( ^ω^)ブーンが幼女に…するそうです

  
59:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 23:44:47.35 ID:PnqetRtk0
  

4話

ブーンは家に帰ってきてから、自分がした事を激しく後悔していた。
いくら腹が立ったとはいえこんな風に帰ってしまうのは卑怯だ。

(;^ω^)(ドクオきっと怒ってるお。早く俺から謝らなきゃだお)

ブーンは鞄から携帯を取り出すとドクオにメールを打った

件名:ドクオごめんお(;^ω^)
【ちょっと頭に血が上ってしまったお】

ブーンがメールを送ると何秒後かにドクオから電話がかかってきた。

('A`)『もしもしブーン?メール見たけど』

(;^ω^)「おぉドクオ、本当に正直すまんかったお。」

('A`)『つーか謝らなきゃ行けないのは俺の方だよ。無神経なこと言ってごめん。
   ブーンが幼女の事真剣に考えてるのに察しもしないで。』



  
61:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 23:45:19.12 ID:PnqetRtk0
  
ドクオの声がいつもに増して沈んでるのが分かる。

(;^ω^)「…うん」

('A`)『…じゃ、次の講義始まるからもう切るよ。またなブーン』

(;^ω^)「ばいぶー」

ドクオは大人だ。あんな態度をした俺に素直に謝ってくるなんて。

( ^ω^)(…あんな事で怒った俺は子供だお…)



ブーンはとても今から学校に行く気にはなれなかった。
ベッドに寝転びあくびをすると一気に眠気が襲ってくる。



  
62:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 23:46:28.95 ID:PnqetRtk0
  



(;^ω^)「…はっ」

ブーンは熟睡していた。1時間程だったが随分寝た気がする。

(;^ω^)「…お昼寝なんて幼稚園以来だお…」

ブーンは頭をポリポリかくと何気なく携帯を開いた。しぃからメールが来ている。

件名:昼間から失礼します。
【今何してますか?】

( ^ω^)(何…ね、て、た、お。変換、送信。)



  
63:◆i5/zZD/ThA :2006/07/27(木) 23:47:11.25 ID:PnqetRtk0
  

件名:寝てたんですか?
【なし】

( ^ω^)(『ちょっと疲れたんだお』送信。)

件名:疲れたってお仕事ですか?
【なし】

( ^ω^)(『僕は大学生だお』送信。)

〜3時間後〜

件名:なし
【ですよねwwwwやっぱり今のお笑い界を引っ張っていくのはハマカーンですよね!】

( ^ω^)『やっぱり話が分かる人だお!wあと僕は三拍子にも注目しているお』


ブーンは学校にも行かず3時間ぶっとおしでしぃとメールしていた。



  
222:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 14:01:27.12 ID:d36U79KS0
  
('A`)「…はぁ…俺最低だな」

ショボンは落ち込むドクオの肩をポンと叩いて励ました。

(´・ω・`)「そんなに落ち込むなよ。ドクオの空気の読めない
      発言はいつもの事だし、許してくれてるさ」

(#'A`)「…」

ドクオはショボンに何か言い返そうとしたが、何も反論が見つからない。


('A`)「…俺さ、ブーンの家に寄ってから帰るよ。直接謝らなきゃ気がすまない。」

(´・ω・`)「把握した。じゃあ僕もついていくよ。二人きりだと何かと
      気まずいだろうからね」

('A`)「thx」



  
223:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 14:01:57.36 ID:d36U79KS0
  


帰り道、ドクオとショボンはブーンの家に向かっていた。

(´・ω・`)「そういえば僕ブーンの家に行くのは初めてだよ」

('A`)「あ、そうだっけ?」

(´・ω・`)「うん。それはそうと
      いきなり2人がかりで押しかけたりして迷惑じゃないかな?」

('A`)「大丈夫だろ。アイツ一人暮らしだし俺ら以外に友達いないし、彼女もいないしな」

(´・ω・`)「…ひどいね、君」


ドクオは小さなアパートの前で立ち止まった。

('A`)「ふー。ようやく着いた。ここがブーンん家。」

(´・ω・`)「そうか…ここがブーンの家か。
      フフ…なんか興奮してきたよ。」

普段無表情のショボンがニヤリと笑った。

(;'A`)「ちょ おま」



  
224:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 14:02:27.16 ID:d36U79KS0
  


その頃ブーンは、しぃとのメールに夢中になっていた。

件名:大学って大変なんですね!
【なし】

( ^ω^)(『でも高校よりは楽かもしれないお』送信。)

ピンポーン

ブーンがその日300通目のしぃへのメールを返信したとき、インターホンが鳴った。

( ^ω^)(?誰だお。新聞の勧誘かお?)

ブーンがドアを開けると、何かニヤニヤしたショボンと気まずそうなドクオがいた。

(´・ω・`)「やぁブーン。突然訪問してすまない」

('A`)「どうしてもひと言謝りたくてさ」

(;^ω^)「そ、それでわざわざ家まで来たのかお。
     何か申し訳ないお。まぁ入るお」

ブーンはショボンとドクオを家に入れた。

('A`)(´・ω・`)「おじゃましまーす」



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