( ^ω^)ブーンが多足歩行戦車に搭乗するようです

  
15名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:20:11.29 ID:gKRfj78B0
  

第一話

(  )「逆サイ! 回せ回せ!」
('A`)「裏取られるぞ!もっとまわり見ろ!」

昼下がりのグラウンドに鋭い怒声が響く。サッカーコートで躍動する若者たち
特有のものだ。芝生が陽光を吸い込み青々と光り、
彼らのみなぎる若さを引き立たせる。冬の光は透明で、吐き出す息も時々白い。
彼らはボールを蹴り、怒声を吐き出すことで光合成するのだ。

('A`)「右!!ブーン先輩飛び出したぞ!」
( ^ω^)「シュッ!」

バサッ。

( )「あ〜 やっぱかなわねえか…」
('A`)「ブーン先輩、やっぱ引退したと言っても体キレてますね」
「後輩」の一人が、ゴールネットを揺らした「先輩」に駆け寄り、ペットボトルを渡す

( ^ω^)「おっおっおっ。ありがとだおドクオ。
やっぱボール蹴るのはいいお、生き返った気がするお!」

VIP国立大学蹴球部。この青年ブーンこと内藤ホライゾンはここに所属していた。
グラウンドでボールを蹴るのは久しぶりだ。彼は精一杯腕を広げ、光合成していた。



  
16名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:24:13.03 ID:gKRfj78B0
  

('A`)「ところで学事の掲示板に『学生呼出 内藤ホライゾン』ってありましたよ」
( ^ω^)「あちゃー…まずいお」
('A`)「なんかやったんですか?学校きてないんですか?」
( ^ω^)「単位は大体終わってるけど…心当たりがありすぎるお…」

彼はまもなく卒業を控える身ではあるが、いわゆる六年生。2留経験者だ。
怒られることにはなれている。一応彼が在籍するVIP国立大学は
国内屈指の学び舎ではあるが、彼は度重なる留年ですっかりと
学習の意欲を失っていた。彼を突き動かすものはもはやサッカーしかなかった。

そして秋も終わり。それすら引退した彼は、
時々グラウンドに顔を出す以外は浜辺に打ち上げられた海藻のように
だらだらとした日常を過ごしていた。

('A`)「アニージャ教授からの呼出でした。
今日僕らの追い出し飲み会あるそうですから、そのとき済ませます?」
( ^ω^)「いや…なんだかいやな予感するから先すませてくるお」
('A`)「そうですか。ではまた。飲みにはこられるんでしょ?」
( ^ω^)「微妙だおー… とりあえずいってくるお」

そう言ってブーンは走り出したかと思うと、もうドクオの視界からその背中を
消し去ってしまった。

('A`)「相変わらず足はえーなあ…」



  
18名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:29:45.04 ID:gKRfj78B0
  



『アニージャ教授』と書かれたプレート。
vip国立大学研究室棟の隅にある小さな部屋。そこにそれは貼ってあった。
そして内藤ホライゾン。彼もまたそのプレートの前に所在無く立っていた。

口を開いて、閉じて。一回深呼吸。意を決して、小さい握りこぶしを作り、ノックを一回、二回。

(; ^ω^)「おー…失礼しますお」
( ´_ゝ`)「来たか。まあ、座れ。…なんで呼び出されたかわかるよな?」

アニージャ教授。ブーンの所属するゼミの教授だ。専門は政治学らしいが、
どうもまともな学生は集まってこなく、一種奇形達のサロンのような様相を呈していた。
政治だけにとどまらず雑談、はては猥談まで。ゼミで繰り広げられる話題は
アメーバのように不規則で流動的だった。
ブーンも、そして教授自身も、そんなゼミを楽しんでいた。

教授は机の上で叩いていたラップトップを閉じ、椅子を回転させブーンと向き合う。
いつもと変わらない表情のブーンを見て、小さく嘆息した後胸ポケットをまさぐり煙草をとりだす。



