( ^ω^)ブーンが自伝を書くようです
- 129： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 10:19:29.64 ID:jk1Ncj+U0
- ( ^ω^)「どうだお？ 自信作だお」
６１「あの、この話と、俺が出した手紙のどこに関連性が？」
( ^ω^)「うるせーお」
( ^ω^)「次は>>63のおかげで思い出した、ショボンの話だお」
( ^ω^)「>>123のリクエストも一緒に交えるお」
- 141： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:01:17.62 ID:jk1Ncj+U0
- ( ^ω^)ブーンはオナニーをするようです
( ^ω^)「そっとシャワーを当ててっと」
ブーンはそういいながら、繊細な手つきでシャワーを股間に当てた。
すこしぬる目のお湯をお尻のほうから亀頭まで、ゆっくりと当てていく。
(*^ω^)「おっ。たまたま気持ちいいお」
右手を小刻みに動かしながら、左手でそっとふとももを撫でると、さらに股間の一物が硬くそそり立った。
たまたまが痺れるような刺激が全身にゆっくりと回っていく。
さらにシャワーを上のほうにずらしていくと、かぶった皮の隙間からお湯が亀頭に入り込んでくる。
(*^ω^)「痺れるお。すごいお、これはいいお」
- 142： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:07:24.87 ID:jk1Ncj+U0
- ブーンは包茎だった。
性器自体は立派なものの、皮をかぶったそれは威厳も尊厳も持ち合わせていなかった。
包茎というのはいくつか種類があって、もっとも多いといわれているのが仮性包茎だ。
使わないときは布をかぶせておき、使用中は布をとっておくコンポに似ているが、その性質はまるで違う。
コンポの場合の布はコンポをほこりから守るためのものだが、
仮性包茎の皮は、恥ずかしがり屋さんの証拠なのである。
だがこれは恥ずかしいことではない。
人間は誰しも服を着ている。
それと同じで、ちんこも服を着ていると考えればいい。
そうすれば、仮性包茎は布以上の役割を果たしていることがわかるのではないか。
次に有名なのは、真性包茎だろうか。
その皮はあまりにも強力に亀頭をしめつけているため、自力では脱がすことができない。
これは使用中も同じことで、例えるならば守りだけ堅い城壁のようなものだろうか。
強力なのはいいことなのだが、融通が利かない弱点がある。
- 143： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:11:52.81 ID:jk1Ncj+U0
- だがブーンはそのどちらでもなかった。
カントン包茎。
戦闘前に皮をかぶっているのは上記の二つと同じだが、細かいところで真性包茎とは異なる。
真性包茎が脱げないのにたいして、カントン包茎は脱ぐことができるのだ。
ならば、仮性包茎と同じではないかとお思いの方も多いだろう。
だが、仮性包茎は脱がそうと思えば、簡単に脱がせることができるのに、カントン包茎の場合はそうもいかない。
皮を脱がすと、亀頭の下のほう、つまりはくびれの位置を締め付けるように固まってしまうのだ。
そのせいで血がとまるから、当然亀頭は敏感なわけだが、敏感すぎて満足に洗うこともできない。
真性包茎なら洗わなくても皮のベールが多少なりとも匂いを隠してくれるが、
カントン包茎の場合はちょっとしたことで簡単に剥けてしまう。
つまりはカントン包茎というのは、真性や仮性よりも悪い包茎のことなのだ。
- 144： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:16:49.92 ID:jk1Ncj+U0
- だがブーンはポジティブだった。
敏感な亀頭を利用して、なんとか今以上の快感を得ようと、試行錯誤した。
皮オナニーはさもいわず、皮と亀頭の間に割り箸を差し込んで皮ごと上下に擦ったり、
浴槽の中で無理やり剥いて亀頭を軽く撫でたりした。
イキはしないのだが、そうやって興奮を高める楽しみがカントン包茎にはあった。
ブーンはオナニーについての見識を深めようと、パソコンを購入した。
しかしパソコンは宝の山で、エロ画像やエロ動画に目がいってしまって、
肝心のオナニーの方法については調べることができずにいた。
( ^ω^)「もうパソコンは信用できないお。僕は僕だけの道を探すお」
ところで、小便はどこから出るのだろうか。
それは尿道である。
