(^ω^)が三国志の世界へ迷い込んだようです

  
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 16:08:50.76 ID:XFqo+vRi0
  
周倉たちはシ水関にゆっくりと入っていった。
中は霧でぼやけていて、遠くまで見ることはできない。

周倉「確かに、怪しい雰囲気だな」
(^ω^)「徐庶、どうだお?」
徐庶「危険です。こうも霧がかかっていると、伏兵やらなんやらが置いてあるでしょうね、確実に。
・・・・・帰りましょう、これは罠です。確実に」
周倉「そうだな。・・・・・この空気、危険だ」

その時だった。シ水関の門が一斉に閉まり、ブーンたちはシ水関へ閉じ込められてしまった。



  
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 16:18:07.07 ID:XFqo+vRi0
  
劉備「!!マズいよ、罠だったんだ!!」
孫堅「しかしどうする!門を打ち破る兵器とか、今は無いんだろ!?」
曹操「・・・・・中の奴らに任せるしかあるまい」

劉備「そんなことしてたら、あいつら死んじまうよ!
今すぐ助けに行くんだ!!」
孫堅「だからその方法が分からんと言っている!」

曹操「念のため、城壁周りを調べろ。道があるかも知れん」

その頃ブーンたちは・・・・・。

(^ω^)「やられたお。徐庶のいう通りだったお。
どうやって脱出するお?」
徐庶「・・・・・門は閉まれば開くものです。
どこかに門を開ける装置があるはずです。
それを探しましょう」
周倉「この霧の中でか。
しかし伏兵は確実にいるのだろう?」
徐庶「ええ、いないはずはありません。
この霧を一番上手く仕える策は、伏兵ですから」

???「残念ながら、伏兵はいない。俺を除いては」



  
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 16:31:28.26 ID:XFqo+vRi0
  
周倉「誰だ!!」

??「俺は華雄。このシ水関、最後の砦はこの俺だ」

(^ω^)「どうするお!?」
徐庶「ええと、周倉さんは華雄を引きつけておいてください!
武運さんと僕はは急いで開門の装置を見つけます!!」
周倉「そうしてくれ!」

華雄「外に出たところで、何も変わらん。
今頃外の奴らは全員死んでいるかもしれんぞ?」

周倉「どういう意味だ」
華雄「そういう意味さ。意味が知りたければ、探ってみろ!!」

華雄は周倉に斬りかかった。

周倉「(強い!)武運、徐庶、後は頼んだ!俺はこいつを押さえておく!!」
(^ω^)「頼んだお!徐庶、まずどうしたらいいお?」
徐庶「まず、さっきも言ったとおりに開門の装置を探してください!
それと、さっきの華雄の言葉には意味があるはずです。
なにか他に作戦があるのかも知れません!それにもご注意を!」
(^ω^)「わかったお!!」



  
185:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 16:47:47.10 ID:XFqo+vRi0
  
徐庶「(くそ、華雄のさっきの言葉の意味がわからない!
つまり外に対する攻撃の策があるということか・・・?
ならなぜ門を閉じたりした?閉じたら攻撃することができない。
・・・・・つまり閉じていた方が戦略的に有利だということか?
もしかして・・・・・もしかすると)」

(^ω^)「徐庶、開門の装置なんてどこにもない・・・・・うぉっ!!」
徐庶「どうしたんですか、武運さんっ!?」

ブーンは、穴に落ちていた。
穴はかなり広く、横に道が続いている。
(^ω^)「穴ぼこに落っこちたお!!なんかこっからどっかに続いてるみたいだお!!」

徐庶「それです!!おそらく門を開けたとき、ここから兵を移動させていたんでしょう!
門を開けた意味は、僕らの注意を引きつけておくためだったんです!
そして門を閉じ、伏兵が攻撃を仕掛け、僕らの軍が崩れかかったその時、また門を開け、
今度は僕らの軍を中に誘い込み、そしてまた閉じる!
今度は伏兵が来た道をふさいでしまえば、僕らの軍は完全に閉じ込められたことになります。
華雄はそれを狙っていたんです!
ですから、内側に開門の装置は恐らくありません!あるとすれば・・・・・
外側です!!」

華雄「(くそっ、なんだあのガキは!?俺の作戦を、意図も簡単に見抜きやがった!!)」



  
186:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 17:04:10.14 ID:XFqo+vRi0
  
曹操「まさか、このような作戦を立てるとはな。恐るべし、華雄」

曹操は伏兵を見破り、すでに伏兵全員を縛り上げていた。

劉備「しかし外に出れる道があるとはね。仕掛け満載のお城のようだね、シ水関ってのは」
孫堅「これで攻撃は防いだわけだ。だが開門の装置は壊されてしまったぞ?」
曹操「伏兵が来た道から選抜きの精鋭を送り込め。中の奴らを助けるのだ!!」