  
20名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:36:32.32 ID:gKRfj78B0
  

(; ^ω^)「はいだお」
( ´_ゝ`)「喫るか?」

( ^ω^)「アスリートにニコチンは禁物ですお」

半笑いで返事をするブーンに教授は煙草を一本差し出す。
それは彼をたしなめる様にも見えた。それを察知したか、彼は固辞する。
もっともブーンは本当に煙草は喫めないのだが。

( ´_ゝ`)「お前みたいなやつを俺のゼミからほっぽりだすのも禁物なんだよ」

( ^ω^)「……」

沈黙。研究室の窓から差し込む光が、三角形の絨毯となっていた。黄色い絨毯。
めぐらせた黄色いじゅうたんの上で二人は沈黙していた。

(# ´_ゝ`)「やっぱりわかってなかったか。どういうことだ。これは」
( ´ω`)「見てのとおりですお」
(# ´_ゝ`)「そうだな。国家公務員としてのオファー0・あまつさえ地方公務員の出願およびオファーもゼロ」

矢継ぎ早にアニージャが切り出す。ラップトップの裏の卓上本棚にあった一枚の封筒。

「学事科学生進路科よりの通達」

と赤いハンコが押してある。その中からアニージャは書類を取り出した。彼が言ったことが、それには書いてあったのだろう。



  
21名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:39:10.87 ID:gKRfj78B0
  

( ´_ゝ`)「四年間。人生の青春の大事な時期を軍隊で過ごす羽目になるんだぞ?
表面的に体罰は無いなんていわれてるが、実際は古参兵にネチネチとやられるんだ。
お前みたいな大卒のニヤケ面は一発で目をつけられる。
それをわかって、どこにも出願を出さないのか?」


vip共和国は特異な国だ。小さく、山がちで森林の多い国土。
しかし東西をラウンジ、ニーソクという大国に囲まれ、政情が不安定である。

そのため安定した兵力を確保するため男女ともに中学、学びたいものは高校。
もっと学びたいものは大学を卒業した後、技術・福祉系の専門学校、理工系の大学生を除き、
四年間の兵役に就く。

しかしこの大学を卒業したもの。もしくは高校において優秀な成績を残したものは、
その成績において地方公務員・国家公務員としてオファーを受け、兵役が免除されることとなるのだ。

実質内藤の在籍するVIP国立大学のようなところでは実際兵役に就くものなどほとんどいない。

兵隊に行くとすればそれは幹部候補生、つまり士官として任官するものがわずかにいるぐらいだった。

そんな中。彼―内藤ホライゾンは進路が何一つ決まってないというのだ。
このままでは兵隊として4年間を過ごす運命がままっている



  
23名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:44:50.88 ID:gKRfj78B0
  

( ´ω`)「……」
( ´_ゝ`)「お前は確かに落ちこぼれだよ。そりゃ自覚してるはずだ。
      だけどクズじゃない。…クラブでのお前を見てれば分かるよ。
      だからこんなことをわざわざ言ってるんだ」

一息。紫煙を吐く。黄色い絨毯にふらふらと煙が立ちのぼる。

( ´_ゝ`)「…お前は自棄になってるよ」
( ´ω`)「ブーンは大人ですお…」

うつむいたままブーンは搾り出すように言葉をつむぎだす。
しかし教授はそれを叩き切る。灰皿に煙草を押し付け、言った。

( ´_ゝ`)「俺のところに来たやつはな、みんなそういうよ。来週な、
      最後の募集がある。地方の役所と、陸軍の予備幹部候補生だ。
      書類は俺が書いておいた。後はお前がサインすれば済む。ダメもとでもいい。受けろ」

ブーンはうつむいたまま、微動だにしない。彼は彼自身のややふくよかな腹を見据えていた

( #´_ゝ`)「サッカーの大学選抜に落ちたこと、まだ気にしているのか!?
       あれはお前のせいじゃない。選考委員が悪いだけだ。こんなザマを見たら親父さんだってー」
( ゜ω゜)「父のことはー!」

