(´・ω・`)はラバーソールのようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:11:54.56 ID:uASMdKjd0
――――本体:ラバーソール
         スタンド:イエローテンパランス

ジョジョの奇妙な冒険第3部にて登場した、ハンサムな『節制』のスタンド使い。
カブトムシを食べたり、レロレロしたりと奇妙な行動をみせる。
その、スタンド能力はどんな攻撃も吸収し、肉を食らって強化させることができる。
まさに、弱点の無いスタンド。
だが、不良生徒の卑劣な作戦により再起不能となった。

これは、そんな彼の精神を持った少年のお話である・・・・・・・・・



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:12:13.95 ID:uASMdKjd0
第一話『発現』

(´・ω・`)「学校いやだなぁ・・・・・・」

J( 'ー`)し「ショボン、学校に行く時間よ」

(´・ω・`)「わかってるよ、カーチャン・・・・・・・」

えーっと・・・・僕の名前は・・・・・覚えてもらわなくてもいいけど、『ショボン』っていうんだ
よくいるよね?学校が嫌いな子って、僕がそんな子さ
何故かは後で分かるよ

J( 'ー`)し「ほら、さっさと行きなさい」

(´・ω・`)「はい・・・・・・・」

この貧相な人・・・・と言ったら失礼だけど、僕のカーチャンさ
お父さんが死んでから、女手一つで僕を育ててくれたんだ。

(´・ω・`)「いってきます・・・・・・・・」

J( 'ー`)し「いってらっしゃい」

(´・ω・`)「はぁ・・・・・・」

気が進まない・・・・・・・僕にはどうしても学校が嫌な理由があるんだ



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:12:32.98 ID:uASMdKjd0
学校


ガララ

<ヽ`∀´>「あっ!ショボンが来たニダ!」

( ^Д^)「ショボン!新しい技の練習させろや」

(´・ω・`)「え?」

そう、この不良生徒たちが嫌なんだ
こいつらに、金取られたり、殴られたりと、いろいろされてきたんだ
一番厄介なのは、この二ダーって奴の親父が地元じゃ有名な権力者で
タカラの親父は893の息子だという噂があるそうだ
だから、誰もこいつらを止めることもできないし、逆らうこともできないんだ

( ^Д^)「ウオォラァッ!」

ゴッ!

(´・ω・`)「うッ・・・・!!」

ガシャーンッ!

( ^Д^)「見たか!スーパーカミカゼパンチを!」

今、ぶっ飛んでロッカーに激突したけど、こんなのまだ序の口さ
凄いときは10人ぐらいでリンチされたしね



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:12:49.22 ID:uASMdKjd0
<ヽ`∀´>「思いっきりぶっ飛んだニダ」

(´・ω・`)「うう・・・・・」

こいつらに復讐したい、けど僕はヒョロヒョロで筋肉もない
復讐なんて夢のまた夢の話さ

( ´ー`)「全員席につけーヨ」

(´・ω・`)(助かった・・・・・・)

<ヽ`∀´>「チッ・・・・・・・」

( ^Д^)「つまんねぇの!」

授業が始まった、僕が唯一安心できる時間だ
大半の中学生って『授業短くして欲しい』とか思ってるけど
僕はその逆、『ずっと授業が続いて欲しい』って思ってるんだ
それぐらい、安心できる時間なんだ

そして、授業は終わった

( ´ー`)「はい、日直さんおねがいします」

( ゚д゚ )「起立、気をつけ、先生さようならー」

( ´ー`)「はい、さようなら」

(´・ω・`)(もう終わりか・・・・・・・)



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:13:12.75 ID:uASMdKjd0
<ヽ`∀´>「おい、ショボン」

(´・ω・`)「な・・・なに?」

<ヽ`∀´>「放課後体育館裏に来るニダ」

( ^Д^)「バックれたら死ぬぞ」

(´・ω・`)「分かったよ・・・・・・」

<ヽ`∀´>「絶対に来るニダ」

(´・ω・`)「うん・・・・・・・」



(´・ω・`)「はぁ・・・・・・・」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:13:25.37 ID:uASMdKjd0
体育館裏

<#ヽ`Д´>「なんでこれっぽっちしか持ってないニダ!謝罪と(ry」

(#^Д^)「なめてんのかゴルァッ!」

(´・ω・`)「ごめん・・・・・」

<#ヽ`Д´>「ちょっと分からせてやらないとダメニダ」

ニダーの手に持ってるのは鉄パイプじゃないか!
誰か、助けて・・・・・・・

<#ヽ`Д´>「次からナメたマネできないようにさせるニダ!」

ブゥンッ!

(´>ω<`)「たすけて・・・・・・・」

今までの経験からするとこの後、僕は血まみれになってるはず



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:13:51.67 ID:uASMdKjd0
<;ヽ`Д´>「あ・・・・・え・・・・・・」

(´>ω<`)「・・・・・・」

(´・ω<`)「・・・・・・・・」

(;^Д^)「うわああああ!なんだこれッ!きもちわりィーッ!」

(´・ω・`)「????」

どういうことだ?こいつら・・・・僕を見て慌てふためいている
いつもなら絶対に起こりえないことだ

<;ヽ`Д´>「うわああああああ!!」

(;^Д^)「待ってよ二ダー!」

(´・ω・`)「助かった・・・・・・・」

(´・ω・`)「でもなんで?」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:14:21.41 ID:uASMdKjd0
(;´・ω・`)「うわッ!!」

なんだ、この黄色いスライムみたいなものは
僕の体にくっついているぞ、何時くっ付いたんだ?

スウッ・・・・・

(;´・ω・`)「あれ?消えちゃった・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・家に帰ろう、考えるのは後だ」

第一話『発現』 完



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