( ^ω^)が生きて日本から脱出するようです

  
45: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:18:39.70 ID:E48G24Ai0
  

突然二人に声がかかった

?「やぁ」

ξ;゚听)ξ「きゃあ!!」

( ^ω^)「お!?」

(´・ω・`)「やぁ、二人共なにをしているんだい?」

('A`)「こんなとこで寝るなよ」

ξ゚听)ξ「あ、あなた達も起きてたの?」

( ^ω^)「星を見てたんだお」

(´・ω・`)「星?」

('A`)「なにか変わった星でもあったのか?」

( ^ω^)「見て見るといいお」

ブーンは再び地面に倒れ、星を見た

ξ゚听)ξ「たまに星を見るのもいいわよ」

ツンも再び地面に倒れこんだ



  
47: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:19:32.83 ID:E48G24Ai0
  
('A`)「星なんていつでも見れるだろ」

(´・ω・`)「どれどれ…見たくない人は、見なければいいさ」

ショボンも地面に倒れ星を見た

(;'A`)「お、おい…仕方ない、付き合ってやるよ」

ドクオも地面に倒れこみ星をみた

(´・ω・`)「ふむ…なかなかいいね」

ξ゚听)ξ「でしょ?なにかすっきりする」

( ^ω^)「あれなんて星座だったかお?」

(´・ω・`)「僕は、理科科目、物理、化学だからわかんないや」

('A`)「中学のときにやった気が…」

ξ゚听)ξ「夏の三角形だか、大三角形とかなかった?」

( ^ω^)「あったようななかったようなだおwww」

(´・ω・`)「あそこの、一つ孤立してる星がドクオ座だよ」

('A`)「ちょwwwww」



  
49: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:20:47.06 ID:E48G24Ai0
  
四人は、笑い合い、星座を探したり、自分たちで作っり合ったりしていた

( ^ω^)「ツン、ドクオ、ショボン」

ξ゚听)ξ「なに?」

('A`)「なんだ?」

(´・ω・`)「なんだい?」


( ^ω^)「また、みんなで一緒に、こうして星座探しするおwww」

( ^ω^)「みんなで…絶対生きて、また星座探しするお!!」

ξ゚听)ξ「私は、死ぬ気ないし、いいわよ」

('A`)「俺もいいぜ」

(´・ω・`)「付き合うよ」


そう言葉を交わし、四人は、星座を探し始めた…



  
50: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:22:03.77 ID:E48G24Ai0
  
━朝━

(´V`)「んーよく寝た」

( ´-`)「あれ?あそこに倒れてるのは…」

(´V`)「ブーン達じゃねぇか」

( ´-`)「寝てますね」

(´V`)「若いっていいなぁ」

( ´-`)「そうですね。まだ、時間ありますし。あとで起こしましょう」

(´V`)「そうだな」


( ―ω―)「また……みんなで…星をみるお…zzz」


━2時間後━

/ ,' 3「本部から指示があった。これから九州へ向かう」

( ・∀・)「救助者の避難場所だが…外国に避難させる」

( ^ω^)「外国かお」

/ ,' 3 「救助者を受け入れてくれる国がいくつかあったらしくてな」



  
52: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:23:42.30 ID:E48G24Ai0
  
( ・∀・)「救助者を送る位置は、現地に付き次第確認をとりお前達に教える」

( ^ω^)「わかりましたお」

('A`)「わかりました」

(´・ω・`)「あの…僕も行っていいかな?」

ξ゚听)ξ「あ、私も行く」


(;・∀・)「これは遊びじゃないんだけどな」

/ ,' 3 「構わん、1、2人も3、4人もたいしてかわらん」

(;・∀・)「わかりました」

/ ,' 3 「さてと…では向かうとするか」

( ・∀・)「じゃあ、ブーンとドクオと豊田は、俺のヘリに乗れ」

( ^ω^)「わかりましたお」



  
63: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:28:37.37 ID:E48G24Ai0
  
('A`)「よし、頑張ろうぜ!」

(´・ω・`)「僕達は…」

/ ,' 3 「お前さんとそこの女の子は、わしのヘリに乗れ。あと原もわしのヘリじゃ」

ξ゚听)ξ「はい」

(´V`)「はい」

??「私も乗せて行ってもらうぞ」

( ^ω^)「お…?」

(;・∀・)「ちょっと…」

/ ,' 3 「クー坊。大丈夫なのか?」


川 ゚ -゚)「大丈夫です。長岡先生からは許可をもらいました」

( ^ω^)「クー無理しない方がいいお」

川 ゚ -゚)「無理?無理なんてしていないさ。お前達が救助活動を行ってるのに私は寝ているわけにもいかんだろ。
それにお前よりはまだ役に立つ」



  
65: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:29:18.32 ID:E48G24Ai0
  
( ^ω^)「で、でも…」

川 ゚ -゚)「そうだ。ブーンちょっとこっちにこい」

( ^ω^)「お?」

ブーンは、クーに近寄る

( ^ω^)「なんだお?」

パァン!!!!!!