周倉「お前の策は徐庶が見破った。救援を呼ぶまで、俺はお前を抑えておかねばな」
華雄「くそっ、だが今頃伏兵が奴らに大打撃を与えているはずだ!!」

??「それはどうかな?」
周倉「関羽殿っ!!」
関羽「向こう側の穴から、こちらへ入ることが出来た。
既に伏兵は捕らえられている。華雄、お前の策は失敗した」

華雄「な、なんだと!?」
関羽「残念ながら開門の装置は伏兵によって壊されてしまった。
だからもう、シ水関の門が開くことは無いだろう」

華雄「お、おのれ・・・・・!許さんぞ、貴様っ!!」

華雄は関羽に斬りかかった。
が、1合目で斬られてしまった。

華雄「お、俺が貴様らのような奴らに負けるとは・・・・・!!
む、無念なりっ・・・・・・・・」

関羽「シ水関の戦い・・・・・我々の勝利だ」



  
194:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 17:40:55.20 ID:XFqo+vRi0
  
1 ◆0S5frHLuDM (^ω^)「まさか穴の中で関羽と鉢合わせするとは思わなかったお」
関羽「俺もだ。まさか華雄の策を徐庶が見抜いているとは」
徐庶「地雷の件で中々お役に立てませんでしたから、頑張らないといけないと思いまして」
劉備「やっぱ無茶しちゃだめだよ?曹操が策を見抜いたから良かったものを・・・」

曹操「これで、シ水関は我々のものだ。
虎牢関への進軍が容易になるだろう。この勝利で得たものは大きい」
夏侯惇「しかし、あの徐庶という男。孟徳と同じく策を見抜くとは」
曹操「あの男には驚かされた。あのような若い才能、是非欲しいものだな」
夏侯惇「(まーた始まったよ。まったく、孟徳は人材ヲタなんだから)」

孫堅「これで残る敵は董卓と呂布か。
董卓は良いとして、問題は呂布だな」
黄蓋「そうですな。人中の呂布、とうたわれるほどの武の持ち主ですから、
容易にはいきますまい」

劉備「なんとかその呂布ってヤツを董卓から引き離せればいいんだけどねぇ」
曹操「そうだな。・・・・・しかし解せん。
なぜ呂布は董卓の元に?」
夏侯惇「情報によれば、呂布は董卓から世界最速の馬、『赤兎』を賜ったそうです」
曹操「しかし呂布は真直ぐに武を求める男らしいぞ。
そんな男なら、赤兎を手に入れた今、董卓などとうに見限っていると思うのだが」
劉備「さあ、ね。なんにせよ、一番の強敵なのは間違いないさ」



  
195:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 17:51:33.11 ID:XFqo+vRi0
  
董卓「なにぃ!?華雄が討ち取られただとぉっ!!」
李儒「まさかシ水関が落ちるとは・・・・・これで奴らはこの洛陽に大軍勢で押し寄せてくるはず」
董卓「呂布を呼べぃ!」

呂布「拙者に何か?」
董卓「あの華雄が、シ水関で討ち取られた。
それによりシ水関は陥落し、奴らは近いうちにもここへ攻めてくる。
お前の武で奴らを蹴散らせぃ!分かったな!!」
呂布「・・・・・御意」
董卓「うむ、では行けぃ!!」

呂布「(あのような豚に指図されるとは、不愉快だ・・・・・
だが、拙者は戦わねばならん理由ができてしまった)」

考え込んでいる呂布を、遠くから、1人の女が見ていた。
女は足早に呂布の元へと駆けていく。
呂布「・・・・・貂蝉」



  
196:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 17:59:25.37 ID:XFqo+vRi0
  
貂蝉「奉先様・・・・・なにか、お悩みでも?」
呂布「反董卓連合軍が、この洛陽に向かっている。
次の戦いで、俺は出なければいけない」
貂蝉「また、人をお斬りになるのですね・・・・・」
呂布「そんな顔をしないでくれ・・・・・
俺は、あんな豚の為に戦いに出るのではない。
何よりもお前の為に・・・・・」
貂蝉「奉先様・・・・・」
呂布「・・・・・この戦いが終わったら、俺は董卓を斬る」
貂蝉「!」



  
205:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 18:14:23.30 ID:XFqo+vRi0
  
反董卓連合軍はシ水関を出て、洛陽へ向かった。
軍議で劉備軍は右翼を担当することとなった。
孫堅軍と公孫サン軍は中央の門を衛車で突破し、そこから中へなだれ込む作戦だ。
曹操軍は左翼を担当、袁紹軍は後方で全体の指揮にあたることになった。

