
  
さて、諸侯の軍議はひとまず終わり、劉備はブーン達の元へ戻っていった。

劉備「関羽!ちょっとこっち来な!!」

関羽は周倉とともに、武術の訓練に励んでいた。

関羽「?分かった、今行く。
・・・・・それにしても周倉」
周倉「何か?」
関羽「お前の今の武、少々乱暴になっているようだ。
もう少し平静を保てたなら、さらに強くなれる」
周倉「ありがとうございます。精進します」

(^ω^)「じゃあ次はブーンに剣術を教えてくれお」



  
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 13:45:27.88 ID:XFqo+vRi0
  
周倉「・・・・・どうせなら、その足にあった戦い方を教えようか」
(^ω^)「お願いしますお」
周倉「良し、ではまず剣を左手に構えて、前に突き出す」
(^ω^)「こうかお?」
周倉「そしてそのまま敵陣に突っ込んで行く。
そして反時計回りで敵陣の中を回るんだ」
(^ω^)「シ水関でやってみるお。ありがとうだお」

関羽「俺に・・・・・何か?」
劉備「こいつがあんたに会いたいってさ!」

???「・・・・・お久しぶりです、関羽殿」

関羽「・・・・・ほんとごめん、お前誰?」

???「覚えていないのも無理は無いですね。
私は趙子龍です。昔、あなたに勉強を教えて頂いた・・・・・」

関羽「趙雲か!思い出したっ!!」



  
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:12:16.73 ID:XFqo+vRi0
  
趙雲「思い出していただけましたか?」

関羽「いや覚えてるよあのー・・・・・あれだろ?
山田太郎みたいな顔してたろ?昔」
趙雲「山田太郎って・・・ドカベンじゃないですか。
今は違いますよ。こう・・・シュッとした顔立ちでしょ?」
関羽「いや今も山田太郎だな」」
趙雲「(ひどくね?こんな人だったっけ?)・・・とにかく、
今私は公孫サン殿の元で戦っています。
この戦いで関羽殿達と戦えないのが残念ですが・・・・・」
関羽「公孫サンか。良い主君を見つけたな」
趙雲「しかし・・・、そろそろ公孫サン殿も年です。
そうなったら私はあなた達と行動を共にしたいのですが・・・・・」

劉備「あたいは構わないよ。良いじゃない、仲間が増えるってのはね」
関羽「俺もそう思う。しかし俺たちの所に来るのは公孫サンが無くなってからだぞ?」
趙雲「分かっています。それまでは公孫サン殿の為に、我が槍を振るうつもりです」
関羽「そうか。それまで死ぬなよ、子龍」
趙雲「関羽殿も、お体にはお気をつけて。
それでは失礼します」
関羽「ああ、じゃあな・・・・・山田太郎!」

趙雲「(・・・どうしよっかなー・・・・)」



  
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:24:51.29 ID:XFqo+vRi0
  
劉備「さて、そろそろ行くよ」
関羽「行きましょう、姉者」

さて一向はシ水関へと旅立った。
シ水関を抜けば、虎牢関へ進行しやすくなる。
軍を効率よく進める為にも、シ水関を落とすのは重要なのである。

劉備「あたいらは左翼だよ。突撃して、一気にシ水関前へ出れるようにするんだ。
そして袁紹軍を招き入れ、シ水関を攻め落とすのさ。
曹操軍も、孫堅軍も同じようにするんだって。
あたいらの作戦は、武運と周倉が先に斬り込んで敵を混乱させ、関羽と張飛でその支援をする。
あたいと徐庶は弓兵を率いて後方から狙い打つ。
こんな感じだよ」
(^ω^)「周倉に剣術を教えてもらったお。それで頑張るお」
周倉「無理はするなよ。危険な時は下がれ」
(^ω^)「わかったお」
劉備「それと、あたいらの進軍路には徐栄って奴がいるらしい。
かなりの強敵らしいから、特に正面の2人は気をつけて」
張飛「そいつの相手は俺たちでなんとかする。
お前ら2人は進軍路を確保するのが役目だからな」
(^ω^)「徐栄は張飛たちに任せるお」
周倉「お願いします」

劉備「見えたよ・・・・・あれがシ水関だね」



  
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:33:38.52 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「しかし、敵が見えんな。平坦な地形なのに、敵の姿が見えん」
張飛「隠れてりゃ、すぐにバレるような地形だもんな」
周倉「慎重に軍を進めるべきです。陣形を崩さずに・・・・・」

劉備「おいおい、だだっぴろい草原に出ちまったよ。
これじゃ簡単に進軍路を確保できるんじゃないかい?」
(^ω^)「じゃあちょっと確認してくるお」
関羽「気をつけろよ。慎重に進むんだ」

