( ^ω^)が生きて日本から脱出するようです
- 783: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:14:08.34 ID:YORmpbZJ0
- 現在位置
( ^ω^) / ,' 3 (´V`) ξ゚听)ξ ( ゚Д゚) 大阪府
('A`) (´・ω・`) l从・∀・ノ!リ ( ・∀・) ( ´-`) 千葉港上空
- 784: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:14:25.44 ID:YORmpbZJ0
- ―荒巻ヘリ―
/ ,' 3 「よし、ここでヘリ降ろすぞ」
ヘリが降下を始める
(´V`)「荒巻さん、まず何をしましょうか」
/ ,' 3 「そうか、クー坊がいないから、わしが指示をださなければならないか。めんどいのぅ」
/ ,' 3 「まずは、現地の自衛隊に合流。そのあと爆破された避難所などを見にいくぞ」
(´V`)「はい!」
( ^ω^)「わかったお!」
- 785: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:14:43.22 ID:YORmpbZJ0
- ―レジストアジト―
ξ;゚听)ξ「ようこそ・・・って、どういうことか説明してよ!!!!!」
( ゚Д゚)「わからないのか?俺は、レジストの1人だ」
信者がざわめく
( ゚Д゚)「まぁ、ここにいるほとんどが、俺がいないときに入った奴らみたいだが」
( ´∀`)「ギコさんの帰りを待ってましたモナ」
( ゚Д゚)「このレジストは、俺とモナ―がつくりあげた団体さ」
ξ;゚听)ξ「どうして・・・こんな団体作ったの?」
( ゚Д゚)「レジストは、親のいない奴らの集まりだ」
( ´∀`)「ギコさんと、私は、同じ孤児院で育ったモナ」
( ゚Д゚)「だけどな、その孤児院も、借金が貯まるばかり。国からは、何にも援助がない」
( ´∀`)「そこで暮らしていた孤児たちが集まった集団。それがレジストだモナ」
( ゚Д゚)「世間の奴らは、可哀想などいらん同情をくれて終わりだ」
- 786: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:14:58.44 ID:YORmpbZJ0
- ( ´∀`)「政府の連中は、孤児院が潰れたあと、孤児達には、目もくれないモナ」
ξ;゚听)ξ「・・・・・・」
( ゚Д゚)「俺は、政府の連中が大嫌いだ」
( ´∀`)「今こそ、政府に復讐をするんだモナ!!!!!!」
わぁー!!!!!!!!! 信者がざわめく
ξ゚听)ξ「そんなのおかしいよ!!!!!」
ツンがギコに向かってさけぶ
ξ;゚听)ξ「復讐して何が残るの・・・?」
( ゚Д゚)「何も残らないさ。何も残らなくていい。すべてが1からになればいいさ」
( ´∀`)「それから、もう一度日本を作るモナ」
ξ;゚听)ξ「違う!!!!もし、あなた達が危害を加えた避難所などで、孤児がうまれたらどうするの!?」
( ゚Д゚)「・・・」
ξ;゚听)ξ「間違ってるよ・・・絶対間違ってる・・・」
( ゚Д゚)「ツン。お前の言いたいことは、わからないでもない。だけど、お前の言葉で揺らぐほど俺達の決意は、小さくないんだ」
( ´∀`)「ギコさん、この女どうしましょうか?殺しますか?」
- 788: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:15:14.98 ID:YORmpbZJ0
( ゚Д゚)「ツン、お前も俺達の仲間に入れ。俺達と共に日本を作り上げよう。お前だって不満を持ってるんだろ?消費税などの税ばかり上がってちっとも景気が良くならないってな」
ξ゚听)ξ「・・・嫌よ。あなた達の仲間になんて絶対ならない」
( ゚Д゚)「・・・わからず屋め…モナ―、こいつを、どこかに監禁しとけ」
( ´∀`)「了解だモナ。お前達この女を連れていけ」
信者達がツンの腕を引っ張る
ξ;゚听)ξ「離してよ!!!!ギコ!!!!助けてよ!!!!」
