( ^ω^)は幻の大地の住人のようです
- 34:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:55:04.20 ID:faIyByq40
- *三十一話*
〜洗礼の祠−最深部−〜
「私は最後の試練『裸流愚羅怒』! よく来たニューソクの血を引く者達よ!!」
( ゚∀゚)「堅っ苦しい炎、鎧のエセ外国人ときて最後の奴はまともなユニコーンだな」
裸流愚羅怒「私の後ろにある扉を抜ければ祭壇にたどり着く
さぁ我が試練を突破してみせよ! まずは封印されるものを一人選ぶがいい!!」
ξ゚听)ξ「ここまでの戦闘で疲れたしMPもほとんど残って無いから私が休むわ」
ツンの周りに結界が出現した!
( ^ω^)「ところで一人封印するのは何か意味があるのかお?」
裸流愚羅怒「えっと……その場のノリとかもあるじゃないですか」
( ^ω^)「ノリですかお」
ヽ(・∀・)ノ「『♯戦いだぞ! ノリなんかあるかっ!!』です!」
( ゚∀゚)「アレ、なにこれデジャヴ?」
((;(●)ω(●)))(こえーお……死にたく無いお……早く戦いなんかおわらねーかお……)
- 35:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 00:57:25.48 ID:faIyByq40
裸流愚羅怒「では、はじめよう最後の試練だ!」
( ゚∀゚)「早速だが終わらせてもらうぜ! 『スピアタックル!!』」
裸流愚羅怒「ほう、迷いの無い良い攻撃だ。……だがっ!!」
ミス! 裸流愚羅怒はひらりと身をかわした!
( ゚∀゚)「なっ……」
裸流愚羅怒「動きが直線すぎるのだ、私の脚力を持ってすれば、かわすことなど造作も無い」
( ゚∀゚)「くっ、もう一発だ『スピアタックル!』」
裸流愚羅怒「もう、見切ったと言っている」
裸流愚羅怒はジョルジュの攻撃をかわし、後ろ足でジョルジュを蹴り飛ばした!
(;゚∀゚)「がはっ……こいつは強烈だぜ……骨いっちまったかもしれねぇ……」
ヽ(・∀・)ノ「おっぱいさぁぁあん! 今すぐベホマをおおおお!」
- 37:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:01:03.92 ID:faIyByq40
裸流愚羅怒「さて次は……」
裸流愚羅怒の視線がヤル夫を捕らえる!
( (●)ω(●))「ひぃっ!」
裸流愚羅怒「ニュー速の血を引く者よ、そなたの力見極めさせてもらうぞ」
裸流愚羅怒はヤル夫に向かって一直線に駆け出した!
( (○)ω(○))「逃げちゃだめだお逃げちゃだめだお逃げちゃだめだお
逃げたらまた馬鹿にされるお……逃げちゃだめだにげちゃだめだにげあqwせdrftgyふじこlp」
( ^ω^)「ヤル夫!!」
ξ゚听)ξ「危ない! よけてっ!!」
裸流愚羅怒「どうした、血を引きしものよ!! そなたの実力はその程度か!!」
( (○)ω(○))「うあああああああああ」
ド ガ ァ ッ !!
- 38:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:04:08.28 ID:faIyByq40
- (;(●)ω(●))「あああああっ……」
( ゚∀゚)「ふぅ〜間一髪間に合ったぜ!」
なんと ジョルジュが裸流愚羅怒を受け止めた!!
しかし 裸流愚羅怒の角はジョルジュの腹部を貫いている!!
(;゚∀゚)「人に攻撃が直線的だとかなんだかんだ言っておいておめぇも直線的じゃねぇかよ!!」
裸流愚羅怒「くっ、私としたことが不覚……だが私のパワーは10馬力だ!
その体で受け止められるかな!」
(;゚∀゚)「お前が10馬力なら俺は11馬力の力でお前を抑えるぜ!!」
両者はほぼ互角の力で押し合っている!
((;(●)ω(●)))ガクガク
ヤルオは目の前で繰り広げられる生死をかけた争いにただ腰を抜かし震えることしかできなかった
裸流愚羅怒「どうした? だんだんと押し返す力が弱くなっているぞ!」
貫かれたジョルジュの傷口からドクドクと血が流れ出す!
