( ^ω^)は作家のようです
- 66: 名無しさん :2006/11/03(金) 02:20:55
('A`)「安心しろよ、ブーンはあんぐらいのこと屁でもねぇよ」
ξ゚听)ξ「そうだよね、ブーンだったらもう忘れてるわよね」
('A`)「そういうこと、じゃあ俺宿題あるから」
ξ゚听)ξ「うん、ありがとねドクオ」
('∀`)「気にすんなよ」
ドクオにはあんな事を言ったが私はまだブーンは怒ってるのではないかと
正直不安だった
( ゚∀゚)∩「よう、何黄昏てんだよ」
- 67: 名無しさん :2006/11/03(金) 02:25:26
ξ゚听)ξ「うるさいわね、ほっといて」
(;゚∀゚)「(昨日のあれが原因みたいだし関わらないでおこう)」
そういえば、もとはといえばジョルジュのあの発言が原因じゃないか
そう思いもしたが悪いのは結局私ではあり誰かに罪を着せるなど言い訳でしかない
そう思いジョルジュには昨日のことは言わないでおいた
- 68: 名無しさん :2006/11/10(金) 00:49:27
よう!元気ですかー
おはよー!
他のクラスメイト達も徐々に登校してきたがブーンはまだ来てなかった
遅刻常習犯のブーンには当たり前なのだがツンはもしかしたらブーンは来ないのでは?
と、不安になっていた
- 69: 名無しさん :2006/11/14(火) 23:31:56
キーンコーンカーンコーン
ξ゚听)ξ「チャイム鳴ったのに…」
いや、あいつならいつも遅刻だしきっと今日も遅刻しただけだ、きっとそうだ
ツンは必死に自分に対しそう言い聞かせた
- 70: 名無しさん :2006/11/17(金) 22:35:55
- ( ><)「それじゃあ朝のホームルーム始めます!!」
生徒「うるせーよ!!」
(;><)「す、すいません」
('A`)「調子の悪い奴いるわけねぇな」
ξ゚听)ξ「………」
('A`)「(ブーンは今日は休みなのか)」
- 71: 名無しさん :2006/11/17(金) 22:52:08
|┃≡
|┃≡
ガラッ.|┃≡
.______|(;^ω^) < 遅刻してすいませんだお!
| と l,)
______.|┃ノーJ_
- 72: 名無しさん :2006/11/27(月) 15:14:30
- ξ゚听)ξ「!!!」
('A`)「おう、ブーンいつもはギリで来てるのに今日は遅刻みたいだな」
( ^ω^)「ハァハァッブーンもついに遅刻かお」
遅刻をしたというのになぜかブーンには反省の色が全く見られない
いつもなら遅刻に厳しいブーンは一応反省はするはずなのに
(#><)「内藤君!早く席に着くんです!」
(;^ω^)「分かりましたお」
ξ゚听)ξ「ブーン…」
ブーンはもう怒っていないのだろうか、いつもと同じようしてくれるのだろうか
私はブーンに話しかけるのが怖かった
- 75: MDMA :2006/12/06(水) 00:24:53
- キーンコーンカーンコーン
( ^ω^)「おっおっ飯の時間だおブーンはこの為に学校に来てるお」
('A`)「正確にはここのプリンの為だろうが…このピザ!」
ξ゚听)ξ「………」
ブーンとはまだ話をしていない、どうしようさすがにご飯の時間までだんまりじゃあ
皆に怪しく思われてしまう
(´・ω・`)「お困りのようだね」
ξ;゚听)ξ「!!」
瞬間しょぼんの腹に拳がめり込んだ
(;´・ω・`)「ぐふぅっ!えっ!僕なんか言った!!?」
ξ;゚听)ξ「いっいきなり私の背後に回るからよ」
(;´・ω・`)「ふぅ…まぁ話を続けようか、君なんか悩みがあるんじゃないか」
- 76: MDMA :2006/12/06(水) 00:32:04
- ξ;゚听)ξ「べっ別に悩みなんて無いわよ!大体あったとしても自分で解決するわよ」
嘘だ
本当は誰かに相談にのってほしい
でも言えない
昔からなぜか人には頼れない性格だった、それは今でも変わらない
- 77: MDMA :2006/12/07(木) 20:35:30
- 少しの沈黙の後しょぼんがまた口を開く
(´・ω・`)「君がそういうなら干渉しないがブーンは君が思う以上に遥かに良いやつだよ」
ξ゚听)ξ「ショボン……」
そうか
ショボン、いや皆には私がブーンとの事で悩んでるのはとっくにおみとうしだったのか
そう思うとまた恥ずかしくなり声が出なくなる
('A`)「おいツン何やってんだよ!早く飯食おうぜ」
ドクオの呼ばれた私は皆のもとへと小走りで向かった
- 78: MDMA :2006/12/09(土) 08:07:06
- ( ^ω^)「おっおっツン遅いお」
ξ゚听)ξ「うるさいわよこの白豚!」
(;^ω^)「ちょっwデラヒドス」
ブーンも実はこの時ほっとしていた
昨日あんな事をツンに対して言ってしまった事をブーンも後悔していたのだ
('A`)「そういやブーン今日なんで少し遅かったんだ?」
(*^ω^)「その質問を待ってたおさすがドクオだお!!」
('A`)「?なんだよ」
ブーンがいつにましてニヤけている理由はなぜなのかツンもショボンも気になっていた
(*^ω^)「聞いて驚けお!実はブーンはダイエットをしてたんだお!!!」
ξ;゚听)ξ;'A`);´<_` )「なっ何だってー!!!」
- 79: MDMA :2006/12/13(水) 01:23:39
- (*^ω^)「おっおっブーンもやるときゃやるお!」
ξ;゚听)ξ「嘘………」