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンブーンブーン

かちっ

(^ω^)「かちっ?なんだお?」
ブーンは足を止めた。

関羽「まさか・・・・・・・!!
動くな、武運!!」

(^ω^)「なんでだお?」

関羽「地雷だ!!」



  
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:42:10.41 ID:XFqo+vRi0
  
劉備「地雷?なんだいそれ」

関羽「昔書物で呼んだことがある。
どこか技術の発展した国で作られた爆弾の一種だそうだ。
が、この国では作られてはいないはず・・・」

(^ω^)「ありえないお!そんなの今の時代に無いはずだお!
だからこう一瞬でバーッと戻れば大丈夫だお」

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブィィィーンッ

その時、ブーンの足元にあった地雷らしきものが爆発した

(^ω^)「あっぶねえ!!あっぶねえって今の!!」



  
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:42:44.09 ID:XFqo+vRi0
  
関羽「なんとか切り抜けたようだな。
しかし誰がそんなもの・・・・・」

???「ちっ、余計なこと言いやがって!
せっかくの地雷作戦がパーだぜ!!」

(^ω^)「誰だお!」

???「お前は俺を知ってるはずだぞ?ブーンよ」

(^ω^)「えっ・・・・・?」

  _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 「俺だ!!」
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J



  
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 14:55:45.43 ID:XFqo+vRi0
  
( ゚∀゚)「どうも、ジョルジュです」
(^ω^)「なんでお前がここにいるお!」
( ゚∀゚)「知らねーよ!気づいたら道で倒れてたんだよ!!」
(^ω^)「じゃあブーンと一緒だお。ブーンも気づいたらここにいたんだお」
( ゚∀゚)「なに?そうなのか?」
(^ω^)「そうだお!今は帰る方法を探しながら劉備たちと戦ってるお!」
( ゚∀゚)「なに?帰る方法?見つけたのか、それ!」
(^ω^)「まだ見つかってないお。けどジョルジュがいるってことは、ブーンだけじゃなかったんだお」
( ゚∀゚)「・・・・・そりゃそうだけどよ。なぜ劉備についている?」
(^ω^)「劉姉たちは良い人たちだお。今は劉備配下の武将になって、一緒に戦ってるんだお
ジョルジュはなんで董卓軍にいるんだお?」

( ゚∀゚)「・・・・・俺の生活を保障してくれた。
行く当ても無いからしょうがなくここにいる」
(^ω^)「じゃあこっちにくるお!
ブーンと一緒に戦うお!」

( ゚∀゚)「ふっざけんなよ!俺とお前は敵同士だろう!!」

???「長岡よ、言い争いはやめてさっさと叩き潰せ!!」

( ゚∀゚)「・・・・・・徐栄か」

徐栄「早く叩き潰して孫堅軍の方を攻めるぞ!
こちらに構っている暇などない!!」



  
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 15:05:20.83 ID:XFqo+vRi0
  
( ゚∀゚)「それもそうだな。あちらはいま大変なのか?」
徐栄「いや、逆だ。攻め時なのだ。
どうやら兵糧が尽きたらしい。攻めるなら今だ」

劉備「兵糧が・・・・・マズいよ、早くここを突破しないと孫堅たちが!」
関羽「ああ、困ったな!地雷+徐栄軍か・・・・・どうしたら」

( ゚∀゚)「そうなのか?ならこちらは放っておいても大丈夫だ。
どうせ奴らは俺の作った地雷で進めない」
徐栄「なら、さっさと行くぞ。孫堅軍さえ抜けられれば、この戦いはこっちのものだ」
( ゚∀゚)「ああ!行こうか!!
・・・・・それとブーンたち、最後に俺から一言」
(^ω^)「なんだお?」

( ゚∀゚)「地雷は100個ある。
けど、どこに埋めたかなんていちいち覚えてないのでな」

張飛「じゃあどうするんだよ!」
( ゚∀゚)「さあな。切り抜けてみろ、ここを。
そうすれば形勢は一気に逆転だ。
俺たちが孫堅を抜ければ勝ちはこちらにある。
ここをお前達が抜ければ、お前らの勝ちだ。
どちらが早いかな」



  
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 15:14:12.93 ID:XFqo+vRi0
  
徐栄「行くぞ!」
( ゚∀゚)「では、失礼する。生きていたらまた会おう」

周倉「困ったな。これでは戦えもせずに負けてしまう」
劉備「こんなのって無いよ!徐庶、ここはお前の出番だよ!!」

徐庶「今考えてます!ちょっと待ってください・・・・・!!」

(^ω^)「・・・・・良いこと考えたお」

ブーンは、足元に落ちていた石を拾って、地雷原に投げ落とした。
それが地雷に触れ、大きな爆発を起こした

(^ω^)「これで2個だお。あと98個」

徐庶「・・・・・ええ、そのやり方で行くしかないですね!!
全軍、あの地雷原に向かって石を投げまくってください!!」

関羽「・・・・・これはまた単純というか」
張飛「これって策とはいわねーよな」
周倉「・・・・・こんな時に趙雲がいてくれたら・・・・・」
関羽「名キャッチャーだもんな」

