( ^ω^)が艦長になったようです

  
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/23(土) 17:32:02.73 ID:F6z/mCV+0
  
Chapter 2
('A`)「あぁ…もうすぐクリスマスか……」

ロンドン郊外にある小さなボロ家に住むドクオはブーンと同じ海尉であったが、決断力の欠如と病弱な体のお陰で日の目を浴びることがなかった。

('A`)「今年もまた童貞のままクリスマスを迎えr」

ドクオが鬱に浸っているその時、激しい勢いでドアがノックされた。ドクオがドアを開けると、息を切らしながら興奮しているブーンの姿があった。

('A`)「ブーン、どうしたんだ?そんなに興奮して…あ、まさかお前セクロs」

ドクオが言い終わらないうちにブーンが口を開いた。

( ^ω^)「ブーン艦長と呼んでくれぉ」
('A`)「…?」
( ^ω^)「昇進したんだぉ!」
('∀`)「mjd?wwww」
(*^ω^)「mjmjwwwwwwwww」
('∀`)「ウホッ!やったじゃないか!遂に艦長か!」

喜びを分かち合う2人であったが、ドクオが急に悲しそうな顔をして言う。

('A`)「でも、お前が昇進しちまったら俺は今の艦で一人になっちまうな……」

ドクオは昔から友達付き合いが苦手で、艦に配属になった時にも他の士官とうまく馴染めずにいた。
それでも海軍を辞めなかったのは幼馴染のブーンが偶然同じ艦に配属されたからだ。

( ^ω^)「それは大丈夫だぉ」
('A`)「ん?」
( ^ω^)「ドクオ海尉、貴官をウィニー号の副長に任命する」



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