( ´_ゝ`)はお菓子をごちそうするようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 14:57:44.39 ID:cEQMG/ge0

そのお菓子屋さんは、ほかのお菓子屋さんとちがって、できたてのお菓子をいれたてのコーヒー、
あるいは紅茶といっしょに食べてもらうために、いくつかのいすとテーブルを、お店にならべていました。 『かふぇ』というやつです。

ある日のことです。
その日はひどい雨で、誰もかさをさしてだって出かけたくないような、そんな日だったので、
お菓子屋さんにもお客さんは、もちろんいませんでした。


( ´_ゝ`)はお菓子をごちそうするようです



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:00:07.87 ID:cEQMG/ge0

ざあざあ、ざあざあ。

まったく晴れそうにない雨の音に、お菓子屋さんの店長さんがゆううつそうに、
角さとうを粉さとうにしていて、ちょうどそれが一山できたとき。

からんからん

深くてまるい音をたて、お店のドアがひらきました。

( ^ω^) 「まったく、ひどい雨だお」

こんな日にやってくるお客さんは、ろくなものじゃありません。

その証拠に、お客さんのびしょびしょにぬれた雨がっぱは、大きな水たまりをつくっていました。



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:03:12.42 ID:cEQMG/ge0

( ´_ゝ`) 「いらっしゃいませ」

だけど店長さんはいやな顔をしないで、
あらったばかりのふわふわのタオルをお客さんにわたしました。

( ^ω^) 「すみませんお」

雨がっぱをぬいだお客さんは、ふわふわのタオルを受けとって、あたまとかおをふきましたが、
あんまり乱ぼうにふくものですから、あちこちに小さな水たまりができてしまいました。

それでも店長さんは、少しもいやな顔をしないで、
お客さんがいすに座って、ふう、と一息つくのを待っていました。



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:06:07.01 ID:cEQMG/ge0

( ´_ゝ`) 「ご注文は?」

( ^ω^) 「砂糖たっぷりのコーヒーを温めで」

( ´_ゝ`) 「わかりました。 少々お待ちください」

店長さんが赤どう色のやかんをとろうとすると、くしゅん、と大きなくしゃみの音がしました。

お客さんは鼻みずをぬぐって、鼻をぐすぐすいわせて言います。

( ^ω^) 「やっぱりあったかいココアにしてほしいお。 体が冷えてしょうがない」

( ´_ゝ`) 「わかりました。 少々お待ちください」

店長さんはやかんをとらないで、そのとなりの小さいおなべをとりました。



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:09:23.71 ID:cEQMG/ge0

  ※


ずるずる、ふうふう、ずるずるずる

お客さんはおいしそうにココアをのみます。
そのあいだ店長さんは、おなべいっぱいのミルクの中へ、さとうの山をいれていました。

( ^ω^) 「ごちそうさま。 おいしかったですお」

( ´_ゝ`) 「そうですか。 ありがとうございます」

お客さんはココアを少しものこさないで、カップをテーブルにおくと、
ひどい雨がぴたりとやんでいることに気がつきました。

( ^ω^) 「雨も止んだみたいだし、僕は行きますお」

( ´_ゝ`) 「そうですか」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:12:04.47 ID:cEQMG/ge0