ツンが連れていかれる
( ´∀`)「似てるモナね」
( ゚Д゚)「あん?」
( ´∀`)「あの女に似てるモナ。だから、ギコさんは、あのツンとか言う女を気にかけてるモナか?」
( ゚Д゚)「…ちげぇよ。おい、モナーアジトの中、久々で忘れちまった。案内しろ」
( ´∀`)(図星モナか・・・)
- 789: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:15:34.80 ID:YORmpbZJ0
- ―山形県―
(;゚ー゚)「富士山噴火で、患者がこっちまで運ばれてくる・・・疲れた・・・」
(T、T*川「ぐす・・・う・・・」
(*゚ー゚)(あれ?子供が泣いてる…)
(*゚ー゚)「どうしたの?」
(T、T*川「お母さんが・・・お母さんが・・・」
(*゚ー゚)「はぐれちゃったのか…」
しぃは、子供を抱きしめる
- 790: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:15:49.93 ID:YORmpbZJ0
- ( ゚∀゚)「しぃ、その子は、なんだ?」
(*゚ー゚)「お母さんとはぐれてしまったみたいなんです」
( ゚∀゚)「そうか・・・この災害でどれくらい親とはぐれた子供がうまれたんだろうな」
(*゚ー゚)「孤児か……」
( ゚∀゚)「ん?」
(*゚ー゚)「孤児にも色々いるんです。親に捨てられた子、災害などで親とはぐれたり、
親を失ったりした子、小さい時に親が死に貰い手がなく孤児になる子。どの子も
共通してる事があるんです」
(*゚ー゚)「・・・孤児達は、一生治らない傷を持ち続けます」
(;゚∀゚)「しぃ、どうしたいきなり」
(*゚ー゚)「私も、孤児なんです」
( ゚∀゚)「そうなのか」
- 791: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:16:18.19 ID:YORmpbZJ0
(*゚ー゚)「はい。孤児達は、孤児院で暮らすんですが…国から、たいした援助もあるわけじゃないので、いいものでは、ありませんよ」
( ゚∀゚)「お前も色々辛い人生を歩んだみたいだな」
(*゚ー゚)「…はい」
(*゚ー゚)(孤児院か・・・懐かしいな・・・)
- 792: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:17:03.46 ID:YORmpbZJ0
- ―大阪府―
(;^ω^) 「・・・…マッチョ」
(;´V`)「三沢さんみたいなのがいっぱいいるな・・・」
ブーン達の目の前には、筋肉の鎧をつけた男達がいた
/ ,' 3 「よろしく、わしは、荒巻。こいつらは、」
(´V`)「原です!」
( ^ω^)「ブーンだお」
男たちの中のリーダーっぽい人が口を開いた
ノノ`-´)「よろしく。まぁ、ここにいる奴らは、ほとんどお前らみたいに、集まってもらった自衛隊だから、おれも名前しらん。各自で自己紹介しとけ」
/ ,' 3 「さっそくだが被害状況を教えてもらえるか?」
ノノ`-´)「避難所23件、役所2件爆破されております。怪我人1400名。死亡者800名、行方不明者200名みたいだな」
(´V`)「やっぱり、現地での確認数と、報告数は、違うな」
( ^ω^)「・・・」
- 793: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:17:20.86 ID:YORmpbZJ0
- / ,' 3 「これは、まだ、続きそうじゃな」
ノノ`-´)「はい」
/ ,' 3 「犯人の目星は?」
ノノ`-´)「爆破された避難所近くで、黒い服とフードを被った不審人物が何度か目撃されています」
/ ,' 3 「・・・そいつは、怪しいのう」
(#^ω^)「・・・許せないお」
ノノ`-´)「モララーさんには、荒巻さんの指示に従えとの報告を受けてるので、指示をお願いします」
/ ,' 3 「これから、わし達は、爆破された避難所を何件か見て回る。お前達は、その黒服の男の情報を集めてくれ」
ノノ`-´)「はい!わかりました!」
