( ^ω^)が生きて日本から脱出するようです

  
595: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 21:58:04.49 ID:Uoh6Jccr0
  
現在位置

( ^ω^) / ,' 3 (´V`)  関西上空

('A`) (´・ω・`) l从・∀・ノ!リ ( ・∀・) ( ´-`)  千葉港上空

ξ゚听)ξ ( ゚Д゚) 大阪府



  
596: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 21:58:25.76 ID:Uoh6Jccr0
  
―モララーヘリ―

( ・∀・)「間一髪だったな」

(;´-`) 「…」

( ・∀・)「豊田、大丈夫か?」

(;´-`) 「痛みは,そんなにないんですが、肩があがらないです」

(;・∀・)「ちっ、救助者をたくさん乗せれるように隊員は、少数で
きたのが間違いだったな。一人怪我すると救助活動が難しくなる」

(´・ω・`) 「すみません…」

(;´-`) 「あやまるな。全ては、ヘリを揺らしたモララーさんが悪い」

(;・∀・)「そうだ…って、え?俺が悪いのか?」

('A`)「あの…ちょっと、ぶつけた箇所見せてもらえますか?」

(;´-`) 「ん?あぁ」

豊田は、ドクオに肩を見せた



  
597: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 21:58:43.51 ID:Uoh6Jccr0
  
('A`)「…これなら」

ドクオがバックから治療道具を取り出し治療を始めた

('A`)「しぃさんが、持たせてくれた中に冷やすものをあったはず…、多分一時的な物だと思いますよ。患部をしばらく冷やしとけば良くなると思います。無理に肩をあげないようにしてくださいね」

( ´-`) 「わかった。なんか楽になった気がするよ」

( ・∀・)「お前治療できるのか?」

('A`)「モララーさんに運ばれた病院で少し学びましたから」

( ・∀・)「おお!つまり、俺のおかげか!」

( ´-`) 「それは、違いますね。えっと、名前は…」

('A`)「ドクオです」

( ´-`) 「ドクオありがとう」

(*'A`)「ふひひwww当然のことをしたまでですよ」



  
598: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 21:59:03.07 ID:Uoh6Jccr0
  
l从・∀・ノ!リ「ショボン!」

(´・ω・`)「何?」

l从・∀・ノ!リ「兄者達には、次いつ会えるのじゃ?」

(´・ω・`)「…」

l从・∀・ノ!リ「どうしたのじゃ?」

僕は、妹者になんて言っていいかわからなかった

(´・ω・`)「また、いきなり現れるよ」

l从・∀・ノ!リ「わかったのじゃ!」

( ・∀・)「ひとまず、この子達を安全な場所に送って、また救助に向かうぞ」

モララーのヘリは、避難所へ向かって飛んだ



  
599: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 21:59:39.18 ID:Uoh6Jccr0
  
―大阪府―

ξ;゚听)ξ「あんた…まさか」

( ゚Д゚)「ん?」

ξ;゚听)ξ「とんでもないことたくらんでない?」

( ゚Д゚)「例えば?」

ξ;゚听)ξ「あの黒服達を襲撃して、アジトの位置を聞いて攻め込もうとか…」

( ゚Д゚)「半分正解だなゴルァ」

ξ;゚听)ξ「襲撃するの?!」

(;゚Д゚)「いや、そっちじゃなくて、後半のほうだ」

ξ゚听)ξ「アジトの位置を聞くほう?」

( ゚Д゚)「あぁ、なんとか、上手くアジトの場所を聞き出せないかと思ってな」

ξ゚听)ξ「そんなことできるの?」



  
600: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:00:13.06 ID:Uoh6Jccr0
  
( ゚Д゚)「できるかどうかは、わからないが、仲間のふりをして聞き出せないかと
思ってるぞゴルァ」

ξ゚听)ξ「仲間のふりか…」

( ゚Д゚)「ツン、お前に任せていいかゴルァ」

ξ;゚听)ξ「ちょっと、ど、どうして私なのよ」

( ゚Д゚)「お前、俺より口上手そうだしなゴルァ」

ξ;゚听)ξ「…」

ξ゚听)ξ「…わかったわ。やってみる。これ以上被害出させたくないしね」

( ゚Д゚)「あぁ、頼むぞゴルァ」

ギコとツンは、黒服へ近づき話し掛けた

ξ゚听)ξ「あの…」

(´・_ゝ・`)「む!政府の人間か!?」

ξ゚听)ξ「あ!昨日の人!」

(´・_ゝ・`)「ん?私のこと知ってるのか?」



  
601: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:00:34.14 ID:Uoh6Jccr0
  
ξ゚听)ξ「えっと、昨日…」

ツンは、カードを取り出した

ξ゚听)ξ「これ配ってた人ですよね?」

(´・_ゝ・`)「あぁ、そうだ。それで私に何のようだ?」

ξ゚听)ξ「私たちも仲間に入れて欲しいんです」

(´・_ゝ・`)「何?政府に恨みを持ってる事はあるか?」

ξ;゚听)ξ「え、それは…消費税が上がってるとか…」

(´・_ゝ・`)「…」

ξ;゚听)ξ(やばい、超怪しまれてる…)

( ゚Д゚)「…俺たちは、孤児だ」

ξ;゚听)ξ(ギコ?)