突如顔を上げ、怒気をはらって教授を睨む。しかしすぐそれは失せ、いつもの細いまなこに戻る。いつものブーンの眼だ。

( ´ω`)「…すいませんでしたお」
( ´_ゝ`)「…俺も軽率だった。まああれだ。俺のゼミから徴兵されたやつが出るというのも体面上悪い。
      頼む。俺を助けると思って、サインだけはしてくれ」
( ^ω^)「…教授にそこまで言われたら、ことわれませんお」



  
25名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:54:40.58 ID:gKRfj78B0
  

戸惑いながらもブーンは机の上のペンを取る。「内藤 ホライゾン」
あまり達筆とは言えない字。書き終わるとペンを置き、上目遣いにアニージャを見る。
彼は再びラップトップに手を伸ばし、キーを叩いていた。背中越しに彼が切り出した。

( ´_ゝ`)「そうだ。聞いてるだろ?今日な、ゼミの飲みがあるんだ。顔出せ。腐っちまうぞ」
(; ^ω^)「おーん…でも、四年もこのゼミいるから、恥ずかしいですお」
( ´_ゝ`)「ドクオの送別会も兼ねている」

照れ笑いを浮かべていたブーンの表情がわずかに変わる。

( ^ω^)「お?でも彼は…」
( ´_ゝ`)「―俺のゼミで肌の色と国で差別をするやつがいたら」

突如大きく息を吸い、椅子を回転させ、芝居かがったように足を組みかえる。ラップトップのキーを大きく叩く。

( ^ω^)『全身全霊をかけてそいつに不可をくれてやる!!』(´<_`  )

お互いの顔を見据え、二つの声がハモる。しばし沈黙した後、お互い肩を揺すって悪戯っぽく笑う。
教授は足を投げ出し、手を軽く振り上げ「お手上げ」の姿勢を作って笑いながら言う。



  
26名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 03:54:58.31 ID:gKRfj78B0
  

( ´_ゝ`)「やっぱりお前はいいやつだよ。俺の目に狂いは無い」
( ^ω^)「笑顔と足だけが取り柄ですお」
( ´_ゝ`)「そういやお前卒業単位は足りてたっけ?」
(; ゜ω゜)「そうだお!5限の歴史社会学の授業!今日最後だったんだお!」
(; ´_ゝ`)「早く行けバカ!!」

(; ^ω^)「アウアウ じゃぁまた後で!!」

と、ドアを勢いよく開けてたところでブーンは立ち止まる。

( ^ω^)「アニージャ教授」
( ´_ゝ`)「なんだ」

( ^ω^)「ブーンは、先生のゼミ生でいて本当によかったと思ってますお」
(# ´_ゝ`)「くだらねぇこといってねぇで早く行け!わかんないです教授にアタマ下げるのは俺だ!」
 
(; ゜ω゜)「は、はいだお!」

やれやれ。やっと行ったか。苦笑しながら、1つかぶりを振る。再び机に向き直り、
ラップトップのフォルダを開き、画像を開く。

そこには集合写真。だがゼミ生には見えない。写真に写っている人間はみなオリーブ色の軍服に身を包み、
真ん中の人間は金モールつきのてかてかの軍服に身を包み、口を真一文字に結んでいた。

( ´_ゝ`)「中将…あなたの息子はあまりあなたに似てないな…だがいいやつだよ」

そう呟くとアニージャはラップトップを閉じ、紫煙をくゆらせた。



  
28名前: 愛のVIP戦士投稿日: 2006/12/09(土) 04:04:37.85 ID:gKRfj78B0
  



( ><)「つまり、森の富める国と呼ばれるVIP共和国の前進は、300年ほど前、東の大国、
      ラウンジ連邦の圧制から逃げてきた人々がこの地方の深い森を隠れ蓑に独自の政府を
      作り上げたことが基盤なんです!!
     
