( ^ω^)は幻の大地の住人のようです

  
8: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:22:15.43 ID:QlGsLdl50
  

          「僕の旅は終わったんだお……」


    「頼れる仲間……愛してくれる人……愛する人
                    ……皆いなくなってしまったお」


  「どうすればいいんだお……僕はもう……
                …………前に進めそうもないんだお……」



       ( ^ω^)ブーンは幻の大地の住人のようです

                 第二部 『愛』



      この『物語』は僕がブーンとして再び歩き出す物語だ

            肉体が…………という意味ではなく

      青春から大人という意味で……(性的な意味も含めて)



  
11: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:25:17.73 ID:QlGsLdl50
  
〜バーボンハウス本店〜


      「やあ。ようこそ、バーボンハウスへ
              ……おっとブーンじゃないか。ベジータの件はどうもね」


「ショボン……僕にはもう……ブーンを名乗る資格はないんだお……」


            「どういうことだい?」


「大切な仲間を失ってしまったんだお……みんないなくなってしまったお……
  頼れる最初の仲間ながおか……愛するツン……そして僕を愛してくれた……うっ、うぐっ……」


    「泣かないでくれブーン……泣いてちゃ分からないよ……
           このエリクサーはサービスだからまず飲んで落ち着いて欲しい」


「ううっ……結局、僕には誰かを守れるだけの力なんて……なかったんだお…………」


            「じゃあ、話を聞こうか……」



  
12: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:28:19.32 ID:QlGsLdl50
  

「なにから話せばいいか……わからないお……」

「なら、まずは僕らが魔王ムドー……セントジョーンズを倒したときから――
  そうだね、僕がパーティを抜けるときまでを一緒に思い出してみようか。」


------------------------------------------------------------------------


――――ブーン達がセントジョーンズを倒した直後

( ゚∀゚)「それでこれからどうするんだ?」

ξ゚听)ξ「魔王は倒しちゃったわけだし、もうすることないわね……」

( ^ω^)「もうブーンにはもう帰る場所もないお……」


(´・ω・`)「ねぇドラゴンが言ってたこと覚えてる?
      上の世界に来てくれて……」

ξ゚听)ξ「そういえば言ってたわね」

( ゚∀゚)「で、ショボン。上の世界ってのは何なんだ?」



  
15: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:31:39.83 ID:QlGsLdl50
  

(´・ω・`)「うーん。話すと長くなるから、ココじゃちょっとね……」

( ^ω^)「ならトルッカに戻ってドクオの家で話すお!
       それにカーチャンや村のみんなにも仇を討ったことを報告しなきゃならないお」

(´・ω・`)「そうだね、そうしようか。ツン、もうリレミトは使えるかい?」

ξ゚听)ξ「たぶん、アイツをやっつけたから使えるようには、なってると思うんだけど……」


ξ゚听)ξ『リレミト!!』


 ツンは リレミトを 唱えた!!

 ブーン達は ムドーの城から 脱出した!!



  
18: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:35:26.95 ID:QlGsLdl50
  
〜外−ムドーの島−〜

( ゚∀゚)「おっ、ちゃんと脱出できたな」


ξ゚听)ξ「ねぇ見て! 夕日よ!!」

(´・ω・`)「本当だ。僕達が城に入ってから半日近く経ってたんだね」

( ^ω^)「おっおっおwww綺麗だお!!」

ξ゚听)ξ「魔王を倒して、世界は平和になったのよね……」

( ゚∀゚)「ああ、もうこの美しい景色を脅かす者は誰もいないんだぜ?」


------------------------------------------------------------------------

「あの時の僕達は、本当に世界が平和になったと思ってたお……
 でも、魔王はムドー一人じゃなかった……世界はまだ平和じゃなかったお……
 世界にはまだ悲しみや、絶望があふれていたんだお……」