(´・_ゝ・`)「…」



  
603: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:00:57.09 ID:Uoh6Jccr0
  
( ゚Д゚)「俺たちは、親に捨てられた」

(´・_ゝ・`)「…それで?」

( ゚Д゚)「まわりのやつらは、俺たちを、可哀想など同情した目で
見るが、俺たちに何かしてくれる奴は、何人いる?同情だけで何もしてくれない。
そんな世の中を作ったのが今の政府だ。政府の人間は、俺たちに何をしてくれる?それに…」

(´・_ゝ・`)「わかった。もういい。ここに来い。歓迎する。見張りの者に、
ここに書いてある言葉を言え」

黒服の男は、住所の書かれている紙をギコに渡し、去って行った

ξ;゚听)ξ「あらま…上手くいっちゃた」

(  Д )「……」

ξ;゚听)ξ「それにしても、よくあんな嘘が思いついたわね。私は、パニックに
なってダメだったわ」

(  Д )「……嘘じゃねぇぞゴルァ」

ギコは、そう小さく呟いた

ξ;゚听)ξ「…え?」

(  Д )「……ツン。お前は、孤児についてどう思う?」



  
604: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:01:23.22 ID:Uoh6Jccr0
  
ξ;゚听)ξ「私?可哀想だなぁとは思うけど…」

(  Д )「だよな…それぐらいだよな」

ξ;゚听)ξ「…」

( ゚Д゚)「すまないな。まぁ、ともあく住所は、手に入ったわけだし」

ギコは、ツンに住所の書かれた紙を渡した

ξ;゚听)ξ「う、うん」

ξ゚听)ξ「えっと、ここか」

( ゚Д゚)「帝王ホテルの近くだな。見に行くか」

ξ;゚听)ξ「え、ちょっと危ないわよ」

( ゚Д゚)「まぁ、場所を確認くらいしとくといいだろ」

私は、ギコがさっき言ってた事で頭がいっぱいで、他の事は考えれなかった

ξ゚听)ξ「うん、そうね」

人は、みんな一人が怖いんだ 前にギコが言ってた言葉の意味がわかった気が
する



  
605: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:01:38.52 ID:Uoh6Jccr0
  
―荒巻ヘリ―

( ^ω^)「今どこらへん飛んでるんだお?」

/ ,' 3 「もう関西に入るとこじゃな」

(´V`)「それにしても、ここらへんも、被害がひどそうですね」

原は、ヘリの窓から地上を見下ろしている

/ ,' 3 「よし、急ぐぞい」

急いで関西へ向かった

―レジストアジト前―

ξ゚听)ξ「ここがそうなのか…」

( ゚Д゚)「……」

誰だ!?

ξ;゚听)ξ「!?」

( ´;゚;ё;゚;) 「ここで何してる?」

ξ;゚听)ξ(ちょっと、それ銃?)



  
606: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:01:57.03 ID:Uoh6Jccr0
  
( ゚Д゚)「仲間に入りに来た」

( ´;゚;ё;゚;) 「本当か?なら、合言葉を言え」

( ゚Д゚)「のばら」

( ´;゚;ё;゚;) 「よし、入れ」

ξ;゚听)ξ「よく合言葉なんてわかったわね」

( ゚Д゚)「さっきの奴がくれた紙に書いてあったぞゴルァ」

ξ;゚听)ξ「あ、そうだったね」(ダメだ、頭が回らない…)

( ゚Д゚)「とりあえず中に入るぞゴルァ」

ξ;゚听)ξ「そうね」

―レジストアジト―

(@u@;:.)「ぶつぶつ…」

(´・_ゝ・`)「ぶつぶつ…」

多数の信者達がなにやら話し合っている

( ´;゚;ё;゚;) 「おい、仲間に入りに来た奴らが来たぞ」



  
607: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:02:15.00 ID:Uoh6Jccr0
  
いっせいに信者達は、話をやめ、ギコたちの方を見た

ξ;゚听)ξ「あ、どうも」

( ゚Д゚)「…」

( ´;゚;ё;゚;) 「これからいくつか質問に答えてもらう。いいな?」

ガチャ。信者達は、ギコたちに向けて銃を構える

ξ;゚听)ξ「はい…」

( ゚Д゚)「ふん、モナーは、いないのか?」

( ;´;゚;ё;゚;) 「ど、どうしてモナーさんの名前を…」

信者がざわめく

ξ;゚听)ξ「え、え?」

奥の方から一人の男が出てきた

( ´∀`)「なにやら騒がしいモナね」

( ;´;゚;ё;゚;) 「モ、モナー様」

信者達は、みんないっせいにモナーを見た

( ゚Д゚)「久しぶりだなモナー」



  
608: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:03:02.46 ID:Uoh6Jccr0
  
(;´∀`)「そ、そんな…ギコさん」

ξ;゚听)ξ「え…」

私は、頭の中が空になったようになにも考えれなかった

(;´∀`)「お久しぶりです。お帰りになられたのですね」

( ゚Д゚)「アジトの場所変わってなかったんだな」

ξ;゚听)ξ「そ、そういえば…」

――――――――――――――――

ξ゚听)ξ「へぇ…ギコってここに住んでるんじゃないんだ?」

( ゚Д゚)「そうだぞ、ゴルァ」

――――――――――――――――



  
609: ◆k/f7HNj4so :2006/06/17(土) 22:03:30.87 ID:Uoh6Jccr0
  
ξ;゚听)ξ(ここに住んでる人じゃないのに、住所を見ただけで帝王ホテルの
近くだってわかるわけないじゃない…)

ギコは、モナーの元へ歩いていった

ξ;゚听)ξ「ギコ!!!」

ツンは、大声でギコの名前を呼んだ。


( ゚Д゚)「ツン。ようこそ。レジストのアジトへ」

ギコは、振り向き、そう言い放った…



(  ^ω^)が生きて日本から脱出するようです  続く



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