( ^ω^)がドウケシのようです

4: 2話目 :2006/09/04(月) 20:39:43.83 ID:dljgor/9O
  
('A`)「さて、じゃあ行くか…」

時計の短針は9≠差していた
外に出ると街灯のないとこは真っ暗だった

ξ゚听)ξ「なんか恐い…」

ツンがそう言うのも無理はない
高層ビルたちの中は24時間明るく、聞いたことのあるようなクラシック曲がずっと流れている…こことは正反対なところだった

('A`)「おれらがいれば平気だから」

#)ω-)「(ツンのほうが恐いお…)」

ξ゚ー゚)ξ「ブーン、なにか想像した?」

#)ω^)「い、いえ!なにも想像してませんお!」

ξ゚听)ξ「そう?次になにか変なこと想像したら…わかるわよね?」

#)ω^)「すいませんでしたお」

女の勘はするどい

ξ゚听)ξ「で、どこで待ち合わせなの?」

('A`)「もう少しで着く」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:41:37.33 ID:dljgor/9O
  
( ^ω^)「お、あそこじゃないかお?」

ブーンは廃墟みたいなバーのようなとこを指差した

('A`)「あそこみたいだな」

( ^ω^)「おじゃましますおー」

ブーンは扉を開くと、なんと

(`・ω・´)「ようこそバーボンハウスへ…このテキーラはサービスだ」

慣れた手つきで、マスターはカウンターに3つのカップを置いて、テキーラを注いだ

('A`)「(しょぼん…?)」

( ^ω^)「いただきますお」

ドクオは周りを見渡すとテーブル席には、初老の人と黒髪の長い美しい女性が座っていた



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:43:18.77 ID:dljgor/9O
  
('A`)「荒巻さん」

そう言うと荒巻と言う老人がこっちに気付いた

/ ;3「やぁ、ドクオ君。ツンは無事連れてきてくれたみたいだね」

ξ゚听)ξ「おじいちゃん…」

/ ;3「ツン…」

感動の再会だった

ツンが荒巻に抱きついて、直下式パワーボムを綺麗にキメた



8: では、続きを投下 :2006/09/04(月) 20:47:38.11 ID:dljgor/9O
  
ξ#゚听)ξ「なにのんきにしてたのよ!?死にかけたのよ!」

/#;3「ごめんなさい…」

老人は慣れた感じで起き上がった

(;'A`)「ツン…死んじゃうって…」

ξ#゚听)ξ「あぁ!?この人のせいで私は捕まって人質にされたのよ?これくらい当然よ」

/#;3「な、慣れてるから平気じゃよ…ツン、ほんとにすまなかったな」

ξ゚听)ξ「もういいわよ…別に」

(;'A`)「あ、あの…それで荒巻さん、無事にツンさんを連れてきました…」

/ ;3 「うむ…今回はいい仕事だったよ、これ、クーよ、この方にお礼を」

そういうと、荒巻の隣にいた女性はトランクから札束を1つ出して、ドクオに渡した



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:48:58.35 ID:dljgor/9O
  
('A`)「こんなによろしいのですか?」

あまりの報酬に驚いた

/ ;3「ほっほっほっ、イインダヨ」

(*^ω^)「グリーンダヨ!」

('A`)「だまれ…つうか、酒くせぇ」

/ ;3「さて、そろそろ行くかの…ツン」

荒巻はツンの背中を押そうとしたときだった



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:52:02.69 ID:dljgor/9O
  
ξ゚听)ξ「イヤ」

ツンは荒巻の手を払った

/ ;3「ツン、どうしたのじゃ…?」

荒巻は面食らっていた

ξ゚听)ξ「私帰らない…もう、ビルの中の暮らしはまっぴらよ」

/ ;3「ツン…」

ξ゚听)ξ「私はもう大人よ、自分のことは自分で決めるわ」

/ ;3「そうか…わかったよ…ただ、辛くなったらいつでも帰っておいでね」

ツンは頷いた



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:54:11.45 ID:dljgor/9O
  
/ ;3「ドクオ君、ブーン君、ツンを頼んだよ」

(;'A`)「え!?あ、はい…」

いきなり言われ、ドクオは困惑したが頷いてしまった

/ ;3「さて、クー行こうか」

川゚ー゚)「…はい」

ドクオは初めて声を聞いた…とても穏やかな声だった

/ ;3「マスター、ここはわしの奢りにしといてくれ

(`・ω・´)「わかりました」

/ ;3「では、ツン…またのぅ」

荒巻が先に出ていき、クーはこちらを向き軽く会釈して出ていった



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:56:23.20 ID:dljgor/9O
  
('A`)「さて、ツンにブーン…帰るか」

(*^ω^)ノ「グリーンダヨ!」

(#'A`)「ツン、軽めに頼む」

ξ゚听)ξ「わかったわ」

(´・ω・`)「おかえり〜って、ツンどうしたの?」

(;'A`)「色々あって、ここで働くことになった」

ξ゚ー゚)ξ「美人秘書として、がんばらせてもらいます」

(´・ω・`)「いやぁ〜助かるよ」

#)ω^)「美人?…プッ」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 20:57:40.35 ID:dljgor/9O
  
(´・ω・`)「まぁ、今日はもう遅いしまた明日詳しく話そう」

ξ゚ー゚)ξ「はい」

ショボンは妹者の寝ている部屋にツンを案内しに行った

('A`)「ツンに冗談言うのは死亡フラグだな…おい、ブーン生きてるか?

%&-ω-#)「…」

(;'A`)「おい、嘘だろ?冗談だって言ってくれよな?なぁ?ブーン…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」

静かな街にドクオの叫びが響いた

ガチャッ

ξ#--)ξ「…うるさいわよ」

ツンの周りには殺気が満ちていた

(;'A`)「あ…うわ…やめてくr……」

二度目の叫びは鈍い音と共に響いた



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