( ^ω^)がリングに帰ってきたようです

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/06(木) 22:41:18.58 ID:QwC6qFTKO
  
〜〜第4話の最後から〜〜

( ゜ω(○≡○)A゜)「「ぶふぁっ!」」

二人が互いのグローブで相手の顔面を捕らえた、いわゆる相打ちの状態だ。

#)A`)「へへ…老いぼれたとはいえ、かつて『閃光のドクオ』と言われた俺にパンチを当てるとはな…」

#)A`)「ブーン、明日の試合…お前は勝てるぜ…!!」

( ^ω(#「おっおっ!マジかお!ドクオ会長が人を褒めるなんて明日はうまい棒の雨が降るお!」

#)A`)「バーローwwwいいか、明日は今まで教えてきたことを十二分に出せば勝てる!」

( ^ω(#「善処するお!」

#)A`)「ところでリングネームはどうする?ブーンのままでいくか?」

( ^ω(#「あ、それなんですけどお、実は考えてたんですけどお…」

#)A`)「ほぅ…いったいなんだ…?」
 ・
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次第にホールへの扉が近付く、歩を進める毎にブーンの心音が高鳴る。
ドクオがついに扉に手を掛けた。



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/06(木) 22:42:14.80 ID:QwC6qFTKO
  
#)A`)「覚悟はいいか?ブーン…」

(;゜ω(#「おおおおおおkだおっ!」

#)A`)「(全然緊張がとれちゃいねぇな…)」

ドクオはふうっと息をつくとブーンの目をじっと見て話を始めた。

#)A`)「いいかブーン?今から俺が最高のリラックス法を教えてやる…」

(;゜ω(#「おおおお、おっ?」

#)A`)「いいか…今から俺のすることを見てるんだ…」

ブーンは無言でうなづく、ドクオはブーンと向かい合わせになって、言葉を発した。

#)A`)「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/06(木) 22:42:47.01 ID:QwC6qFTKO
  
ドクオはおもむろにジャージを脱いで、己のむき出しのケツを両手でバンバン叩いて奇妙なセリフを叫んだ。

( ^ω(#「ちょwwwおまwwwバロスwww」

#)∀`)「やっと笑ったな…最高のリラックス法ってのは笑うことだ、じゃあ時間もあれだし、そろそろ行くか…」

ドクオはジャージを履いてブーンの肩をバシバシ叩いて扉を開けた。
ブーンの両手からあふれるほど出ていた汗も消えた、高鳴る心音も今は平常。
ブーンは彼を最高のトレーナーだと思った。

さあ行こう、リングはすぐそこだ!

第5話 終



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