( ^ω^)は幻の大地の住人のようです

  
4:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/30(土) 23:56:41.12 ID:2iekOzTp0
  
*三十話*

〜洗礼の祠〜

(メ゚∀゚)「ふぅ〜なかなか手ごわいなここの魔物は」

ヽ(・∀・)ノ「でも私とおっぱいさんがいればどうってことないですよおぉぉ!」

.∧∧
ξ゚听)ξ「だから私も忘れないでもらえる? ほら長岡、傷治すわよ」

 ツンはゲントの杖に祈りを捧げた!

( ゚∀゚)「おお、治った治った」

ξ゚听)ξ「アンタは自分で治せるわね」

ヽ(・∀・)ノ「はい既に治療済みですぅ〜。あとツンさん?」

ξ゚听)ξ「何よ?」

ヽ(・∀・)ノ「私のこと、そろそろ『ホイミン』って名前で呼んでくださいよぉー」

ξ゚听)ξ「フン……そのうちね。私が『アンタ』のことを認めたらそう呼んであげるわよ」

ヽ(・∀・)ノ「なら、ツンさんにも認められるようがんばりますよおおおおおお!!」



  
5:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/30(土) 23:58:50.48 ID:2iekOzTp0
  
( ^ω^)「みんな、いつもご苦労だお」

( (●)ω(●))「言うだけのことはあってなかなかヤルオ」

( ゚∀゚)「ヤル夫、お前も戦うんじゃなかったのかよ」

( (●)ω(●))「『ヤル夫様』だおwww」

( ゚∀゚)「チッ、かわいくねぇ奴だな」

ヽ(・∀・)ノ「ヤル夫様は戦わないんですかぁ?」

( (●)ω(●))「この後には3つ試練が控えてるんだお
         戦うのはそのときだお、それまでは力を温存だおwwww
         雑魚の相手はお前ら護衛の役目だおwww」

( ゚∀゚)「ホントに戦えるのかねぇ……」

(;(●)ω(●))「な、なにを、疑う気かお。それよりもブーン、お前は戦わないのかお?」

( ^ω^)「『ブーンお兄様』だおwww」

( (●)ω(●))「……お前は戦わないのかお」

( ゚∀゚)「ブーンはこのパーティのリーダー司令塔だからな。
     直接戦う力はなくても、仲間の状態、現状を把握して作戦を出す能力は結構なものだぜ」

ヽ(・∀・)ノ「マスターの作戦は完璧ですぅぅぅぅう! その分、私がマスタァを護るんですううう!」

ξ゚听)ξ「ブーンに命令されるのは癪だけど、足手まといにうろちょろされるよりはマシね」



  
6:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:02:24.15 ID:faIyByq40
  

( ^ω^)「と言う訳だお。まぁいざというときはブーンも及ばずながら戦いに参加はするお」

( (●)ω(●))「司令塔とかそんなふうには見えないおwwwつか似合ってねーおwww」

(♯^ω^)「なら次の戦いでブーンのリーダーっぷりを見せてやるお!!」


( ゚∀゚)「盛り上がってる所すまんが、試練って奴のお出ましみたいだぜ」


「我は第一の試練『混虎狗蛇阿』なり。なんじ王家の血を引く者よ我が灼熱の炎の体をもってその力ためさせてもらう」

 混虎狗蛇阿が現れた!!


( ゚∀゚)「やべぇ、炎のエレメント系かよ!!」

( ^ω^)「エレメント系ってなんだお?」

ξ゚听)ξ「フレイムマンとかブリザードマン。別名、自然(ロギア)系とも呼ばれるわ。
      水とか火とか雷。そういう自然のエネルギーの塊よ」

( (●)ω(●))「「?????」」(^ω^ )

ヽ(・∀・)ノ「早い話が『炎』そのものなんです!
       形が無いので殴れません!!」

( ゚∀゚)「物理系攻撃が効かないんだ。俺ら格闘家の天敵だぜ
     氷のエレメントとか例外はあるがな」



  
7:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:05:08.71 ID:faIyByq40
  

ξ゚听)ξ「しかも、炎ってのは厄介ね。私の得意分野のギラ、メラ系呪文もほとんど効かないわよ
      イオなら多少のダメージは見込めるかもしれないけど……有効なのは風とか冷気ね」