(^ω^)「あんなごつい奴と戦うのかお」
張飛「ああ。いいじゃねえか、俺の武が唸るぜ」
関羽「相手が相手だけに、無茶だけはするなよ」
周倉「だが、強いのは呂布だけではない」
徐庶「ええ、『陥陣営』の高順、張遼・・・・・
気をつけるべき相手はこの3人でしょう」
劉備「ま、たぶん呂布の相手は孫堅軍と公孫サンだろうね。
一番守るべき場所は、中央の門だから」
徐庶「ですね。しかしおそらく高順と張遼のどちらかは私たちと戦うことになるでしょう」

(^ω^)「案外董卓も強い武将を従えてるんだお」
周倉「金なら奴は腐るほど持っている。金で釣ったのだろう」
関羽「フン、金で買った武など、仁の心より出づる武には勝てん」
張飛「へへ、頼もしいな兄者は!」

劉備「話はそこまでにしときな・・・・・!
敵さん、来るのが早かったようだよ」



  
206:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 18:24:53.62 ID:XFqo+vRi0
  
董卓軍兵士「うぉぉぉぉーーーーーー!!!」

張飛「ひょー、すげえ数だな!左でこんないるんなら、さぞかし中央の奴らは大変だろうなあ!」
関羽「しかし敵将の姿が見えんな」
周倉「油断は禁物。そういうことでしょうね」
徐庶「周りの警戒も、怠らないで下さい!
この地形は、我々にとって不利なものです!
しかし我々は、この不利な戦いを覆せるほどの武を持っています!
全軍、恐れずに戦うのです!!」

劉備軍兵士「おおーーーーーーっ!!!!」

(^ω^)「徐庶、すごいお。いつのまにか大人っぽくなったお」
徐庶「いえ、私はまだまだ未熟です・・・・・
まだまだ、経験足りてませんから」
(^ω^)「すごいお。かっこいいお、徐庶は」
徐庶「・・・・・ほ、褒めても何も出ませんよ?」
(^ω^)「ほんとにそう思うお。これからの劉備軍は徐庶がいないと駄目だお」
徐庶「あてにされるって、良い気分ですね!
さあ、我らの力、見せつけるのです!!」



  
207:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 18:35:35.21 ID:XFqo+vRi0
  
??「・・・・・そろそろだな。各軍に一時撤退命令を」

董卓軍兵士「全軍、撤退せよ!全軍、撤退せよ!!」

劉備「退いてく?・・・・・徐所、追いかけるかい!?」
徐庶「いえ、ここは追いかけてはいけません!
まずは崩れた陣形を整え、それから機を伺い・・・・・」

徐庶が言葉を言いかけたその瞬間、とてつもなく大きな石が、
後方の部隊を直撃した。

関羽「何事だ!?」
張飛「くそ、後方の部隊はメチャクチャだ!!」
周倉「投石だろうか?だとしたら、戦いにくいぞ」
徐庶「なっ、・・・・・どこからっ!?」
劉備「慌てるんじゃないよ!落ち着きなっ!!」

徐庶「くそっ、誰が・・・・・!?」

劉備軍兵士「あ、あそこから投げてきているぞ!!」

兵士が指差したその先には、1人の武将がいた。

??「悪いが、投石機を使わせてもらった」
徐庶「高順だな!?」

高順「その通り。だが陣が詰め詰めで、狙いやすかったぞ?
俺の別名は『陥陣営』・・・・・
俺の異名を忘れたか!!徐庶とやらっ!!」



  
220:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:21:30.23 ID:nR48MMpK0
  
徐庶「(確かに陣を詰め過ぎた・・・・・高順にとって一番崩しやすい陣形だ。
しかし高順が来るとは思ってもいなかった。
高順が当たる確立は3分の1なのに、僕は油断して・・・・・)」

関羽「徐庶!!早く指令を!!」
張飛「このままじゃ、俺たちやられちまう!!」
周倉「すでに後方部隊は壊滅してしまった!次は私たちの番なのですよ!」
(^ω^)「徐庶!!早く指令を出すお!!」

