( ^ω^)ブーン達は歴史を変えるようです。

  
16: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:48:11.41 ID:+3Y/7jcF0
  
prologue

(  ω )「…」

――目を覚ましてください…

( -ω )「ムニャ…」

――神が!神が目を覚まされた!

( -ω-)「おはようだお…」

――おぉっ!神が言葉を放たれた!皆の衆っ!

群衆「おはようだおー」

(;^ω^)「え…なんだおここ…」

――どうか…私の家族を救ってください!

(;^ω^)「え?え?え?なんなんだお?」

ブーンは目覚めた瞬間から群衆に自由というものを奪われた。
「神様」という言葉がブーンの中に疑問として残る。

(;^ω^)「なんなんだお…僕は…?」

ブーンがパニックに陥る寸前、
群衆の声を黙らせるような大声が響く。



  
17: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:48:58.02 ID:+3Y/7jcF0
  
――ブーン!何やってるのっ!!

(;^ω^)「ツ…ン…?」

ξ゚听)ξ「何やってるのよ」

( ^ω^)「目が覚めたら神様に昇進してたおw」

ξ゚听)ξ「あたしも最初は騒がれたわよ。最初はね」

( ^ω^)「あうあう…ここはなんだお…?」

ξ゚听)ξ「ここはどこか分かんない。でもね」

――おーい!ブーン!

聞きなれてる声がした。

( ^ω^)「ドクオ!…それから…ショボン先生!?」

('A`)「おう、やっぱりお前も来たか」

(´・ω・`)「…やあ。ブーン君だね」



  
18: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:49:59.27 ID:+3Y/7jcF0
  
( ^ω^)(ドクオ…ドクオ!)

('A`)(どうした…)

( ^ω^)(先生少しおかしくないかお?)

('A`)(うん、ツンもそういってる。それに少し小さくなってる。)

ξ゚听)ξ「先生…なんでここに…」

(´・ω・`)「先生…あぁ…ごめんね、ややこしい話をするけど聞いてくれるかな?」

そこからみんなは真剣にショボンの話を聞いた。
先生になっているのは未来のショボンで自分は16歳だということ。
ここはどこかわからない。人間がいるのは確か。
あと、自分もメダルを持っているということ。

( ^ω^)「ショボン先生あの…」

(´・ω・`)「ちょっとまった。一応僕は君たちと同じ年だからさ。ショボンでいいよ」

( ^ω^)「把握したお。で…」



  
19: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:51:22.43 ID:+3Y/7jcF0
  
('A`)「この腕についてる機械はなんだ?」

( ^ω^)「そ!それだお!」

(´・ω・`)「よくわからない機械なんだけど僕たちが持ってるメダルが入りそうなくぼみがあるね」

ξ゚听)ξ「なんだろこれ…」

( ^ω^)「男は度胸だお!」

そういうとブーンはポケットから赤色のメダルを勢いよく腕についている機械にセットした。
するとブーンの機械は赤い光を放ち…ブレスレットに変化した。

( ^ω^)「…なんだおこれ?メダルは?」

ブーンを含めた4人は唖然としていた。

('A`)「…何だ?今のは…ブーンと同じ機械が俺にもついてるってことは…」

ドクオが無言でメダルをセットする。
ドクオの機械もまたブレスレットになった。ただ違うのはドクオのブレスレットは青色だった。



  
20: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:51:58.52 ID:+3Y/7jcF0
  
(´・ω・`)「うーん…僕たちもセットするべきなのかな?」

ξ゚听)ξ「そうね…よくわかんないんだけど…」

2人とも機械にメダルをセットする。
ショボンは緑、ツンは黄色のブレスレットだった。

―――それでいいんだ、ありがとう。

声が聞こえる。どこかからブーンたちに囁き掛けている。

( ^ω^)('A`)ξ゚听)ξ(´・ω・`)「今のは何だ(お)!?」

―――驚かせてごめんね。君たちは何が起こってるかわからないだろうけど1つだけ聞いてほしい。

( ^ω^)('A`)ξ゚听)ξ(´・ω・`)「…」

―――本当に、本当に今を、そして未来をを守れるのは君たちしかいない。

( ^ω^)「意味がわからないお…」

―――自分で気付いてもらわないと意味がないからね。

( ^ω^)('A`)ξ゚听)ξ(´・ω・`)「…」



  
21: こんぶ漁師(京都府) :2007/03/29(木) 00:52:54.12 ID:+3Y/7jcF0
  
―――この世界では『言の葉』は特別な存在だということだけ頭に入れておいて。

(´・ω・`)「言の葉…言葉のことか」

―――そう、あ…もうそろそろ門が開く時間みたい…いってらっしゃい…

門の向こうにいろんな世界を、僕は見た。



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