( ^ω^)がドウケシのようです

  
ブーンが目覚めたとき、そこはまるで女の子らしい部屋だった

( ^ω^)「う〜ん…ここはどこだお?」

('A`)「お、起きたか」

( ^ω^)「頭が痛いお」

('A`)「おまえ、ここのお姫さまにローリングソバットくらって気を失ったんだよ」

( ^ω^)「おっおっおっ 狂暴なお姫さまだお」

ξ゚ー゚)ξ「次、シャイニングウィザードいきまーす」

それは衝撃的な出会いでした

ξ゚听)ξ「ところで、あんたたちなにしに来たの?」

#)ω^)「もちろん、お姫さま救いに来ましたお!」

('A`)「全然、お姫さまっぽくないけどな」

#)ω^)「tskn(たしかに)」

ξ゚听)ξ「まぁ、こんなとこまで助けにきてくれるなんて、うれしいわ」

#)ω^) ('A(#「どういたしまして(だお)」


('A`)「依頼主は荒巻って爺さんなんだがわかるか?」

ξ゚听)ξ「……」

('A`)「その人に、君を助けだしてくれと頼まれてね」

ξ゚听)ξ「ほんとうに…?」

ドクオは軽くうなずいた


ドクオは簡単にツンに事情を説明した

( ^ω^)「じゃ、ちゃっちゃとだしゅつ(なぜか変換できない)するお!」

('A`)「おうよ」

ξ゚听)ξ「どうやってここからだしゅつ(なぜk ry)するのよ!?」

( ^ω^)「愛と勇気で」



#)^ω^)「ごめんなさいだお」

('A`)「俺ら動化師と集動師だからな、こんなとこからだしゅつ(なz ry)なんて朝飯前だぜ」

ξ゚听)ξ「だったら早く行きましょ」

( ^ω^)「帰ったら朝ご飯の時間すぎてるお」

('A`)「1つ聞くが、お姫さまは空飛んだことは?」

ξ゚听)ξ「まぁ、たしなむ程度に」

('A`)「おk、十分だ」

3人は小走りに屋上に向かった


そして、3人は朝焼けの空を飛んでいた

ξ*;;)ξ「キャー!死んじゃうー!」

⊂二( ^ω^)⊃「ブーン」

(;'A`)「ブーン!もっと早く飛べ!」

どうやら3人は慌てて逃げてるようです
なぜこうなったかというと…


〜5分前〜

屋上に向かう途中だった

( ^ω^)「おっ!なにか見えるお」

('A`)「なにかの研究室みたいだな…」

ξ゚听)ξ「…」

('A`)「…?」

( ^ω^)「変なものがたくさんあるお!」

('A`)「お、おい 変なものに触ると危ない…」

ガシャーンッ

(^ω^)・・・。

雑魚「いたぞ!こっちだー!」

ジリリリリリリリリ…


(*^ω^)「こんな感じだお」





追ってきた敵がブーン達にめがけてマシンガンを撃ってきた

ズバババババババ

( ^ω^)「こんなの当たらないお♪」

1発の弾がなにかに当たった…

カンッ!プシュー…

('A`)「なんの音だ?」

( ^ω^)「おっおっおっ 背中の酸素ボンベに当たったみたいだお」

ブーンが背中の大きなボンベをみて言った

('A`)「まだ格好そのままだったのかよ…」

ξ#゚听)ξ「もっと早く飛ばないと当たっちゃうわよ!」

(;^ω^)「あぅあぅ、そんなに叩くと弾が当たる前に落ちて死ぬお…」

('A`)「ってか、ガス臭くね?」

('A`)(^ω^)・・・。

ξ*゚听)ξ「ちょ、ちょっと!私じゃないわよ!!」

#)A`)「もしかして…ブーン、おまえのボンベって酸素ボンベじゃなくてガスボンベなんじゃね??」

#)ω^)「キッチンの外にあったやつだお」

('A`)「うはwwwwwおkwwwww」

ドクオはジッポーを取り出した

ξ゚听)ξ「あんたまさか…」

(*'∀`)「えへ♪」

( ^ω^)ξ゚听)ξ「笑顔きもっ」

(*'A`)「どくおふぁいやああああああー!」

弾で空いた小さな穴から漏れているガスに火がついた瞬間だった

グオォォォ!

