( ^ω^)はミュージカルをするようです

247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 02:58:15.71 ID:nahE11ewO
(><(((( *―◯))シャカシャカ♪シャカシャン♪シャカシャカシャカシャカ♪

<ヽ*`∀´>「とめ!はね!とめ!はね!」

((((((,,゚Д゚))))))「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

(* ´_ゝ`)「せいやっ!!!」

Ο


Σ⊂ ⊃ パカッ!


(* ´_ゝ`)「スイカが割れたぞおおおおお!!!」

(,,*゚Д゚)<ヽ*`∀´>(* ><)「「「やったぁぁぁぁぁぁ!!!」」」

スイカを貪り食う四人。



253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:01:17.60 ID:nahE11ewO
(,,*゚Д゚)「アッー!間違えて下のお口から食べちゃった!」

(* ´_ゝ`)「ハハハハ!こやつめこやつめぇ!」

(* ><)「でも凄いんです!出す手間が省けてるんです!!
      僕もお尻で食べるんです!!」

<ヽ*`∀´>「進化ニダー!!!人類が今、進化したニダー!!!」


       『大人が咎めるいやらしい事は、きっと楽しいことだよ』

           〜( ^ω^)ブーンの力は役立たずのようです。〜



255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:03:26.07 ID:nahE11ewO
(,,*゚Д゚)「いよーっ!」

ペチンッ、と尻を叩くギコ。

(* ´_ゝ`)「ヘヘッw始まりやがったな!!」

<ヽ*`∀´>「ヒュー!この千両役者!!」

(* ><)「パチパチなんですぅぅぅぅ!!」

ギコは扇子を広げて立ち上がり、ゆらりとした動きを披露した。



256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:04:14.94 ID:nahE11ewO
(,,*゚Д゚)「下天、雲割りぃ露おりばぁ〜野に咲く菊が濡れ湿るぅ〜」

(* ´_ゝ`)<ヽ*`∀´>(* ><)「「「よい、よい!!」」」

(,,*゚Д゚)「溜まる滴に首が負け〜頭を垂れる黄の花弁〜」

(* ´_ゝ`)<ヽ*`∀´>(* ><)「「「はぁー、尻の花!!尻の花!!」

四百年前から続くギコの家に伝わる伝統の舞。
それは歴史の重みを感じさせ、見る者の涙腺を刺激した。

気が付けば、頬を濡らさぬ者などここにはいない。



262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:07:38.28 ID:nahE11ewO
(,,*;Д;)「あんあぁ〜乱れ咲き散るぅ菊の宵ぃぃ〜」

(* ;_ゝ;)<ヽ*;∀;>(* ;;)「「「うおおおおおーっ!!」」」

抱き合った!
勝負に勝った!!

日本の夜明けが、やってきた!!!!


(注釈・外はまだ夜です)


      ※    ※    ※


川 ゚ ー゚)『そんなに足コキがいいのか変態め!!君は汚物だ!生ゴミだ!!』

(((((,,*;Д;)))))『ああああああああああ!!!!
          クー様ああああああ!!クー様ああああああ!!』



265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:09:21.93 ID:nahE11ewO
マサル君『ねー、エリカちゃん……
     しょうらい僕のおよめさんになってくれるんだよね?』

エリカちゃん『うん。それがどうしたの?』

マサル君『だったら……僕にもあれを……』

川 ゚ ー゚)『ほれほれほれぇぇぇ!!これがいいんだろ!?ゲス野郎!!』

(((((,,*;Д;)))))『あがががががががががががががが!!!
           天国でございますとも、天国だああああ!!!』

繁蔵さん『わ、わしに春が甦っただと……!?』

川 ゚∀゚)『はあーはっはっはっはっはwwwww
     崇めろwww讃えろwww豚人間よwwwwwwwwww』

(((((,,*;Д;)))))『クー様クー様クー様クー様ああああああああ!!!!』


      ※    ※    ※


廊下の端で倒れているビロードを見下ろしていた。
尻からは狼煙のように煙が上っている。



269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:11:32.86 ID:nahE11ewO
( <Ο><Ο>)「……負けたのは……わかってます……」

彼の体は痙攣しており、瞳孔は完全に開いていた。
ギコは辺りに漂う火薬の匂いに鼻をすすってから、彼に言った。

(,,゚Д゚)「悪いな、ガキンチョ。
     大人げねーとは思うがよ、こいつは遊びじゃないんでね」

踵を返す。気配を探る。
隠れ、索敵、移動を繰り返す。

(,,゚Д゚)(どこにいやがんだ……)

今ギコ達がやっているゲームの名は、「ボンバーアナル」。
戦場はギコの自宅。八百屋を入れた一戸建ての全て。

ルールは、尻に挟んだ爆竹にチャッカマンで火を付け合う、という死亡遊戯だ。

(,,゚Д゚)(……ここか……?)

