( ^ω^)ブーンが幼女に…するそうです

  
7:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 12:13:33.33 ID:hyPbFcJF0
  
7話

(´・ω・`)「やぁ、おはようブーン。」

('A`)「よう、ブーン」

(;^ω^)「おいすー」

ブーンが翌日学校に行くと、ドクオとショボンは既に席に座っていた。
少し気まずかったがとりあえずドクオの隣に座った。

('A`)「昨日は何かいろいろごめんなブーン。」

(´・ω・`)「済まなかった。」

ブーンが席につくなりドクオとショボンがブーンに頭を下げた。

( ^ω^)「もういいお。友達なんだしその程度のイタズラは許すお」

('A`)「ありがとうブーン…」

ブーン自身もう全く怒っていなかった。

(´・ω・`)「…ブーン、流石僕の惚れた男だ。やらないか?」

ショボンはブーンの目をまっすぐに見て言った。

(;^ω^)「そ、そんなことより次経済学だお!準備するお。」

ブーンはカバンからペンケースやらノートやらを出した。



  
8:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 12:13:58.87 ID:hyPbFcJF0
  


(´・ω・`)「ところでブーン、幼女は12歳らしいね」

ショボンも次の講義の準備をしながら言った。

('A`)「mjdk!!」

ドクオが興奮した様子でショボンに食いついた。

(;^ω^)「そうみたいだお。」

(´・ω・`)「と言うことは1994年生まれだね。小学生6年生か中学一年生か。」

('A`)「何か改めて数字言われるとリアルに興奮するな!」

(´・ω・`)「しねーよロリコン」

(#'A`)「…」

(;^ω^)「俺さ、いろいろ考えたんだけど…
      あの子に対して何か出来ないかなと思ってるんだお」

(*'A`)「何かっておま、それはまずいって。だって相手は小6だろ?俺ら逮捕されch

(´・ω・`)「ドクオキメェ。最後まで話を聞け」

(#'A`)「…」



  
10:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 12:14:52.93 ID:hyPbFcJF0
  
ブーンは話を続けた。

(;^ω^)「これは正義感なんてもんじゃなく…何でも良いからあの子のタメにしてあげたいんだお」

(*'A`)「それは恋だな。そうか、ブーンもついn

(´・ω・`)「ドクオいい加減にしねーと犯すぞ」

(;'A`)「!!!!!!!!!」

ショボンは腕組みをしてブーンの話を飲み込んだ後、しばらく考えて訊ねた。

(´・ω・`)「それが自己満足であるってことは分かってる?
      あとまさか自分がその子を今の状況から助けられるなんて思ってないよね?」

(;^ω^)「…あう」

(´・ω・`)「自分が兄にでもなったつもりでいるのか?
      冷たい言い方をするようだけどその子にとっても君にとってもお互いにメル友でしかない。」

(;^ω^)「…」

(´・ω・`)「仮に君が兄くらいの存在だとしてもだよ、これはとてもデリケートな問題なんだ。
      悪者がいてそれを倒せばいいだけのゲームとは違う。」

(;^ω^)「それは分かってるお。だから何か出来ればそれだけで…」

(´・ω・`)「それが自己満足だって言ってるんだよ。ブーン」

ブーンは黙ってしまった。



  
78:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 21:24:05.77 ID:/mDE/RoT0
  

自己満足。

いや、もしかしたらそれよりタチが悪いのかもしれない。

俺は、中学時代あの子を助けられなかった自分を、しぃに何かをしてあげる事で
償おうとしていたんだから。


(´・ω・`)「じゃあね。ドクオ、ブーン。」

講義が終わり、帰る支度を終えたショボンが言った。

( ^ω^)「一緒に帰らないのかお?」

('A`)「3人で何か食って帰ろうぜー。俺ラーメン食いたい。」

(´・ω・`)「済まない。用事があるんだ」

ショボンはそう言うと早足で講堂を出ていった。

('A`)「…何だろうな?」

( ^ω^)「…さぁ?エロゲーでも買いに行くんじゃないかお?」



  
79:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 21:24:36.50 ID:/mDE/RoT0
  


<ヽ`∀´>「ショボン先輩!久しぶりニダ!」

(´・ω・`)「やぁニダー。元気そうだね。」

ショボンはとある公園に来ていた。
本当はコイツには会いたくないところだが、まぁ仕方ないだろう。

<ヽ`∀´>「急に呼び出すからビックリしたニダ。」

(´・ω・`)「忙しいところ済まない。早速だが調べてくれたかな?」

ショボンのその一言を聞くと、ニダーはポケットからメモを取り出した。

<ヽ`∀´>「時間が足りなかったから住所と名前程度しか調べられなかったニダ」

そのメモをショボンに渡す。

(´・ω・`)「ふーん。どうもね。」

メモをまじまじと見つめ、そっけなく礼を言うと、ショボンはその場を去ろうとした。



  
80:◆i5/zZD/ThA :2006/07/30(日) 21:24:56.32 ID:/mDE/RoT0
  

<ヽ`∀´>「ちょ、待つニダ。それだけ?!」

(´・ω・`)「と言うと?」

ショボンが鋭い眼光でニダーを睨み付ける。

<ヽ`∀´>「あ、何でもないニダー…」


それにしても読みにくい乱雑な字だ。
かろうじて日本語と判るが、これは解読に時間がかかりそうだ。

(´・ω・`)(…ったく、使えない)

ショボンはメモをカバンにしまった。

こんな事をするのはブーンにとって良い迷惑かも知れない。
余計なお世話と思うかも知れない。

でも、僕に出来るのはこのくらいだし。それこそ自己満足なんだけどね。



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