(;゚∀゚)「こんな所で、死んでたまるかよおおおお!」
ジョルジュの力が一段と強くなり裸流愚羅怒を押し返す! しかし 血は流れ続ける……
- 40:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:06:22.04 ID:faIyByq40
(;(●)ω(●))「ジョルジュもうやめるお!! 死んじまうお! お前は死ぬのが怖くないのかお!?」
(;;゚∀゚)「そりゃ死ぬのは怖いさ、誰だって死ぬのは嫌だろ……」
裸流愚羅怒を受けとめたままジョルジュが答える
(;;゚∀゚)「さっきさ、『逃げんなよ』って言ったけど、そのせいで逃げられなかったならごめんな。
確かに、逃げるのはいいことじゃねぇが……『死』から逃げることだけは全力でやれ
逃げる以上に、死ぬことだけはだめだ。逃げても戻ってくることはできるが、死んだらもう戻ってこれねぇからな」
(;(●)ω(●))「だったら何で今、ジョルジュはそんなにがんばってるんだお!? 死んじまうお。さっさと逃げろお!!」
裸流愚羅怒「そうだ、死を恐れるのは生物の本能。なのに何故お前は恐れることなく私に抗う」
(;;゚∀゚)「へっ、こんな状況で死ぬことなんざ考えちゃいねぇぜ。
俺はまだ夢をかなえちゃいねぇんだからな…………ホイミンもう準備はいいか!!!」
ヽ(・∀・)ノ「はい! おっぱいさん準備完了ですううううううう!!」
ホイミンの触手は腕に変化し、キングオブハートの紋章が輝いている!!
裸流愚羅怒「何っ!?」
( ゚∀゚)「時間稼ぎもこれまでだ! おらっしゃあああおっぱい!!!」
ジョルジュは残った力を振り絞り裸流愚羅怒の体をホイミンに向かって投げ飛ばす!!
- 43:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:09:32.89 ID:faIyByq40
(;;゚∀゚)「あとはホイミンが決めてくれる……ブーン早く回復呪文を……」
(*^ω^)「こっちも準備できてるお『ベホイミ!!』」
(;゚∀゚)「いてて、ベホイミじゃ、傷をふさぐのがやっとか……」
ヽ(・∀・)ノ「はぁぁああああっ! 私のこの手が光って唸る!! お前を倒せと輝き叫ぶ!!
必殺――
裸流愚羅怒「甘いわ、空中だから回避できないとでも思ったか!!」
ξ゚听)ξ「気をつけて! そいつ何かする気よ!!」
ヽ(・∀・)ノ『シャイニングフィンガアアアアアアッ!!!』
裸流愚羅怒『月歩』
なんと 裸流愚羅怒は空中を蹴り ホイミンの攻撃をかわした!!
- 44:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:12:28.44 ID:faIyByq40
(;゚∀゚)「なにぃ! 空気を蹴りやがっただと!?」
裸流愚羅怒「私の脚力を持ってすれば、宙を蹴り方向を変えるなどたやすいこと!!」
ヽ(・∀・;)ノ「あぁぁぁぁ、今のでもう力がぁ……」
ホイミンの体は紋章による輝きを失い、その場に崩れ落ちる
ヽ(・∀・;)ノ「すいませんマスタぁ……今はもう戦えそうに無いですぅ……」
( ^ω^)「ホイミンよくやったお。後はこっちに任せて休んでてくれお!」
(;(●)ω(●))「なんでみんなそんなにがんばれるんだお……
おかしいだお……常識的に考えて…………死ぬのはこえーお……」
(;^ω^)(と、言っても、こっちは実質戦えるのは長岡独りだお……
しかも長岡ももうやばいお、ここはいっそ逃げることも……)
裸流愚羅怒「ふふふっ、逃げてもかまわぬぞ。だが彼女は逃げられぬがな!
まぁ結界の中の居心地はともかく、安全は保障するぞ」
ξ゚听)ξ「ブーン!! 私にかまわないで!」
(;^ω^)(そうだお……ツンが結界に捕らわれてたんだったお)
裸流愚羅怒「ノリでやってみるものだな。思わぬところで役に立つ」
- 45:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:15:42.65 ID:faIyByq40
(;^ω^)「ヤル夫は戦える状況じゃないし、ホイミンは力尽きてダウン……
ブーンだけで勝てるかお……?」
_
(;゚∀゚)「なら、俺がやるしかねぇだろ……」
( ^ω^)「長岡! やれるのかお?」
(;゚∀゚)「正直きついが、お前じゃあいつの相手は無理だ。ブーンはそこの王子様をしっかり守っておけよ」
裸流愚羅怒「傷ついた身でまだ抗うか、お前の直線的な攻撃では私は倒せぬといっただろう」
( ゚∀゚)「何とでもいえ、その直線的な攻撃でどうにかしてやるぜ!