息をひそめる。ドアを開けて便所を見る。

(,,゚Д゚)(いねぇ……ひょっとして二階か?)

迷う。行くか行かずか。



274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:15:04.90 ID:nahE11ewO
(,,゚Д゚)(待てよ……階段を上がると尻に火を付けられやすくなっちまうか……)

と考え、取り合えず一階をしらみ潰しに探すことにする。

(,,゚Д゚)(ん……?)

居間を覗く。
床に千円が落ちていた。

(,,゚Д゚)(このセコいやり口は……あいつか。バレバレだゴルァ)

(,,゚Д゚)「おいニダー!隠れてないで出てこいよ!
     真っ正面からケリつけようぜ!!」

無音。静寂。
それが笑い声で破られた。

<ヽ`∀´>「ホルホルホルwwwwwバレてしまったニダかwwwww」

カーテンが捲られ、そこから出るニダー。
彼はニヤニヤと笑いつつ、千円札を拾った。



280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:18:41.22 ID:nahE11ewO
<ヽ`∀´>「ウリの罠に気付くとは……なかなか見所のあるチョッパリニダ」

(,,゚Д゚)「あんなのに引っ掛かる間抜けはいねーよ」

二人はだらりと腕を伸ばしたまま、
円を描くように距離を取り、相手の出方を窺い合った。

(,,゚Д゚)(……あれは……――よし……!)

<ヽ`∀´>「お前に恨みはないニダが……爆破させてもらうニダよ……」

(,,゚Д゚)「……そう上手くいくかゴルァ?」

<ヽ`∀´>「ウリにかかれば赤子の手を捻るってやつだニダ」

(,,゚Д゚)「ギコハハハッ!大きいことを言うじゃねーか!」

足を止め、不適に笑うギコ。
挑発するように手招きする。

(,,゚Д゚)「なら、来い。試してみろ。
     俺の尻は逃げも隠れもしねーんだゴルァ!!」

<ヽ`∀´>「ホルホルホルwwwwいい度胸ニダwwwww」

ニダーは片足を浮かせたテコンドーを彷彿させる構えをとった。



283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:22:26.43 ID:nahE11ewO
<ヽ`∀´>「この勝負――」


(,,゚Д゚)「お前の負けだ」


カチリ、と着火音。
導火線に火が付いた。

<ヽ;`∀´>「ニダァァァァァ!!?」

( ´_ゝ`)「ふんっ。貴様は青すぎる」

ニダーの背後から、流石がぬっと姿を現した。

<ヽ;`∀´>「あ、兄者あああああ!!?」

(,,゚Д゚)「後ろを取られるとは情けねーんだゴルァ。呆れたぜ」

( ´_ゝ`)「よく言うよ。お前は俺に気が付いてたじゃないか」

(,,゚Д゚)「まーなw」

笑みを浮かべるギコと兄者。
歩み寄って、ハイタッチ。



285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:24:26.93 ID:nahE11ewO
<ヽ;`∀´>「き、汚いニダ!ズルいニダ!!!」

( ´_ゝ`)「戦場に法があるとでも?」

<ヽ;`∀´>「嫌だニダ!!死にたくないニダ!!!」

(,,゚Д゚)「諦めろよ。散り際ぐらいは美しく飾れ」

<ヽ;`∀´>「うわあああああああああああああ!!!
       逝きたくない!!逝きたくないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

(,,゚Д゚)( ´_ゝ`)「「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」」

鼓膜を叩く炸裂音。
ケツの爆竹が、弾けた。

<<<<<<<ヽ゚゚∀゜゚>>>>>>「アイゴオオオオオオオォォォォォオオオッ!!!!!」


  ニ  ダ  ー  再  起  不  能  ! !


本体:金城ニダー
スタンド名:チョナンカーン
能力:触れた物体の摩擦力を自由に操れる

←------to be continued.....



