( ^ω^)がドウケシのようです
- 西暦21世紀 2050年…
「わんだふる内藤は、仲間達とともに悪の帝王コッチミ・ルナを倒して、世界の平和を取り戻しましたとさ…」
( ^ω^)「おしまい♪」
本の最後にはおしまい≠ニ書いてあり、少年は本を閉じた
しかし、隣で話を聞いていた少女は不満そうな顔をしていた
l从・∀・ノ!リ人「え〜!!続きなのじゃー!」
(;^ω^)「もうこのお話はおしまいだお…」
l从・∀・ノ!リ人「つまんないのじゃー、ハッピーエンドなんて子供騙しなのじゃー」
(;^ω^)「あぅあぅ、じゃあどんなのがいいんだお?」
l从・∀・ノ!リ人「蝕で仲間が次々と死んでいって、怒りと恨みで復讐を果たすために、妖精と共に旅立つとかがいいのじゃー」
( ^ω^)「グリフィスーーーッ!!! …そうだ!これなんかどうかお?ツンデレラ=I」
少女は鞄から1冊の本を取り出した
l从・∀・ノ!リ人「そんなもの読むなら、このBL同人誌のほうがいいのじゃー」
(;^ω^)「ちょっwwwww腐女子wwwww」
l从・∀・ノ!リ人「じゃあ、これがいいのじゃー」
少女はまた鞄から1冊の本を取り出し少年に手渡した
( ^ω^)「どれどれ… 桃太郎≠ゥお」
( ^ω^)「・・・サブタイトルが書いてあるお。」
〜桃尻の美少年に襲い掛かる野獣達 お婆さんのきび団子による欲情〜
( ^ω^)「サブタイトルのほうが長いお」
やや大柄の少年、内藤ホライゾン(ブーン)と、小生意気な幼女の妹者が桃太郎(BL仕様)≠見ていたとき
ちょうど、部屋にある置時計の短針が5≠フ字を指した
すると、そのとき
ガチャッ!
('A`)「おいすー」
色白で細身の少年が入ってきた
l从・∀・ノ!リ人「おいすーなのじゃー!」
( ^ω^)「おいすーだお!ドクオ遅かったお!」
('A`)「あぁ〜わりぃわりぃ…ちょっと政府のお偉いさん達の長話に付き合っててな」
その少年はドクオと呼ばれているらしい
本名は自分でも思い出せないくらい、その名で浸透していた
( ^ω^)「で、どうだったんだお?」
('A`)「仕事げっとwwwww」
l从・∀・ノ!リ人「ニート卒業なのじゃー」
(*^ω^)('A`*)「さようならニート!こんにちわお仕事!」
( ^ω^)「で、仕事はなんだお?」
('A`)「高いとこに閉じ込められてるお姫さまを誘拐」
( ^ω^)「それなんてルパン?」
l从・∀・ノ!リ人「うほっ!い い 桃 尻 !