クーがブーンの頬をたたく

( ;ω;)「い、痛いお」

川 ゚ -゚)「痛いか?しっかりしかってくれと言ってたからな。私は大丈夫だ。心配するな」

(;^ω^)「わかったお」

ξ゚听)ξ「なにかあったの?」

(´・ω・`) 「さぁ?」

( ・∀・)「じゃあ、クーは、俺のヘリに乗るか?」



  
67: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:31:13.50 ID:E48G24Ai0
  
川 ゚ -゚)「遠慮する。お前のヘリ乗ると、良いことがない」

( ´-`) 「確かに…」

(;・∀・)「と、豊田お前まで…」

(;^ω^)「今から荒巻さんのヘリに変えちゃダメかお?」

(;・∀・)「おぃおぃ!!」

/ ,' 3「クー坊、わしのヘリに乗れ」


川 ゚ -゚)「はい。じゃあ気をつけろよ」

クーはそう言い残し、ヘリに乗った

(´・ω・`)「僕達も乗ろうか」

ξ゚听)ξ「そうね」

(´V`)「気をつけろよ!」

ショボン、ツン、原もヘリへ乗り込む



  
70: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:33:33.39 ID:E48G24Ai0
  
( ^ω^)「…………」

('A`)「…………」

( ´-`)「…………他に空いてるヘリないか探すか」

(;・∀・)「おぃ!!!豊田!!!」

( ・∀・)「ほらほら、早くヘリに乗れよ」


(;^ω^)「……はいですお」

('A`)「…はい」

( ´-`)「はぁ…」

3人はヘリに乗った

( ・∀・)「それじゃあ九州に行くぞ!!!」

ヘリが一斉に九州に向けて飛び立った



  
72: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:35:18.90 ID:E48G24Ai0
  
━長岡病院━

(*゚ー゚)「あ、自衛隊の方々行ったみたいですね」

( ゚∀゚) 「帰ってこいよ」

l从・∀・ノ!リ「行ってらっしゃいなのじゃあ〜!!」



━荒巻ヘリ━

川 ゚ -゚)「荒巻さん、本部からの連絡をまとめた物ありますか?」

/ ,' 3「ほら、これじゃよ」

クーは荒巻からファイルを受け取る

川 ゚ -゚)「これは、ひどいな…沖縄…九州が初日で台風に巻き込まれるな」

/ ,' 3 「しばらく休みなしじゃな」

ξ゚听)ξ 「沖縄は、どうするの?」

/ ,' 3 「沖縄の救助はアメリカが行ってるらしいぞ」

川 ゚ -゚)「私達は九州の人民を避難させるのが今回の目的ですか?」

/ ,' 3 「いや、避難というより日本から脱出させると言った方がいいだろ」



  
73: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:36:48.97 ID:E48G24Ai0
  
川 ゚ -゚)「脱出ですか」

/ ,' 3 「すでに外国が救助を始めてる地域もあるらしいぞ」

川 ゚ -゚)「九州に台風が到達するまで…あと何時間くらいですか?」

/ ,' 3 「連絡では…18時間と出ている」

川 ゚ -゚)「わかりました」

クーは再びファイルに目をやった

━モララーヘリ━

( ・∀・)「どうだ!なにもないだろ」

(;^ω^)「前見て操縦してくれだお」

( ´-`) 「災害よりも、モララーさんのヘリの方が怖いな」

('A`)「ですね…」



  
74: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:38:43.24 ID:E48G24Ai0
  

━九州━

