( ^ω^)は幻の大地の住人のようです

  
457:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:32:18.28 ID:npWOZH7J0
  
*五話*

〜トルッカ北の井戸の小屋〜

('A`)「あっ、フリスクなくなっちまった……。今品切れなんだよなぁ……」


('A`)「一人じゃコレぐらいしかすることねぇのにな
    …………ブーンの奴どこ行っちまったんだろうなぁ……」



「ハァ……見つからないわね…………人……一度夢の……か」

外から 声が 聞こえてきた!


('A`)「ん? 女の子の声? 」


ガチャ!と言う音とともにドアが開いた。



  
458:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:33:34.42 ID:npWOZH7J0
  
('A`)「!」
(*゚ー゚)「!」

('A`)「きっ、きき君は誰?(カワイイな……)」

(;゚ー゚)「わ……わたしは、(まずいわ人が居るなんて……ん?)」

??は ドクオに 近づいた!

(*゚−゚) ジー

(*'A`)「ひゃ……(か、顔がこんな近くに……)」

(*゚ー゚)(とても……とても小さいけど……今はダメでもそのうち…………)

('A`)「な、なにかよう?」

(*゚ー゚)「私はしぃ。あなたは?」



  
459:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:34:35.20 ID:npWOZH7J0
  
('A`)「ドクオです……」ボソッ

(*゚ー゚)「えっ?」

('A`)「ドクオ 僕の名前は……僕の名前はドクオです」

(*゚ー゚)(どうしようかしら……他にいなければ……彼に……」

(('A`))「あ、あの……い、いしょにお茶でもd

ドクオが お茶に誘おうとした その時――
外から ものすごい音が 聞こえ 大地が 揺れた!!

(;'A`)「じ、地震……?(こんなタイミングで……)」

(;゚ー゚)「いや、これは……(とても強大な魔の力を感じる……)」

('A`)「はっ! 村……村は大丈夫かな?」

ドクオは 走り出した!!

(;゚ー゚)「ちょ、ちょっと、今行ったら……!」

しかし ドクオは いなかった。



  
463:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:36:00.58 ID:npWOZH7J0
  
〜トルッカ〜

(;'A`)「ハァハァ……ひっ!」

民家は 崩れ落ち
教会は 燃え
あたりには 魔物が あふれ
村は 崩壊していた……

村人B「ひえーモンスターだー!!」
村人C「たっ助けてー!!」
J( 'ー`)し「あ……足が…………」

村人は あわてふためき けが人も少なくなく
追い討ちを かけるかのように 村の あちこちで 村人が 魔物に 襲われていた!



  
465:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:37:51.08 ID:npWOZH7J0
  
ホラービースト「ケケケケ!コンナ村ジャ、ヤリゴタエガ無イゼ!!」

(;'A`)「あっ……あ、あ、あ」

ホラービースト「オッ、コンナトコロニモ、マダ無事ナ奴ガイヤガッタ!!」

(;'A`)「ひええええー。あっ足がうごかない……」

ドクオは 恐怖のあまり 腰が抜けていた。

ホラービースト「俺サマガ直接コロシテヤル!」

ホラービーストの 攻撃!

(>A<)「もうだめだ……。ブーン……しぃさん……」


ドガッ!!!!
鈍い音が 村中に 響き渡った……



  
466:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:39:52.01 ID:npWOZH7J0
  
会心の一撃!!
ホラービーストに 177のダメージ!!

('A`)「へっ……? 勝手に吹っ飛んでいった……?」

 ゚,_ノ゚ 「なんだってんだいったい! そこのお前大丈夫か?」

('A`)「俺がやったのか……?」

ドクオは 勘違いしている!


。 ` ー´ 「ハッサソ! ここの奴らに俺達の姿は見えてないぜ!」
 ゚,_ノ゚ 「なんだって! ……そうか把握した。」

ホラービースト「貴様……ヨクモヤリヤガッタナ!!」

('A`)「ひぃぃぃっっ。ごめんなさい。ごめんなさい。ゆるして!」



  
467:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:40:55.92 ID:npWOZH7J0
  
。;` ー´ 「ハッサソの一撃でも倒れないとはしぶといな……! これならどうだ!!」

もょもとの 攻撃!
会心の一撃!!
ホラービーストに 143の ダメージ!!