(;^ω^)「マジだお」
つづけてブーンは喋る
( ^ω^)「ツンに言われた後にブーンも反省したんだお、家に帰ってもう一度良く考えたお、そしたら…
僕の言っていたことはただの言い訳だって分かったんだお、だからブーンはもう一度ダイエットを始めたお」
ξ゚听)ξ「ブーン…」
信じられなかったあれほど頑なに拒んでいたブーンが自分の言う事を信じそしてまたダイエットを始めたなど
( ^ω^)「ツンに言われた直後は絶対にダイエットをしない事ばかり考えたてたお
本当にツンのおかげだお、ありがとだおツン」
ξ///)ξ「わ、私は自分の思った事を言っただけよ別にブーンのことなんてどうとも思ってないわよ!!」
- 80: MDMA :2006/12/14(木) 21:06:34
- ('A`)「はいはい、ツンデレツンデえづぴゃ!!」
見るとドクオの顔面は見事に陥没していた…
(´・ω・`)「まぁ、ドクオはもうほっとくとして、ブーンは本当に偉いね見直したよ」
( ^ω^)「ありがとだお!」
そこでふとブーンは思った「なんでショボンは驚いてないんだろうか?」と
(´・ω・`)「うん、まぁ少しは予想の範囲としてたからね確率的には大分低かったけど」
(*´_ゝ`)「実は俺も」
('A`)「しょぼんはともかくとして兄者は嘘だろ」
(;´_ゝ`)「いや、本当だってマジ」
ξ゚听)ξ「兄者は嘘でしょどうせ」
(;´_ゝ`)「おい!ちょっと待て弟者もなんか言ってくれよ!」
(´<_` )「兄者、嘘はいかんよ…」
(;´_ゝ`)「いや…本当だって……」
兄者の反論もむなしくツン達がブラクラオタクの兄者を信用するわけがなく兄者
は泣きながらブラクラをとり続けた
- 83: MDMA :2006/12/22(金) 20:03:23
- それからこれといった出来事もなく僕達は最後の夏休みを迎えようとしていた
( ><)「それじゃあ解散にするんです!皆事故には気をつけるんです!!」
ξ--)ξ「あぁ〜やっと終わったわ、全く疲れるったらありゃしない」
( ^ω^)「おwおwツンお婆ちゃんみたいだおwww」
ξ゚听)ξ「黙れ白豚」
そう言ってツンはぼくの腹を掴もうとするがその手はスカッと空を切るだけだった
ξ;゚听)ξ「あら?」
(´・ω・`)「ブーンも大分痩せたみたいだね……………犯りがいがある」
(;^ω^)「今なんか言ったかお?ショボン」
- 84: MDMA :2006/12/24(日) 15:59:35
- ショボンの冗談?はともかくブーンは本当に痩せた
あんなにブニブニしてた腹筋は凹み、顔の肉も大分落ちていた
ξ゚听)ξ「にしてもまさか本当に痩せるとはね…」
85: MDMA :2007/01/09(火) 01:24:32
( ^ω^)「僕もやるときゃやるお」
('A`)「ところでなぁブーンお前あの人に告るの?」
ξ゚听)ξ「あっ」
そうだ…忘れていた…ブーンがなぜこんなにも必死になリ痩せたのか
あの人に告白するためだ
私ではなく あの人に
(´・ω・`)「…………」
- 86: MDMA :2007/01/09(火) 01:40:46
- ('A`)「なぁどうなんだよブーン」
( ^ω^)「………そうだおね」
ξ゚听)ξ「!!!」
(´・ω・`)「ブーン…本当に告白するつもりなのかい?」
(;^ω^)「!!何言い出すんだおショボン当たり前だお」
('A`)「何言ってんだよショボン、今のブーンがあるのもあの人に告るためだぜ」
ξ゚听)ξ「………」
(´・ω・`)「…そうかい、それならいいんだけどさ少し言わせてもらうよ」
今の君があるのは誰のおかげだい? 確かにきっかけはあの人でブーンはあの人に一目惚れだったんだろうけど
あの時、いやあの時に限らず君が高校に入りここまでやってきた時に誰がいたのか
今の君が存在してる理由をもう一度考えてみてくれ
( ^ω^)「………」
(´・ω・`)「それはきっとこn(ry」
ショボン!!!!
( ^ω^)「分かったおだからもう話さなくて大丈夫だお」
(´・ω・`)「すまない…」
- 87: MDMA :2007/01/14(日) 03:22:46
- ブーンの怒声で沈痛な空気が流れている
(;´_ゝ`)「………?」
(´<_`;)「………(入りづらい)」
('A`)「おいショボンそれどういう意味だ?」
(´・ω・`)「……すまないが、僕はそろそろ帰らせてもらうよ」
(;'A`)「おいちょっと待てよショボン!おい」
ドクオの声を無視してしょぼんは振り返る事もせず帰って行った
( ^ω^)「ショボン……」
(;´_ゝ`)「………(何これ)」
(´<_`;)「………(展開が読めない)」
( ^ω^)「ドクオ、ツン僕もそろそろ帰るお」
('A`)「……まぁいいや、考えんのもめんどいし俺も帰ろ」
(´<_`;)「(!ちょっ…待ってくれよ一体何があったんだよ)」
ξ゚听)ξ「ショボン、ブーン……」
ツンはただ今起きた出来事に目を丸くするばかりであった
ξ゚听)ξ「………」
ブーンはあの人に告白しないのか?いやそんなはずはないだろう
だったらなんでショボンはあんな事を言ったんだ
ツンは頭の整理がつかないまま一人で家へと帰っていった
(´<_`;)「…帰るか兄者」
(;´_ゝ`)「仕方ないな弟者」
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