- 794: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:17:39.34 ID:YORmpbZJ0
- / ,' 3 「行くぞ、原、ブーン」
(´V`)「はい!」
( ^ω^)「はいだお」
ブーンは、爆破された避難所へ向けて歩いた
―レジストアジト、ツン―
ξ;゚听)ξ「ダメだ、縛られて動けそうにない・・・」
ツンは、両手両足を縛られていた
ξ゚听)ξ「この縄をどうにかしないと・・・ポシェットが盗られなかったのが不幸中の幸いかしら・・・ポシェットの中に、眉毛切るハサミが入ってたはず・・・」
ツンは、縛られた両手で、ハサミを探し始めた
- 795: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:17:54.35 ID:YORmpbZJ0
- ―レジストアジト、ギコ―
( ゚Д゚)「この中も思い出してきたぜゴルァ」
( ´∀`)「ギコさん、どこ行ってたモナ?」
( ゚Д゚)「色々見て周ってきた。ほら、各地の攻撃すれば、被害を受けそうな場所メモっといた」
ギコは、モナ―に資料を渡した
( ´∀`)「凄いモナね。さすがギコさんだモナ」
( ゚Д゚)「その資料の後半は、図書館で位置を調べただけだから、あまり当てには、ならないかもな」
( ´∀`)「いや、凄いモナよ」
( ゚Д゚)「その図書館にいるときに地震が起こって、あいつと会ったんだ」
( ´∀`)「あいつってさっきの女モナか?」
( ゚Д゚)「そう、さっきの女だよ」
( ´∀`)「そうモナか」
- 796: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:18:31.73 ID:YORmpbZJ0
- ( ゚Д゚)「そういえば、どういう奴がレジストに新しく入ったんだ?」
( ´∀`)「主に、親が助けられれば間に合ったかもしれないのに、助けられなかった人たちだモナ」
( ゚Д゚)「所詮政府の味方の野郎どもは、みんなそうさ。自分が大事なんだよ。ちょっとでも、自分に身の危険がある場所へは、救助へいかない、そんな奴らさ」
( ´∀`)「そうモナ。もう少しで理想の日本が手に入るモナ」
―大阪府―
(;´V`)「かなり計算して爆破してるな・・・」
ブーン達は、爆破被害のあった避難所を見にきていた
- 797: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:18:54.79 ID:YORmpbZJ0
- ( ^ω^)「どういうことだお?」
(´V`)「爆破ってのは、ただ爆破するのと計算して爆破するのじゃ、全然違うんだ」
(;^ω^)「何が違うんだお?」
(´V`)「計算して爆破をすることによって、建物が崩壊にかかる時間、爆発物の量、などが違ってくる。ここを爆破した奴らは、爆破に最良とも言える場所に仕掛けてやがる」
/ ,' 3 「愉快犯とは、違うということじゃな」
(´V`)「ええ」
ザーザー レシーバーが鳴る
( ^ω^)「お?レシーバーがはいってるお」
/ ,' 3 「ブーンお前が出れ」
( ^ω^)「把握した」
ブーンは、レシーバーを手に持ち、レシーバーに言葉を発した
( ^ω^)「もしもし、こちらブーンです。どちらさまですお?」
- 798: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:19:32.91 ID:YORmpbZJ0
- (;´V`)「なんの緊張感もねぇ」
こちら、B班。爆破の犯人達のアジトと思われる情報を手に入れた。
( ^ω^)「本当かお?w凄いおww」
え、はい
( ^ω^)「どうやって、手に入れ…」
荒巻は、ブーンからレシーバーを奪い取った
(;^ω^)「取られたお・・・」
/ ,' 3 「アジトは、どこだ?」
あ、はい。帝王ホテルの裏の廃ビルに何度か怪しい男が立ち入りしている
ようです
/ ,' 3 「わかった。一旦ヘリがとめてある場所で合流して作戦をたてるぞ」
はい!
