('A`)は川 ゚ -゚)と繋がるようです
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/26(土) 22:08:22.99 ID:LTHS9D+k0
- Prologue
うるさく騒がないで、いつでも冷静に装ってる。
でも、言いたいことは素直に言うし、愛情表現もストレートに口にする。
他の女の子たちよりちょっと大人で、自分で考えて行動できる。
そして何より、俺のことを誰よりも理解してくれる。
髪の毛は、からすの濡れ羽色。長さはもちろんロング
身長は結構高くて、とにかくスレンダーなんだ。
……そんな女の子が、いればいいのにな。
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/26(土) 22:10:36.98 ID:LTHS9D+k0
- 自分の理想を、陳腐な台本物語にして垂れ流していた。
同感してくれている奴らが結構いるみたいで、スレッドは結構伸びた。
そして、一旦終着。
新ジャンル 素直クール(1001)
('A`)「…ふぅ。疲れたなあ」
('A`)「いいよなあ… こんな女の子いたらさ」
部屋を見回してみた。
綾波の虚ろな視線が目に留まる。ああ、いいよなあ。
('A`)「…はぁ」
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/26(土) 22:14:32.79 ID:LTHS9D+k0
パソコンの電源を落とし、学習机に向かう。
明日の予習をしようとするけど、今一つ俺は集中できない。
英単語の脇に、俺は落書きをした。
川 ゚ -゚)
俺の理想。素直でクールな女の子。
スレッドの途中にぽんと書き込まれた一つの顔文字。 うん、巧い。イメージぴったり。
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/04/26(土) 22:17:32.96 ID:LTHS9D+k0
- ('A`)(いいなあ…)
その落書きに、矢印を引っ張って「nice girl」と書き込んだ。
「何がナイスガールだよ」ってすぐ消した。 ああ、なんだか切ないなあ。
勉強は早々に切り上げて、俺はベッドに沈んだ。
目を閉じ、頭の中に浮かぶ女性の裸や何かへの不安、不満。
そうしたモヤを束ねて、少し遠くに追いやって、俺は眠りの世界へと入る。
明日なんてこなければいいのに。
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