------------------------------------------------------------------------


(´・ω・`)「さぁ、暗くならないうちに、トルッカに向かおうか……」

ξ゚听)ξ『ルーラ!!』



  
20: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:38:27.08 ID:QlGsLdl50
  
〜トルッカ〜

( ^ω^)「まずはみんなの所に報告しにいくお」

ξ゚听)ξ「あら? お墓の前に誰かいるわよ」



._╋_ 
| ___ |
| ___ |
|   |   (  )  …………。
 ̄ ̄ ̄  ( )
       ll




( ^ω^)「まさか……! あれは……!!」

(´・ω・`)「ブーン? 知り合いかい?」



( ^ω^)「ドクオ―――――――ッ!!!」



  
21: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:41:33.45 ID:QlGsLdl50
  

('A`)「!」

( ^ω^)「ドクオ!! やっぱり生きてたんだお!!!」

('A`)「ブーン!! ブーンじゃねぇか!!
     いままでどこ行ってたんだよお前」

( ^ω^)「それは話すと長くなるお」

('∀`)「でも、お前が生きててくれてよかったぜ……」

( ^ω^)「しばらく見ないうちにずいぶんやせたお?
       ちゃんと飯食ってるかお?」

('∀`)「お前は相変わらずの体型だな……
     ピザでも食ってろデブwwww」

( ^ω^)「なんだとwwピザでも吐いてろガリwwww」

( ^ω^)「wwwwwwwwwwww」('∀`)


(´・ω・`)「彼が例のドクオ君かな」

ξ゚听)ξ「そうみたいね。二人とも楽しそう……」



  
24: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:44:58.98 ID:QlGsLdl50
  

('A`)「……そうか……あの後またモンスターが来たのか……
    くそっ、俺が残ってれば……いや、あの時の俺じゃ何も出来なかっただろうな……」

( ^ω^)「そんなに自分を責めるなおドクオ。ブーンはドクオが生きてただけで十分だお」

('A`)「俺もだぜブーン。お前が生きててくれてよかった……」


(*^ω^)「ド、ドクオ……ハァハァ」
('A`*)「ブーン……ハァハァ」

 二人の顔が そして唇が 次第に 近づいてゆく……



( ^ω^)「キメェwwwwwwwww」('∀`)


( ^ω^)「再会のときは801ごっこにかぎるおwwww」

('∀`)「再開の記念にいっちょフリスクとでもいくか?」

( ^ω^)「おっおっおwwwハバネロの力にも耐えたブーンのアナル力をみせてやるおwww」


ξ゚听)ξ「いつまでも何バカなことやってんのよアンタら。皆もう家の中で待ってるわよ」



  
25: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:48:02.36 ID:QlGsLdl50
  

('A`)「今のは?」

( ^ω^)「ツンだお。ブーンの彼女だお」

('∀`)「嘘つけwwwwwwwwwwwwwwwwww」


( ^ω^)「速効で否定すんなおww一緒にムドーを倒した仲間なんだお」

('A`;)「……ムドーを倒した!? ムドーなら俺たちが……」


('A`)(ああ……そうか、俺たちが倒したのは、レイドック王が操られてた奴だったっけ……
    ということはブーン達が本当のムドーを倒してくれたのか……)


( ^ω^)「ドクオ? どうかしたかお?」

('A`)「いや、なんでもねぇ。俺たちも家に入ろうぜ。
    お前の仲間を紹介してくれよ」

( ^ω^)「把握! みんないい奴だお」



  
27: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:51:02.29 ID:QlGsLdl50
  
〜ドクオの家〜

('A`)「お茶ぐらいしか無いですがどうぞ」

( ^ω^)「把握してるお。修行してる間はココで生活してたお」

('A`)「ちょwwwwおまwwwwwww勝手にwwwまぁいいけどwwww」


( ^ω^)「じゃあまずみんなに紹介するお。ブーンの友達のドクオだお!!」

('A`)「どうも……幼い頃からブーンとは親友で兄弟みたいなもんです」


( ゚∀゚)「おお、ブーンから話は聞いてるぜ!! よろしくなドクオ!!」

( ^ω^)「こいつは、ながおか。オッパイ好きで呪文以外は何でもできる、頼れる仲間だお」

('A`)(いい人そうだな。ハッサソさんに近いふいんきを感じる……)



  
29: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:54:02.83 ID:QlGsLdl50
  

ξ゚听)ξ「あなたが、ドクオ……さんね」

('A`)「ドクオでいいよ。年も近いみたいだし」

( ^ω^)「さっきも言ったようにツンだお。攻撃魔法が得意なんだお」

('∀`)「ブーンから聞いたよ、彼女なんだってねwww」

(;;^ω^)「ちょwwwwそれはwwwwwうそにきまってるおwwwww」

ξ♯゚听)ξ「はぁ? なんでこんな奴が、……ちょっとブーンどういうこと!? 表に出なさい」

 ツンは ブーンを無理やり引っ張って 外へ出て行った!


「HAHAHAHAHAHA」

 ゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴス

 家の外から ツンの高笑いとともに 何かを 殴る音が聞こえる!!



