( ^ω^)は作家のようです
- 55: 名無しさん :2006/10/15(日) 11:58:33
〜放課後〜
ガラガラ!
勢いよく職員室のドアが開けられる音がした
( ^ω^)「先生、就職について話に来ましたお!」
(;><)「あれ?そんな約束してましたっけ?」
わかんないですはブーンとの約束を完全に忘れていた
(#^ω^)「先生、南斗真拳やっちゃいますよ」
- 56: 名無しさん :2006/10/21(土) 11:35:31
( ><)「南斗真拳じゃなくて聖拳なんです!これだから馬鹿は」
_ _ .' , .. _
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- 57: 名無しさん :2006/10/21(土) 11:44:12
(;><(#「痛いんです!」
( ^ω^)「どうでもいいですお。早く話しましょうお」
(;><)「自分から殴ってきたくせに…」
(#^ω^)ビキビキ
(;><)「分かりました!話しましょう」
わかんないですは生徒に殴られたうえにプライドまで傷つけられた
この事をきっかけに一年後教師をやめた
- 58: 名無しさん :2006/10/23(月) 00:46:21
( ^ω^)「僕的には就職はモナー出版にしますお」
( ><)「そうですか。じゃあがんばってください」
( ^ω^)「先生的にはどこが良いとかないんですかお?」
わかんないですのあまりにもあっさりとした答えにブーンは
疑問を抱き聞いてみた
( ><)「僕、昨日忙しくて会社調べなかったからどこでもいいんです」
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( ^ω^)「失礼しましたお」
爽やかな笑顔で職員室を後にするブーンの後ろには
顔の整形に失敗した様な姿になっている担任が気を失っていた
- 59: 名無しさん :2006/10/23(月) 01:01:01
( ^ω^)「皆、待たせたおー」
('A`)「遅ぇよブーン」
(´・ω・`)「何か大きな音してたけど何かあったの?」
( ^ω^)「なんでもないお早く帰るお」
ブーンはこの時嘘はついてなかった
自分の担任を殴った事など大したことではないと本心からブーンは思っていた
('A`)「帰る途中にコンビ二寄っていいか?」
(´・ω・`)「僕はいいけど何で?」
(*'A`)「フリスク切れちゃって」
ボグァ!!
('A(#「すいません」
ξ゚听)ξ「喋んないでくれるゴミ虫が」
(*´・ω・`)「まぁまぁ許してあげようよツン」
(;^ω^)「(なんでショボンが恥ずかしがってんだお
やっぱりあれなのかお)」
ブーンの半ば妄想と期待を含めたかってな推理が頭の中で
確定したものになりつつあった
- 60: 名無しさん :2006/10/25(水) 16:43:36
('A`)「さ〜てフリスクを買ってと」
ドクオは早速フリスクを買い始めた、しかもその量は確実に10個以上ある
(*´・ω・`)「ドクオ少し買いすぎだろそれは」
(*'A`)「フヒヒww」
ξ゚听)^ω^)゚∀゚)「きめぇ」
そんなやり取りを交わしていると、ブーンが急に奇声をあげた
( ゜ω゜)「あwせdrftgyふじこlp!!」
ブーンが見ている先にはこの世の者とは思えない程の
絶世の美女が立っていた
川 ゚ -゚)「すみませんが、他のお客様に迷惑なのでお静かにしてください」
- 61: 名無しさん :2006/10/25(水) 23:37:55
(;^ω^)「すっすみまんでしたお…」
ブーンはこの時、自分をとてつもなく恥ずかしく思った
ブーンが普段授業中に妄想の中で思ってるような美しい女の人と出会った
というのに、それが騒がしい客への注意という人として恥ずかしいの形であったからだ
( ゚∀゚)「なかなかのおっぱいの持ち主だなブーン」
( ´ω`)「そうだおね」
( ゚∀゚)「どうしたブーンもしかしてあの女タイプだった?」
さすがジョルジュは鋭かった
( ´ω`)「うぅ、あんな綺麗な三次元の女にせっかく会えたのに
かっこ悪すぎだお」
( ゚∀゚)「あれはお前にはちょっと不釣合いすぎるあきらめろ」
- 62: 名無しさん :2006/10/28(土) 18:22:26
( ´ω`)「ブーンにはやっぱりブスがお似合いなのかお…」
ブーンも自分みたいなピザではどだい無理な話だと足りない頭でも
理解できていたらしい
ξ゚听)ξ「あんた何やる前からあきらめてんのよ」
( ´ω`)「ツン聞いてたのかお、盗み聞きは良くないお」
ξ゚听)ξ「そんなことはどうでもいいのよ、何であんたは何もしないであきらめてんのよ」
( ´ω`)「だって僕はピザだしオタクだs…」
ξ#゚听)ξ「それが何だって言うのよ!!!」
ツンのあまりの威勢に周りの空気が一瞬にして氷づいた
だがブーンはそんなことよりツンの言った言葉に方が気にかかっていた
- 63: 名無しさん :2006/10/28(土) 18:31:11
ξ#゚听)ξ「自分がピザな事に自信が持てないなら痩せれば良い!
オタクなのがいやならがんばって卒業すればいいそれだけのことでしょ!」
それだけの事、ツンはそう言ったがブーンにはそれは空を飛ぶ以上に不可能に近かった
( ´ω`)「ツンは食べても太らないからそんな事がいえるんだお、ブーンは元々
太りやすい体質だから痩せてもすぐに戻るんだお」
ξ゚听)ξ「だったら痩せたままの体重を維持できるようにがんばればいいだけでしょ、違う?」
ツンの言ってる事は正しかったがブーンには所詮痩せているからこそ言える事
その程度にしか捉えられてはいなかった
- 64: 名無しさん :2006/10/28(土) 18:45:03
(#`ω´)「簡単に言わないでくれお!ツンだって痩せてるから言えるんだお」
バシィッ!!
ツンの強烈な平手がブーンの頬に乾いた音を立てて当たる
ξ゚听)ξ「アンタにこんなに根性がないとは思わなかったわ」
それだけ言ってツンは人ごみの中を掻き分け家に向かって歩いて行った
( ^ω^)「………」
ブーンはツンが帰ったあとにある決意を固め帰路に向かった
(´・ω・`)「二人とも行っちゃったね」
('A`)「帰るか…」
(´・ω・`)「そうだね」
(;゚∀゚)「…(俺がブーンに言ったからなのか?)」
- 65: 名無しさん :2006/10/30(月) 11:30:44
〜翌日〜
ξ゚―゚)ξ「………」
昨日言った事をツンは酷く後悔していた
昨日はつい熱くなってあんな事を言ったが
私にあんなことを言う権利が本当にあったのだろうか
確かに自分は昔からブーンと同じような量を食べても太らないでブーンは太っていた
私にあんな事を言える権利が本当にあったのだろうかと
ξ゚听)ξ「ハァ」
('A`)「どうした、珍しくため息なんてよ」
ξ゚听)ξ「うるさいわね、関係ないでしょ」
('A`)「どうせ、昨日ブーンに言った事を後悔してるんだろう?」
ξ゚听)ξ「!!」
図星だった
まさかドクオが昨日事を知ってるなんて
('A`)「違うか?」
ξ゚听)ξ「なんでアンタがその事知ってんのよ、盗み聞きでもしたの?」
('A`)「あんだけでかい声で言ってりゃ嫌でも聞いちまうさ」
ドクオに言われて初めて自分がそんなに大きな声で言っていたのだと気づいた
はたから見たらカップルの痴話喧嘩にでも見えていたのかと思うと
また恥ずかしくなる
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