( ^ω^)ブーンが幼女に…するそうです
- 339:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:20:22.24 ID:yGdiHg5J0
第3話
そういえばあの子としぃは似ているのかもしれない。
同年代の他の女子みたいにキャピキャピしていないし、言動もやけに大人びている。
それをキャピキャピした生徒は良く思う筈もなく、難癖を付けていじめのターゲットにする。
そもそもこれは散々言われてきたことだが、日本の社会は人と違う者を排除したがる傾向にある。
顔や髪型すらも人と同じにすることによって安心し、そうしようとしないものは叩く。
そういう人種なのかもしれない。
( ^ω^)(というか…僕も見て見ぬふりしたから同じかもしれんお)
自己嫌悪で心臓が潰れそうだ。ブーンは布団にもぐりこんで耳をふさいだ。
そんで2度寝した。
- 340:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:20:49.30 ID:yGdiHg5J0
ブーンが2度寝から目を覚ますと、一件メールが入っていた。
( つω^)(…ショボンからだお…)
目をごしごしこすり、メールを開く。
件名:やぁブーン
【ところで君は今日一限から受けなきゃいけない講義があったはずだよね】
( ^ω^)(…講義?)
…
( ゚ω゚)(…!!!!!!!)
- 341:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:22:10.90 ID:yGdiHg5J0
- (´・ω・`)「やぁ、ようこそ学校へ。講義はもう終わったよ。」
(;^ω^)「mjdk」
講堂に人がいない事からどうやら終わったんだろうな。とは思っていたが。
ブーンは大きくため息を突くとショボンの隣に座り、だらだら流れる汗を腕で拭った。
(´・ω・`)「君が留年したら…僕はブーンの先輩か。悪くないな」
ショボンがしみじみと言う。
( ^ω^)「ちょwww縁起でも無いこと言うなお!」
(´・ω・`)「実は昔から先輩後輩プレイに憧れていたんだ。
や ら な い か」
ショボンがブーンにじわりと近づく
- 342:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:22:38.86 ID:yGdiHg5J0
(;^ω^)「え?ちょ、ショボン?やらないかって、ちょ…や、やめるお!」
(;'A`)「ちょちょちょちょ!お前ら何ヤッてんだ!」
その時丁度講堂に入ってきたドクオが慌ててショボンをブーンから引き離した。
(´・ω・`)「くそ、邪魔が入ったか。」
(;^ω^)「た…助かったお…」
今のはショボンのちょっとした冗談だよ。そうに決まってる。
ショボンの目がマジだった事は忘れよう。うん。
ブーンは少し泣きそうになりながらさっきショボンに半分脱がされた服を直した。
- 343:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:23:34.94 ID:yGdiHg5J0
(´・ω・`)「そんな事よりブーン、例の幼女とはどうなったんだい?」
('A`)「結局不登校児だったのか?」
ドクオはブーンとショボンの間に座った。
( ^ω^)「いや、まだ聞いてないから分からないお…」
(´・ω・`)「君不登校かい?なんて聞けないよね」
( ^ω^)「…」
('A`)「つーか前から思ってたんだけどさ。幼女とはいえども所詮ただのメル友だろ?
いじめられてよーと不登校だろーとブーンには関係なくね?」
ブーンが黙っていると、ドクオがめんどくさそうに呟いた。
- 344:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 16:24:03.36 ID:yGdiHg5J0
確かにその通り。俺には全く何の関係も無い。分かってる。ただのメル友、それだけだ。
でも、そんな言い方は無いんじゃないか。
(#^ω^)「もう帰るお。」
ブーンは荒々しく席を立つと講堂を後にした。
('A`)「え?ちょ、おいブーン。帰るのか?」
(´・ω・`)「ドクオ。」
('A`)「え?」
(´・ω・`)「空気嫁」
(;'A`)「…」
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