轟音と共に急加速した3人は、あっという間に敵から見えなくなるほど離れていった



(゚  )「なに?取り逃がしただと?しかも、ツンまでとられたのか!」

雑魚A「は、はい!申し訳ありません…奴ら動師らしく、屋上から空を飛んで逃げられました!」

(゚  )「くっ…大事な人質が…まぁ、よい。研究のほうは平気か?」

雑魚A「はい!奴らはツンの救出のみだった模様です!」

(゚  )「そうか…(研究のことには見向きもしないとなると、末端のヤツか…それとも雇われ者か…まぁ、どちらにせよ厄介だな)」

雑魚A「追跡隊を派遣しましょうか?」

(゚  )「いや、しばらくは泳がせておけ…」

雑魚A「はっ!」

(゚  )「荒巻のやつめ…まぁ、いい…いずれは始末してやる…全員まとめてな…」


(;'A`)ξ;゚听)ξ(;^ω^)「きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

ブーン達はとても早く飛んでました

(;^ω^)「ど、ドクオーどうやったら止まるんだおー!?」

(;'A`)「俺にもわからーん」

ξ;゚听)ξ「きゃー!助けてー!ブーン!なんとかしなさいよー!」

(;^ω^)「こんな状況でどうしろと…あ!ドクオ!動子はいくつ残ってるかお?」

('A`)「大きいのは2つだな…どうするんだ??」

( ^ω^)「十分だお!二人ともその動子を持つんだお」

ブーンはドクオとツンの動子になにかを念じた
その瞬間だった
二人は急に速度を落として近くのビルの屋上で止まった

('A`)「なるほど…ストップ≠ゥ!」

ξ゚听)ξ「ストップってなに…?」

('A`)「動作の1つさ、その名のとおり動作を止めるんだ」

二人の持っていた玉が消えてなくなった

('A`)「しかも、力を弱めにしてゆっくりと止まるようにしたんだ。力が強すぎたら俺らは鞭打ち状態になってたぜ」

ξ゚听)ξ「あいつ、とぼけた顔してなかなかやるのね」

('A`)「…あれ、あのバカは?」







ブーンはまだ飛んでいた

(;^ω^)「しまったお…自分のことすっかり忘れてたお…」


その頃、ショボンと妹者は朝ご飯を食べていた


l从・∀・ノ!リ人「朝ご飯美味しかったのじゃー」

(´・ω・`)「御粗末さま」

l从・∀・ノ!リ人「公園に行きたいのじゃー」

(´・ω・`)「よーし、お散歩行こうか」

貧民街と言っても朝市があり、それなりに賑わっていた

二人はたくさんの人がいる市場を横目に公園に向かった

そして、公園のベンチでのんびりしてたときだった

l从・∀・ノ!リ人「ショボン、あれなんなのじゃー?」

妹者は空を指差した

(´・ω・`)「あれって、…あれはブーンだね」

ショボンは火を噴きながら飛んでいるまぬけな顔を見て答えた

l从・∀・ノ!リ人「すごいのじゃー!はやいのじゃー!」

(´・ω・`)「あ、落ちそうだね」

l从・∀・ノ!リ人「落ちそうなのじゃー」

(;゚ω゚)「あわわわわ!落ちるもんかー!」

ポシャンッ

(´・ω・`)「落ちたね〜」

l从・∀・ノ!リ人「墜落なのじゃー」

(´・ω・`)「…お昼はなに食べたい?」

l从・∀・ノ!リ人「オムライスがいいのじゃー!」

(*´・ω・`)「じゃ、お買物行こっかー」

l从・∀・ノ!リ人「わらび餅!わらび餅!」

(*´・ω・`)「はいはい♪それも買おうね」

二人は仲良く朝市に向かって行った

なんでも屋の時計の短針と長針は12≠フ字を差していた

('A`)(´・ω・`)l从・∀・ノ!リ人ξ゚听)ξ「いただきまーす」

いつもはむさくるしい男3人しかいない部屋には、美しい女性が2人もいた

('A`)「オムライスうめー」

(´・ω・`)「トロトロ仕様の自身作だよ、お腹すかせて帰ってくると思って気合いいれてみたよ」

ξ*゚听)ξ「ほんのり甘くておいしい…」

(´・ω・`)「女性は甘いもの好きだから隠し味にミルクと砂糖を少し入れてみたよ」

l从・∀・ノ!リ人「おかわりなのじゃー」

(*´・ω・`)「これ、ブーンの分だけど食べていいよ♪」

(*'A`)「ブーンのブン…プッ」

ξ゚听)ξ「美味しかったわ…ごちそう様」

(´・ω・`)「御粗末様でした」

('A`)「…」

そのときだった

ガチャッ!ドガンッ!

勢いよく扉が急に開いた

(%&゚;ω゚#)「う…ぁ…うあ…」

ビショビショに濡れ、ボロボロな物体が入ってきた

l从・∀・ノ!リ人「きゃ〜化け物なのじゃ〜」

ξ;゚听)ξ「きゃぁぁぁぁぁあ!」

('A`)!

('A`)「ブーン!!おまえなのか!?」

(%&゚;ω゚#)「うぁ…ぁぁぅ…」

(;´・ω・`)「ダメだ…彼はもう助からない…」

(;'A`)「ちくしょうっ!だから、あれほど無茶するなって言ったのに!」

(%&゚;ω゚#)「ぅ…ド……ォ…」

('A`)「おい!?なんだ?!どうした!?」

(%&゚;ω゚#)「ぁ…ド…クォ…一緒に…くらした…日々はたの…しかったぉ…」

(;'A`)「俺だって楽しかったぞ!だから死ぬな!」

(%&゚;ω゚#)「ぼ…くは…ぅぅ…もぅ…だめだぉ…」

(;'A`)「なにいってんだ!馬鹿野郎!!」

(%&゚;ω゚#)「ぁ、あの世で…さきに…待って…るぉ…」

(;A;)「ブーン!死ぬなぁぁぁ!」

(%&-;ω-#)「…。」

(;A;)「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

ξ;;)ξ「……」



l从・∀・ノ!リ人「ごちそうさまなのじゃー」

(´・ω・`)「ブーン、君が来ないから君の分を妹者にあげちゃったよ」

(%&゚;ω゚#)「えぇぇぇぇぇぇ!?」

倒れていたブーンは急に起き上がり、自分専用の皿に残った食べカスを見て落胆した

ξ;;)ξ「あれ…どうなってるの?」

ツンは死んだと思っていたブーンが起き上がったことに困惑していた

(´・ω・`)「仕事から帰ってくるといつもこれやるんだよね…死亡フラグごっこ」

(*'A`)「フヒヒヒヒw…姫さま泣いてるw」

( ^ω^)「みんなただいまだおー♪…あれ、ツンなに泣いてるんだお?」

ξ#--)ξ「…。」

ツンの周りには、まがまがしいオーラが覆っていた

(´・ω・`)「妹者〜また公園に行こうか」

l从・∀・ノ!リ人「うん!なのじゃー」

('A`)「よし、行こうか」

三人はそそくさと部屋から出ていった

( ^ω^)「みんなどうしたんだお?…ん?」

ブーンが振り返った瞬間、彼は死を覚悟した



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