あ、なのじゃー」
場所はかわって、とある高層ビルの一室
/;3「私の孫は無事に救出できそうかな?」
('川‖「はい、凄腕のなんでも屋に頼みました」
/;3「ふむ…よくある展開だね」
('川‖「まぁ、お孫さんはかならず助けて来るはずです…」
/;3「ツン…無事でいておくれ」
('A`)「ところで、この幼女はなに?」
ドクオはブーンの隣で本を読んでる幼女を指差した
l从・∀・ノ!リ人「妹者なのじゃー」
( ^ω^)「さっき、なんか二人の男が重要な仕事の間あずかっててほしいって来たんだお」
(*'A`)「ふひひひひ…幼女萌え」
( ^ω^)「でも、腐女子だお」
l从・∀・ノ!リ人「BLも立派な文化なのじゃー」
('A`)「うほっ!なら、ショボーンだけで十分だよ…」
ガチャッ
(´・ω・`)「ふふふ…君には僕がいれば十分さ」
('A`)「アッー!!」
1時間後…
(*'A`)「はぁはぁはぁ…」
ドクオは放心状態だった
(´・ω・`)「…で、仕事かい?」
クソミソしてた人がズボンを履きながら聞いてきた
( ^ω^)「そうだお!ニート卒業だお!」
l从・∀・ノ!リ人「ところで、この攻めの人は誰なのじゃー?」
(´・ω・`)「僕は動学者′唐ネんでも屋のオーナーをやってるショボーンだよ、よろしく」
( ^ω^)「動学者っていうのは、僕達動化師≠竍集動師≠ノ動子≠チていうものを研究してる人のことだお」
l从・∀・ノ!リ人「お〜すごいのじゃ」
(´・ω・`)「まぁ、ブーンやドッ君みたいに動子を使いこなすのは無理だけどね」
l从・∀・ノ!リ人「ところで、動化師≠ニか集動師≠ニか動子≠チてなんなのじゃ?」
( ^ω^)「説明しよう! まずは、動化師≠ノついてだお
動化師≠ヘ動子≠チていう玉を思い通りに操作できるんだお」
(´・ω・`)「例えば、飛べって念じると飛ぶし」
( ^ω^)「回れって思えば回るんだお」
そういうと、ブーンはポケットからビー玉くらいの大きさの小さな玉取り出し、回したり、ピョンピョン飛ばしてみせたりした
l从・∀・ノ!リ人「お〜おもしろいのじゃ〜」
幼い妹者は満面の笑みで拍手した
( ^ω^)「次に集動師≠セお」
(´・ω・`)「集動師≠ニいうのは、その辺にある物を動子≠ノ変換させれる人のことなんだ」
( ^ω^)「すごい集動師≠フ人ほど大きく質のいい長持ちする動子≠ェ作れるんだお」
ショボーンは近くにあったペンを変換させた
しかし、BB弾くらいの大きさにしかならなかった
(´・ω・`)「まぁ、僕はそんなに力はないんだ。でも、その分研究をしたりして新しい動作≠発見することがあったりするんだ」
l从・∀・ノ!リ人「妹者もやりたいのじゃ〜」
(´・ω・`)「修業すれば、誰にでもできるようになるよ」
( ^ω^)「でも、政府に免許を申請してやらないと違法で捕まっちゃうんだお」
l从・∀・ノ!リ人「ブーンや受けの人は免許持ってるのかー?」
('A`)「受けの人じゃない…ドクオだ」
いままで放心状態だったドクオが尻を押さえながら起き上がり答えた
(´・ω・`)「この二人は無免許なんだよね。まぁ、正確には昔は免許を持ってた…けどね」
(*'A`)「政府の犬は嫌だって反抗したら、免許取られちった」
l从・∀・ノ!リ人「馬鹿なのじゃー」
(´・ω・`)「ホント馬鹿だよね〜まぁ、そういうとこも好きだけど♪」
('A`)「勘弁してくれ」
l从・∀・ノ!リ人「ほ〜も!ほ〜も!」
('A`)「うるせー、俺だってやれるもんなら女t…」
(´・ω・`)「お仕置きが必要だよね」
('A`)「ちょっwwwwwらめぇぇwwwww」
( ^ω^)「お仕置きは後でだお。そろそろ仕事の時間だお」
('A`)「(助かった…)」
(´・ω・`)「ちっ」
( ^ω^)「それじゃあ、いってくるお」
('A`)「ショボン、幼女の世話頼んだ」
l从・∀・ノ!リ人「いってらっしゃいなのじゃー」
(´・ω・`)「君…実は男の子だったりしない?」