( ゚∀゚)「ホイミン、お前『気化冷凍法』とかできねぇの?」

ヽ(・∀・)ノ「無理ですよぉ、吸血鬼じゃないんですからぁ〜
       それにできたとしても炎相手には効かないと思いますよぉ!」

(;^ω^)「どうすんだお。お手上げかお?」

ξ゚听)ξ「ブーンがいるじゃない」

( ^ω^)「え? お? ブーンかお?」

ξ゚听)ξ「エターナル・フォース・ブリザードは無理でもヒャダルコぐらいならできるでしょ。
      それで奴を一気に凍らせるとまではいかなくても、炎の勢いを弱めれば私のイオで倒せるかもしれないわ」

( ^ω^)「なるほど把握したお」


混虎狗蛇阿「そろそろ戦いを始めてもよいか?」

( ゚∀゚)「律儀に待っててくれたのかよ」



  
9:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:07:06.48 ID:faIyByq40
  

混虎狗蛇阿「我は試練なり。我の目的、汝らを倒す事にあらず、汝らを試すこと故」

( ゚∀゚)「落とすのが目的の入試ではなく、理解度を試すための定期試験ってとこか」

混虎狗蛇阿「さよう。ただし一度戦いが始まれば容赦はせぬゆえ、弱者には死は覚悟していただく」

( (●)ω(●))「脅したって無駄だおwww死ぬのなんか怖くねぇおwww」


混虎狗蛇阿「では、始めさせてもらう……覚悟!!」

ξ゚听)ξ「来るわよ! ブーン準備しなさい! 私も少しでも威力を高めるため詠唱に入るわ」

( ^ω^)『フリスクI−N!!』

 ブーンはフリスクを装備した!


ヽ(・∀・)ノ「準備ができるまでは、私がマスターを護りますよおおおおおお!」

( (●)ω(●))「このヤル夫様が特別に相手の注意をひきつけてヤルオ!」

( ゚∀゚)「なら俺も、かく乱を――

混虎狗蛇阿「待て、仲間のうち一人は拘束させて頂く。最後に動いたおぬしはそこで見ているがよい」

 ジョルジュの周りに結界が出現した!

(;゚∀゚)「俺は見学かよ。ってか、そういうことは最初に言ってくれよ!」



  
10:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:09:16.84 ID:faIyByq40
  
( (●)ω(●))「お前はそこで見てればいいおwwwww」

( ゚∀゚)「じゃあ、ココでゆっくり王子様の活躍を見させてもらうとするかねぇ」

( (●)ω(●))「おい、そこの炎野郎! だお」

混虎狗蛇阿「何だニュー速の血を引く者よ」

m9( (●)ω(●))9m「さっさとかかってこいおwwプギャーwww!」

混虎狗蛇阿「……よかろう、その挑発乗ってやろう『メラ!』」

 混虎狗蛇阿はメラを唱えた!
 

Σ( (●)ω(●))「おでゅん、がぼす! あっつぅぅぅぅ!!」

 ヤル夫に12のダメージ!!

(;゚∀゚)「なんだコイツ……めちゃくちゃ弱いんじゃねーの?」

(;^ω^)「ヤル夫大丈夫かお!?」
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \  「ぜ、ぜん全然だ、大丈夫だお……ブーン、さっさとしやがれお」HP2
  |     (__人__)    |  
  \     ` ⌒´     /

