( ^ω^)は寝不足のようです

  
3: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:26:37.57 ID:gAc/V1NpO
  
VIPシティ

昼は賑わうこの街も
夜は静けさに包まれていた。

だが今夜は静けさを切り裂く叫びが聞こえた


(;-@∀@)「や、やめてください!!!」
叫び助けを求めるこの男の名はアサピーである

アサピーの抵抗もむなしく、もう一人の男は笑みを浮かべながらアサピーに近づいていく

(####)「もう、逃げられないお」

(;-@∀@)「嫌だぁぁぁ!!」







(;-@∀@)「ひぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」



  
6: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:28:28.75 ID:gAc/V1NpO
  
( ´ω`)「眠いお」

ξ゚听)ξ「ブーンおはよ。あんたいつも眠そうよね」

( ´ω`)「毎晩9時には寝てるんだお・・・でも眠いんだお」

ξ゚听)ξ「9時って、小学生じゃないんだから・・・」

この娘はツン、名前の通りツンツンしていて誤解されやすいが実は誰よりも優しいって事を僕は知っている


正直に言うと僕は彼女が好きだった

今、思えばツンとこうやって会話が出来るのも奇跡だ。





それくらい僕とツンの出会いは最悪だった



  
8: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:30:29.67 ID:gAc/V1NpO
  
あれは僕がまだ1年生の時・・・

( ゚ω゚)「ふぐおぉぉぉぉぉぉ」

(´・ω・`)「ははははは観念するんだブーン」

( ゚ω゚)「いやだお!キュウリはアナルに入れる物じゃないお!!」



( ゚ω゚)「アッー」



(´・ω・`)「はぁはぁ・・・どうだいブーン?新世界の味は?」


( ゚ω゚)「うおぉぉぉぉたまらんお!!辛抱たまらんお!!!」


僕はあの時おかしかった。

アナルに異物を入れられたからだろうか?