荒巻は、レシーバーを切った
- 799: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:20:03.66 ID:YORmpbZJ0
- / ,' 3 「これは、電話とは違うんじゃ、このネションベンたれ!」
(;^ω^)「正直すまんかった」
(´V`)「じゃあ、早く行きましょう」
ブーン達は、ヘリの場所へ戻った
―レジストアジト―
ξ;゚听)ξ「あとちょっとで切れそうなんだけどな…」
ξ゚听)ξ(ギコ…)
- 800: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:20:39.56 ID:YORmpbZJ0
- ―――――――――――――――――――――――――――
( ゚Д゚)「お前の家族は、いたかゴルァ?」
ξ゚听)ξ「いなかったわ」
( ゚Д゚)「・・・そうか・・・・・・」
ξ;゚听)ξ「何しんみりしてんのよ」
―――――――――――――――――――――――――――
ξ゚听)ξ「あのとき…やけにギコがしんみりしてたのもわかるかも…」
ぶちっ
ξ゚听)ξ「あ、切れた」
- 801: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:20:58.50 ID:YORmpbZJ0
- ツンは、手の縄を切った
ξ゚听)ξ「足の縄は、手で外してと…」
ツンは、足の縄をほどいた
ツンは、立ち上がった
ξ゚听)ξ「どうしよっかな…ここから逃げ出すにも…むずかしそうだし…隠れるか…」
―大阪府―
/ ,' 3 「ご苦労じゃったな」
ノノ`-´)「はい!」
(´V`)「どうします?潜入しますか?」
/ ,' 3 「そうじゃな…待つよりもこっちから攻めた方がいいかもしれんな」
- 802: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:21:27.84 ID:YORmpbZJ0
- ( ^ω^)「はいですお」
(;´V`)「いや、お前は、潜入しちゃダメだから」
(;^ω^)「な、なんでだお?」
(;´V`)「交戦になるかもしれないから」
(;^ω^)「そうだったお」
/ ,' 3 「相手の人数が気になるが…」
ノノ`-´)「結構な数かも知れませんね…大阪府だけでも、各地に爆発物を仕掛けてますから」
/ ,' 3 「一人で何箇所にも、爆弾を仕掛けたとは、あれだけ計算された爆発じゃ考えにくいしな」
(;^ω^)「どういうことだお?」
(´V`)「建物によって、爆破する場所の計算しなきゃいけないから、一人で何個も
計算するには、時間がいるってことだよ」
- 803: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:22:01.76 ID:YORmpbZJ0
- (;^ω^)「把握した」
/ ,' 3 「よし、攻め込むぞ。銃撃戦に備え、みんな準備じゃ」
自衛隊員「はい!」
自衛隊員は、準備を始めた
(;^ω^)「ブーンは、何をすればいいんだお?」
/ ,' 3 「そうじゃな…アジトの外で見張ってて、仲間がほかに入ってこないか
監視しておれ」
( ^ω^)「わかったお」
(´V`)「俺は、突入していいですか?」
/ ,' 3 「あぁ、いいが、くれぐれも、無理するでないぞ」
(´V`)「はい!」
原も準備を始めた
自衛隊員「終わりました!!」
/ ,' 3 「よし、原が準備終わり次第、潜入じゃ!」
自衛隊員「はい!」
- 804: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:22:27.39 ID:YORmpbZJ0
- ―レジストアジト―
モナーが走ってギコの元に来た
(;´∀`)「ギコさん。あの女が逃げ出しました」
( ゚Д゚)「なんだとゴルァ。縛っておかなかったのかゴルァ」
(;´∀`)「それが…縛っておいたはずなんですが、縄を切って
逃げたようモナ」
( ゚Д゚)「建物からは、出てないだろ。すぐに探せ!!」
(;´∀`)「はいモナ!」
( ゚Д゚)「うまくいかないな……」
―レジストアジト―
ξ;゚听)ξ「どこに隠れよう…ここにしようかな」
ξ;゚听)ξ「見つかりませんように…」
- 805: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 20:23:17.60 ID:YORmpbZJ0