男ならわかるとおもうが、排泄をするときに、ちょっとした興奮を感じてはいないだろうか？
- 145： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:21:38.31 ID:jk1Ncj+U0
- また、男がイクときに感じる快感、あれはなぜあれほど気持ちがいいのだろうか。
これには諸説浦々あるが、現在一般論とされている最も有力な説は、精液が尿道を通るかららしい。
ということは、尿道というのは、とんでもなく敏感な箇所なのではないだろうか。
ブーンはこう結論付けた。
( ^ω^)「ならば、尿道を開発するのが真の快感を得るには大切ってことだお。
よし、さっそく尿道開発をはじめるとするかお」
ブーンは大学生だが、真面目に通っていない。
さらに一人暮らしであったから、オナニーにたっぷりと時間をかけることができる。
( ^ω^)「とはいったものの、どうやって開発すればいいんだお」
目が自然とパソコンのほうにいくが、パソコンを使うことはできない。
確かにエロ画像や同人誌、動画のコレクションはすさまじいものがある。
しかしそれに拘っていては、快感は得られないのだ。
- 147： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:26:32.38 ID:jk1Ncj+U0
- ブーンはとりあえず全裸になって、ちんこの皮を丁寧に剥いた。
相変わらずくびれを締め付ける皮には辟易させられるが、マゾであるブーンにはそれも快感に変換されている。
( ^ω^)「この先っちょにあいている穴が尿道だおね」
入り口に指を這わせてみるが、昨日大胆に亀頭を擦ってオナニーをしたため、とてつもない痛みが全身を襲った。
( ^ω^)「くお、これはこれでなかなか」
だがこの快感に満足していられない。
歯を食いしばりながら、尿道の入り口に指を這わす。
すこしずつ、何回も小刻みに触っていったおかげで、なんとか痛みにも耐えられるようになってきた。
( ^ω^)「おっおっ。それじゃ僕の尿道と感動のご対面だお」
ブーンがいよいよ禁断の扉を開けようとした瞬間、玄関のほうでチャイムが鳴った。
- 149： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:32:14.46 ID:jk1Ncj+U0
- 基本的に引きこもりであるブーンの家を訪ねてくる友人などいない。
つまりＮＨＫの集金か、宗教勧誘、もしくは宅配便のどれかだろう。
宅配便なら、大事な物資だからすぐさま対応するが、その他のことに興味はない。
それどころか、いまのブーンには親からの仕送りでさえありがた迷惑だった。
ブーンは、オナニーができればご飯を我慢することができる。
トイレも我慢できるし、携帯電話が鳴ったって関係ない。
もちろんブーンが小さい頃から変態だったわけではない。
昔は普通の少年だった。
だが、三つ子の魂百までとはいっても、例外はありふれている。
ブーンは自分を縛るのが好きだった。
デブであるブーンは胸も出ていたから、その胸の下から持ち上げるように紐を通し、
背中を伝わせて次は上からはさむように押さえつける。
これで胸が強調されるわけだ。
- 150： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:37:37.41 ID:jk1Ncj+U0
- さらに胸を上下にはさむように通った紐同士を、胸の谷間付近で縛ることにより、
いっそう胸のふくらみが強調されることも当然知っていた。
だがこれは諸刃の剣。
生半可な重量をもった胸でない限り、この方法を使えば紐は外れてしまう。
ネットから情報を収集することができないブーンだから、当然この方法は自分で考えたものだ。
ネットを見れば、もっと効率よく強調させることのできる縛り方も存在しているだろう。
それでもブーンはこの縛り方を俺流と名づけ、ソロ拘束プレイをするときは常に使用していた。
そんな感じで拘束プレイもお手の物であるブーンだから、トイレの我慢は特技いってもいいほど完璧だった。
一度自分の足をベッドに固定して、両手を背後で縛ったことがあったのだが、
そのときに大便を漏らしてしまったことがあった。
その経験が彼に一つの特技を与えたのだろう。
- 151： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:42:58.45 ID:jk1Ncj+U0
- チャイムは鳴り続けている。
あまりにもしつこい鳴らし方に、ブーンは堪忍袋の緒が切れる思いを味わった。
