( ^ω^)ブーンが幼女に…するそうです

  
299:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 22:58:06.67 ID:/M+Bt9Rv0
  
5話

(;^ω^)「お茶しかないけど。どうぞだお」

ブーンは食器からコップを2つとりだすとお茶をついでテーブルに運んだ。

('A`)「あ、良いのに。俺らが勝手に来ただけだからさ」

(´・ω・`)「僕ペプシコーラが飲みたいな」

ショボンが出されたお茶を一口飲んで言った。

(;^ω^)「ちょwねーよw」

(´・ω・`)「買って来いよドクオ」

('A`)「なんで俺が」

(;^ω^)「あ!じゃ俺が買ってくるお!」

ブーンはこの微妙な空気に耐えられずに財布を持って部屋を出て行ってしまった。

(´・ω・`)「ちょ、あ、ブーンが出て行ったら意味が無いんだけど」

('A`)「お前の魂胆はそういう事か」



  
300:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 22:58:47.66 ID:/M+Bt9Rv0
  

(´・ω・`)「当たり前だろう。…まぁいいや。チャンスはいくらでもあるしね。

      …ん?」

ショボンが壁にもたれかかると、ブーンの携帯が目に入った。
どうやらメールが来ているようで、ランプが点滅している。

(´・ω・`)(…)

ショボンは少し考えた後、携帯を手に取った。

('A`)「おいショボン、それブーンの携帯じゃねーか」

(´・ω・`)「…」

カチャッ
ショボンはブーンの携帯を開いた。



  
302:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 22:59:18.51 ID:/M+Bt9Rv0
  

('A`)「ちょ、おま、友達の携帯を盗み見る気か」

(´・ω・`)「幼女からメールが来ているようだ。」

('A`)「mjd」

(´・ω・`)「…ドクオ。」

('A`)「何だその目は!ダメだぞ勝手にメール見るなんて!」

(´・ω・`)「…じゃあ良いもん。ドクオには見せてやんないから」

ドクオに背を向けるショボン

('A`)「…」



  
303:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 22:59:42.61 ID:/M+Bt9Rv0
  

件名:じゃあ私も早く大学生になりたいですw
【なし】

(´・ω・`)「どうやら学校の話をしているようだね」

('A`)「そうみたいだな。」

(´・ω・`)「…ドクオ、僕良いこと思いついたんだけど。」

('A`)「?何だよ」

件名:そうだね
【そのためには今から頑張って勉強しようね。そういえばしぃはいくつだっけ?】

ショボンは超高速でメールを打つとドクオに画面を見せた。

(´・ω・`)「…これを返信してみようと思う。」

('A`)「ちょ それはマズいだろ!!」



  
304:◆i5/zZD/ThA :2006/07/28(金) 23:00:25.86 ID:/M+Bt9Rv0
  

(´・ω・`)「そうだよね、流石にね。」


ガチャ

(;^ω^)「帰ったおー」

(´・ω・`)('A`)「!!!!!」

ショボンは慌てて携帯を元の位置に戻した。

(´・ω・`)「あ」

その瞬間、間違えてさっき打ったメールを送信してしまった。

( ^ω^)「ペプシコーラは無かったからコカコーラ買ってきたお。
??どうしたんだお?二人とも」

('A`)「なななななんでもねーよ!なぁショボン!」

(´・ω・`)「そうさ。何でもないよブーン。ちょっとAVを見つけただけさ」

(;^ω^)「!!!!!mjdk!!!!」

(´・ω・`)「まさかあんなところに隠してあるとはね。」

(#^ω^)「お前ら俺が居ない間に…」



  
366名前: ◆i5/zZD/ThA 投稿日: 2006/07/29(土) 12:44:22.24 ID:Jgb6Yxwj0
  
('A`)「ったく、ショボンが余計な嘘つくから追い出されたじゃねーか」

(´・ω・`)「正直すまんかった」

ドクオとショボンはブーンに部屋から追い出され、駅までの道をトボトボと歩いていた。

('A`)「おまけにメール見たのも後でバレるだろうし。
   友達の部屋でAV探すわメール勝手に見るわって俺らどんだけなんだよ」

ドクオが大きくため息をついた。

(´・ω・`)「あと勝手にメールを送信したしね」

('A`)「え?アレ…送ったの?」

(´・ω・`)「つい、いや事故なんだ事故」

(#'A`)「おまえええええええええええええええ」



  
367名前: ◆i5/zZD/ThA 投稿日: 2006/07/29(土) 12:44:46.88 ID:Jgb6Yxwj0
  


(#^ω^)(くっそー。まさかあの場所がバレるとは思わなかったお)

ブーンはさっき買ってきたコーラを冷蔵庫に入れると、ベッドに寝転び携帯を開いた。
しぃからメールが来ている。

件名:私は12ですよ。
【心なしか今までと口調が違わないですか?】

12歳なのか。じゃあやっぱり小6か中1くらいか…
…って、俺こんな事聞いたっけ?

ブーンは送信メールを見てみた。
明らかに自分が書いた物ではないメールが送信されている。

ついでに受信メールも見てみる。
見覚えのないメールが開いてある。

(;^ω^)(??どういう事だお??まさかショボンとドクオが?)

ー着信中 ドクオ

(;^ω^)(お?ドクオから電話だお)



  
368名前: ◆i5/zZD/ThA 投稿日: 2006/07/29(土) 12:45:23.79 ID:Jgb6Yxwj0
  

ピッ

('A`)『もしもしブーン!すまんかった!本当にすまんかった!』

ブーンが電話に出るといきなりドクオがすごい勢いで謝ってきた。

(#^ω^)「じゃあ勝手に返信したのはドクオなのかお?」

('A`)『確かに俺は幼女からのメールを見てしまった。それは謝る。
  だけど返信したのは全部ショボンなんだ。』

ショボンがドクオから電話を奪った。

(´・ω・`)『そう言うことなんだ。事故とは言えすまんかった。ブーン。』

(#^ω^)「…」

許さんお!おまえらいくら友達だからって常識なさすぎだお!

ーいやいや、そんな事いっちゃダメだ。
数少ない大事な友達じゃないか。俺もそろそろ大人にならなきゃ。



  
369名前: ◆i5/zZD/ThA 投稿日: 2006/07/29(土) 12:46:22.10 ID:Jgb6Yxwj0
  

( ^ω^)「12歳らしいお」

(´・ω・`)『え?』

( ^ω^)「幼女の年齢。分かったから!じゃあ明日学校でお!」

ピッ

ブーンは言い切ると一方的に電話を切った。

(´・ω・`)「フフ…可愛いやつめ」


('A`)「おいショボン、何があったんだよ?ブーン怒ってた?」

(´・ω・`)「いや。これはつまり許してくれたって事じゃないかな。」

('A`)「え?そうなの?」

ショボンはドクオに携帯を返した。



戻る次のページ