  
31: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/24(金) 23:57:03.28 ID:QlGsLdl50
  

ξ♯゚听)ξ「二度とこんな嘘つかないことね!!」

(メ‐ωメ)「ううううっ、反省するお……」


('A`;)「……………………」



(´・ω・`)「僕はショボンだ。バーボンハウスという店で働いている
      機会があったら来てくれ。いろいろと、この家には世話になったからサービスすするよ」

('A`)「はぁ、どうも。俺未成年ですけど……」

(´・ω・`)「フフフ、君もブーンに負けず劣らずの……フフフフフ、グフュwww」

('A`;)(この人からは別の意味でハッサソさんと同じふいんきを感じる……)



  
34: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:01:15.14 ID:1jBa0yoI0
  

( ゚∀゚)「さぁ自己紹介も終わった所で、そろそろ話してもらおうかショボン」

ξ゚听)ξ「上の世界って一体何のことなのよ」

(´・ω・`)「うん、信じてもらえないかもしれないけど、
      僕らが今いるこの世界とは別に、もう一つの世界が存在するんだ……」

('A`)(………………この人もしぃさんたちと同じことを……)

(;^ω^)「も、もう一つの世界!?ば、馬鹿な、何を言っているんだおショボン
      ショボン正気かお!? 馬鹿なことを言うのは止せお!!
      どうしたというんだおショボン!! ああ!?」

(´・ω・`)「ブーン。落ち着いて聞いてくれ。
      そして、ジョルジ、ツン!」

( ゚∀゚)「なんだ?」
ξ゚听)ξ「なによ?」

(´・ω・`)「君たちと僕は、本来そのもう一つの世界に住む者だ」


ξ゚听)ξ「!!」(゚∀゚;)



  
36: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:04:15.43 ID:1jBa0yoI0
  

(;゚∀゚)「ちょ、ちょっと待てよ! ならなんで俺達は本来いるはずの無いこの世界にいるんだよ?」

(´・ω・`)「ジョルジ、君たちは崖から飛び降りてきたって言ったろう?」

(;゚∀゚)「あ、ああ……俺とブーンは幻の大地を見つけて……そうか! 幻の大地っていうのは……!」

(´・ω・`)「そう、幻の大地……上の世界でこの世界を見たものがそう名づけたんだ
      しかし、幻の大地という名称は実際には正しくない」

( ゚∀゚)「どういう意味だ?」

(´・ω・`)「こっちの世界、下の世界こそが『現実の世界』
      そして、上の世界の方が本当は幻……『夢の世界』なんだ」

(;゚∀゚)「はぁ!? どういうことだよそれ! 俺たちは夢の中の住人とでもいうのかよ!!」


(´・ω・`)「夢の世界は、この現実の世界の人たちの夢や、希望が実体化して出来た世界……
      でもそこに住む僕らは確かにこうして存在している。
      ちょっと違うけどいちおうパラレルワールドとでも言えばいいのかな?」


(;^ω^)(やべぇ話についていけないお……)

('A`)b(安心しろブーン。俺もだ!)



  
38: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:07:48.25 ID:1jBa0yoI0
  

(´・ω・`)「ジョルジ、ツン、君らと始めて出合ったとき
      ブーンには姿が見えてなかったのを覚えているかい?」

( ゚∀゚)「そういえば……」

ξ゚听)ξ「ブーンどころか、あんたらに会うまでは私のこと誰にも見えて無かったみたいだわ」


(´・ω・`)「そう。現実の世界に住む人たちには、夢の世界に住む僕らを見ることは出来ない
      そこで、夢である僕らをこの世界に実体化させるのがこの『夢見のしずく』だ」

('A`)(あれは確かもょもととハッサソさんが現れたときに、しぃさんが持ってた奴……)


(´・ω・`)「本来この二つの世界は独立していて、かかわることは無いはずなんだ
      でも、二つの世界を交わらせて何かをしようとしている者がいる……」

ξ゚听)ξ「それは誰……何も者なの? そんなことが出来るなんて……」

(´・ω・`)「すまない。そこまでは僕にも分からない」



  
39: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:10:53.95 ID:1jBa0yoI0
  

( ゚∀゚)「ん? ちょっと待った! 俺がブーンと出合ったのは上、夢の世界でだぜ
     なんでこっちの現実の世界に住んでるはずのブーンが夢の世界にいたんだよ」