ホラービースト「グヘァ!!」

(;'A`)「へっ……また勝手にひるんだ。やっぱり俺の力なのか……?」

ドクオには 二人は 見えていないようです。

('A`)「そうか、それなら……!」



  
468:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:42:02.91 ID:npWOZH7J0
  
ホラービースト「人間ニシテハナカナカヤル! 同士討チスルガヨイ!!」

ホラービーストは メダパニダンスを 踊った!
もょもとは 混乱した!
ハッサソは 混乱した!
ドクオには 効かなかった!

ホラービースト「コレデ邪魔者ハキエタ! 次ハオマエノ番ダ!!」

('A`)「何をイミフなことを! お前なんてもう怖くないぞ!」

('A`)「セイ!」

ドクオは 念じた!
しかし なにも おこらなかった。

(;'A`)「あれ?」

ホラービースト「ナニヲヤッテイル」



  
471:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:43:06.44 ID:npWOZH7J0
  
('A`)「もう一回……。ソイ!!」

ドクオは 念じた!
しかし なにも おこらなかった。

(;;;;'A`)「えっ? えっ?? あれ???」

ドクオは 混乱している!

ホラービースト「覚悟ハヨイナ!!」

ホラービーストの 攻撃!

(;;;;'A`)「うわああああああああああ」



  
474:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:44:03.56 ID:npWOZH7J0
  
『ヒャダルコ!!』

ホラービーストに 68の ダメージ!!

ホラービースト「グググ……人間ナドニヤラレルトハ……グヘァァァア!」

ホラービーストを 倒した!

(*゚ー゚)「ふー間に合ったわ……。大丈夫ドクオ君?」

('A`)「えっ、あっ、うん。今のしぃさんがやったの?」

(*゚ー゚)「そうよ。危ないところだったわね」

('A`)(すごいなぁ……強いし……かわいいし……)

魔物A「おい! ホラービースト様がやられたぜ!」
魔物B「ま……まじかよ! てっ撤退だ!!」

魔物たちは 逃げ出した!



  
475:5 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/18(月) 19:45:33.16 ID:npWOZH7J0
  
もょもとは 混乱している!
もょもとの 攻撃!

。 @ー@ 「でやぁぁぁぁぁ!」


ハッサソは 混乱している!
ハッサソの 攻撃!

 @,_ノ@ 「ウホォォォォォッ!」

もょもとに 79の ダメージ!!
ハッサソに 52の ダメージ!!

もょもとは われにかえった!
ハッサソは われにかえった!

。メ` ー´ 「いたたたた……」
メ ゚,_ノ゚ 「いてぇ……」

(*゚ー゚)「あら? 彼らは……」
('A`)「?」



  
6:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:49:42.89 ID:z+3bsGpY0
  
。メ` ー´ 「どうやらお互い混乱していたようだな」
メ ゚,_ノ゚ 「ああ。回復を頼む……」

もょもとは べホイミを 唱えた!
ハッサソの 傷が 回復した!
もょもとは べホイミを 唱えた!
もょもとの 傷が 回復した!

 ゚,_ノ゚ 「で、どうするんだ? ここの奴らに俺達は見えてないんだろ?」

。 ` ー´ 「ああ、覗きでも盗みでもやりたい放題できるぜww」

 ゚,_ノ゚ 「ちょwwおまwww悪人かよwwつか、この村それどころじゃねぇよwwww」


(*゚ー゚)「あのぉ」

。 ` ー´ ゚,_ノ゚「!」

(*゚ー゚)「あなた達、上の世界から来たのよね?」

;゚,_ノ゚ 「おい、もょもと話が違うじゃねぇか」

。;` ー´ 「あんた、俺達が見えるのか?」

(*゚ー゚)「えぇ見えるわ……。私にだけわね……」
(;'A`)「……? しぃさん?(急に壁に話しかけて……この子、電波なのかな?)」



  
8:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:51:00.47 ID:z+3bsGpY0
  
(*゚ー゚)「姿が見えなくて不便でしょ。これを飲むといいわ」

しぃは 夢見るしずくを 取り出した。
もょもとと ハッサソは 夢見るしずくを 飲んだ!

なんと 二人の身体が 輝きだした!