数うちゃ当たる作戦だ『ローゼスビット!!』」
*=ー *=ー
ヒュン ヒュン
裸流愚羅怒「所詮は真っ直ぐにしか攻撃できぬ武器。造作も無くかわせるわ!」
_
( ゚∀゚)「やってみな! ファイヤ!!」
ジョルジュの掛け声とともにファンネルからビームが放たれる!
裸流愚羅怒「『剃』」
- 46:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:17:56.83 ID:faIyByq40
(;゚∀゚)「なに!? 消えた!?」
ビームが放たれた先に裸流愚羅怒の姿は無かった!!
キョロキョロ
(゚∀゚;三;゚∀゚)「どこだ?」
裸流愚羅怒「こっちだ」
裸流愚羅怒がジョルジュの後方で呼びかける
裸流愚羅怒「『剃』。一瞬で10回以上地面を蹴ることで瞬間的に移動する技だ」
( ゚∀゚)「ご丁寧に解説どうもッ……! ガンガンいくぜ!!」
*=ー *=ー
ヒュン ヒュン
裸流愚羅怒『剃』
( ゚∀゚)「くそ〜これでもかわされちまうか」
裸流愚羅怒「いくら数を増やした所で無駄だ」
- 50:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:20:59.32 ID:faIyByq40
- ( ^ω^)「…………」
((;(●)ω(●)))ガタガタ
二人は一人と一匹の戦いを静かに見守る
( ^ω^)「ヤル夫大丈夫かお?」
(;(●)ω(●))「や、『ヤル夫様』だお。べ、別にお前に心配されるほどびびってねぇお……」
( ^ω^)「お前じゃなくて『ブーンお兄様』だお」
( (●)ω(●))「…………急に怖くなったんだお……」
( ^ω^)「お?」
( (●)ω(●))「今までは死んでも生き返れると思ってたから死ぬことなんて怖くなかったお
でも、死んだらおしまいと知ったら急に死が怖くなったんだお」
( ^ω^)「ブーンも同じだお……昔は死んでも生き返るもんだと思ってたお……
でも実際に死と言うものを目の当たりにして、死んでしまった者はもう戻ってこないと言うことがわかったお」
( (●)ω(●))「死んだらどうなるんだお!? どこへ行ってしまうんだお!? 死んだ後には何が残るんだお!?
次々と疑問が浮かんできて、そのことを考えると怖くてたまらないんだお!!!」
( ^ω^)「ブーンのカーチャンは言ったお
『誰でも死ぬいつかは死ぬ…………だから…だから…みんな一生懸命生きるのよ』」
( (●)ω(●))「一生懸命生きる……お?」
- 52:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:24:17.10 ID:faIyByq40
( ^ω^)「死んだ者がどこへ行くか、どうなるかなんてわからないお。
そんなことは死んだ後に考えればいいんだお。生きてるうちは、ある命を使って一生懸命生きるんだお
ヤル夫は何がやりたいお? 今ある命を使って何がしたいんだお?」
( (●)ω(●))「やりたいこと……」
( ^ω^)「長岡やホイミンは夢に向かって一生懸命だお。ツンも記憶を取り戻そうとがんばってるお。
ブーンは世界中を見て回りたい、トーチャンに会いたいし、空も飛んでみたい……
そして、ブーンの目の前で誰も死なせたくないお……やりたいことがありすぎて全部できるかなんてわからないお」
( (●)ω(●))「でも、どんなにがんばったって途中で死んでしまうかもしれないお……」
( ^ω^)「そのときはそのときだお! 確かに悔しいけど、それまで一生懸命生きたならブーンはきっと満足だお」
( (●)ω(●))「……………………」
_
( ゚∀゚)「なら今度は発射のタイミングをずらして……」
裸流愚羅怒「無駄だ無駄だ無駄だ!! 直線では私を捉えることはできぬ」
裸流愚羅怒「『剃』『剃』『剃』」
ファンネルからタイミングをずらしビームが発射されるが裸流愚羅怒はその全てをかわしてゆく
- 53:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:27:27.03 ID:faIyByq40
裸流愚羅怒「だがかわすだけではこちらも攻撃できぬな……
そろそろ反撃させてもうとするか」
裸流愚羅怒『稲妻!!』
裸流愚羅怒は稲妻を呼び寄せた!