正常な思考を失っていた


そして、その時にツンに出会った



  
10: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:34:57.66 ID:gAc/V1NpO
  
ξ;゚听)ξ「あんたら、何してんの・・・」


(´・ω・`)「やぁ、変態ハウスへようこそ。このアナルバイブはサービスだから(ry」

ξ#゚听)ξ「いらないわよっ!!!!」

この時はツンは僕と違うクラスのクラス委員で廊下での騒ぎが気になり見に来たらしい

そして僕はツンに酷い事をした

(# ゚ω゚)「ふおぉぉぉ!!!男も女もカモンだお!!!」



  
11: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:37:02.03 ID:gAc/V1NpO
  
(# ゚ω゚)「僕のアメリカ仕込みの丸秘テクで天の果てまでプテラノドーン!!!」

(;´・ω・`)「ブーン?」
(; ゚ω゚)「我が菊門にストレッチパワーが溜まってきたお!」

ξ;゚听)ξ「?」

(# ゚ω゚)「手始めに巻き髪のお嬢さん!!!サービス、サービスぅ」

ξ#゚听)ξ「近づくな変態!!!」

ドガッ

ツンの右拳は僕の顔を思いっきり殴り倒した

(#)゚ω゚)「痛気持ちいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

(# ゚ω゚)「でも僕はそれくらいじゃ絶頂に達しないお!」

ジリジリとツンに近づく僕。

(;`・ω・´)「やめるんだブーン!やるなら僕と・・・」

(;´゚ω゚`)「アッー」



  
12: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:38:25.55 ID:gAc/V1NpO
  
(;´゚ω゚`)「ひぎぃぃぃぃぃ」

(;´゚ω゚`)「犯すのはいいけど犯されるのは嫌ぁぁぁぁぁぁ」









(# ゚ω゚)(#´゚ω゚`)「oh〜イミテイション、ゴールドゥ」



  
14: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:40:21.90 ID:gAc/V1NpO
  
(# ゚ω゚)「まだまだ行けるおぉぉぉ」

ξ#゚听)ξ「死ねぇぇぇぇぇ」

ツンは僕の隙を見てアナルに刺さったキュウリを蹴りとばした

ズボッ

半分ほど刺さっていたキュウリは鈍い音をたて僕のアナルの奥底へ消えていった

(# ゚ω゚)「うひぃぃぃぃ!!なまむぎなまごめニップレスぅぅぅ!!!」

(# 。ω。)「ばぶりしゃぁぁぁぁぁす」



  
15: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:42:06.41 ID:gAc/V1NpO
  
恐ろしいまでの叫びをあげるとアナルの奥底に突き刺さったキュウリは僕の口から飛び出した

キュウリ「人間どもめ・・・これで勝ったと思うなよ。」

(;´・ω・`)「キュウリが喋った!?」

キュウリ「私はまた帰ってくる・・・そして次に会うときは貴様等の命日だ」
そういうとキュウリは窓ガラスを割り外に飛び出していった

ξ;゚听)ξ「いったい何だったの?」

( ´ω`)「ううう・・・頭が痛いお」

(´・ω・`)「大丈夫かい?ブーン」

( ´ω`)「大丈夫だお。それよりも大変な事になったお」


( ´ω`)「僕らは鮫島に行かないといけないお」



  
18: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:43:35.30 ID:gAc/V1NpO
  
( ^ω^)「旅行だお!旅行だお!」

ξ゚听)ξ「遊びに行くんじゃないんだからはしゃがないで」

(; ^ω^)「おっおっ」

僕等はいま船にのって鮫島を目指している

だが遊びに来たんじゃない。

そう・・・


あの時・・・



  
20: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:44:40.68 ID:gAc/V1NpO
  
( ´ω`)「けつ痛いお」

( ^ω^)「真っ暗だお。ここどこだお?」



(´_ゝ`)「ここはおまえの心の中だ!」

(´<_`)「お前は今、意識をキュウリに支配されている」


(# ^ω^)「わけわかめだお!僕はキュウリごときに体を許すほど淫乱じゃないお」


(´_ゝ`)「黙れ!!今の貴様は犬にも劣る畜生だ!!!」

( ^ω^)「うひひひすいません」



  
21: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:45:57.89 ID:gAc/V1NpO
  
( ^ω^)「kwsk」

(´<_`)「ぐぐれ」

( ^ω^)「把握した」


ショボンが僕に挿したキュウリは悪行の限りをつくし、神との戦いで封印された魔界の帝王、【ピエール】が封印されたキュウリらしい

神界に封印されていたキュウリが神の失態により市場に出回り、ショボンの手に渡り、僕のアナルで力を蓄えたらしい


( ^ω^)「所で貴方達は誰ですかお?」



  
23: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:47:53.50 ID:gAc/V1NpO
  
(´_ゝ`)「それは秘密のアッコちゃん」

(´<_`)「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」



(#^ω^)「許さないお」


(´_ゝ`)「鮫島に来たら教えてあげる」

(´<_`)「鮫島に来たら教えてあげる」



(´_ゝ`)(´<_`)「鮫島良いとこ一度はおいで〜酒はうまいし美人も豊富」



  