徐庶「(ここは・・・・・もうこの策しか残ってない)・・・・・撤退します」



  
221:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:22:06.98 ID:nR48MMpK0
  
劉備「徐庶?アンタ・・・・・」

関羽「なに?もっと大きい声で言って・・・・・」

徐庶「・・・・・全軍、速やかに撤退の準備を!!一度袁紹軍の所まで退き、態勢を整えます・・・・・!!」

(^ω^)「徐庶・・・・・」

劉備「・・・・・それでいい!あんたたち、今の聞いたろ!?
退くんだよ!!」

徐庶「(やはり僕は・・・・・)」
(^ω^)「徐庶、早く引きあげ・・・・・?」

徐庶は、自分の唇を血が出るほど噛んでいた

(^ω^)「徐庶・・・・・」



  
222:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:29:53.05 ID:nR48MMpK0
  
高順「フン、退いたか。これで1つ脅威が去った。
中央門へ急ぐぞ!」

劉備たちはなんとか後方の陣に下がることが出来た。

袁紹「どうしたのだ!部隊の半数を失って帰って来るとは!!」

劉備「・・・・・高順の奴が待ち構えてた。
それに耐え切れず、あたしらは退いてきたのさ。
今は・・・・・少し休ませてくれないかい?」

袁紹「何を言っている!軍勢を今すぐ率いて、もう1度左翼へと攻めよ!」

その時、劉備は袁紹の襟首をつかんだ

劉備「休ませろって言ってんだよ・・・・・!!」

その迫力に、袁紹は圧倒されてしまった。

袁紹「わ、わかった・・・・・。しばし休むがいい・・・・・」

劉備「・・・・・ありがとう」



  
223:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:39:15.45 ID:nR48MMpK0
  
関羽「なんとか・・・・・逃げ切れたか」
周倉「しかし・・・・・兵を多く失った」

徐庶は馬から下りると、そのまま地面に倒れ込んでしまった。

徐庶「ウウッ・・・・・・!!」

張飛「な、なぁ徐庶、あれは退くしかなかったと思うぜ?
あまり自分を責めちゃ・・・・・」

徐庶「僕は・・・・・軍師として失格です」
周倉「自分を責めるな。あれは正しい判断だった」

徐庶「・・・・・それじゃ、駄目なんです!!
・・・・・僕は完全に高順がいる事を忘れて、陣形を組んでいました。
本来ならば高順が来ることも考えたうえで陣形を組まなければいけないのに、それが軍師の役目なのに!!」



  
224:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:45:02.52 ID:nR48MMpK0
  
1 ◆0S5frHLuDM (^ω^)「徐庶・・・・・」

徐庶「僕は、完全に高順に負けました。
失わなくてもいい兵の命を、僕のせいでたくさん失ってしまいました。
・・・・・僕はもう、軍師としてはやっていけません」

劉備「・・・・・徐庶」

劉備が徐庶の元へ来た。

徐庶「・・・・・僕の処遇は、あなたに任せます。
極刑でも、構いません」

劉備「徐庶、あたいの話を聞いて・・・・・」

徐庶「いえ、僕は罰を受けなければなりません。
お願いします、僕に罰を・・・・・」

その時、徐庶の頬を、劉備が思い切り殴り飛ばした。



  
227:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 20:58:36.50 ID:nR48MMpK0
  
徐庶「っ!!!!!!・・・・・・・・・・・・」

劉備「いい加減にしな!!
あんた、戦で人が死ななきゃ良いと思ってるのかい!?
そう思ってんならいっとくけどね、あんただって自分の策で相手を殺してるんだよ!!」

徐庶「・・・・・だから僕に罰を与えてください!!
僕は、もう軍師なんて・・・・・」

劉備「あんたが軍師をやめちまったら、今まで亡くしてきた魂たちは、どんな思いをすると思ってんのさ!
みんなみんな、平和の為に戦ってきたんだよ!
平和の為に、命賭けたんだよ!!
あたしらだって、あんたに命賭けてるんだよ!!」

徐庶「っ・・・・!!!!!!!」

劉備「・・・・・あんたがここで退いちまったら、あたしたちはどうなるのさ・・・・・
もう、戦えないじゃない・・・・・もう平和なんて掴めないじゃない・・・・・
あんたがいてこそ、あたしたちは戦えるんだよ・・・・・?
あんたがいてこそ、あたしたちは平和を掴めるんだよ・・・・・」

徐庶「・・・・・・・・・・・・」

徐庶は、その場でボロボロと泣き崩れた



  
229:1 ◆0S5frHLuDM :2006/07/21(金) 21:12:51.42 ID:nR48MMpK0
  
劉備「お願いだよ。もう1回、あたしたちに力を貸してくれ。
男の子だろ?」

徐庶「・・・・・・」

徐庶は立ち上がり、涙を拭った。

関羽「徐庶・・・・・」

劉備「・・・・・さあ、軍師さん。
指令を頼むよ」

張飛「徐庶・・・・・」

徐庶「・・・・・部隊を再編し、再攻撃をかけます!
関羽殿と張飛殿は、敵陣に斬り込んで進軍路を確保。
武運と周倉殿は、2人が確保した進軍路から進んで投石車を破壊!
僕と劉備さんで、後方から支援します!!」

張飛「ははっ、そうこなくっちゃなあ!!」
関羽「ああ、やってやろうぜ、兄弟!!」
周倉「よく言った。お前は最高の軍師だ」
(^ω^)「みんな頑張るお!!もう2度と負けないお!!」

劉備「もちろんそのつもりだよ!!
さあ、根性入れて再戦といこうかっ!!」





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