あたり一面に降り注ぐ稲妻が次々とローゼスビットを破壊してゆく!
(;゚∀゚)「ちくしょーッ、これ直すの大変なんだからな!!」
裸流愚羅怒「それから、そちらでしゃべってる二人もそろそろ攻撃させてもらうぞ!」
ξ゚听)ξ「ブーン! ヤル夫!!」
(;^ω^)「!」「ヤル夫! ブーンの下に隠れるお!!」
稲妻がブーンに襲い掛かる!!
(;^ω^)「あうっ、あああぁ」
ブーンに26のダメージ!!
ブーンはヤル夫をかばった!
ブーンに24のダメージ!!
- 55:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:30:11.94 ID:faIyByq40
- .∧ ∧
(;;´ω`)「あうあう……」
裸流愚羅怒「ふむ。そのネコミミでダメージが軽減されたようだが、
二人ぶんの攻撃を喰らったのだ。しばらくは動けまい」
(;(●)ω(●))「ブーン大丈夫かお!? 死ぬなお!?
まだやりたいことがいっぱいあるんだお!? だから死んじゃダメだお!!!」
(;´ω`)「ぶ、ブーンお兄様だお……まだ何とか生きてるお……でも、もうヤル夫を護れそうも無いお
このネコミミをあげるから、あとはこれに護って貰えお……」
ブーンは気を失った!
( (●)ω(●))「…………ネコミミ……」
,-、,
ノ i、ヽ,
_,,、-‐‐‐‐‐‐-、,_,,----‐‐、,,_ /"/"ヽ ヽ
ヽ、‐、---、../ " '"./、、、.| |
ヽ "'ー''"´___ .`'''、,;;;|; i
ヽ'" /::/ ヽ--、,,,,, ヽ'' i、/丶
/ /::/ ⌒ ⌒ i、 'i ネコミミモードだお
ヽ:::! (●) (● ) i ;i
\:::⌒ (__人__) ⌒:::::.i、
裸流愚羅怒「「ちょwwおまwww空気嫁wwww」」(゚∀゚;)
- 57:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:33:33.85 ID:faIyByq40
- ヽ(;∀;)ノ「マスタアアアアアアアア!!! くぅ〜動け! 動け私の筋肉よ! 早くマスターに回復呪文を」
しかし ホイミンの体は動かない!!
ξ゚听)ξ「大丈夫よ、ブーンはあんなことじゃ死なないわ(ブーン……また他人をかばって……)」
裸流愚羅怒「残るは二人だ。降参すれば、お前たち二人は助けてやるがどうする?」
( (●)ω(●))「あきらめねぇお!! この試練も、ブーン達の命も!!」
裸流愚羅怒「そうか……ならば全員まとめて死ぬがよい!」
(;゚∀゚)「もし俺に眠ってる力があるなら今ここで目覚めやがれえええええええ!!!」
その時だった――
思いに答えるかのようにジョルジュの左腕が輝きだした!!
( ゚∀゚)「こ、これは!?」
ヽ(・∀・)ノ「私のキングオブハートの紋章が光って……これは……共鳴している!?」
裸流愚羅怒「何だ!? 何が起きると言うのだ!!」
( ゚∀゚)「なんだかわからねぇが、何でもでもいい!! 出て来い! うおおおおおおおおおおおお!!!」
ジョルジュの左腕、そして全身が金色に輝く!!
- 58:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:35:14.34 ID:faIyByq40
- _
( ゚∀゚)「うおおおおおおおお! 力だ! 力があふれてくるッ!?」
金色のオーラを放つジョルジュ!
そしてその左腕には――
ヽ(・∀・)ノ「あれは『ジャック・イン・ダイヤの紋章!?』
おっぱいさんもシャッフルの魂を受け継ぎし者だったのですか!!」
_
( ゚∀゚)「すげぇ、ホントに眠ってた力が目覚めやがった……ホント、ノリで言ってみるもんだな」
裸流愚羅怒「ふん、何が変わったと言うのだ。ただ光っているだけではないか」
_
( ゚∀゚)「お前はもう……俺について来れねェぞ……俺の技はみんな……一段階進化する」
ジョルジュは裸流愚羅怒に向かって駆け出した!!
裸流愚羅怒「ほざけ、何も変わっておらぬでは無いか!!
攻撃のタイミングに合わせて『剃』でかわせばよいだけのk――
ドゴォッ!
- 61:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:39:39.10 ID:faIyByq40
裸流愚羅怒「――ッ……急加速しただと……!?」
裸流愚羅怒の胸にジョルジュの腕が叩き込まれている!!