24: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:49:04.37 ID:gAc/V1NpO
  
そして今にいたる


( ^ω^)「あ、嵐になったお」



( ^ω^)「船に水がたくさん入ってきたお」



( ^ω^)「船が沈んでいくお」



( ^ω^)「ツンもショボンも海に落ちたお」



( ^ω^)「うわぁ〜」



  
25: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:50:25.93 ID:gAc/V1NpO
  
( ´ω`)「うぅぅぅ」


( ´ω`)「頭が痛いお」


('A`)「大丈夫か?ここは俺んちだ。海で倒れてたアンタを拾ってきたんだ」


( ^ω^)「ありがとうだお!貴方は優しいお」



  
26: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:51:37.93 ID:gAc/V1NpO
  
(*'A`)「気にすんな。照れるじゃねぇか」


( ^ω^)「貴方は本当に優しい人だお・・・」

(#^ω^)「・・・と見せかけて、おりゃぁ」





(゚A゚)「ぎゃおぉぉぉぉぉぉぉす」



  
27: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:52:56.49 ID:gAc/V1NpO
  
(;'A`)「あと2ミリずれてたら死んでた・・・」


(;^ω^)「ごめんだお。見知らぬ人に優しくされるとおもわず刺しちゃうんだお」


(;'A`)「どんな心の病気だよ!!!」



( ^ω^)「正直すまんかった」

('A`)「許してやるから代わりに漁の手伝いしてくれないか?」


( ^ω^)「まかせなボーイ」



  
28: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:54:43.65 ID:gAc/V1NpO
  
('A`)「仕事は簡単だぜジョン」


('A`)「今から船で沖にでる。漁は素潜り漁だ。狙う獲物はコンソメ」

('A`)「おk?」



( ^ω^)「いささか疑問が残るがおkだお」


('A`)「いくぜ大海原へ」



  
29: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:56:38.28 ID:gAc/V1NpO
  
( ^ω^)「ドクオが海に落ちたお・・・って言うか落としたお」



( ^ω^)「ん?あれはサメかお?」


( ^ω^)「海が赤くなっていくお」



  
30: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/10(日) 23:58:51.41 ID:gAc/V1NpO
  
('A`)「ほんとに今回で最後だよ」

( ^ω^)「ごめんなさいだお」

( ^ω^)「張り切った人を見ると押し倒したくなるんだお」


(;'A`)「君は黄色い救急車をしってるかい?」


( ^ω^) (この人不死身かお?)


('A`)「人の話しを聞いてるか?」

( ^ω^)「それっ」



(゚A゚)



  
31: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:00:46.24 ID:KWCi17WhO
  
('A`)「仏の顔も三度までって言葉しってるか?」

( ^ω^)「生まれて初めて聞く言葉だお」

('A`)「なら仕方がない」


そうこうしているうちに僕等はコンソメの収穫ポイントに着いた


('A`)「素潜りは危険だから素人にはまかせられない。ブーンは船で雑用をやってくれ」


( ^ω^)「わかったお!」

ざっばーん

僕はドクオの言葉を胸に刻み込み海に飛び込んだ

(;'A`)「ちょっwwおまっwww」



  
33: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:03:07.15 ID:KWCi17WhO
  
( ^ω^)(すごく綺麗だお)


海で泳ぐのは何年ぶりだろう

凄く懐かしい気がする。色とりどりの魚達、それに負けないくらい綺麗な海草、地面から生える人間の足・・・



( ゚ω゚) (人が埋まってるお!!)



  
34: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:05:26.10 ID:KWCi17WhO
  
(;^ω^)(死んでるのかお
!?)

足はピクピク動いていた。まだ息はあるようだ

(;^ω^)(いますぐ助けるお)

僕は足をつかみ思いっきり引っこ抜いた


ずぼっ


(´・ω・`) (あ、助かった)



  
35: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:06:56.91 ID:KWCi17WhO
  
(´・ω・`)「ブーンありがとう」


('A`)「やるじゃねぇかブーン」


('A`)「こんな大きいコンソメ初めてみたぜ」


(´・ω・`)「コンソメ?」

(*^ω^)「それほどでもないお」

どうやら僕が見つけたコンソメはドクオですら見たこともないような大物だったらしい

('A`)「今日はブーンの手柄を祝ってコンソメパーティーだ!」

(*^ω^)「パパ大好きだお」



  
36: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:08:31.32 ID:KWCi17WhO
  
(´・ω・`)「うーん。どうしよう?」


彼、ショボンは困っていた。何故かはわからないが友にコンソメと間違われ茹でられているのだ


(´・ω・`)「僕の力を少し解放すれば逃げ出す事は容易だ・・・しかし」


しかし、はたしてそれでいいのだろうか?


