( ^ω^)ブーンが戦車隊に配属になったそうです

  
574:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:31:46.57 ID:OIsuPhFS0
  
第三話
前回の戦闘の後から、我等が第六戦車中隊は激戦の中に叩き込まれていった。
燃料も食料も砲弾も付きかけていたころやっと補給にありつけた。

( ゚д゚ ) 「おーい。第六戦車中隊か、探したぞ。」

補給部隊とやっと接触が出来た。この頃の激戦のせいでウネウネと蛇行進路を取っているために中々接触できなかった。

(´・ω・`) 「ありがたい、地獄に仏とはこのことか。あとこっちみんな。」
( ゚д゚ ) 「解かった、解かった。 兎に角補給させてもらう。其れより熱いコーヒーと故郷の手紙は要らないか?」
(´・ω・`)「ほぉ、珈琲を盗んで来てくれたかありがたい。それに手紙もかいいことずくめだな。

その様子を通信で聞いていた、他の男たちも一斉に歓喜の声を上げた。

('A`)「やった〜、久しぶりにあの匂いが楽しめる。」
( ^ω^)「やったお。手紙が来ていると嬉しいお。」

二人で戦車内で喜んでいた。



  
575:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:34:00.89 ID:OIsuPhFS0
  
( ゚д゚ ) 「御三人方 珈琲ですよ。 あとドクオさんとブーンさんに手紙が来てます。」
('A`)「やたー!!あ〜癒される。手紙か……カーチャンかな。」

J( 'ー`)し  ドクオへ
     元気にしてますか?ロシア戦線はとても寒いときいています。
     昔から体の弱かったドクの事だから、風邪を引いていないかと心配です。
     カーチャンは今、避難民キャンプでボランティアとして働いています。
     兵隊さんもやさしいし、なにより人助けしている実感が沸いて、嬉しいです。
     それではドクオ、体に気をつけて無事家に帰ってきてね。
('A`)「カーチャン……、しかし塩辛い珈琲だな。」

涙交じりの珈琲をドクオは飲んでいた。

( ^ω^)「やっぱり珈琲は苦くて不味いお。 おっツンからの手紙だお。」
ξ゚听)ξ べつに私がさみしい訳で書いたわけじゃないからね。それを念頭に置きなさい。
( ^ω^)「相変わらずだお。」
ξ゚听)ξ とっ兎に角、体に気を決なさい。絶対に死ぬんじゃないわよ。死んだら私、泣き死んでやるんだから。
     てっ、何書かせるのよ。とにかく死んだら容赦しないからね。 以上
( ^ω^)「やっぱり最後まで相変わらずだお。」



  
576:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:35:13.29 ID:OIsuPhFS0
  
ブーンとツンは恋人である。高校以来の中であるためドクオも知っている。

('A`)「ブーン、お前やっぱりツンから手紙来たのか?」
( ^ω^)「来たお。相変わらずだけど嬉しかったお。」
('A`)「いいなぁ、彼女がいて……、オレナンカオレナンカオレナンカ……。
( ^ω^)「落ち込むなお。 この戦争が終わったら、きっとドクオにも彼女が出来るお。」
('A`)「そうだな。 戦争が終わったら……、てっなに死亡フラグ立てようとしてるんだ。」
( ^ω^)「惜しかったお。」
('A`)「お前……、殺す。」

ほんの一時だけ、戦いを忘れましたとさ。
第三話 完



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