_
( ゚∀゚)「目標の直前で重心を移動させて急加速! 紋章の力で強化された体がその動きを可能にした。
進化したスピアタックル……『トライデントタックル』だ!!」
裸流愚羅怒「くっ、剃でかわすには直前までひきつける必要がある……
早めにかわしてしまっては……方向転換されて攻撃されるだけだからな……」
_
( ゚∀゚)「直線の動き+緩急の動き。これならお前でも対処できない」
裸流愚羅怒「急加速したお前の攻撃は私にはもう捕らえきれなかった……」
_
( ゚∀゚)「まだまだいくぜ。進化した隼振り!『爆裂振り』だ!!!」
ジョルジュは両腕を使って4連撃を繰り出した!!
裸流愚羅怒「がはっ――」
ヽ(・∀・)ノ「おっぱいさん凄いですううううう!」
_
( ゚∀゚)「とどめだあッ! これがサテライトジョルジュ30を進化させた――ッ
- 62:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:42:40.97 ID:faIyByq40
- ( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
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( ゚∀゚)( ゚∀゚) 『サテライトジョルジュ∞(インフィニティ)!!』 ( ゚∀゚)( ゚∀゚)
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- 64:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:45:53.18 ID:faIyByq40
- ( ゚∀゚)『ジョ!』
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( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
( ゚∀゚)『ル!!』
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( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
( ゚∀゚)『ジュ!!!』
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( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
( ゚∀゚)『長岡!!!!』
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( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)( ゚∀゚)
( ゚∀゚)『連・弾!!!!!!』
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( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜
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( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜
- 66:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:49:15.64 ID:faIyByq40
分身したジョルジュは一撃ずつ攻撃を加え 消えていった!!
裸流愚羅怒「み、みごと……最後の試練はこれにて突破だ『ベホマズン』」
ブーン達は全回復した!!
裸流愚羅怒「さぁ王子よ。その扉を抜け洗礼を受けるがよい!! ぐふっ……」
裸流愚羅怒は消滅した!!
ヤル夫たちは全ての試練を突破した!!
( ^ω^)「うは全回復ktkr!」
_
( ゚∀゚)「なんだ試練の奴、ずいぶんいい奴じゃねぇか」
ξ゚听)ξ「ってか、殺すってのも嘘でしょ。試練が跡継ぎを殺すわけ無いわよ……常識的に考えて……」
ヽ(・∀・)ノ「つまり、ノリって奴ですね!!」
_
( ゚∀゚)「まぁ、そのおかげでこの王子様はいろいろと学べたんじゃないか? 俺も強くなれたし」
( (●)ω(●))「……………………」
( ^ω^)「さぁヤル夫! 扉を抜けて洗礼を受けるお!!」
- 68:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:52:39.79 ID:faIyByq40
- 〜洗礼の間〜
神官「ニューソク・デ・ヤル夫王子よ。よくぞここまで参られた!」
( (●)ω(●))「フン。さっさとヤルオ」
神官「では、王子よ。そなたはこの試練で何を学ばれた」
( (●)ω(●))「人は死んだら生き返らないお……そして誰でもいつかは死ぬ
だから生きてるうちはやりたいことを精一杯ヤルオ
でも、どんなにがんばっても夢がかなう前に死んでしまうこともあるお……それだけは止めたいお」
神官「では、そなたが望む世界とはなんだ?
人が死ぬことの無い世界か? それともいつ死ぬか分かる世界か」
( (●)ω(●))「死んでも生き返ることが出来るような国を作りたいお
まずは医療関係の呪文とかを発達させて、病死、事故死の無い国を目指すお
そして、いざと言うときのために、死者を生き返らせることの出来る呪文を研究するお」
ξ゚听)ξ「なんか微妙にずれてない? ブーン達が言ったことわかってるのかしら」
( ゚∀゚)「まぁいいんじゃねぇの? これはこれで」
( ^ω^)「おっおっおwwこれがヤル夫なりに考え出した答えなんだお」
ヽ(・∀・)ノ「死なないのが一番ですけど、死んでしまった人のために蘇生呪文を研究することもいいことですよ」
- 69:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:56:19.86 ID:faIyByq40
( (●)ω(●))「全ての人が夢を実現させ寿命まで生きられるそんな国を作りたいお」
神官「そうか。ならばこの『洗礼の証』を受け取るがよい」
ヤル夫は 洗礼の証を 手に入れた!!