l从・∀・ノ!リ人「男なのに妹者って名前付ける親はいないと思うのじゃー」
(´・ω・`)「そっか… わらび餅食べる?」
l从・∀・ノ!リ人「うん!なのじゃー」
ぺちぺちぺちぺち…
('A`)「なんでこんな格好なんだ…?」
夜の静けさが不気味な道を、さらに不可解な音が響き渡る
( ^ω^)「ルパンと次元はウェットスーツに酸素ボンベと足ビレを装備してたお」
('A`)「侵入経路は空だぞ」
ドクオはウェットスーツを脱ぎながら答えた
(;^ω^)「な、なんだってー!?」
( ^ω^)「…じゃあ、これはいらないのかお?」
('A`)「うん」
(´ω`)「そっか…」
('A`)「わかったよ…だったら着てけよ…」
⊂二( ^ω^)⊃「やったおー!」
('A`)「ったく、ほらさっさと行くぞ(ボンベなんてどこにあったんだ…)」
ε=⊂二( ^ω^)⊃「わかったお〜」
二人は、お姫さまの閉じ込められてるビルの隣のビルにむかった…
( ^ω^)「これなら、きっと海も飛べるはずだお〜
今日は新月の夜…高さが100oはあるビルの屋上に二人の影があった
('A`)「風向きよーし」
( ^ω^)「チンポジションよーし」
('A`)「行くか」
( ^ω^)「おkだお」
ドクオが手のひらを合わせ、両手を地面についた
すると、そのあたりが綺麗に無くなり手のひらサイズの動子になった
('A`)「ほらよっ」
動子をブーンに渡した
( ^ω^)「はいお」
ブーンが軽く念じると動子の色が変わっていった
その瞬間、動子が急に宙に浮いた
( ^ω^)「ドクオ〜捕まるお〜」
ドクオがブーンに捕まるや否や
球体が物凄い勢いで、お姫さまのいるビルに向けて、二人と共に飛んでいった…
('A`)「で、どうする?」
(;^ω^)「どうするかお…」
('A`)「普通、空気読んで窓くらい開くよな」
( ^ω^)「まったくだお!防弾ガラスで、さらに窓が開けれないなんておかしいお!これじゃあ、まるで閉じ込めてるだけだお!!」
('A`)「閉じ込められて、もうアカンワ! なんちってwwwww」
( ^ω^)「お、うまいお!山田くーん、ドクオさんに座布団1枚!」
('A`)「さて…このくらいの大きさの動子で二人分も飛ぶと、そろそろ効果消えるだろ」
( ^ω^)「おっおっ こんな高いとこから落ちたら、お股がヒューーンってなるお!それに地面に当たったら痛そうだお」
('A`)「で、ここからは侵入できそうにないし、屋上から入ろうと思うんだが」
( ^ω^)「把握w」
ゆっくりと二人が上がっていく…
( ^ω^)「高いお〜!」
ブーンとドクオはビルの屋上についた
( ^ω^)「久々の仕事だお!ドクオ、がんばるお」
('A`)「おうよ!」
二人は屋上のドアを開け、中に消えていった…
⊂二( ^ω^)⊃「ブーン」
(;'A`)「ハァッハァッ!」
ジリリリリリリ…
放送「侵入者!侵入者!一人は肌の白い男!もう一人はウェットスーツに酸素ボンベを背負ってる男!
(;'A`)「見つかるの早すぎだぜ!ってか、おまえ目立ちすぎるんだよ」
( ^ω^)「るぱんるぱーん♪ワォッ!」
('A`)「うっせぇだまれ」
( ^ω^)「あ、ここ抜け道っぽいお!」
ブーンは通気口を指差した
('A`)「メタルギアの定番だな…よし、そこに隠れるぞ」
二人は通気口を進んでいった
少し進んだとこで分かれ道があった
( ^ω^)「こちらスネーク、道が二手に分かれている。どっちに進めばいいんだ?」
('A`)「スネーク、左には行くな!人は道に迷ったときには左に行く習性があるんだ」
( ^ω^)「イエッサー」
しばらく進むと、女の子らしい部屋が柵の外に見えてきた
ブーンが柵を外して顔を覗かせたときだった
ガツンッ!ミゾンッ!
ブーンの目の前は真っ暗になり気を失った
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