( ^ω^)は作家のようです

  
15: 名無しさん :2006/09/18(月) 03:48:28
  

家に着いたブーンはとりあえず広告を見ていた

(;^ω^)「う〜ん、全然それっぽいのが見つかんないお。」

当たり前である、『小説家募集広告』なんて広告あるわけがない

( ^ω^)「仕方ないからvipで聞くかお。」

完璧なオタクであるブーンはなにかに行き詰ると、すぐにvipに行く習慣が
もはや取り返しがつかなくらいついている

( ^ω^)「タイトルは『小説家になる方法教えてほしいお!』でいいかお」

ブーン:誰か知ってたら教えてくれお

チャングム:原宿でスカウトでも待てば?

屁・ヨンジュン:アニョハセヨ!!!!

ゐ・ビョンホン:死ぬほど好きだたらきっとダイジョウブ

べジータ:出版社に自分で作品を持ち込んでみてもらうんだろ確か、『vipperの屑』で見たぞ

ブーン:べジータさんありがとうだお!

べジータ:べっ別に貴様のために教えたわけじゃない!

べジータ:こんな糞スレ早くなくなってほしいだけだ!フン!

ブーン:ツンデレきめぇwww

べジータ:掘るぞ

ブーン:正直すまんかった



  
16: 名無しさん :2006/09/18(月) 03:55:46
  

ブーンはパソコンの電源を切り考えた

(;^ω^)「作品ができてなくちゃ駄目だったとは…」

結構な常識なのだがブーンは知らなかったようだ

J('ー`)し「ホライゾン!もうご版よ!」

ブーンはまず飯をとることにした

( ^ω^)「腹がへってちゃ戦はできんお」

戦なんかやるきがないのだがブーンはよほど飯が食いたいようだった

J('ー`)し「ホライゾン、就職はもう決めたの?」

( ^ω^)「決めたお!ブーンは小説家になるお」



  
17: 名無しさん :2006/09/18(月) 17:58:53
  

J(;'ー`)し「亜w背drftgy不二子lp;@:『!!!」

かあちゃんは声にならないほど驚いていた

J('ー`)し「まじっすか?」

( ^ω^)「まじっすお」

かあちゃんはようやく落ち着いたみたいだ

J('ー`)し「何で公務員とかじゃないの?」

当然の疑問である

( ^ω^)「就職全部だめだったお」

J('ー`)し「今すぐ出て行け」

(;^ω^)「ちょっ、待つお!言い訳させてくれお」

かあちゃんはとても悲しい顔をしてこう言った

J('ー`)し「家には悪いけどニートを養うお金は無いのよ」

続けてかあちゃんは言った

J('ー`)し「それにあんた無くなった父ちゃんの前で言ってたじゃない
     『僕、将来絶対父ちゃんみたいな立派な大人になるお』って」



  
18: 名無しさん :2006/09/18(月) 18:10:15
  

( ^ω^)「父ちゃん…」

ブーンは幼き日になくなった父のことを思い出していた

彡 ^ω^)「ホライゾン大きくなったら父ちゃんみたいに、いや私以上に立派な大人になるんだぞ

( ^ω^)「わかったお!ブーンがんばるお」

幼き日に父と交わした約束
確かにブーンはそれを叶えられる道を一度失った
だが、ブーンは友達のおかげでもう一度がんばろうと決めたのだ

( ^ω^)「確かに、就職はできなかったからそういわれても仕方ないお…」

ブーンは静かに言った

( ^ω^)「でもブーンは小説家としてきっと父ちゃんとの約束を果たしてみせるお!!」

ブーンの目は偽りの無い目をしていた

J('ー`)し「分かったわ…だったらがんばりなさい、母ちゃん応援するわ」

( ;ω;)「母ちゃん!!!ありがとうだお、ブーンがんばあwせうぇで」

ブーンの声は涙で何を言ってるのか分からなかったが母ちゃんは静かに頷いてくれた



  
19: 名無しさん :2006/09/20(水) 15:08:31
  

翌日〜〜〜

ブーンはこの日いつもより早く起きた

( ^ω^)「早く学校行って皆と先生に就職について聞きたいお」

ブーンは昨日の夜の事で、すぐにでも母親を安心させたいと思っていた

( ^ω^)「じゃあ行ってきますおー」

J('ー`)し「行ってらっしゃい」

ブーンは勢いよく走り出す

( ^ω^)「勢いがでてきたお、秘技ブーンを使うお!!」

((((⊂二( ^ω^)⊃ブーン

何時もより早く学校につくことがでたブーンは早速皆の元に向かった



  
20: 名無しさん :2006/09/20(水) 15:16:57
  

( ^ω^)「おはようだお!!」

('A`)「よう、ブーン今日はやけに早いなお前」

(´・ω・`)「うん、おはようでも残念ながら皆はまだだよ」

( ^ω^)「おっ?なんで皆まだなんだお?」

(´・ω・`)「うん、それは君が来るのが早すぎるからさ、時計を見てごらん」

そういわれて、時計を見てみると

(;^ω^)「まだ、7:50だお」

ブーンはいつも遅刻ぎりぎりに来るので皆がいつ来るのかなど知らなかったのだ