- ―アジト前―
/ ,' 3 「見張りがいるな…黒服、間違いなさそうじゃ。原、あの見張り倒して来い」
(´V`)「はい!」
( ´;゚;ё;゚;) 「ん…?なんだ?お前?」
(;´V`)「あの、ここらへんにコンビニありませんかね?トイレに行きたくて」
( ´;゚;ё;゚;) 「コンビニだぁ?そこにあるじゃねぇか。それにトイレなら、目の前のホテル…」
見張りの男が横を見た瞬間
- 878: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:53:57.37 ID:w2HI+vnr0
- (´V`)「ふん!!!!」
原は、思いっきり殴り、見張りを気絶させた
( ´;゚;ё;゚;) 「・・・・・・」
バタッ・・・見張りは、倒れた
/ ,' 3 「よくやった原」
(´V`)「いえ、これくらい楽勝ですよ」
(;^ω^)「原さんって強かったのかお」
(´V`)「一応俺も、前線向きの隊員として使われてるからな」
(;^ω^)「てっきり、やられ役かと思ったお」
(#´V`)「・・・」
(;^ω^)「正直すまんかった」
ノノ`-´)「この見張りの奴、銃もってやがるな」
- 879: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:54:15.88 ID:w2HI+vnr0
- / ,' 3 「銃撃戦必須か…ブーン、その男、縄で結んどけ」
(;^ω^)「わ、わかりましたお」
ノノ`-´)「よし…行きますか」
/ ,' 3 「そうじゃな。行くぞ!!!!!」
自衛隊員がアジトの中へ入っていった
―レジストアジト―
( ゚Д゚)「騒がしいな…」
ギコの元にモナーが走ってきた
(;´∀`)「ギ、ギコさん」
( ゚Д゚)「なんだゴルァ?」
(;´∀`)「じ、自衛隊が、潜入してきました」
(;゚Д゚)「なんだと…今、富士山の噴火で手薄のはずじゃ…」
- 880: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:54:56.39 ID:w2HI+vnr0
- (;´∀`)「それが…」
(;゚Д゚)「くそ…」
(;´∀`)「ひとまず、あの女を捜してくるモナ」
モナーは、ツンを探しに行った
(;゚Д゚)「政府の犬どもめ…」
―アジト―
ξ゚听)ξ「なんだろう…凄い騒がしくなったような…」
(;´∀`)(どこいったモナ…)
ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!
(;´∀`)(1階で銃撃戦が始まってるみたいモナね…)
- 881: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:55:23.92 ID:w2HI+vnr0
- ―1階―
/ ,' 3 「久しぶりじゃな、前線にわしがでるのは」
(´V`)「気をつけてくださいよ」
ガガガガガッガガガガガガガガガガ!!!!!銃弾の音がフロアに鳴り響く
/ ,' 3 「死人を出ずに任務が終わればいいがな」
(´V`)「ですね」
―アジト―
(;´∀`)(この階じゃないモナか…)
バーーーーーーーーーン!!!!!!!
きゃ!
(;´∀`)(下の階は、派手にやってるモナね…今の音は、手榴弾モナか?
いや、それより今、声が聞こえたような気がするモナ…)
- 882: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:55:41.14 ID:w2HI+vnr0
- コツコツ…モナーがツンの方へ近づく
ξ;゚听)ξ(やばい…驚いて声出しちゃった…)
コツコツ…どんどん足音が近づく
ξ;゚听)ξ(もうダメだ…)
ツンは、隠れてた場所から飛び出した
( ´∀`)「いたモナ!!!!!」
ξ;゚听)ξ「お願いだれか、いて…」
―アジト外―
(;^ω^)「そういえば、荒巻さんも行ったのかお」
(;^ω^)「…じゃあ、この見張りを縄で縛って、ブーンは、隠れてるお」
ブーンは、見張りを縛り始めた
ガガガガガガガガ!!!!!!!
バーーーーーーーーーーン!!!!!
( ^ω^)「…これは、ひどい銃撃戦ですね」
- 883: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:56:07.94 ID:w2HI+vnr0
- 待つモナ!!!!