徐庶「何してるんですか、みなさんも石を投げてください!!」

徐庶の策で、みんなで石投げ大会となった



  
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 15:26:16.71 ID:XFqo+vRi0
  
孫堅「黄蓋、兵糧はまだなのか!」
黄蓋「どうやら、袁術が渋っているようでして・・・・・」

その頃袁術はというと・・・・・

袁術「兄上がよぉ、ハチミツくれるって言ったから引き受けたのによぉ、
なんでハチミツ持ってこねーんだよ!!
おかげでなんかイライラすんだよ!
やっぱダメだわ、甘いもん取らないとイライラする!」
紀霊「しかしねー、これじゃ負けますよ?」
袁術「だったらハチミツ持ってこいって兄上と孫堅に言ってきて!
それまで俺は兵糧なんて補給させません!!」
紀霊「はいはい」

紀霊「ということですわ。ハチミツ待ちなんですよね、うちの軍は」
黄蓋「アホかァァァ!!」
孫堅「ぶち殺すぞテメーんとこの大将!!」

徐栄「・・・・・どうやらモメているらしいな。
攻めつぶすなら、今しかない」
( ゚∀゚)「よし、各軍団、士気を上げろ!!
これから孫堅軍を突破し、袁紹の首を取る!!」

孫堅「おい、攻めて来るって!!これ冗談抜きで負けるぞ!!」
黄蓋「困りましたな、まさか援軍とは・・・・・!!」



  
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 15:43:33.05 ID:XFqo+vRi0
  
袁紹「バカが、ハチミツごときで奴は何をいっている!
さっさとハチミツを送れ!!」

孫堅「おいおい、しかも相手は徐栄か!
ヤバい、俺死ぬかも!!死んじゃうかも!!」
黄蓋「バカなことをおっしゃらずに!!
やれることをやりましょう!!」
孫堅「んなこといってもよ、こっちも援軍が無けりゃ・・・・・」

その時だった。徐栄軍の右後方に、曹操軍の大軍勢が孫堅の目に飛び込んできた

曹操「待たせたな!これで互角の勝負になる!!」

孫堅「あんにゃろ、待たせやがって!!
恩に着るぞ、曹操!!」



  
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 15:46:12.59 ID:XFqo+vRi0
  
徐栄「なんだと!?
だがしかし、それでも勝負は互角!!
俺たちの武で、攻めつぶしてみせる!!
いくぞ、長岡!!」
( ゚∀゚)「ああ!ここから先は本気で・・・・・・・・」

その時、爆音が響いて、徐栄軍の左後方から劉備軍の軍勢が躍り出た

張飛「やっほーおぉぉう!!不意打ちだ、不意打ちだ!!」
劉備「あんたら、あたいたちの強さ、見せてやんな!!」
関羽「待たせたな、江東の虎よ!」
周倉「これでやっと戦える・・・・・疼いてきたな」
(^ω^)「地雷原はなんとか切り抜けたお!!」

( ゚∀゚)「なっ、2方向からの挟撃だとぉっ!?」



  
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 16:03:25.60 ID:XFqo+vRi0
  
戦いは孫堅軍に曹操軍、劉備軍が加勢し、一気に形成は逆転した。
それに加えやっと孫堅の元に兵糧が届き、各軍の士気は最高潮に達した
戦いは一気に片がついた。

反董卓連合軍の勝利である。

そして各軍はシ水関内部を制圧しようと、シ水関前に集まった。

劉備「しかし、薄気味が悪いよ。やけに静かだ」
孫堅「篭城するつもりか?」
曹操「それでは困る。何しろ攻城兵器の類は持ってきていない」
袁紹「なに?それは困ったな・・・。こちらからは仕掛けられんか」

その時、シ水関の門が一斉に開いた。ゆっくりと、音も立てずに。

劉備「さらに薄気味が悪いね。霧も出てきた・・・・・」
孫堅「こりゃ、どういうことだと思う?」
曹操「さあな。誘っているのだろう」
袁紹「では、誰が先行する?」

周倉「俺が行こう」



  
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 16:04:28.87 ID:XFqo+vRi0
  
劉備「周倉!ダメだよ、あんたさっき地雷踏んでたじゃないか!!
急ぎすぎるからそうなるんだよ!!」
周倉「傷ならなんてことはない、奇跡的にかすり傷程度で済んだ。
・・・・・武運と俺で行こう、どうだ?」
(^ω^)「かまわないお。けど念のため徐庶も連れて行くお」
徐庶「僕もですか?」
(^ω^)「たぶん罠とかの類は徐庶が一番良く分かるお。
安心するお、ブーンたちの後ろにいるお」
徐庶「分かりました」

周倉「では・・・・・行って参ります。
何もないときは合図しますので」

劉備「しょうがないね・・・・・行ってきな」
周倉「はい、では行くぞ」





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