(´・ω・`)「僕たちはいつもこのぐらいに来てるけど普通の生徒は
      こんな朝早くには来るわけ無いだろうね」

(;^ω^)「確かに早すぎたお」



  
21: 名無しさん :2006/09/20(水) 16:59:32
  

先生も来ていないようなのでブーンは仕方なく待つことにした

( ^ω^)「ところで何で二人は早いんだお?」

('A`)「俺らは宿題をやってないから学校でやろうと思ったんだよ」

(´・ω・`)「俺らって僕まで一緒にしないでくれよ」

どうやら宿題を学校でやるドクオにショボンが仕方なく付いて来たようだ

(;^ω^)(ドクオは何をやるにしてもショボンを誘うおもしかしてあっち系なのかお?)

('A`)「ん?どうかしたかブーン」

(;^ω^)「いやっ何でもないお…」

('A`)「?そうか」

ドクオが不思議そうな目で見ている危うく僕の勘違いで友情が崩れるとこだった

その時

ξ゚听)ξ「おはよう、あんたたちこんな早くから何してんの?」

( ^ω^)「おはようだお!ツン」

(´・ω・`)「おはよう、僕はドクオに付き合ってきたんだよ」

('A`)「そうゆう事だ、ブーンは何でか知らんがな」



  
22: 名無しさん :2006/09/20(水) 17:04:27
  

( ^ω^)「僕は、就職について皆に聞きたくて早く来たんだお」

ξ゚听)ξ「へぇ、あんたもようやく真剣に考える事のしたのね」

ツンが物珍しそうに言う

( ^ω^)「ブーンだって考えるときには、考えるお」

そう言ってみたが確かに僕が何かに真剣に考えるのは珍しい事だ

勉強も宿題もなにかのイベントなんかでも僕は考えた事なんてほとんどない



  
23: 名無しさん :2006/09/21(木) 15:51:32
  

(´・ω・`)「ところで何が具体的に聞きたいの?」

( ^ω^)「会社とか教えてほしいお」

('A`)「それぐらい調べて来いよお前」

ドクオが宿題をやりながらめんどくさそうに言う
でも正論だ確かにそれくらい自分で調べるものだ

(;^ω^)「固いこと言わずにおしえてくれお」

ξ゚听)ξ「本ねぇあたし会社知らないからパス」

ツンが冷たくあしらう

(;^ω^)「もうちょっと考えてくれお」



  
24: 名無しさん :2006/09/26(火) 01:22:46
  

ξ゚听)ξ「悪いけど読書と興味ないから」

そういえばツンは昔から朝の読書の時間なんかも

学級文庫を読んでいたような気がする

(;^ω^)「ショボンは知ってるかお?」

(´・ω・`)「うん。もちろん知ってるよ僕は
            読書が好きだからね」

ショボンは本が大好きな奴だ

本の虫ってほどではないがかなりの種類の本をよんでいるはずだ




  
25: 名無しさん :2006/09/26(火) 01:32:27
  

(´・ω・`)「例えば大きなとこだと『荒巻出版』なんか?」

(*^ω^)「それなら僕も知ってるお!
           僕そこに行くお」

(´・ω・`)「いや、多分ブーンじゃ無理だと思うよ」

(;^ω^)「なんでだお、説明を要求するお」

僕は内心ちょっと分かりながらその答えを聞いてみた

(´・ω・`)「うん。ブーンは確かに作文を書くのはうまいけど
     あそこは大きいからブーン以上の人も毎年いっぱい
      受けに行くからねその中でブーンが選ばれるのは難しいと思うんだ」




  
26: 名無しさん :2006/09/27(水) 23:39:12
  

予想どうりの答えがショボンの口から返ってきた

僕は本当は自分でもやっぱりなとは思っていた

でも残念なことには変わりはなかった

(´ω`)「そうかお…それは仕方ないお」

ブーンの様子がまるでエロビデオを見ようとしたら

ビデオデッキがぶち壊れたくらい悲しそうになっていた




  
27: 名無しさん :2006/09/27(水) 23:47:32
  

(;´・ω・`)「元気出してくれよブーン」

(´・ω・`)「別に出版社はほかにもあるわけだしさ」

そうだ、別に荒巻出版だけじゃないんだ

そう思ったら僕も元気がみなぎってきた

( ^ω^)「他にはどんな会社があるんだお?」

(´・ω・`)「そだね、他には『ツンツン出版』とかetcだね」




  
28: 名無しさん :2006/09/27(水) 23:54:08
  

ツンツン出版これもかなり大きい所だ、女性やオタに人気がある会社で最近売れてきたところだ

他の会社も僕が雇われるかというと少し厳しい会社が多かった

(;^ω^)「もうちょっと小さい所でお願いするお」

(´・ω・`)「小さいとこね…」

そういってショボンが考え始める

やがてショボンがまるで一休さんのようにひらめいた顔をする



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