(´・ω・`)「うん。本来、夢を認識できない現実の世界の住人が上の世界に来ることは無いはずなんだ
      夢は現実を認識できるから、下の世界に行ってしまうことがあるんだけど……
      ブーン何か、心当たりは無いかい?」

(;^ω^)「ここから北の小屋にある井戸から落ちたら知らない所だったんだお
      見えない何かに突き落とされたんだお……タブンアイツダオ……」

(´・ω・`)「それだ。この世界の各地には現実と夢をつなぐゲートとして井戸がある。
      きっとブーンを突き落としたのは何かの拍子でこっちにきてしまった夢の住人だろう
      その接触があったため、ブーンも一緒に夢の世界に行ってしまったんだ」


(;゚∀゚)「しかし、驚いたなぁ。まさか幻の大地が現実で、俺らがいた方が夢だったなんて……
      いや、でも俺はこうして現実の世界にいるわけだ。つまりそれは夢が現実になって……
      ん? そうすると、現実の俺は……だめだわけが分からなくなってきた」

ξ゚听)ξ「私は記憶が無いから、夢だの現実だの言われてもそんなに驚きはしないわね。
       自分が本来何者なのかは分からないままだわ……」

(´・ω・`)「きっとツンは何らかの方法で
      下の世界に来たときのショックで記憶をなくしたんだろうね」



  
42: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:14:04.52 ID:1jBa0yoI0
  

(´・ω・`)「重要なのは、夢だろうが現実だろうが
       僕らはココにこうして生きて、たしかに存在しているってコトさ」


ξ゚听)ξ「ショボンは何でこんなことを知ってるのよ」

(´・ω・`)「バーボンハウスの情報力をなめないでもらいたい。
      下の世界は当然のこと、上の世界まで全国展開しているからね
      こんなことが出来るのも、夢と現実を行き来できる僕がいるからこそだけど」


( ^ω^)「ショボンはどうやって、こっちの世界にきたんだお?」

(´・ω・`)「すまない。実は僕もツンと同じで、記憶が無いんだ」

(;^ω^)「そーだったのかお!」



  
44: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:17:04.05 ID:1jBa0yoI0
  

(´・ω・`)「もう数年も前になるけど、僕は気がついたらこの世界にいた。
      それから誰にも気づいてもらえず、各地を転々としていたとき
      兄さん……シャキンさんに出会ったんだ」

( ゚∀゚)「ほほう、それでそれで?」

(´・ω・`)「僕がジョルジやツンにしたように、夢見のしずくをくれた。
      その後は僕を弟のように面倒を見てくれて、
      僕もバーボンハウスを手伝うようになった」

( ^ω^)「本当の兄弟じゃないってそういうことだったのかお」


(´・ω・`)「一人前になった僕は、少しでも借りを返そうと
      この世界の各地にバーボンハウスの支店を出すための旅に出た
      その間に集めた各地に伝わる伝説や神話を元に夢の世界のことを知った」

(´・ω・`)「そして上の世界へたどり着いた僕は、上の世界でもバーボンハウスの展開を始めた。
      上の世界と下の世界この二つの世界で集めた情報を元に導き出したのがさっき話したことだ
      と、同時に過去の僕の情報も探したがこちらの方はまったくいい情報はなかったね……
      そして久々に下のサンマリーノの本店に戻ったら、君とジョルジにであったのさ」

(´・ω・`)「僕からの話は以上だ。長文すまない」



  
45: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:20:04.28 ID:1jBa0yoI0
  

('A`)(で、ブーンは今の話どれぐらい理解できた?)

( ^ω^)(おっおっおwww20パーセントってとこだお!)

('∀`)(よし勝った! 俺は23パーセントだ!!)

(;^ω^)(でもこれって低レベルなあらs……

('A`)(言うなブーンそれ以上いったら負けを認めることになるぞ)



(´・ω・`)「まぁ現実世界に住んでる二人には理解しづらい話だったかもね」


( ^ω^)「 で す よ ね ー ! 」('∀`)



  
48: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:23:07.81 ID:1jBa0yoI0
  

( ゚∀゚)「……まぁ、あんま難しいこと考えてもしょうがないな、なるようになるだろ
     で、俺らはこれからどうするんだ?」

(´・ω・`)「とりあえずさっきも言ったけど
      ドラゴンが言ったように上の世界に行ってみようよ」

( ^ω^)「ドクオもいっしょに来るお!!」

('A`)「あ、いや俺は……」

( ^ω^)「どうしたお?」

('A`)「実は、今は他の人たちと旅をしてるんだ……
    今日は各自、自由行動で……」

( ^ω^)「ドクオもがんばってるのかお! どんな人たちだお?」

('A`)「いい人たちだよ。チョット デンパダッタリ ウホッダッタリ スルトコロモ アルケド」

( ^ω^)「ドクオがそういうんならきっといい人たちなんだお。今度あってみたいお」



  
49: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:26:20.39 ID:1jBa0yoI0
  

 コン コンッ!

