( ^ω^)が生きて日本から脱出するようです

  
540:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 14:57:31.57 ID:wBp66q8t0
  
現在位置

( ^ω^)・川 ゚ -゚)北海道

('A`)宮城県

(´・ω・`)( ´_ゝ`)千葉県

ξ゚听)ξ・( ゚Д゚)大阪府

( ・∀・) ???



  
542:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 14:58:24.19 ID:wBp66q8t0
  
―千葉県―

(;´_ゝ`)「あぁ…早く逃げなきゃまずいことになる」

(´・ω・`)「確かに…でも、ここから山まで結構ありますよ?ここまで来るとは、思いませんが」

(;´_ゝ`)「だが、死というものは、想像もしないとこから来るものじゃないのか?」




(´・ω・`)「……」


(´・ω・`)「…確かにそうですね…でも、ここにいる人に土石流が起きて
この学校は、巻き込まれますよって言っても信じてもらえるでしょうか?それに、起きる確証もありませんし」


(;´_ゝ`)「………俺達だけでも避難するか…」

(´・ω・`)「…そうするしかありませんね」

(;´_ゝ`)「ショボン。お前が俺の意見に同意してくれるとは、思わなかったよ」

死というものは、想像もしないとこから来るものじゃないのか?
この言葉が、ショボンの頭に残っていた



  
543:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 14:59:44.21 ID:wBp66q8t0
  
(´・ω・`)「……」

(´・ω・`)「…確かにそうですね…でも、ここにいる人に土石流が起きて
この学校は、巻き込まれますよって言っても信じてもらえるでしょうか?それに、起きる確証もありませんし」

(;´_ゝ`)「………俺達だけでも避難するか…」

(´・ω・`)「…そうするしかありませんね」

(;´_ゝ`)「ショボン。お前が俺の意見に同意してくれるとは、思わなかったよ」

死というものは、想像もしないとこから来るものじゃないのか?
この言葉が、ショボンの頭に残っていた

(´・ω・`)「いえ、僕もそのとおりだと思いますし。それに、この災害だって、想像もしないところから来たものです。可能性があるなら避難するべきです」

(;´_ゝ`)「よし、じゃあ、ここからでようか」

その頃…

ガガガガガガガガッガガガガッガ・・…山が軋む…



  
544:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:00:09.41 ID:wBp66q8t0
  
―北海道―

川 ゚ -゚)「……きたか」

( ^ω^)「待ったかお?」

川 ゚ -゚)「いや、そうでもない。(目が赤いな…泣いたみたいだな)」

川 ゚ -゚)「ちゃんと泣いてお別れをしてきたか?」

(;^ω^)「な、泣いてなんかいないお」

川 ゚ -゚)「そういうことにしとくよ。じゃあ、行くか。他の自衛隊員には、話をつけてある。ヘリに乗れ」

―自衛隊ヘリ―


(*^ω^)「凄いおwwヘリなんて初めてだお」

川 ゚ -゚)「ひとまず九州地方まで頼む」

???「おぉおぉ。クー。わしにタメ口とは、偉くなったのう」

川;゚ -゚)「その声は…」



  
545:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:00:53.95 ID:wBp66q8t0
  
/ ,' 3 「久しぶりだな。クー坊」

川;゚ -゚)「あ、荒巻さん。」

/ ,' 3 「今年で、定年退職なのに、今年に限ってこんなことが起きよる。運が悪いのう。この老いぼれの操縦で事故っても文句は、言うんじゃないぞ」

川 ゚ -゚)「荒巻さんの操縦のほうが、そこら辺の人の操縦よりよっぽど安心して乗れますよ」

/ ,' 3 「上手いこと言うようになったのう、クー坊」

川 ゚ -゚)「いえ、事実です。あと、クー坊は、やめてくださいよ」

(;^ω^)「知り合いなのかお?」

川 ゚ -゚)「あぁ、何度か仕事を一緒にな。世話してもらったよ」

/ ,' 3 「よろしくな坊主」

( ^ω^)「よろしく頼むお」

川 ゚ -゚)「では、九州地方までお願いします」

/ ,' 3 「任せておけ。じゃあ、行くぞ!!!!ほぁぁぁぁぁぁ!!」

ブーン・クー・荒巻・他の自衛隊員数名は、九州へ向かった



  
546:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:01:19.49 ID:wBp66q8t0
  
―大阪府―

( ゚Д゚)「…………」

ξ゚听)ξ「何バカズラしてんのよ」

( ゚Д゚)「…………」

ξ#゚听)ξ「いつまで…やってんのよ!」

ガンッ ツンは、思いっきりギコを殴った

(#゚Д゚)「いってぇなゴルァ!!!だいたい、てめぇは、感謝の
気持ちが足り…」

ξ゚听)ξ「ありがとう…今回は、本当に死ぬと思った。ありがとう。本当に感謝してるわ」

( ゚Д゚)「……」

ξ/////)ξ「何さ。べ、別に・・・ギコを見直したとか・・・そんな気持ちは、ないんだからね!」

( ゚Д゚)「似合わないなゴルァ」

ξ#゚听)ξ「……プツッ」

ドス!!!!ガン!!!!バキ!!!!!ゴス!!!