ショボンは自分を空気の読める人間だと自負している

空気を読みこの場で命を捨てるか・・・この場から逃げ出し卑怯物の汚名わ背負い生きていくか・・・


ショボンは決断を迫られていた



  
37: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:09:48.87 ID:KWCi17WhO
  
(´・ω・`)「あ、プリキュアの録画忘れてた」


その時、ショボンの中で何かがはじけた


それはショボンが今まで表に出さなかった感情でありショボンの心の闇であった



(#´゚ω゚`)「ぐおぉぉぉぉぉぉ」


(#´゚ω゚`)「おれは人間をやめるぞ!ブーン!!」



  
38: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:11:10.75 ID:KWCi17WhO
  
僕はその時、何が起こったのかわからなかった


鍋で煮ていたコンソメが叫びながら鍋から飛び出したのだ



(`・ω・´)「ふはははははは、貴様等もこれで終わりだ」


(#^ω^)「コンソメは黙っとけ!」


(´・ω・`)「あ、すいません。鍋にもどります」


('A`)「まったくやっかいコンソメだぜ」




(#`・ω・´)「ってちがーう!」



(;^ω^)(;'A`)「ノリツッコミ!?」



  
40: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:12:47.14 ID:KWCi17WhO
  
(;'A`)「馬鹿な・・・ノリツッコミだと!?」


('A`)「ブーン・・・逃げろ」


(;^ω^)「何いってるんだお!?一緒に戦うお!」


(#'A`)「無理だ。勝ち目がない。お前だけでも逃げろ」

(#'A`)「そして、行方不明のツンちゃんを探すんだ!!!」


( ;ω;)「嫌だお!師匠を置いて僕だけ逃げるなんてできないお!」


(#'A`)「馬鹿野郎!!!俺の屍を越えていけ!!!!!」



  
41: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:13:55.70 ID:KWCi17WhO
  
 ブーン  /⌒ヽ
⊂二二二( ;ω;)二⊃
    |  /
     ( ヽノ
    ノ>ノ
  三 レレ



( ;ω;)「ごめんだお。僕に力がないから。」



( ;ω;)「僕は強くなるお!!」



  
42: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:15:11.26 ID:KWCi17WhO
  
('A`)「さぁ、始めようか」


(`・ω・´)「あれだけ待たせておいて、謝罪の言葉もないのかい?」


('A`)「いまから死ぬヤツに謝ってどうする?」


(`・ω・´)「強気だな・・・」


にらみ合う二人、先に動いたのはドクオだった

ドクオはシャキンの真横に飛び、壁を蹴った

シャキンとの距離は一気に縮まった。

(#'A`)「うおりゃぁぁぁぁぁ」

(`・ω・´)「あまいっ!」

シャキンはドクオの反動を利用した一撃を簡単に捌き同時に腹に拳をめり込ませた


(#'A`)「ぐはぁっ」



  
43: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:16:50.53 ID:KWCi17WhO
  
(;'A`)「はぁはぁ」


(`・ω・´)「ふふふふ・・・貴様は明らかに焦っている」

(`・ω・´)「それは何故か!」

(`・ω・´)「君と僕との実力差故か?恐怖のためか?」

(`・ω・´)「いや違う!!!貴様は怪我をしている」


(;'A`)「だまれ・・・」


(`・ω・´)「僕が鍋から飛び出した時、君は火傷をおった!!それが体力を奪い、体の動きを鈍らせる!!!」


(#'A`)「うおぉぉぉ」


ドクオはまた飛び出した。ここでやられるわけにはいかなかった

せめて後5分。その時間さえあればブーンを逃がす事が出来る


ドクオは諦めてはいなかった



  
45: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:19:02.65 ID:KWCi17WhO
  
(`・ω・´)「オロナインもマキロンも無い貴様に僕は倒せないっ!」


ドクオは真っ直ぐシャキンに向かい走った


そしてシャキンの手前で床を踏み付けた


(`・ω・´)「くっ!ちょこざいな!!」


ドクオが踏みつけた事により床は破片をまき散らしシャキンの視界を一時的にさえぎった


そしてシャキンの気づいた時にはドクオは背後にまわっていた


(#'A`)「八華双撞掌!」


ドクオの一撃はシャキンの骨を砕き内蔵をえぐりシャキンを戦闘不能にした



はずだった



  
46: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:21:04.40 ID:KWCi17WhO
  
(;`・ω・´)「ぐふっ!」

(;'A`)「ちっ、いまいちか」


(;`・ω・´)「・・・やられていた。確実にやられていた」


ドクオの攻撃は完璧だった。タイミング、技のキレはもうしぶんなかった。

だが火傷によるダメージが技の威力を半減させた


(`・ω・´)「火傷さえなければ貴様は僕を上回っていた!」


シャキンは初めてだった。昔から才能があり負ける事はおろかまともに相手からダメージを与えられた事はなかった



  