お金をはらおうと、お客さんが店長さんのところへ行くと、
店長さんはキッチンのほうへ行ってしまいました。

お客さんはふしぎに思いましたが、急いでいるわけでもないので、
店長さんがもどってくるのをきょろきょろしながら待ちました。

店長さんは中くらいの箱をもって、すぐにもどってきました。

( ´_ゝ`) 「いやいや、すみません。 どうぞこれをお土産に持って行ってください」

とつぜんわたされた中くらいの箱に、お客さんはたいへんおどろきました。
なぜならおみやげをもらうようなことを、何一つしていなかったからです。



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:15:11.30 ID:cEQMG/ge0

(;^ω^) 「いやいや、理由もないのに受け取れませんお」

( ´_ゝ`) 「いえいえ、今日はひどい雨だったでしょう。
       ですからお客さんも全然来ませんで、せっかく作ったお菓子が残ってしまいました」

( ´_ゝ`) 「私だけでは食べきれませんし、捨てることももったいなくて」

( ´_ゝ`) 「ですからどうか、これを受け取ってもらえませんか」

店長さんの話しを聞いたお客さんは、こころよくその箱をうけとりました。

( ^ω^) 「わかりましたお。 そういう理由ならいただきましょう」

( ´_ゝ`) 「そうですか。 ありがとうございます」

店長さんはうれしそうです。

お客さんは雨がっぱと中くらいの箱をそれぞれもって、外へといってしまいました。



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:18:09.11 ID:cEQMG/ge0

からんからん、からんからん

こんどは二つずつ音がなりました。

一つは、お客さんが出ていった音です。
もう一つは、店長さんがかえってきた音です。

( ´_ゝ`) 「おかえり、弟者」

(´<_` ) 「ただいま、兄者」

二人の店長さんは、まるで同じようにみえました。

( ´_ゝ`) 「ひどい雨だったが、大丈夫だったか」

(´<_` ) 「ああ、大丈夫だ。 しかし、」

(´<_` ) 「これはいったい、どうしたことだ」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:21:13.07 ID:cEQMG/ge0

後からきたほうの店長さんは、お店の中をぐるりとみまわし、
小さな水たまりと、足もとの大きな水たまりをみて、苦いかおをしました。

先にいた店長さんは、さとうがたっぷりはいった、あったかいミルクを
もうひとりの店長さんにわたしていいました。

( ´_ゝ`) 「客だ。 あんなにひどい雨だったというのに客が来たんだ」

(´<_` ) 「ああ、客か。 そうか客か。 なら、しかたないな」

ミルクをうけとった店長さんは、しかたない、しかたないと、ぶつぶつつぶやきます。

(´<_` ) 「しかし、ああ、こんな日にやってくる客はろくなものじゃないな」

後からきたほうの店長さんの大きなため息に、もう一人の店長さんは、苦笑いしました。



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:24:11.10 ID:cEQMG/ge0

  ※


家にかえったお客さんは、さっそく店長さんにもらった箱をあけました。

中には、小さくてかわいらしいゼリーが六つ、はいっていました。

(* ^ω^) 「おっおっ、おいしそうだお」

お菓子が大好きなお客さんは、大よろこびです。


じつはこのお客さん、ちかごろ急に工場をくびになり、ずっと
あたらしい仕事をさがしているさいちゅうでした。
きょうも、そうしたわけでひどい雨だというのに、出かけていたのです。

しかし、なかなか仕事はみつからないで、お金もそろそろなくなりそうな、
そんなときにもらった、おいしそうなゼリー。

お客さんは、大よろこびよりも、もっとよろこびました。



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:27:15.53 ID:cEQMG/ge0

いそいそとスプーンを持ってきて、箱から一つ、ゼリーをとり出します。

(* ^ω^) 「いただきますお!」

お客さんは、わくわくどきどきしながら、ゼリーをすくって
そろりそろりと口にいれます。

(* ^ω^) 「おいしいお!」

ゼリーは甘くて、やわらかくて、いままで食べたことがないくらい
おいしいゼリーに、お客さんはゼリーのようにとろけてしまいそうです。

(* ^ω^) 「おいしいお!」

お客さんは、だいじにだいじに少しづつ、ゼリーを食べます。



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:30:10.00 ID:cEQMG/ge0

しかし、ゼリーは小さいのであっというまに、なくなってしまいました。

( ´ω`) 「お・・・ 」

ですけどゼリーはまだまだあります。
お客さんはもう一つ食べようと、ゼリーをとりだしました。

すると、なんとゼリーがちゅうにぷかぷかと、ういているではありませんか!

(;^ω^) 「おっ!?」

お客さんはたいへんおどろきました。
しっかりとゼリーを持っているはずなのに、ゼリーは目のまえにういています。



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:33:04.42 ID:cEQMG/ge0

お客さんはいそいで、ゼリーがどこかへ逃げてしまう前に
つかまえようと、もう一本の手をのばします。

(;^ω^) 「おおっ!?」

お客さんはまたおどろきました。

なぜなら、手をのばしたはずなのに、その手がなかったのですから!

