( ^ω^)ブーンが戦車隊に配属になったそうです

  
18:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 18:44:39.98 ID:OIsuPhFS0
  
第九話 転属命令
欧州連結戦は大成功に終わった。春先の泥濘のせいで足を取られた二足歩行型のMSが撃破が容易だったからだろう。
しかし、この作戦で連合軍側もかなりの損害を与えられて、投入された戦車の約7割は再起不能となった。
欧州が分断されていると生産能力にも陰りが出るため、今回の損失は無駄ではない。
(´・ω・`) 「さて、燃え尽き症候群というかなんというか、疲れたねぇ。」

ワルシャワ近郊の駐屯地でショボンは皆に言っていた。
('A`)「そりゃそうですよ。あんな大作戦、成功したのが信じられないぐらいですよ。」
( ^ω^)「そうだお。とてもじゃないけど正気の沙汰じゃない作戦だったお。」
(´・ω・`) 「んー、僕に言われても困るんだけどなぁ。」

三人は戦車を見ながら笑っていた。



  
19:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 18:45:10.12 ID:OIsuPhFS0
  

( ´_ゝ`)「時に弟者、この戦車はすばらしいな。」
(´<_` )「そうだな、今までの戦車とは何か違うような感じはしていたが、何なのかはいまだ解からない。」
( ´_ゝ`)「確かに、しかし犬型と一回遣ってみたかったな、この戦車なら一台で勝てそうだ。」
(´<_` )「そりゃ無理だ。 なんていったって機動力が違う。あぁMSがほしいな。」
( ´_ゝ`)「そりゃそうだ。戦車でMSに勝っている方が以上なんだから。」

黒海付近で追撃をしていた部隊、つまり第二支隊は酷い状況だったという。
硬い地面で泥濘にも嵌まらない為機動力を嫌というほど見せ付けられて、残存部隊に蹂躙されていった。

(=゚ω゚)「いょぅ。 兎に角今は、機動力を強化した戦車が必要なんだょぅ。」

目的としては此方もバクゥ並みの機動力を持つ戦車の開発であろう。

(=゚ω゚)「とにかく感謝だょぅ。おかげで良いデータがとれたよう。」
( ´_ゝ`)「礼には及ばん、俺らも楽しい思いをさせてもらった。」
(=゚ω゚)「そうかょう。これからもよろしくだよう。」
( ´_ゝ`)&(´<_` )「よろしくだ。いよう者。」

三人はがっちりと握手をしている。

(´・ω・`) 「突然すまないけど、今度の戦場が決まった。中国だ。」

第九話 完



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