47: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:22:55.31 ID:KWCi17WhO
  
シャキンは震えていた。もちろん恐怖ではない。
初めて好敵手に出会えた事に・・・武者震いに近い震えだった

(`・ω・´)「おもしろい!貴様の名を教えろ!!」

(#'A`)「クズなんぞに、誇りある我が名を教える必要は無い!」

(`・ω・´)「そうか・・・生まれて初めて会う強者の名を覚えておきたかったのだが・・・」

(`・ω・´)「さらばだ!強き者よ」

シャキンは全ての力を右の拳にため込みドクオに向かって放った

(#`・ω・´)「秘技!不動明王流転拳!!」

火傷をおった体で大技を放ったドクオにはシャキンの技をよける体力など残っていなかった


(#゚A゚)「ぐわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」



  
48: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:23:56.61 ID:KWCi17WhO
  
どれくらい走っただろう

足が痛い


僕は逃げたんだ


何も出来なくて


逃げたんだ



  
50: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:26:03.60 ID:KWCi17WhO
  
(;><)「大丈夫ですか?」


( ´ω`)「僕は寝てたのかお・・・」


足がズキズキする。僕は気を失うまで走っていたみたいだ


( ´ω`)「ここはどこですかお?」


(;><)「わかんないです」



(#^ω^)「ならば死ぬがいい!」



  
52: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:27:49.08 ID:KWCi17WhO
  
何も出来ずに逃げてきた自分に対しての怒り

それがブーンを狂気に走らせた!


( ゚ω゚)「死ねぇぇぇ」

僕は拳を振り上げた


「待ちなさい!」


(#゚ω゚)「誰だお!?」




ξ゚听)ξ「ちわっす」



  
53: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:29:19.50 ID:KWCi17WhO
  
ξ゚听)ξ「警察沙汰とかマジ勘弁っすよ」


(*^ω^)「ツン!会いたかったお!!」


やっとツンに会えた。

その喜びのせいで僕は隙だらけになっていた



  
55: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:31:03.00 ID:KWCi17WhO
  
( ^ω^)「ツン!今まで何してたんだお!?」


ξ゚听)ξ「貴方やショボンとはぐれてから私はずっとゲーセンで時間を潰していたわ」


( ^ω^)「・・・」


ξ゚听)ξ「ところでショボンは一緒じゃないの?」


( ^ω^)「ショボンには会ってないお」



  
56: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:32:00.94 ID:KWCi17WhO
  
ξ゚听)ξ「で、これからどうする?」


( ^ω^)「愚問だお。僕等のすべき事は決まってるお」


僕は空を見上げた。そこには青空が広がっていた




( ^ω^)「美味しいカレーを作るお」



  
57: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:33:55.49 ID:KWCi17WhO
  
(´_ゝ`)「始まりました料理バトル!」

(´<_`)「どんな料理が飛び出すのか!?」

(#^ω^)「うおぉぉぉ」
(´_ゝ`)「ブーン選手、野菜に洗剤をかけ始めたぁぁぁ!」

(´<_`)「いったい何がしたいんだぁぁぁ!?」

(#^ω^)「まだまだぁ!」

(´_ゝ`)「おっと今度はそれを電子レンジにぶち込んだ!」

ピッ

120分

(#^ω^)「そんなにまてるかおぉぉぉ」

ガシッ

(´<_`)「電子レンジをつかんだブーン選手!どうする気だ!?期待せずにはいられない!!!」
(#゚ω゚)「ぐおりゃゃゃゃゃゃゃ!」


(´_ゝ`)(´<_`)「投げたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」



  
58: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:35:45.67 ID:KWCi17WhO
  
(´<_`)「ブーン選手の行動に意味はあるのでしょうか!?」

(´_ゝ`)「まったくわかりません」


( ^ω^)「意味なんて求めるなんて間違ってるお!」

( ^ω^)「たしかに僕は無意味な事をしたかもしれない、でも!」

( ^ω^)「僕の心は伝わったはずだお!」


ξ;;)ξ「アンタ馬鹿や・・・最高のバカヤローや!」


ξ;;)ξ「アンタがbPや!!!!!」



  
59: ◆4mv4VjA5cI :2006/09/11(月) 00:37:13.17 ID:KWCi17WhO
  
(´_ゝ`)「おめでとう」

(´<_`)「おめでとう」

(´・ω・`)「おめでとう」

('A`)「おめでとう」

ξ゚听)ξ「おめでとう」

父に、ありがとう

母に、さようなら

そして、全ての子供達に
おめでとう

( ^ω^)は寝不足のようです   完



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