291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:27:54.14 ID:nahE11ewO
(,,゚Д゚)「さて……っと」

( ´_ゝ`)「やはり戦いは避けられないか?」

(,,゚Д゚)「あたりまえだゴルァ!!」

飛び退いて離れる二人。
親の敵のごとく睨み合う。

(,,゚Д゚)「…………」

( ´_ゝ`)「……残念なお知らせがある」

(,,゚Д゚)「あ?」

( ´_ゝ`)「実はもう、点火させてもらったんだ。
       ニダーが爆死した時には、すでに」

Σ(,,;゚Д゚)「ゴルァ!!?」

慌てて爆竹を見た。
確かに、言う通り。

導火線は燃えていた。



295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:30:46.11 ID:nahE11ewO
(,,;゚Д゚)「クソッ……」

( ´_ゝ`)「クックックッ……流石だろ?」

(,,゚Д゚)「まさか相討ち、とはな」

(;´_ゝ`)「なんだと貴様ああああああ!!?」

振り返る兄者。
確認し、諦念をただよわせた表情でギコを見た。



296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:32:14.84 ID:nahE11ewO
( ´_ゝ`)「……こんな幕切れか。まったく、やれやれだ」

(,,゚Д゚)「でもよ、それほど悪い気分じゃねーのは何でだろうな?」

( ´_ゝ`)「全力を出し切り、戦い切った……からかもな」

歯を見せて笑うギコ。
拳を流石に突き出した。

流石は苦笑して、ギコに倣って腕を伸ばし、拳をぶつけた。



298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:34:10.85 ID:nahE11ewO
( ´_ゝ`)「それじゃあ」

(,,゚Д゚)「あばよ」



重なる、爆発。
二人の尻が火を吹いた。



(,, Д )

(  _ゝ )



(,,゚Д゚)「……あれ?」

( ´_ゝ`)「なんだか……」


(,,*゚Д゚)(* ´_ゝ`)「「気持ちいいかも……」」



303: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:37:02.93 ID:nahE11ewO
ギコ達はこれを『爆炎アナニー』と名付けて新境地の獲得を神に感謝した。


      ※    ※    ※


 風のない日だった。
 でも雲が流れていた。
 不思議な速度だな、と思った。

 早過ぎず、遅過ぎず。
 撫でるように進み、
 滑るように動く。

(,,゚Д゚)『くう』

川 ゚ -゚)『?』

(,,゚Д゚)『クーと同じで、空もくうって言うんだよな』

川 ゚ -゚)『……そうだね。私と同じだ』



305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:40:24.09 ID:nahE11ewO
 ギコ達は公園を出て、散歩を再開していた。
 車の多い道を避けてゆっくり歩き、
 なだらか時間を共に過ごしていた。

川 ゚ -゚)『……お金の心配はしなくていい』

(,,゚Д゚)『ゴルァ?』

川 ゚ -゚)『音楽をやっていた頃に稼いだのが、六億ほど庭に埋めてある。
     困ったことがあったらそれを使うといいよ』

(,,゚Д゚)『四億ってダッチワイフ何体分なんだ?』

川 ゚ -゚)『さあ、どうだろう。千個くらいは買えるんじゃないか?』

Σ(,,゚Д゚)『そりゃスゲーな!!!』

 日曜日だった。
 仕事はあった。
 でも気が向いたから会っていた。

 店番は鳩に任せていたから大丈夫。

 だから今を噛み締めた。



307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:42:05.16 ID:nahE11ewO
川 ´ -゚)

川 - -)

Σ川 ゚ -゚)

川 う-゚)

 久方ぶりの外出に疲れたからか、妻はうつらうつらと船を漕いでいた。
 病院に帰ろうかな、とギコは方向転換。

 そこで和菓子屋が目に飛び込んだ。

(,,*゚Д゚)(クーの大好きなきんつばとお団子でも買っといてやるか!)

 なんて気の効く男だろうと自分に感心。
 目を覚ましたら泣いて喜ぶかもと想像して、思わず顔が綻んだ。



311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:44:33.42 ID:nahE11ewO
川 - -)..,zzZ

(,,゚Д゚)(あっ……でもお店に車椅子は入れねーよなぁ……
     つっても、このまま置いといてクーが盗まれちゃっても困るし……)

(,,゚Д゚)(そうだ!)

 ギコはズボンを脱ぎ、
 その裾を車椅子と路上駐車していたトラックに結んだ。

(,,゚Д゚)『これでバッチリだゴルァ!!』

 意気揚々と和菓子を購入。
 軽い足取りで妻のところへ戻ろうとする。

 そこで、目を疑った。

 それは発車したトラックに引き摺られていく妻の姿が見えたからだった。


      ※    ※    ※


生き残った兄者と飲み直すことになったので台所へ行き、
氷やグラス、ウィスキーを用意するギコ。



314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:46:34.29 ID:nahE11ewO
つまみはチーズにしようと探してみるがどこにも無いので、
卵を電子レンジで加熱すればそうなるんじゃないかと
試してみたら爆発した。

(,,゚Д゚)「なんでこうなるんだゴルァ……」

普段は朝夕と娘に作ってもらい、昼飯はコンビニ弁当や店屋物。
料理が出来る自信など欠片もなかったが、ここまで酷いとは思わなかった。

(,,゚Д゚)(……今ごろなにしてんだゴルァ)

ギコはいつまで経っても家に帰らぬ娘を心配していた。
寒い思いをしてないか、お腹が空いてないか、
寂しい思いはしていないか、と。

だが、父親失格の自分にそんなことを考える資格があるのかは懐疑的だ。
合わす顔がない、とも言えるが。



316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:47:55.84 ID:nahE11ewO
(,,゚Д゚)(……ゴルァ?)