  
547:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:01:58.97 ID:wBp66q8t0
  
―???−

('A`)「はっ」

ドクオは、目覚めた

(;'A`)「ここは…病院のベットか…?」

???「大丈夫ですか?どこか、痛いとこありませんか?」

(;'A`)「はい、、、あの、、、俺、死ぬんでしょうか?」

???「死にませんよwwそれに、あなたは…」

???は、紙をなにやらパラパラめくった

???「ただの、スリキズと、アザが少しできてるだけですから」

(;'A`)「そんなわけないよ。さっき血がドバって出てたんだぜ?」

???「えっと…それは、他の人の血だったみたいです。」

(;'A`)(あの女の人のか…)

(;'A`)「えっと、ここは、どこの病院?」



  
548:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:02:29.74 ID:wBp66q8t0
  
???「ここは、山形県の長岡病院です。今、先生は、他の病院に行ってて不在ですが」

(;'A`)「へぇ、山形ね…って」

(;'A`)「って、俺宮城県なんすけど!?」

???「宮城県の病院は、どこも、いっぱいで、こっちの病院に搬送されてきたみたいです」

(;'A`)「で、でも、先生とかいなくて大丈夫なの?ここ…」

???「ここは、主に軽傷の人のみが運ばれてきてます。ちゃんと、医師の診断受けたあとにね」

(;'A`)「そっか、手当ては、看護士でも、できますもんね」

???「そうです。何か、痛むところがあったら、お呼びください。軽傷とは、言え、油断できませんからね。」

('A`)「はい、ありがとうございます…あの…お名前は?」

(*゚ー゚)「私?私は、しぃ です。ドクオさん」

(;'A`)「な、なんで俺の名前知ってるんですか?」



  
549:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:02:57.70 ID:wBp66q8t0
  
(*゚ー゚)「ちゃんと、身元確認されてますよ。学生証とか、カード類で
名前を確認されたんでないでしょうか。診断書に名前がかかれてましたよ」

(;'A`)「あ、そっか」

(*゚ー゚)「じゃあ、私は、他の患者も見てこないといけないので。」

(;'A`)「あ、あの。俺にも、手伝えることは、ないでしょうか?」

(*゚ー゚)「気持ちは、ありがたいけど。一応あなたも患者だからね。」

(;'A`)「大丈夫です。手伝いたいんです。もう、見捨てたりしたくないんです」

(*゚ー゚)「(何か、あったのかな…?)わかったわ。ドクオさんは、元気そうだし、大丈夫みたいだしね。じゃあ、お願いするわ」

('A`)「うひひww頑張りますw」



  
550:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:03:20.72 ID:wBp66q8t0
  

―大阪府

(;゚Д゚)「今までで、一番死ぬかと思ったぞゴルァ」

ξ゚听)ξ 「あなたも、十分ゴキブリ並の生命力よ」

(#゚Д゚)「なんだと、ゴルァ」

ξ゚听)ξ「それより、早くこの地下から脱出しましょ。水位が増したら、また大変なことになるわ」

( ゚Д゚)「そうだな、地上にでるぞゴルァ」


階段を上っていく

( ゚Д゚)「ツンの家ここから、あと、どのくらいだ?」

ξ゚听)ξ「駅からだから、あと、15分くらいかな。」

( ゚Д゚)「よし、じゃあ、行くぞゴルァ」

ξ゚听)ξ「えぇ」

再び、ツンの家へ向かった



  
551:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:03:58.37 ID:wBp66q8t0
  
―千葉県―

(;´_ゝ`)「なんか、俺達だけ、避難するの…悪い気がするな」

(´・ω・`)「仕方ないですよ。それに、あそこで、土石流が来ると言ったら混乱を招き、違う被害も出ちゃいそうですし」


( ´_ゝ`)「そうだな。ありがとう。」

(´・ω・`)「それより、また大地がゆれてません?」

( ´_ゝ`)「ん?」

ガガガガガガガッガガガガ

(;´_ゝ`)「ちょっと待て…まさか、まじで来たんじゃないのか?」

(;´・ω・`)「走りますか?」

(;´_ゝ`)「そ、そうだな」

ガガガガガガガッガガガガッガガガガガガ!!!!!!