(#^ω^)「そうかお、そんなに僕の尿道が見たいのかお。見せてやるお俺の実力」
そう叫びながら、玄関に向かった。
そのままの勢いでドアに体当たりし、体をひねってドアノブを捻る。
刹那にあいているほうの手で鍵を開けているのはいうまでもない。
見かけによらない機敏な動きと、器用な手先も特技といえば、特技といえた。
(*^ω^)「おらおら。いらっしゃい、へいらっしゃい。奥さん安いよ？ このキュウリ見たいな形、
大根のような色、ナスのような太さ。なんだって？ 仕方ないな、奥さんだけに見せるんだからねっ。
これが俺の尿道じゃ！」
ドアを開けた瞬間のブーンの怒涛のラッシュ。
これで宗教勧誘だろうと、集金してる人だろうと、宅急便の兄ちゃんだろうと逃げていくだろう。
- 152： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 11:46:52.94 ID:jk1Ncj+U0
- だがドアの前に立っている人物は、ブーンの行動にもまるで頓着していない。
それどころか、軽い笑みを顔にはりつかせたまま、両手でお菓子のようなものを差し出した。
(；^ω^)「おっ」
ブーンのほうが逆に動揺してしまったが、なんとか冷静さを保ちつつ、ちんこを揺らすのを忘れない。
(´･ω･｀)「隣に引っ越してきたショボンです。これ粗品ですが、よろしければどうぞ」
(；^ω^)（くっ、こいつ手ごわいお……）
(´･ω･｀)「どうかしましたか？」
こちらの突飛な対応にも冷静に対応してくる。
気づいていないのかもしれない。いや、きっとそうだ。
ブーンはうなずきながら、粗品を受け取った。
(´･ω･｀)「ではこれで」
( ^ω^)「わざわざありがとだお」
- 157： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 12:06:55.95 ID:jk1Ncj+U0
- ブーンがドアを閉めようとした瞬間、本当に一瞬のことだったが、男の視線がブーンのちんこをなぞった気がした。
( ^ω^)（おっ？）
(´･ω･｀)「いいものを持っていますね。いつでも僕の部屋にお越しください」
そういって男は隣の部屋に入っていった。
ブーンはそれを全裸で見送りながら、男のいった意味について考えた。
部屋にこい。それも、いつでも。つまりこれは誘っていると考えていいのだろうか。
いや、いいだろう。それも、ブーンのちんこを褒めてくれた。悪い人とは思えない。
ブーンはネットでは動画や同人誌ばかり漁っていると書いたが、そのジャンルは多岐にわたる。
ショタ、触手、両性具有、ロリ、レズ、スカトロ、ペド、ＳＭ、人体破壊から内臓系まで。
その中に当然のことながら、ガチホモも入っている。
- 158： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 12:11:18.61 ID:jk1Ncj+U0
- ( ^ω^)「いつか僕も入れられたいお。気持ちよさそうだお」
そう思うと、もうどうしようもなかった。
すぐに綿棒でアナルをほぐすことからはじめ、指、ライター、はさみ、ドライバー、ラジオのアンテナ、リコーダー
ビール瓶、そしてアナルパールからバイブまでなんでもありの様相を呈してきた。
その様子は後述するが、最後には生身のちんこにいきつくものだ。
ブーンは自分が囚人となり、看守に縛られながら挿入される様を妄想しながら自慰にふけることもしばしばだった。
( ^ω^)「さっきのひとは、受け専門みたいだったけど、入れるのも気持ちよさそうだお。
でも、カントン包茎でも入るものなのかお……」
すぐさま男の部屋に飛びたい欲求に耐えながら、ブーンの頭は高速で回転していた。
- 160： 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします ：佐賀暦2006年,2006/10/24(佐賀県警察) 12:14:31.11 ID:jk1Ncj+U0
- そして、三週間が過ぎた。
すでに尿道開発のことに頭が回らないくらい、ブーンは追い詰められていた。
( ﾟωﾟ)「いれたいいれたいれられたいいれたいれられたいいれられたいいれたいれたいたたたった」
ブーンの精神は崩壊寸前だった。
だが精神が崩壊しそうになりながらも、男のことを考え、男がどんなプレイを要求してきても
応えられるようにアナルの訓練は怠らなかった。
ブーンはふらつきながら、全裸のまま部屋を出た。
そして足の赴くまま、男の部屋の玄関をノックしていた。
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