('A`)「ううううわぁ! 何も無いとこから人が……!」

ドクオにも 見えるようになったようです。

( ゚,_ノ゚)「おっ! 見えるようになったのか」

(。;` ー´)(ちっ……これじゃ犯【やりたいほうだい】できないぜ)


(*゚−゚)「!!」

しぃは もょもとに 近づいた!

(*゚−゚) ジー

しぃは もょもとを 見つめている!

(。;` ー´)「なっなんだよ……」

(*゚−゚)(すごく、すごく大きい……です。でも…………あぶないわね……)



  
9:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:51:50.38 ID:z+3bsGpY0
  
(*゚ー゚)(もう一人の彼は……)

しぃは ハッサソに 近づいた!

( ゚,_ノ゚)「悪いが俺は女には興味ないぜ」

(*゚ー゚)(ウホッ! いい男…………じゃなくて!)

(*゚−゚) ジー

(*゚−゚)(残念だけど彼はダメね……。
     どうしようかしら、ドクオ君も捨てがたいけど……)

(。 ` ー´)「用が無いなら俺達は行くぜ」

(*゚−゚)「まって!!」

(。 ` ー´)「用があるなら早くしてくれ俺達は『ラーの鏡』を探しに行かなきゃ行けないんだ」

(*゚−゚)(あぶないけど、私がついてれば大丈夫かな? ……よし! 決めたわ)



  
11:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:52:36.40 ID:z+3bsGpY0
  
(*゚ー゚)「『ラーの鏡』ならある場所知ってるわよ」

(。 ` ー´)「! 本当か どこだ!?」

(*゚ー゚)「教えてあげるかわりに、私も連れて行って欲しいの。」

(。 ` ー´)「別に俺はかまわないが。ハッサソどうする?」

(*゚,_ノ゚)「俺はお前のすることに反対はしないぜ! ただし浮気だけは簡便な!」

(。 ` ー´)「よし決まりだ! 早速教えてくれ!」

('A`)「えっ……しぃさん行っちゃうの?
    せっかく……せっかく友達になれるかと思ったのに…………」

(*゚ー゚)「何を言ってるのよ。ドクオ君」

('A`)「えっ?」


(*゚ー゚)「あなたも一緒に行くのよ」

(。;` ー´)「えっ?」
( ゚,_ノ゚)「悪いけど、こいつは俺の好みじゃないな……」

(;'A`)「くぁwせdrftgyしぃlp;」

ドクオは 混乱している!



  
12:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:53:13.01 ID:z+3bsGpY0
  
(*゚ー゚)「あなたに一緒に来て欲しぃの!」

('A`)(…………これってプロポーズ?)

(。;` ー´)「ちょっとまちな! 俺は反対だぜ!」

(*゚ー゚)「なんでよ」

(。 ` ー´)「こんな見るからに弱そうな奴。連れて行っても邪魔になるだけだ!」

(*゚ー゚)「あら? そんなこと無いわよ。」

(。;` ー´)「なら、テストだ。テストに合格したら一緒につれて来てもいい」

(*゚ー゚)「何をやらせるつもり?」

(。 ` ー´)「戦闘だ! それで実力を見る」

(;'A`)「なんだか勝手に話が進んでるような……」

(。 ` ー´)「おい、お前! 武器は持ってるか?」

(;'A`)「ひいっ! い、家にトーチャンの形見の刀があるよ……」

(。 ` ー´)「急いでとって来い。時間がもったいねぇ」

(;'A`)「はっはい!」

ドクオは 急いで 家に 戻った!



  
13:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:53:47.11 ID:z+3bsGpY0
  
〜ドクオ宅〜

('A`)「よかった、村はずれ……というか村の外にあったおかげでうちは無事だ……」



('A`)「トーチャン……。この刀……使わせてもらうよ…………」

ドクオは 刀を 手に入れた!



  
15:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:54:28.86 ID:z+3bsGpY0
  
〜村の外〜

('A`)「もってきたよ」

(。 ` ー´)「よし、じゃあ一番最初に襲いかかってきた奴を倒せたら合格だ!」

(*゚ー゚)「ドクオ君。自分の力を信じて!」

('A`)「うっうん。(しぃさんが応援してくれてる……)」

ガサガサッ!