音と、大きくなる…



  
552:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:04:32.70 ID:wBp66q8t0
  
―自衛隊ヘリ―

(*^ω^)「飛んでるおwww凄いおww」

川 ゚ -゚)「騒ぐな。」

川 ゚ -゚)「ブーン。」

(*^ω^)「なんだお?」

川 ゚ -゚)「約束して欲しい。これから先、何か危険なことがあったらすぐ逃げろ」

( ^ω^)「クーもちゃんと危険な目にあったら逃げるお」

川 ゚ -゚)(ブーン。お前だけは、なんとしてでも守り通してやる。たとえ…私が犠牲になっても)

( ^ω^)「荒巻さん」

/ ,' 3 「なんじゃ?寝ションベン垂れ」

( ^ω^)「どうして、まっすぐ九州へ行かないんだお?」

ヘリは、関東の付近を飛んでいた



  
553:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:05:16.60 ID:wBp66q8t0
  

( ^ω^)「北海道から九州なら、斜めに飛んだ方が早いお」

/ ,' 3 「ばか者!!日本全土が、どうなってるかの確認じゃ!!!」

(;^ω^)「把握したお…」

ブーンは、窓から外を見た

(;^ω^)「煙が凄いお…」

川 ゚ -゚)「煙?」

クーは、窓から外を見た

川 ゚ -゚)「私には、よく見えないが」

(;^ω^)「あそこだお」

川 ゚ -゚)「・・・・!」

川;゚ -゚)「そ…そんな…」

/ ,' 3 「どうした?クー坊」



  
554:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:05:48.64 ID:wBp66q8t0
  
川;゚ -゚)「あ、荒巻さん。富士山が…火山活動を始めてます」

他の自衛隊員は、全員クーの方を見た

/ ,' 3 「なんじゃと!?それは、本当かクー坊」

川;゚ -゚)「は、はい・・・このまま、噴火に至ったら大変なことになります・・・」

/ ,' 3 「仕方ない。まず目の前の被害から食い止めるぞ。クーどこに降ろす。」

(;^ω^)「どこの県が被害を受けるんだお?」

川;゚ -゚)「東京、神奈川、山梨、静岡の四県の被害が大きいだろうな・・・荒巻さん
静岡にお願いします」

(;^ω^)「東京の方が大事じゃないのかお?」

川;゚ -゚)「いや、東京は、絶対に守らなければ、ならない場所だ。他の自衛隊員も、
東京に駆けつけるだろう。そうなると、静岡、山梨辺りが危険だ」

(;^ω^)「把握した」

/ ,' 3 「じゃあ、静岡で降ろすぞ。ほぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


ブーン・クー・荒巻・他の自衛隊員は、静岡へ向かった



  
555:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:06:29.76 ID:wBp66q8t0
  
―千葉県―

(;´_ゝ`)「くっ・・・まさか、本当に来るとは、な。」

(;´・ω・`)「えぇ。」

ポーン。避難警告。避難警告。各地の山で大雨による土砂崩れが起きてるもようです
。〜〜〜〜〜〜〜の箇所の人は、〜〜〜〜へ避難してください。繰り返します・・・

(;´・ω・`)「避難警告でましたね・・・」

(;´_ゝ`)「あぁ、とりあえず、避難場所へ向かおう」

きゃーーーーーーー

(;´・ω・`)「!?」

(;´_ゝ`)「ちっ。人が、いっせいに避難を始めやがった」



  
556:◆k/f7HNj4so :2006/06/12(月) 15:07:03.73 ID:wBp66q8t0
  
(;´・ω・`)「く・・・人ごみに巻き込まれてしまう・・・」

(;´_ゝ`)「ショボン!はぐれるなよ!」

(;´・ω・`)「わかってます。ってうわ」

ショボンは、また転んだ

(;´_ゝ`)「ショボン!?く、人が邪魔で戻れない・・・」

兄者は、人ごみに流されていった

(;´・ω・`)「あ、兄者!!!!!」

(;´_ゝ`)「く、、、どいてくれ!」

しかし、戻る事は、できなかった・・・

(;´・ω・`)「兄者!!避難所で合流しましょう」

だが、兄者へ言葉は、届かなかった

(;´_ゝ`)「く・・・ショボン死ぬなよ!」

二人は、離れ離れになった・・・

山の鼓動が、、、、早くなる

(  ^ω^)が生きて日本から脱出するようです  続く



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