お客さんはわけがわからなくなって、思わずあたまをかかえてしまいました。

ゼリーは元のとおりに、箱の中へともどってしまいました。

そこでお客さんは、ふと思いました。



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:36:14.90 ID:cEQMG/ge0
(;^ω^) 「もしかして・・・ 僕は透明人間になってしまったのかお・・・?」

お客さんはいそいで、みえないようにみえる手で、服をめくって大きなおなかをみてみました。

するとやっぱり、そこにおなかはありません。

おなかだけではありません。
足も、かおも、おしりだって、ぜんぶなくなってしまって、ありません。

( ゚ω゚) 「お・・・ 」

お客さんはこわくなって、そのままふとんをかぶって、ねてしまいました。



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:39:04.62 ID:cEQMG/ge0

  ※


次の日の、にわとりがおきるよりも、もっとはやくにお客さんはおきました。
もう、かおもおなかも、足だって、ぜんぶちゃんとありました。

お客さんはゼリーをみながら、かんがえます。

( ^ω^) 「ふうむ。
       僕が透明になった理由は、このゼリーが怪しいお」

お客さんは、きのうと同じように、ゼリーを食べました。
きのうと同じで、やっぱりゼリーはおいしかったです。

そして、やっぱりきのうと同じように、お客さんはなくなってしまいました。

( ^ω^) 「ふうむ」

きのうとちがって、お客さんはおどろきませんし、こわくもありません。
お客さんはそのままじっと、とけいをみていました。



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:42:25.07 ID:cEQMG/ge0


しばらくすると、お客さんはまるっきりぜんぶ、もとのとおりになりました。

( ^ω^) 「ふうむ。
       結構長い時間透明になれるようだお」

どうやらお客さんは、とうめいになれる時間をはかっていたようです。


のこりのゼリーはあと四つ。

お客さんは、どうするのでしょう。



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:45:03.40 ID:cEQMG/ge0

  ※


一つめのゼリー。

お客さんは、大すきな女の人のところへいきました。

ξ;凵G)ξ 「 」

女の人は泣いていました。



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:48:04.60 ID:cEQMG/ge0

二つめのゼリー。

お客さんは、宝石店へいきました。

(  Д ) 「 」

たくさんの宝石がつまったカバンを、だれも見ることができませんでした。



三つめのゼリー。

/ 3

工場の社長さんはいつのまにか、つめたくなっていました。



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:51:04.30 ID:cEQMG/ge0

四つめのゼリー。

(´・ω・`) 「お前を逮捕する」











(;^ω^) 「どうしてバレたんだお・・・!」

はあ はあ はあ はあ

お客さんは、一しょうけんめいに走っていました。

とうめいなので、お巡りさんたちにみつかることはありません。



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:54:03.88 ID:cEQMG/ge0

(;^ω^) 「くそぅ・・・」

お客さんは知りませんでした。

お客さんがぬすんだ宝石が、めずらしいものだったこと。

宝石を売ったお店の人が、お客さんのかおをおぼえていたこと。

あしのうらの社長さんの血が、お客さんの家までつづいていたこと。



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 15:57:14.95 ID:cEQMG/ge0

(;゚ω゚) 「! しまったお!」

お客さんはあわてました。

あしの先と手の先が、みえています。
このままではもうじき、ぜんぶ元にもどってしまいます。

そうなると、あっという間にお巡りさんにみつかってしまいます。

(;゚ω゚) 「そうだお!」

お客さんはどこかを目ざして、もっとはやく走りました。


もしかしたらこの日たくさんの人が、お客さんの手あしだけをみたかもしれません。



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:00:16.34 ID:cEQMG/ge0

  ※


からんからん

まるくて深い音をたて、お店のドアがひらきました。

店長さんは、やってきたお客さんをみて、たいへんおどろきました。

なぜならそのお客さんは、牛のようにあらい息をして
ぬれたように汗をかいて、そのうえ、すっぱだかだったからです。

店長さんはコップを落としてしまいましたが、すぐにいつもの落ちついたようになりました。

(´<_` ) 「いらっしゃいませ」

( ゚ω゚) 「はあ、はあ、 て、店長」



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:03:33.84 ID:cEQMG/ge0