      50年前、ラウンジはVIPの独立志向に対してに対してさまざまな圧力をかけて来ましたが、
      西に位置する強国、ニーソク人民共和国との摩擦が激化して、圧力の減る中、
      一種の火事場泥棒的にVIPが国際的に独立を国際的に承認させたなんてことは
      ぜんぜんわかんないんです!」

(; ^ω^)「(しっかりはじまっちゃってるお)」

大講堂の大きなオーク材の扉を通して、講義が漏れ聞こえてくる。
(; ^ω^)「こういうときの心得は…なんだったかお。孫子だお…孫子の兵法だお…」
 
       |
   \  __  /
   _ (m) _ピコーン
      |ミ|
    /  `´  \
    (^ω^; )
     ノヽノヽ
       くく
( ^ω^) 「そうだお!『はじめは処女のように!のちはいい男のように!』だお!」

―ばかたれ。
重い扉を開き、キン○マを股にはさみ、身をかがめヨチヨチと内股で行動に入っていく。コソコソとしているつもりなのだろうが、
何もかもが間違っている。もしくは「俺女!女!」「マジかよ!すげぇ!」という小学生の修学旅行の風呂場の
恒例行事をやっているつもりなのだろうか。



  
29名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 04:10:54.72 ID:gKRfj78B0
  

(# ><)「白ピザ…もとい内藤君また遅刻なんです!アニージャ教授に言いつけるんです!」

(; ゜ω゜)「(これはだめかもわからんね)」

      遅刻欠席常習犯のブーンはわかんないんです教授に顔を覚えられていた。
      しかしそれにしても「のちはいい男」。何をする気だったのかこいつは。

( ><)「まあいいです!独立の条件としてさまざまな不平等条約が押し付けられました!
      第二公用語としてラウンジ連邦語を使うことになったのもそれなんです!
      そしてその最たるものが移民なんです!
      
      多民族国家である連邦の許容範囲を超えた移民を、VIP国に受け入れることとなったんです!
      古くからの森の民の一部は反発しましたが、VIPの富める森はその移民すら許容しましたんです!

      かくいう私も連邦移民とのハーフなんです!私はこの政策は悪いことばかりではないと思うんです!
      今、私がこの教壇に立ち、皆さんと話ができるのもこのおかげなんです!」

パラパラと拍手。最後の授業ということでリップサービスだろうか。わかんないんです教授も
顔をわずかに頬を赤らめ、ぽりぽりとかきながら、手を上げ拍手に答えている。

(*><)「えーでは拍手のお礼なんです!今年度も最後の授業なので、
      皆さんに成績をつけないといけませんのでテストを行うんです!!」

一同「うはwwwwwwwwwwいけずwwwwwwwww」
(; ゜ω゜)「やばいお、なんにも勉強してないお。落としたらもう1年だお 下手すると除籍だお」



  
30名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 04:12:56.84 ID:gKRfj78B0
  

(# ><)「やかましいんです!答案用紙は行き届きましたか!   
       ではまず教科書を出してくださいなんです!!」
一同    「ガサゴソ」
( ><) 「では、その教科書のバーコードの番号を書いてくれなんです!!」
一同 「カキカキ」

( ><) 「以上なんです!!印税ご協力ありがとうございましたなんです!
一年間お疲れ様でしたなんです!」

一同 「なんだそれwwwwwwwwwwwwww」
DQN 「誰か教科書貸してwwwwww俺買ってねえwwwww」

苦笑、爆笑。哄笑。嘲笑。叫喚の様相を呈する講堂の中で、変に冷静なブーンがいた。

(: ^ω^)「何でこの授業出てなかったか思い出した気がするお…」



  
32名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 04:16:30.57 ID:gKRfj78B0
  