ガラスの無い窓から、ツンが顔を出す
ξ;゚听)ξ「誰か!!!助けて!!!!」
( ^ω^)「……」
ξ;゚听)ξ「助けて!!!!」
(;^ω^)「……お?」
ツンが窓から引っ込む
( ´∀`)「こっちへ来るモナ」
ツンがモナーにつれていかれる
ξ;゚听)ξ(お願い…誰か…)
- 884: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:56:54.93 ID:w2HI+vnr0
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……行かなきゃまずいのかお?」
(;^ω^)「…た、大変だお。すぐに行かなきゃヤバイお…入り口から入ったら銃撃戦に巻き込まれそうだし
…そうだ、裏から入るお」
ブーンは、裏からビルの中へ入った
―1階―
(;´V`)「くっそ…」
/ ,' 3 「これじゃあ、前に進めないのう」
(´V`)「相手の弾が切れるのを待つしかありませんね」
/ ,' 3 「持久戦なら慣れておる」
- 885: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:57:49.97 ID:w2HI+vnr0
- ―1階裏口―
(;^ω^)「入って大丈夫なのかお…」
(;^ω^)「たしか、4階から顔を出してたお」
( ^ω^)「よし、4階へ行くお」
ブーンは、4階へ向かった
―5階―
ξ;゚听)ξ「ギコ…」
( ゚Д゚)「大変なことになってるみたいだなゴルァ」
(;´∀`)「はい…ここに自衛隊が来るのは、時間の問題ですね…」
( ゚Д゚)「爆弾のスイッチの準備は?」
( ´∀`)「それは、大丈夫だモナ」
( ゚Д゚)「そうか」
ξ;゚听)ξ「爆弾って…どこを…爆破させる気?」
( ゚Д゚)「…さぁな」
( ´∀`)「…これで…終わるモナね」
- 886: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:58:21.58 ID:w2HI+vnr0
- ( ゚Д゚)「…あぁ。全部終わるさ」
ξ;゚听)ξ「まさか…」
( ゚Д゚)「…富士山の噴火に、この爆弾…これで関東…いや、日本は、終わるな」
( ´∀`)「…わざわざ遠出してまで設置お疲れ様だモナ」
ξ;゚听)ξ「やめて…」
( ゚Д゚)「あん?」
ξ;゚听)ξ「もうやめてよギコ…」
( ゚Д゚)「…悪いが、もう後には、引けないんだよ」
( ´∀`)「そうモナ」
( ゚Д゚)「今、来てる自衛隊だってそうだ、最後には、自分以外の者を見捨てる。
世間の奴らは、自分以外どうなってもかまわないのさ」
- 887: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:58:55.50 ID:w2HI+vnr0
- そんなことないお!!!!!
ブーンが裏の階段から叫ぶ
( ^ω^)「…」
(;^ω^)(4階にいなくて、ちょっと戸惑ったお)
( ゚Д゚)「なんだお前?お前も自衛隊か?」
( ^ω^)「…そうだお」
( ´∀`)「一人モナか?」
- 888: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 22:59:25.49 ID:w2HI+vnr0
( ^ω^)「…一人?」
(;^ω^)(…しまったぁぁぁぁぁ!!!!!)
( ´∀`)「銃も構えずに入ってくるなんて、バカな奴モナ」
モナーがブーンに銃を向ける
( ´∀`)「じゃあ、死ぬモナ」
( ゚Д゚)「やめろ、モナー」
ギコがモナーに銃を降ろさせる
(;´∀`)「どうしたんですか」
( ゚Д゚)「少し話がしたい」
ギコがブーンに近づく
(;^ω^)「……」
( ゚Д゚)「お前さっき、そんなことないって言ったよな?」
( ^ω^)「……言ったお。自衛隊の人たちは、他の人なんてどうでも良いと思ってないお。
みんな一生懸命救助して、それでも助けれない人がいるんだお…」
- 890: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:00:05.74 ID:w2HI+vnr0
- ( ゚Д゚)「……都合のいいこと言いやがって…
だけど俺は、お前の言いたい事は間違ってるとは思わないし、俺の言ってる事も間違ってるとは思わない。だけど、俺とお前には、共通することがある」
( ^ω^)「なんだお?」
( ゚Д゚)「それは………」
(#゚Д゚)「俺とお前、どっちも譲れねぇってことだよ!!!!」
ギコは、拳を構えた
(;^ω^)「………お?」
( ゚Д゚)「国家権力に守ってもらえると思うな。
自分の意見が正義だと思うなら自分の力で貫き通してみろゴルァ!!!」
ギコの拳がブーンのみぞおちにめり込む
ドン!!!!!