(´<_` ) 「はい、いかがなさいました」

( ゚ω゚) 「 、店長 はあ、ゼリー・・・ ゼリーを、」

(´<_` ) 「ゼリーですか。 今日は桃のゼリーと、洋梨のゼリーがありますが・・・」

( ゚ω゚) 「ちがうお」

お客さんはふうふう言いながら、店長さんにつめよります。

(# ゚ω゚) 「ゼリーだお!
       この前お土産にくれた、あのゼリーだお!」

お客さんにガクガクとひどくゆすぶられながら、店長さんは言います。

(´<_`;) 「申し訳ありません。 私には何のことだか・・・」

(# ゚ω゚) 「ふざけないでくれお! さっさと出すんだお!!」

そう言われても店長さんには、まったく心当たりがありません。



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:06:46.55 ID:cEQMG/ge0

店長さんが本当にこまっていると、もう一人の店長さんが
おおきなおぼんを持ってやってきました。

( ´_ゝ`) 「待て待て、お前の言う店長は俺のことだろう」

(´<_`;) 「兄者・・・」

( ゚ω゚) 「お・・・」

二人にふえた店長さんに、お客さんはすこしびっくりしましたが、
お客さんにとってはどうでもいいことでした。



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:09:06.48 ID:cEQMG/ge0

(  ゚ω゚) 「どっちだろうとどうでもいいお。 ゼリーを出せお」

( ´_ゝ`) 「ああ、もちろん。 さあ座ってくれ」

店長さんに言われたとおり、お客さんは近くのいすにすわりました。

そのときもう一人の店長さんが、すこしいやそうなかおをしたのはないしょです。

( ´_ゝ`) 「さあどうぞ。 たくさんあるから遠慮しなくていいぞ」

(  ゚ω゚) 「いただくお」

店長さんはおぼんの上から、前にあげたゼリーと同じゼリーで
それよりももっと大きなゼリーを、お客さんの前にならべました。

お客さんはすぐにそのゼリーを食べはじめました。



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:12:23.16 ID:cEQMG/ge0

ばくばくもぐもぐ。

お客さんはどんどんゼリーをたいらげていきます。

( ´_ゝ`) 「おいしいか?」

(  ゚ω゚) 「 」

ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ。

店長さんは、お客さんがなにも言ってくれないので、すこしむっとしましたが
お客さんのために、どんどんゼリーをならべてあげます。

(  ゚ω゚) (いっぱい食べておかないと、また途中で見えてしまうお)

ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ。

(´<_`;)

( ´_ゝ`)

二人の店長さんはそのようすを、じっとながめているだけです。



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:19:09.46 ID:46jwtoC10

ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ
ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐもぐ、ばくばくもぐm


からん、ときれいな音をたててスプーンはお皿におちました。

お客さんはもうずっと前から、そこにいませんでした。

(´<_`;) 「・・・・・・兄者」

( ´_ゝ`) 「どうやら透明になりすぎてしまったようだ」

      「       」

( ´_ゝ`) 「見えないだけでなく、触れることも出来なくなったっぽい」

      「       」

( ´_ゝ`) 「これで安全に逃げられるじゃないか」

(´<_`;) 「・・・兄者、俺には全く事情がわからないんだが」

( ´_ゝ`) 「なに、気にするほどのことじゃない」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:21:26.07 ID:46jwtoC10

こまった店長さんは、もう一人の店長さんにいいますが、
もう一人の店長さんは、まるでだれかとはなしているようで、きいてくれませんでした。

      「       」

( ´_ゝ`) 「なにをそんなに怒っているんだ」

      「       」

( ´_ゝ`) 「知らないな」

      「       」

( ´_ゝ`) 「まあ、いたければいればいいさ。  戻れるかどうかはわからんが」

(´<_`;) 「・・・・・・」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/09/29(火) 16:24:30.94 ID:46jwtoC10


それからというもの、このお菓子屋さんには
人数よりも一人分おおくのしせんがあるようになりました。





        ( ´_ゝ`)はお菓子をごちそうするようです  おわり



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