/ ,' 3 「ここも…ひどい物じゃな」

遠くから町を見てもわかるくらい建物や家が崩壊していた


( ・∀・)「まず…現地の自衛隊と連絡を取ります」

/ ,' 3 「頼むぞ」

(;^ω^)「なんとか生きて九州までこれたお」

('A`)「あぁ…」

川 ゚ -゚)「ほら、ツンと、ショボン、これに着替えてこい」

ξ゚听)ξ「自衛隊の服かぁ〜こんなの着る機会があるなんて想像外だわ」

(´・ω・`)「そうだね」

ξ゚听)ξ「ってここで着替えるのもなんかなぁ…別に下着になるわけじゃないけど」

川 ゚ -゚)「ヘリの中で着替えてきな。私が見張ってるよ」

ξ゚听)ξ「ありがとうございます」



  
75: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:40:27.62 ID:E48G24Ai0
  
(´・ω・`)「僕はここで着替えるかな」

( ^ω^)「クー!!」

川 ゚ -゚)「なんだ?」

( ^ω^)「クーの拳銃返すお」


ブーンはクーに拳銃を渡した

川 ゚ -゚)「お前が持ってたのか。別に返さなくていい。銃なら他にある。それはお前が使え」

クーはブーンに拳銃を返した

( ^ω^)「わかったお」

ξ゚听)ξ「ちょっと大きいけど…なんとか大丈夫ね」

(´・ω・`)「なかなかこういうのもいいね」

川 ゚ -゚)「着替え終わったか」


( ・∀・)「おい!こっちこい」

( ^ω^)「モララーさんが呼んでるお」

川 ゚ -゚)「よし、行くぞ」



  
90: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:49:10.30 ID:E48G24Ai0
  
( ・∀・)「いいか、避難所は、その紙に書いてある通りだ」


モララーは、隊員達に避難所のかかれた紙を渡した

( ・∀・)「そこの紙にかかれてる避難所を訪れてそこにいる人をここに誘導して欲しい」

さらにもう一枚紙を渡した


( ・∀・)「決して、避難者に個人行動させないようにしろ。避難者が各自でバラバラに散らばれたら、めんどうなことになる。じゃあ各自行動に移れ」

隊員「はい!!!」


台風到着まで……14時間



( ・∀・)「荒巻さん。私達も行きますか?」

/ ,' 3「わしは、本部に連絡をしたい。お前ら先に行っておれ」

( ・∀・) 「わかりました。じゃあ、クー、豊田、原、ブーン、ドクオ、ショボン、ツン一緒に来い」



  
94: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:50:14.67 ID:E48G24Ai0
  
ξ゚听)ξ「なんかドキドキするわねぇ」

( ^ω^)「原さんや、クーもいるから大丈夫だお」

(´・ω・`)「頑張ろうね」

('A`)「あぁ!」

(´V`)「モララーさん、うちらはどこに向かいましょうか?」

( ・∀・)「まずは…ここの避難所から、行こうか。避難者を連れて港に行く」

川 ゚ -゚)「時間がない、行くぞ」

( ^ω^)「はい!!」

('A`)「はい!!」

(´・ω・`)「はい!!」

ξ゚听)ξ「はい!!」



  
96: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:51:55.68 ID:E48G24Ai0
  
━市内━

( ^ω^)「歩いて行くのかお?」

川 ゚ -゚)「仕方がないだろ。ヘリではいけないし、道路がこれじゃあ、車も走れん」

(´・ω・`)「静かですね」

('A`)「もう避難してるだろうし、人は、いないだろ」