( ;゜ω゜)「ぶほ……」
ブーンはその場に倒れこむ
- 891: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:00:35.67 ID:w2HI+vnr0
- ( ゚Д゚)「どうして、世の中には、強き者と弱き者がいると思う?」
(;´ω`)「げほっ………」
( ゚Д゚)「わからないか?教えてやるよ」
(#゚Д゚)「強き者が弱き者を従えて、自分に都合の良い世の中を作るためなんだよ!!!!」
ガスッ!!!!!
ギコの足がブーンの腹にめり込む
(;´ω`)「げほ………はぁはぁ」
( ゚Д゚)「弱いな…国家権力がなければそんなもんだ。これが力による支配だ。弱き者は自分の正義すら貫けない」
(;´ω`)「違うお………」
( ゚Д゚)「あん?」
(;´ω`)「強き者と弱き者がいるのは…
強き者が弱き者を守ってあげるためだお…げほ」
- 892: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:01:01.13 ID:w2HI+vnr0
- (#゚Д゚)「力もねぇくせに俺に説教たれてんじゃねぇぞゴルァ!!!!!」
ガスッ!!ガスッ!!ガスッ!!ガスッ!!ガスッ!!ガスッ!!
ギコはブーンに連続して蹴りを入れる
(;´ω`)「……はぁ…………はぁ」
(;´ω`)「ブーンは、知ってるお」
(;´ω`)「強き者が…弱き者を命懸けで守ったのを…知ってるお」
( ゚Д゚)「……」
ブーンが……立ち上がる
(#゚Д゚)「なら、てめぇの意思を突き通して見やがれ!!!!」
ギコがブーンの顔面を殴り、再びブーンは、倒れる
(;´ω`)「はぁはぁ…」
- 893: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:01:22.59 ID:w2HI+vnr0
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川 ゚ -゚)「私を信じろ。絶対お前を助ける」
(´しヽ`;)「あぁ、男の約束だ」
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(;´ω`)「絶対に…絶対に…それだけは、譲れないお…
絶対に否定させないお…」
(# Д )「俺は…お前みたいな奴が大嫌いなんだよ!!!!」
ギコがブーンに蹴りを入れようとした瞬間…
ξ;;)ξ「ギコ・・・もうやめて…」
( ゚Д゚)「ツン…」
ξ;;)ξ「力って言うものは、ね?誰かを守るためにあるのよ?
人を傷つけるためにあるんじゃないの…」
(;゚Д゚)「……」
- 894: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:01:50.93 ID:w2HI+vnr0
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(*゚ー゚)「孤児院…潰れちゃったね」
( ゚Д゚)「あぁ、借金まみれだったらしいなゴルァ」
(*゚ー゚)「国からの援助…全然出てなかったみたいだもんね」
( ゚Д゚)「国のお偉いさんは、無駄使いしてるくせに俺たちに援助
する金は、ないってか。」
(*゚ー゚)「今日でみんなともお別れだね」
( ゚Д゚)「お別れじゃねぇぞゴルァ」
(*゚ー゚)「え?」
( ゚Д゚)「俺とモナーで団体を作る、そしてこの孤児院に居た奴、みんな
で集まって…政府の奴らに仕返しをしてやるぞゴルァ」
(*゚ー゚)「…ダメだよギコ君」
( ゚Д゚)「何がだ?」
(*゚ー゚)「力って言うものは、誰かを守るために使われるべきなの。
力は、人を傷つけるためにあるんじゃないんだよ。私は、人を守るために力を使いたい。あ、私そろそろ行かなきゃいけないから…またね」
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- 895: ◆k/f7HNj4so :2006/06/18(日) 23:02:43.95 ID:w2HI+vnr0
- 力って言うものは、誰かを守るために使われるべきなの。
力は、人を傷つけるためにあるんじゃないだよ
( Д )「……くそ」
(´V`)「うごくな!!!!」
自衛隊が5階についた
(;´∀`)「他の自衛隊も来たモナ」
/ ,' 3 「諦めて降参したらどうじゃ?」
(;´ω`)「はぁはぁ…」
( Д )「……終わらせてやる…」
ギコは、爆破スイッチを取り出し
指をスイッチの上に乗せた
( Д )「……これで終わりだ!!!!」
( ^ω^)が生きて日本から脱出するようです 続く
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