つまみは諦めることにして
酒を盆で運んで居間に入ると兄者が煙草を吸っていた。

自身も喫煙者だし、
灰皿もあるので構うことはなかったのだが、部屋の匂いが気になった。

紫煙に混ざる、このお香のような――

(,,゚Д゚)(……あれかゴルァ)

納得して座したギコ。
二つのグラスに酒をつぐ。

(,,゚Д゚)「わざわざ悪いな」

( ´_ゝ`)「ん?」

(,,゚Д゚)「線香」

( ´_ゝ`)「ああ……」

ギコは隅にある仏壇を一瞥し、グラスを口許に傾けた。



319: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:50:42.04 ID:nahE11ewO
(,,゚Д゚)「……一度な、化けて出てくれって頼んだことがあるんだ。
     そしたら霊なんかいねーって言われちまったんだゴルァ」

( ´_ゝ`)「身も蓋もないが、あの人らしいっちゃあの人らしい」

(,,゚Д゚)「でもな、もし幽霊とかあの世的なものが無くても、
     やっぱあいつに顔向けできねーと思うんだよ」

( ´_ゝ`)「……さっきチラッと言ってたことか。娘さん云々の」

(,,゚Д゚)「そう、それだよ」

( ´_ゝ`)「そういえばずいぶん静かだな。
       あれだけ騒いだんだから文句の一つでも言いにきそうなものなのに」

(,,゚Д゚)「家出しちまったんだゴルァ」

( ´_ゝ`)「……多感な年頃ってやつか。思春期って奴が原因だろうな」

(,,゚Д゚)「いや、俺がマスかいたのが原因だろ?」

( ´_ゝ`)「まあ、聞けって」

そう言うと一口酒を飲む兄者。



323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:54:29.21 ID:nahE11ewO
( ´_ゝ`)「俺もよく弟者が実家に女連れ込んだ時は
       押し入れに隠れてシュッシュッしてたよ。
       もちろんそれで関係が悪くなった時期もあったが、
       時の流れ、互いの成長、
       そういった物が風化させてくれたもんだ」

(,,゚Д゚)「…………」

( ´_ゝ`)「それにVIPのスレを見てみろよ?
       みんなして妹だの姉だので大騒ぎじゃないか。
       きっと家族ってやつはそういうもんなんだよ。
       オナりオナられ許し合う、それが――」


( ´_ゝ`)「ファミリー……ファミリーだ……!」


(,,゚Д゚)「何が言いてーのかよく分からねーなぁ」

( ´_ゝ`)「俺もだ」

ぶつかる、グラス。
二人がしたのは乾杯だ。



330: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 03:58:21.27 ID:nahE11ewO
(,,゚Д゚)「まっ、慰めてくれてるのには感謝するんだゴルァ」

( ´_ゝ`)「え?……あー、いや……」

(,,゚Д゚)「らしくねーけどなw」

( ´_ゝ`)「うるせーぞバカ。茶化しやがって」

流石はウィスキーを一気に飲み干した。
細く息を吐き、立ち上がる。

( ´_ゝ`)「そろそろ俺は帰る。明日も仕事だ」

(,,゚Д゚)「だな。お開きにすっか」

気絶していたニダーとビロードを起こし、ギコは玄関まで見送った。

(;><)「頭とお尻が痛いんです……」

(,,゚Д゚)「大人になった証だゴルァ!!」

<ヽ`∀´>「そうニダよ!顔付きも男らしくなったニダ!!」

(;><)「嬉しくないんです……」

( ´_ゝ`)「安心しろ。寝れば治る」

(;><)「この調子じゃ寝れそうにないんです!」



343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/02/13(水) 04:11:53.12 ID:nahE11ewO
帰りに何を食おう、ラーメンだそばだお茶漬けだと話し合う三人。

(,,゚Д゚)「流石」

( ´_ゝ`)「ん?」

(,,゚Д゚)「ありがとな」

背を向ける兄者。
片手をひらひらと振って、そのまま先を行く二人を追って歩き去った。

(,,゚Д゚)(スカしやがって……w)

片付けでもするか、と居間に足を踏み入れるとズボンとパンツが四組あった。

(,,゚Д゚)(そっか……俺らフルチンだったっけ……)

彼にとっては些細なことなので、特に気にせず後片付けを開始した。



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