(;゚∀゚)「めちゃくちゃ、やせ我慢じゃねぇか……」



  
11:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:11:21.74 ID:faIyByq40
  

ヽ(・∀・)ノ「マスターまだですか、このままじゃヤル夫様が……」

(*^ω^)「もうちょっと、もうちょっとだお……もう普通のフリスクには慣れてしまったかもしれんね……
      ホイミンはいざとなったらヤル夫を頼むお」

ヽ(・∀・)ノ「ヤル夫様ぁぁああ、いま回復をおおおおお!」

混虎狗蛇阿「まて、ホイミスライムよ。汝がそこから動いた瞬間、そこの無防備な二人を狙わせてもらうぞ」


*上から見た位置関係


     混虎狗蛇阿          ((●)ω(●)メ)←HP2
         


  ヽ(・∀・)ノ      
             (゚∀゚;)←結界で動けない
ξ゚听)ξ (^ω^*)
   ↑  ↑
  呪文準備中



ヽ(・∀・;)ノ「ここからじゃヤル夫様に回復呪文が届かないですぅ……
        ヤル夫様なんとかこっちまできてくださああい!!」



  
12:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:13:38.33 ID:faIyByq40
  

((●)ω(●)メ)「王子に回復呪文なんて、ひ、必要ねぇお……」

人人人人人人人人人人人人人人人人人人
) お、お前の力はそんなもんかおww   (
)         鬼さんこちら〜だおwww (
)            ,rrr、            (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y| |.l ト⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y/つ)))
      ,.----- ⊂ ヽ | __ ☆   __  _/ 巛
     /⌒     ,`ー   \ | |l / \  __つ
   /(゚,)   ⌒ ?ヽ/|| ,  \.|||/  、 \   ☆
  / (_人__) (゚,) |  /  __从,  ー、_从__  \ / |||
  |::: |r┬-| ⌒:::::  ',/ / /   | 、  |  ヽ   |l
   、 | |  |    ノ/ )  `| | | |ノゝ☆ t| | |l
   \uー'_ ノ゙ ─ー  `// `U ' // | //`U' // l
      o    /   /   W W∴ | ∵∴  |
        /    ☆   ____人___ノ


混虎狗蛇阿「強がっても無駄なり『ギラ!』」

 混虎狗蛇阿はギラを唱えた!


(;゚∀゚)「おいやばいぞ。あれ喰らったらアイツ今度こそ死ぬぞ、ブーン!!」


(;*^ω^)「あと少し、あと少しで来そうなんだお! ホイミン!!」

ヽ(・∀・)ノ「はい!! マスター!」



  
14:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:16:19.37 ID:faIyByq40
  

((●)ω(●);;)「おおおお!」

  ∧∧
ヽ(・∀・)ノ『ネコミミバリアアアアアアアアアア!!!』

 ホイミンがヤル夫をかばった!
 ネコミミから発生したバリヤーによりギラが打ち消された!!


混虎狗蛇阿「ふむ、動いたかホイミスライムよ。ならば宣告どおり、術者を狙わしてもらう!!」

 混虎狗蛇阿がブーンに向かって突進してくる!!


(*^ω^)「キタコレ!! 魔力がみなぎってきたお」

混虎狗蛇阿「だが、既に遅いわッ!! 喰らうがよい『炎のパンチ!!』」


(*^ω^)『ヒャダイン!!!』


 ブーンに混虎狗蛇阿のパンチが当たる寸前!
 ブーンの手から凄まじい冷気が放たれる!!



  
17:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:19:01.54 ID:faIyByq40
  

混虎狗蛇阿「クッ……」

 混虎狗蛇阿の炎の勢いがみるみる衰えてゆく!


(*^ω^)「ツン!」

ξ゚听)ξ「準備できてるわ! これならいける!!『イオ!!!』」

 ツンはイオを唱えた!

混虎狗蛇阿「ぐおおおおおおおおおおおおお!!
        汝……試練を超えたり……死をも恐れぬ勇気……見事なり……」

 混虎狗蛇阿は木っ端微塵に吹き飛んだ!!


( ゚∀゚)「おっ、結界が消えた!!」


ヽ(・∀・)ノ「大丈夫ですかヤル夫様?『ホイミ!!!!』」

( (●)ω(●))「ふ、ふん、余計なお世話だお」


 バシンッ!!!
 あたりに豪快な音が響いた!



  
18:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:21:08.97 ID:faIyByq40
  

(♯^ω^)「お前何やってるんだお! 戦闘は遊びじゃねぇお!!」

(;;)(●)ω(●))゚o「な、殴ったお……親父にも殴られたこと無いのにっ!!」

(♯^ω^)「いくらでも殴ってやるお!! ホイミンがかばってくれなかったら死んでたんだお!!?」


(;;)(●)ω(●))「死んだっていいじゃないかお!! 死んでも生き返れるんだお?」


( ゚∀゚)「はぁ?」

ξ゚听)ξ「なんで、死んでも生き返れるなんて思うのよ」

(;;)(●)ω(●))「……なんとなくだお。死んでも生き返るんじゃないのかお?」

(♯^ω^)「なんとなく……? ふざけるなお!! 死んだ者はもう生き返らないんだお!
      どんなに生き返って欲しいと願っても……生き返る事はねぇんだお!!」

 パァンッ!!
 ブーンがヤル夫の左頬をはたく!