『vipの連中は家の数より飲み屋の数が多い』
『vipの深い森には妖精がいるんだぜ。樽1つ分のアルコールが必要だけどな』

最初に言ったのは鼻持ちなら無いラウンジ人か。それとも酔って自嘲に陥ったVIP人か。 
つまりこんな揶揄というか戯言を言われるほど、VIPの人間は酒が好きだ。
もちろん例にもれずアニージャ教授や内藤達も飲む。とくに今日のような卒業前祝い、
追い出し会を兼ねた時などはもう大変なことになる。


( ^ω^)「しかしこの男臭いゼミとももうお別れかお」
グラスに注がれた酒をあけながら、ブーンが呟く。
(*´_ゝ`)「悪かったな。男臭くて」
とアニージャ教授。すっかり出来上がっていて、顔は紅潮している。
夕方の厳しい表情は理性とともにどこかにとんでいってしまったのだろうか。

( ^ω^)「四年間ゼミにいたけど、一人もおにゃのこ入ってこなかったお
      教授に原因があるんじゃないですかお?」
(* ´_ゝ`)「失敬なやつだな。いたとも。とびきり可愛いおにゃのこが」
( ^ω^)「いつですかお」
(; ´_ゝ`)「10年ほど前に…1人かな」
( ^ω^)「…」



  
33名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 04:22:22.69 ID:gKRfj78B0
  

(*'A`)「ブーン先輩!やっぱ来たんですね!飲りましょう飲りましょう!」

    昼間グラウンドでブーンとともに走っていた青年が来た。彼の名はドクオ。
    同じくアニージャゼミの四年生だが、年下のため内藤のことを先輩と慕っている。
    手にはウィスキーのボトル。そしてためらいも無くブーンのグラスになみなみとそれを注いだ。

( ^ω^)「…ドクオ行っちゃうのかお?」
('*`A`) 「卒業ですしね…国に帰って兵役をこなさないといけませんし」
( ´_ゝ`)「…おい」

    彼は留学生だった。VIPとは犬猿の仲、といわれるニーソク人民共和国の。
    なみなみと注がれたウィスキーを見つめ、その表面張力に感心しながら、ブーンはドクオに問いかけた。
    青年ドクオはつぶれまなこに小さい口。どちらかというと貧相な顔立ちだが、眼はそのウイスキーのように澄んでいた。

(; ^ω^)「ニーソクはたいへんだお…」
('*A`) 「満期除隊したら、通訳の仕事でもしようかなと思ってます。
     先輩がニーソクでボール蹴ることがあっても、すぐにピッチから怒鳴れるようにw」
(# ´_ゝ`)「おい!!」
(* ^ω^)「おっおっw それは楽しみだおw ナイス通訳目指せお」
(*'A`)  「はい!」

(# ´_ゝ`)「無視するな貴様ら!内藤!貴様にはこれをくれてやる!破―――っ!!」
   
     メラメラメラメラメラメラ
(不適切な表現が用いられております)

(;* ゜ω゜)「きったねーお!リバースしやがったお!」

こうして彼らの狂乱の夜は更けていく。この先にどんな運命が待つか。彼らは知らない。
だかこの刹那を彼らは泣いて、笑って過ごした。
35名前: 1投稿日: 2006/12/09(土) 04:27:07.61 ID:gKRfj78B0   

それはそうと手元のデータにこんな集計が。アニージャゼミ
 人数15人(教授含む) 内訳 野郎15人  水虫3名 包茎12名  童貞―14名。

(* ゜ω゜) 「裏切り者は誰だお!!」
(*'A`)   「あれwwww言ってませんでしたっけwwww俺故郷に婚約者いるんですよwwwww」
(# ´_ゝ`) 「貴様婚前交渉かー!!」
(: ^ω^) 「教授、アンタ童貞だったのかお!」
(*'A`)   「でも包茎っす!これでプラマイゼロっす!」

(# ´_ゝ`) 「俺のティムポは真っ黒に炭化してて何人たりとも受け付けないんだよ!」
( ;ω;)  「飯がまずくなるおー」

狂乱の夜はまだまだ続きそうだった

第一話    終



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