ξ゚听)ξ「建ってる建物も…ギリギリ建ってる感じね。強風に当たったら一発で倒れそう」

周りのビルなどには、亀裂やヒビがたくさんはいっていた

( ・∀・)「ここらへんのはずなんだが…」

( ´-`) 「あれじゃないでしょうか」

豊田が指をさす

(´V`)「何も見えねぇぞ」

( ´-`) 「私、目がいいんですよ」

川 ゚ -゚)「じゃあ急ごうか。時間がない」



  
97: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:53:43.92 ID:E48G24Ai0
  
━避難所━

川 ゚ -゚)「なんだ、もうすでに避難が始まってたか」

(自´-J-`)「えっと、あなた達は…」

( ・∀・)「モララーです」

(自´-J-`)「あぁ、先ほど連絡を受けました」

( ・∀・)「俺達の仕事は…」

ガシャーーン!!!

物が割れる音がする

川;´ワ`)「私は行きません!!!!!」

(;^ω^)「な、なんだお」

ξ゚听)ξ「なにかもめてるみたいね」

川 ゚ -゚)「なんだ?」



  
98: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:55:04.37 ID:E48G24Ai0
  


(自´-J-`)「あぁ、あの親、子供が逃げ遅れて、まだ見つかってないんだよ」

川 ゚ -゚)「めんどうだな。暴れて周りに被害をおよばさなければいいが…」

( ^ω^)「………」

川;´ワ`)「子供達を探してあげてください!!!」

(自゚g゚)「落ち着いてください」

( ^ω^)「クー、まだ時間は大丈夫かお?」


川 ゚ -゚)「時間?あぁ、大丈夫だが」


( ^ω^)「子供達を探してくるお」

(自;´-J-`)「あぶないですよ。来る途中に見なかったんですか?建物は、崩れやすくなってますし」

川 ゚ -゚)「すまないが、こいつは、一度言い出したら、意見を曲げないんでな。逃げ遅れた位置とかわかるか?」



  
100: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:56:37.95 ID:E48G24Ai0
  
(自;´-J-`)「わかりました。ちょっとお待ちを…」

( ^ω^)「…」

ξ゚听)ξ「偉いわね」

( ^ω^)「子供達とはぐれた親も、親とはぐれた子供達も辛い思いをしてるはずだお」

('A`)「ブーン、俺も行くぜ」

(´・ω・`)「僕も手伝うよ」

ξ゚听)ξ「私も行くわ」


(自´-J-`)「ほら、地図だ。本当に行くのか?」

現地の自衛隊は、クーに地図を渡した

川 ゚ -゚)「ここなら、戻らなきゃダメだな」

( ^ω^)「じゃあ行くお!!」

川 ゚ -゚)「待て」

クーがブーンを引っ張る

(;^ω^)「な、なんだお?」



  
101: ◆k/f7HNj4so :2006/07/02(日) 21:58:13.03 ID:E48G24Ai0
  
川 ゚ -゚)「場所がわかっただけじゃダメだ。親に詳しい位置を聞いたりしなきゃならんだろ」

( ^ω^)「わかったお」

川 ゚ -゚)「私が聞いておくから、お前達は、食料でも探してくれ」

( ^ω^)「お?クーお腹すいたのかお?」

クーがブーンの頬をひっぱる

( ;ω;)「おぉぉぉぉぉ」

川 ゚ -゚)「お前は、わざと言ってるのか?」

(;^ω^)「お?」

ξ゚听)ξ「どう考えても、救助者のためのでしょうか」

(´・ω・`)「やれやれだね」

('A`)「しっかりしろよ」

(;^ω^)「把握した」



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