(;;)(○)ω(ー(;;)「ううっ……」


(;゚∀゚)「おい、ブーン。もうやめとけって!」

(♯^ω^)「…………少しやりすぎたお……ヤル夫、死んでも生き返らないってことよく覚えておくお」



  
19:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:23:21.63 ID:faIyByq40
  

ヽ(・∀・)ノ「マスター……。ヤル夫様大丈夫ですか?『ホイミ!』」

( (●)ω(●))「………………傷はこうやって治るお……だったら死んでも……」

ヽ(・∀・)ノ「こうやって傷や痛みはホイミで癒せますけど、
       それは、生きてるから治せるんです。死んでしまったら治せないんです」


( ゚∀゚)「回復呪文で傷がすぐ治る。本やTVの中でしか『死』というものを知らない。
     だから、死んでも生き返れるなんて思っちまう子供が多いらしいぜ?」

( ^ω^)「……むかしのブーンもそうだったお……だからこそヤル夫には
      自分自身や大切な者の命を失ってしまう前に
      『死』という言葉のもつの意味を知って欲しかったお」

( ゚∀゚)「もしかして……ギコって奴のことか?」

( ´ω`)「………………」


( (●)ω(●))「…………死んでも生き返れない……」



      / ̄ ̄ ̄\ 
    / ─    ─ \  
   /  (○)  (○)  \
   |    (__人__)    | 
   \    ` ⌒´    /



  
20:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:26:08.16 ID:faIyByq40
  

ξ゚听)ξ「扉よ。どうやったら開くのかしら?」

 扉が重々しい声で語りかけてきた!

扉「汝がニュー速の血を引く者ならば、我に触れよ。
   汝がニュー速の血を引く者ならば、扉は開かれるであろう……」

( ^ω^)「ヤル夫さっきはすまんかったお。お前の出番だお」

( (●)ω(●))「……フン『ヤル夫様』だお。……これでいいのかお?」

 ヤル夫は扉に触れた!

扉「汝、ニュー速の血を引く者なり!!」

 扉が開いた!!

 そして 魔物の群れが現れた!!


( ゚∀゚)「開けたとたんこれかよ!!」


( ^ω^)「スマートにいくお! 長岡とホイミンは敵をなるべく中央に密集させるように戦うお!!
      ツンが呪文でそいつらを眠らせたら一気に駆け抜けて振り切るお!!」

ヽ(・∀・)ノ「了解ですマスター!!」

ξ゚听)ξ「まぁ体力の消耗を抑えるにはそれが妥当な所ね」



  
21:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:29:24.35 ID:faIyByq40
  

ξ゚听)ξ『ラリホー!』

( ^ω^)「いまだお!! 敵が眠ってる隙に走り抜けるお!!」

 ブーン達は敵を突っ切るように逃げ出した!!


ヽ(・∀・)ノ「マスター!! 前方に次の試練みたいですううううう!!!

( ゚∀゚)「やべぇ!「俺たちは敵から逃げてる」「前に立ちふさがるのは試練」」

ξ゚听)ξ「ハサミ討ちの形になるわね……」


「MEは第二の試練『癒雲母瑠』NE。安心スルYO。試練の邪魔はサセナイZE!」

 ブーン達の後方に結界が出現した!

癒雲母瑠「これでモンスターはこっちコレナイYO!」

( ゚∀゚)「今度の試練はずいぶんファンキーなことで」


癒雲母瑠「RULEはわかってるNA? 一人は封印DAZE?
    ただし、ニュー速の血を引くものにはMUST! 必ず参加してもらうYO!」



  
22:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:32:00.52 ID:faIyByq40
  

ξ゚听)ξ「誰が休む? 見たところ、さまよう鎧タイプの敵よ」

ヽ(・∀・;)ノ「うぅ〜おばけですぅ……」

( ゚∀゚)「あんなもん俺が一発でぶち抜いてやんよ!」


( ^ω^)「なら長岡に任せるお。ホイミンが休憩でいいかお?」

ヽ(・∀・)ノ「はい、マスターのご命令なら何なりとです!!!」

 ホイミンの周りに結界が出現した!


癒雲母瑠「LET'S START! はじめようKAI!」


( ゚∀゚)o彡゜「先手必勝! おっぱい!!」

 ジョルジュは疾風のごとく殴りかかった!