(。 ` ー´)「おっ来たようだぜ!」



  
16:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:54:59.31 ID:z+3bsGpY0
  
スライムが 現れた!

('A`)「こっこれならいけるかも!」

(。;` ー´)「チッ!」


ドクオの 攻撃!

('A`)「てやっ!」

プニョン……

ミス! スライムは ダメージを 受けない!

(;'A`)「あれっ。斬れない……」



  
18:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:55:43.56 ID:z+3bsGpY0
  
( ゚,_ノ゚)「あっあの刀は!」

(。 ` ー´)「知ってるのか!? ハッサソ!!」

(;゚,_ノ゚)「あのガキどう見てもまったく使いこなせていないのに『研無刀』を!?」

( ゚,_ノ゚)「真剣は切れ味がある分あつかいやすいし
     素人から玄人まで幅広く使われている武
     士の基本武器大して研無刀は見た目なん
     かは真剣とほとんどかわらねぇがあえて
     斬れない様に鋭く研がない分硬度と重量    ぐ お お お お
     をかなり増加させて斬るより破壊を目的
     とした玄人好みのあつかいにくすぎる刀
     使いこなせねぇとナマクラ刀より弱いただ
     の鉄クズみてぇなもんだってのに何であ
     のガキ(ry                   」

(。 ` ー´)(説明なげぇよ)
(;゚ー゚)(説明やたらまわりくどいわね)

(*゚ー゚)「はっ! ドクオ君は?」



  
19:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:56:25.08 ID:z+3bsGpY0
  
スライムの 攻撃!
ドクオに 3の ダメージ!!

(メメ'A`メ)「はぁはぁ」HP2

(。 ` ー´)「こりゃだめだな……」

(メメ'A`メ)「ほっホイミ!」

ドクオは ホイミを 唱えた!
ドクオの 傷が 回復した!

('A`)「はぁはぁ」HP10

(。 ` ー´)「ほう……」

(*゚ー゚)「ドクオ君!その調子よ」

('A`)「うわぁぁぁぁぁ!」

ドクオは 武器を 振り回した!

(*゚ー゚)「!(いまなら……!)」



  
20:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:57:24.51 ID:z+3bsGpY0
  
しぃは こっそり バイキルトを 唱えた!
ドクオの 攻撃力が 2倍になった!

バコーン!

スライムに 13の ダメージ!!
スライムを 倒した!

('A`)「あれ?」

(*゚ー゚)「やったわねドクオ君!」

( ゚,_ノ゚)「腕前じゃなくどんでもねぇバカ力で研無刀の基本である
     『破壊』を無理やり生かしやがるなんて」

(*゚ー゚)「これでドクオ君も一緒にいいでしょ!」

(。 ` ー´)「スライムごときにこんな苦戦しているようじゃな……」

(#゚−゚)「約束が違うじゃない!」

(。 ` ー´)「…………でも……回復呪文は使えるみたいだからな。
      薬草代わりに連れて行ってやる」

('A`)「!」
(*゚ー゚)「やったわねドクオ君!」

(*゚,_ノ゚)(もょもと……ツンデレ属性までそなえているとは……ますます好きになったぜ!)

(*'A`)(これでしぃさんと旅が出来る……あれ? なんかだまされてるような)



  
21:5・再放送 ◆WOkutRzuoQ :2006/09/22(金) 22:58:34.79 ID:z+3bsGpY0
  
(。 ` ー´)「俺の名はもょもとだ! よろしく頼むぜ、しぃ、薬草!」
( ゚,_ノ゚)「ハッサソだ。わるいがお前に興味はねぇ村山。」

(;'A`)「薬草?…………村山???」

ドクオと しぃが 仲間になった!

(。 ` ー´)「チッ、時間をくっちまったな。おいしぃ! はやく案内しろ」
(#゚−゚)「『おい』はやめて。別においしくはないわ。
     ルーラで行くわよ。皆、手をつないで」

(*'A`)(しぃさんと手を……)
(*゚,_ノ゚)(もょもとと手を……)

(*゚ー゚)「みんなつないだわね。じゃあ『月鏡の塔』へ向かって……」

『ルーラ!!』

しぃは ルーラを 唱えた!

*五話 『斬』 おわり*



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