神官「そなたなら先代国王達に負けず劣らずの良い国王となれるだろう」
( (●)ω(●))「さぁ、帰るお」
( ^ω^)「ツン。リレミトを頼むお」
ξ゚听)ξ「まって。今、新しい呪文のアイデアが閃いたわ
リレミトでダンジョンを脱出した後、そのままルーラで移動できる呪文……」
ヽ(・∀・)ノ「それは便利ですねえええ!!」
ξ゚听)ξ「いくわよ!『リレルーラ!!』」
ツンはリレルーラを唱えた!!
ブーン達は洗礼の祠を脱出し、ニュー速城に移動した!!
- 73:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 01:59:15.96 ID:faIyByq40
- 〜ニュー速城−王の間−〜
王´ω)「ヤル夫、よくやったお! 流石、私の息子だお!」
( (●)ω(●))「はっ父上! 疲れたので部屋で休みますお」
ヤル夫が部屋から出て行った!!
王´ω)「ブーン達もよくやったお! 流石、兄上の息子とその仲間だお!」
( ^ω^)「ブーン達のかかれば、こんなのどってこと無いお」
王´ω)「なら頼まれついでにもう一つ頼まれてくれないかお?
この国から西の海峡を越えた先のフォーン国が困ってるらしいんだお
ちょっと助けてやってくれないかお?」
( ^ω^)「まかせてくれお!!」
王´ω)「そなた達が困ったときには私も全力で助けるお
あと旅立つ前に、ヤル夫に会っていってやってくれお」
( ^ω^)「それじゃ、叔父さんさよならだお〜」
- 75:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 02:01:20.54 ID:faIyByq40
- 〜ヤル夫の部屋〜
( (●)ω(●))「お前ら、フォーンに行くのかお?
なら、ついでにあの国の図書館で、『昔栄えてたっていう魔法都市』について調べてこいお」
( ^ω^)「魔法都市かお?」
( (●)ω(●))「蘇生呪文の手がかりになるかもしれないお。頼むお」
( ^ω^)「わかったおヤル夫!」
( (●)ω(●))「ヤル夫様だお……ブーンお、お兄様」
( ^ω^)「うはwwwもう一回行ってくれお」
(///(●)ω(●)///)「もう言わねーお。さっさと行けお!」
( ゚∀゚)「ヤル夫もちょっとはマシになったな」
ξ゚听)ξ「そうね。これから国王になるってんだから変わってもらわないと困るわよ」
ヽ(・∀・)ノ「ヤル夫様ならきっといい国王になれますよおおおおおおお!!」
コンコン!
「お兄ぃーちゃん、入るお?」
( (●)ω(●))「お、やる実かお。入ってもいいお」
- 77:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 02:04:05.30 ID:faIyByq40
- ,-、,
ノ i、ヽ,
_,,、-‐‐‐‐‐‐-、,_,,----‐‐、,,_ /"/"ヽ ヽ
ヽ、‐、---、../ " '"./、、、.| |
ヽ "'ー''"´___ .`'''、,;;;|; i
ヽ'" /::/ / ヽ--、,,,,, ヽ'' i、/丶
ノ /:://, '/ ヽハヽ, i えへへ
/ /::〃 {_{⌒ ⌒リ| i、 'i ネコミミモードだお!
ヽ:::レ!小(●) (● )从 i ;i お兄ちゃんありがとーだお!
\:|l⊃(__人__) ⊂⊃ .i、 .i
/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i.i ._/
. \ /:::::| l>,、 __, イァ/ / i./
/:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
. `ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
( (●)ω(●))「ブーンにもらったネコミミをやったんだお」
やる実「ありがとーだおブーンお兄ちゃん!」
( ^ω^)「うはwwこれはwwwwテラカワイスwwww」
ξ゚听)ξ「ブ〜ン?」
ヽ(・∀・)ノ「マスタアアアアアア! 浮気はダメですううううう!!」
(;^ω^)「えっと、これは……ノリってことで……」
_
( ゚∀゚)「やれやれだぜ」
*七章「死の恐怖」 おわり*
- 80:30 ◆WOkutRzuoQ: 2006/12/31(日) 02:05:16.74 ID:faIyByq40
- おまけ
ニュー速国 家計図
ウィーレ┐
. ├やる実
. ぐぇあ┐ . ├ヤル夫
├エルカノ┘
├パパテガ┐
やらない夫┘ . ├ブーン
. 内藤カーチャン┘
ずれてそうなヤカーン
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