癒雲母瑠「NICE ATTACK! いい攻撃NE!
     でもMEには効かないYO!!」

 癒雲母瑠に28のダメージ!!

( ゚∀゚)「ちっ、鎧が少しへこんだだけか……やっぱりこの攻撃法じゃ限界みたいだな……」



  
23:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:34:10.22 ID:faIyByq40
  
癒雲母瑠「HAHAHAッ! どうした一発でぶち抜くんじゃなかったノーネ?」

( ゚∀゚)「まぁ見てな、ここからが本番だぜ! おっぱいハンターとしての新しい攻撃方法を見せてやる!」

癒雲母瑠「なら、メンタマかっぽジッテ見ていてやるのでアール!」

( ゚∀゚)「ホイミン! お前の技からヒントを得た攻撃方法だ! よくみてろよ!!」

ヽ(・∀・)ノ「おっぱいさんアレをやるんですねえええ!!」


( ゚∀゚)「一瞬で相手の懐にもぐりこみ!!」

 ジョルジュは癒雲母瑠の懐に飛び込んだ!

癒雲母瑠「OH! IT'S FANTASTIC!! いつのまにデース!!」


( ゚∀゚)「飛び込んだそのままの勢いで左腕をおっぱいに向かって……突き出す!!」

 なんと ジョルジュの腕が癒雲母瑠の胸を貫いた!!

( ゚∀゚)「名づけて……『スピアタックル』だぜ!

癒雲母瑠「グードゥ!……これでMEの試練はターンエンドン……」

 癒雲母瑠は木っ端微塵に砕け散った!!

 _
( ゚∀゚)「また、つまらぬものをつかんでしまった……」



  
25:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:35:56.58 ID:faIyByq40
  

ヽ(・∀・)ノ「おっぱいさああああん! 完璧ですよおおおおお!! うわっと!」

 ホイミンの結界が解かれた!

ξ゚听)ξ「私達の出番なかったわね」

( ^ω^)「おっおっおwwwやっぱり長岡は頼りになるお!」


( ゚∀゚)「この新たな技でいつか究極のおっぱいをつかんで見せるぜ!!」

ξ゚听)ξ「よくわからないけど、凄くやる気みたいね」

( ^ω^)「さぁ先に進むお!!」




 そして ブーン達は2つ目の扉にたどり着いた!


( ^ω^)「ヤル夫出番だお!……って、お?」

ξ゚听)ξ「どうしたのブーン? ……って、あら?」

( ゚∀゚)「さっきからなんか静かだなーとは思ってたんだが……」

ヽ(・∀・)ノ「ヤル夫様がいないですうううううううううう!!!」



  
26:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:38:58.23 ID:faIyByq40
  
〜洗礼の祠−ブーン達とは別地点−〜


( (●)ω(●))「ハァハァ……」


( (●)ω(●))「死んだら生き返れないってどういうことだお……聞いてねぇお……
         常識的に考えておかしいだろお……」



( (●)ω(●))「…………常識的に考えたら、生き返れないかもしれねぇお……」


( (●)ω(●))「こんな所にいつまでも一人でいたら危ないお……」

( (●)ω(●))「魔物に殺されてしまうお……殺される……死……」


( (○)ω(○))「死んだら生き返れない……おしまい……?」


o゚((○))ω((○))゚o「うわあああああああ、じゃあ、死んだらどうなるんだお!?
             怖いお、死ぬのはいやだお、うああああああああああああああ!」



  
28:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:41:48.70 ID:faIyByq40
  
( ^ω^)「いったい何時からいなくなったんだお!?」

ヽ(・∀・)ノ「おっぱいさんが戦ってるときは既にいなかった気がします!!」

ξ゚听)ξ「もしかして、敵から逃げるときにはぐれたのかしら」

( ゚∀゚)「怖くなって逃げたんじゃねぇの?」


( (●)ω(●))「はぁはぁはぁ、やっと見つけたお……でも、出ていけるふいんきじゃねーお……」

 ヤル夫は岩場の影からこっそりブーン達の様子をうかがっている!


( ^ω^)「とにかくヤル夫を探すお! どっちにしろヤル夫を探さないことには扉が開かないお」

ξ゚听)ξ「まって、ブーン」

( ^ω^)「なんだおツン?」

ξ゚听)ξ「ブーンのお父さんが本当にこの国の王になるはずだったパパテガさんなら、
       ブーンにもその扉、開けられるんじゃない?」

ヽ(・∀・)ノ「そうですよマスター! ためしにやってみましょうよ!」

( ゚∀゚)「一応、確認のためにやってみろよブーン」

( ^ω^)「わかったお……試してみるお」

 ブーンは扉に触れた!