 誰かが 家のドアを 叩いている!


( ^ω^)「お?」


「ドクオ君、入るわよ」


(*゚ー゚)「私の方の用事はすんだから来ちゃった。ってあら?」

(´・ω・`)「あっ、君は……」

( ゚∀゚)「知り合いかショボン?」

(´・ω・`)「ほら、例の修行中に現れた電波……」

ξ゚听)ξ「あぁこの娘がうわさの……」



  
52: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:29:20.47 ID:1jBa0yoI0
  

(*゚ー゚)「みんなおそろいのようね。私はしぃよ、よろしくね」

( ^ω^)「しぃちゃんかお。かわいいお」

(*゚ー゚)「ありがとう内藤君」

( ^ω^)「お? なんでブーンの名前を……?」


(*゚ー゚)「他の方も知ってるわ。そこの二人は長岡さんと、ショボンさんね」

( ゚∀゚)「おう! 俺のことは呼び捨てでかまわないぜ」

(´・ω・`)「よろしく……」



  
54: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:32:21.54 ID:1jBa0yoI0
  

ξ゚听)ξ「よろしくね。しぃさん……」

(*゚ー゚)「あなたはツンデレさんね。私、みんなよりずっと年下よ? しぃでかまわないわ」

ξ;゚听)ξ(私のことまで知ってるなんて……このコ何者?)



('A`)「さっき話した仲間の一人がしぃさんだよ」

(*゚ー゚)「ドクオ君もいつまでさん付けで呼ぶつもり?」

('A`)「いや、なんていうか、しぃさんのほうがいろいろ知ってるし、人生経験豊富そうというかナントイウカ……」

(*゚ー゚)「まぁいいわ」



  
55: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:35:23.17 ID:1jBa0yoI0
  

('A`)「あとは他に2人いて、合計4人で旅することになったんだ」

( ^ω^)「こんど会わせてくれお! なんならみんなで一緒に旅をするお!!」

(*゚ー゚)「あら、それはいいかもしれないわね」

( ゚∀゚)「旅は、人数が多い方が楽しいし、楽だからな」

( ^ω^)「決まりだお! いつどこで会うか決めるお!」

(*゚ー゚)「そうねぇ……。こっちのパーティ自由行動が終わった後……【ex17月 佐賀日】はどうかしら?」

( ^ω^)「ブーン達はそれでかまわないお? みんな?」

ξ゚听)ξ「私達は特に予定も無いしね」


(*゚ー゚)「あとは場所だけど……温泉街があるアモールなんてどうかしら? こっちの世界の方の」

( ^ω^)「アモールならずっと昔にドクオと、カーチャンと旅行に行ったことがあるお」

('A`)「そういや、そんなこともあったなぁ……」

(*゚ー゚)「決まりね。『【ex17月 佐賀日】に下の世界のアモール』で会いましょう!!」

ξ゚听)゚∀゚)「把握!」(^ω^('A`)


(´・ω・`)「………………」



  
57: 21 ◆WOkutRzuoQ :2006/11/25(土) 00:38:48.18 ID:1jBa0yoI0
  

( ゚∀゚)「ん? どうかしたかショボン」

(´・ω・`)「あ、いや別に……さぁそろそろ夜も遅いし寝ない?」

( ^ω^)「ホントだお、もうこんな時間だお! よい子は眠る時間だお!!」

('A`)「だけどうち6人も寝るスペース無いんだぜ? せいぜい4人が限度だ」

ξ゚听)ξ「私としぃが家の中で寝るからあんたらは外で寝なさいよ」


(´・ω・`)「しょうがない、僕がとっておきのホイポイカプセル‐ハウスを出そう」

( ゚∀゚)「家のカプセルなんてよくそんな高価なもの持ってるな」

(´・ω・`)「カプセルコーポレーションとはちょっとしたコネがあってね」


( ^ω^)「んじゃ、そういうわけでおやすみだお。ツン、しぃちゃん」

ξ゚听)ξ「おやすみなさい」(゚ー゚*)


*二十一話 おわり*



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