  
29:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:44:19.46 ID:faIyByq40
  

扉「…………認証中…………」


(;^ω^)「……ゴクリ。」

ヽ(・∀・)ノ「…………ゴクリ。」

(;゚∀゚)「………………ゴクリ。」

ξ゚听)ξ「……………………ゴクリ。」


    / ̄ ̄ ̄\
   /  \,, ,,/  \
 /  (●) (●)||| \
 |    (__人__)   U.|   ・・・・・・・・ゴクリ。
  \U  ` ⌒´    /




( (●)ω(●))「Gokuriうめぇwwwでも量が少ねぇおwwもう一本飲むおwww」

 ヤル夫はGokuriを飲んでいる!


( (●)ω(●))「アイツ等、このヤル夫様を差し置いて扉の前で何やってるんだお?
          ここは安全みたいだし、とりあえず様子を伺うお」



  
31:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:47:19.49 ID:faIyByq40
  

扉「汝、ニュー速の血を引く者なり!!」

 扉が開いた!!


(;^ω^)「ひ、開いたお……」

ξ゚听)ξ「開いたわね……」

ヽ(・∀・)ノ「開きましたああああああああ!!」

( ゚∀゚)「やっぱりブーン親父のパパテガとこの国のパパテガは同一人物だったんだな」


(;(●)ω(●))「な、なんでブーンが開けられるんだお!? いとこでも開くのかお!?
         やべぇお、出番がなくなるお……出て行くなら今しかねぇお!!」


( ^ω^)「開いたことは開いたけど、ヤル夫がいないと先に進んでも意味無いお
      探しにいk――」


    |┃三 ガラッ
    |┃  ____
    |┃/⌒  ⌒\
    |┃(●)  (●) \
――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\  呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン!!
    |┃  |r┬-|     |⌒)  『運命』ともにニューソク・デ・ヤル夫様参上だお!
    |┃   `ー'ォ     //



  
32:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:50:46.79 ID:faIyByq40
  
( (●)ω(●))「いつまでもこんなところでボラボラしてないでさっさと先に進むおwww」

( ゚∀゚)「なんだよボラボラって……別に飛んでいかねーぞ。つかお前逃げたんじゃなかったのかよ……」

(;(●)ω(●))「に、逃げる? や、ヤル夫様がに、にげ、にげ逃げるわけねーだお、常識的に考えて……
         ちょちょっと、ノロウイルスを喰らって休んでただけだおだお」

ξ゚听)ξ「めちゃくちゃ動揺してるじゃない……」

ヽ(・∀・)ノ「ノロ大丈夫ですか? 少し休みますかぁ?」

( ゚∀゚)「どうせ嘘だろ。こんな元気じゃねぇか」

( (●)ω(●))「う、嘘じゃねーお、ヤル夫様の力を持ってすればノロなんて一瞬で克服だお」

( ゚∀゚)「そんな、すぐ治ったら苦労しねーよ。イロイロト……」

( ^ω^)「まぁ、ヤル夫も戻ってきたし先に進むお。残る試練もあと1つだけだお」

((;(●)ω(●)))(……試練…………こ、怖くなんかねぇお……)

ヽ(・∀・)ノ「本当に大丈夫ですかぁ? 震えてますよぉ?」

(;(●)ω(●))「試練なんか怖くねぇって言ってるお!」

ヽ(・∀・)ノ「SIREN? 私が聞いたのは体の調子のことですけど?」

( ゚∀゚)「墓穴を掘ったな。まぁ俺たちが守ってやるから、もう逃げんなよ」

*三十話 おわり*



  
33:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:52:22.84 ID:faIyByq40
  
ちなみに

試練1 混虎狗蛇阿(コントラクター) ttp://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0448.jpg
試練2 癒雲母瑠(ユンボル) ttp://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0449.jpg


ちょっとネタバレになるけど

試練3 裸流愚羅怒(ラルグラド) ttp://boonpict.run.buttobi.net/cgi-bin/up/src/boonpic_0450.jpg

こんな感じね



※画像保存できませんでした。すいません。

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