( ^ω^)ブーンとクラスメイト達が殺し合いをさせられるようです。
- 287: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 12:55:02.62 ID:hU7OUCIR0
- 第六話 3日目のPM12時
――ブーン――
( ^ω^)「ツンが呼ばれたお!!はやくいくお!」
(´・ω・`)「公園ならここから近い。急ごう」
ブーンとショボンは家を後にし、公園へ急ぐ。
( ^ω^)「ツン・・・・・!待ってろお・・・・!!」
====================⊂ニ( ^ω^)⊃ブーン
(´・ω・`;)「速すぎるよブーン・・・・・。」
ブーンはショボンにお構い無しに公園へ全力疾走で走る。
ξ゚听)ξ「急がなきゃ誰かがきちゃう・・・・・!!」
ツンはまさに公園を出ようとしていたところだった。
- 290: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 12:58:00.28 ID:hU7OUCIR0
- ( ^ω^)「ツンッ!!」
ξ゚听)ξ「ブ・・・・ブーンじゃない!!」
ツンはブーンのところに行き抱きつく
( ^ω^)「まったくツンは甘えんぼさんだお」
ξ///)ξ「べ、別に甘えてるわけじゃないんだからね!!」
二人の目からは涙が出ていた。
そこでショボンがやっと公園にたどり着く。
( ^ω^)「ショボン!ツンに会えたお!」
ブーンは喜びながらツンに会えた事をショボンに報告する
しかし、ショボンの血相が変わっている
(´・ω・`;)「二人ともふせるんだ!!!!!!」
ブーンとツンは最初困惑したがすぐに伏せる
パラララララララ・・・・・・・・・・・!!!
- 292: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:02:50.85 ID:hU7OUCIR0
- (;^ω^)「うおおおおおおおおおお!?な、なんだお!?」
(´・ω・`;)「二人ともこっちに来い!」
二人は急いでショボンの方に向う。
そしてトイレの影に隠れる。
ξ゚听)ξ「なに!?一体なんなの!?」
(´・ω・`;)「どうやらモララーに狙われているみたいだ」
(;^ω^)「・・・・最悪だお・・・・」
(´・ω・`;)「ツン!君の武器は一体なんなんだ・・・・?」
ξ゚听)ξ「け・・・・煙玉だけど・・・・・こ・・・・・これからどうするの・・・・・!?」
(´・ω・`;)「よし、煙玉を使おう。煙玉を使った後は3手に分かれてG−Aに集合。その方が生き残れる確立があがる」
(;^ω^)「わ・・・わかったお」
ショボンは煙玉に火をつけ、モララーに投げつける。
煙があたり一面に広がる。
- 293: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:06:57.94 ID:hU7OUCIR0
- (´・ω・`;)「よし!みんな逃げるんだ!」
ショボンの合図でみんな3方向に逃げる。
( ・∀・)「まるで子供騙しだな」
モララーは機関銃を持ち、ツンが走っている方向に向け撃つ
ξ゚听)ξ「・・・・っひ!!」
(;^ω^)「・・・ツン!!!」
ブーンがツンがいる場所へ走ろうとする
( ・∀・)「動くな。動くと撃つぞ」
モララーがブーンに銃口を向け威嚇する。
- 294: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:10:11.93 ID:hU7OUCIR0
- (;^ω^)「ううぅぅううぅ・・・・・・」
( ・∀・)「さて・・・・愛しの彼女でも殺させてもらおうかな」
(;^ω^)「ツンーーーーーーーーーーッ!!!!」
ξ;凵G)ξ「キャアアアァァァァ・・・・・・!!!」
モララーがツンに向け弾を発射する
キィン!!キィン!!キィン!!
何かが斬られたような音。
ブーンはふとツンを見る。
どうやらツンは無事のようだ。一体何が起きたのか?
- 296: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:13:52.93 ID:hU7OUCIR0
- ξ゚听)ξ「・・・・・ク・・・クーさん!!!」
川 ゚ -゚)「どうやら間に合ったようだな」
右手には刀。
刀で弾をすべて斬ったようだ。足元には真っ二つの銃弾が落ちている。
(;^ω^)「あ・・・ありえないお・・・・・」
(´・ω・`;)「いやはや凄いのは知っていたけど・・・・ここまでとはね・・・」
川 ゚ -゚)「怪我はないか?ツン」
ξ゚听)ξ「う・・・うん!怪我はないよ!!」
川 ゚ -゚)「それはよかった。ツン、後ろに隠れていろ」
ツンは後ろにある遊具の影に隠れる
- 298: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:17:07.07 ID:hU7OUCIR0
- 川 ゚ -゚)「さてと・・・・お相手願おう!!」
( ・∀・)「・・・・っち!」
モララーはクーに向け銃弾を撃つ
しかし、すべてがクーの刀により弾かれる
川 ゚ -゚)「どうした?こんなものなのか?」
( ・∀・)「・・・・・・ッ!!」
モララーはトリガーを引く。しかし弾が出てこない
どうやらストックの弾も無いようだ。
(;・∀・)(・・・・クソッ!プギャーとの戦いのときに使いすぎたか・・・・?)
モララーはクーを見る。
( ・∀・)「お前・・・・覚えていろよ・・・・?」
モララーはそう言うと、機関銃を捨て逃げる。
クーは追おうとしたがいかんせん刀が重くて追いつけなかった。
- 299: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:20:30.35 ID:hU7OUCIR0
- ( ^ω^)「クーさん!!凄すぎるお!!」
ξ゚听)ξ「クーさん・・・・ありがとね」
川 ゚ -゚)「ツン、君が生きていてくれて私は嬉しい」
ツンはクーにそう言われるといつものように顔を赤くする
(´・ω・`)「僕たちは殺さないのかい?」
川 ゚ -゚)「ツンと一緒にいなかったら切り刻んでいるところだ」
(;^ω^)「あ・・・・・あぶなかったお」
ξ゚听)ξ「クーさんはこれからどうするの?もちろん一緒に来るよね?」
川 ゚ -゚)「そうしたいのは山々だが刀に刃こぼれがおきている。一回屋敷に戻ってまた刀を調達してくるつもりだ」
- 300: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:25:01.89 ID:hU7OUCIR0
- (´・ω・`)「ってことはクーさんの本来の武器は刀じゃないってことかい?」
川 ゚ -゚)「・・・・そうだが?」
( ^ω^)「じゃあ最初にもらった武器はなんだったお?」
川 ゚ -゚)「これだ」
クーはそういうとおもむろにバッグから取り出す。
そこからでてきたのはピコピコハンマーだった。
( ^ω^)(´・ω・`)ξ゚听)ξ「・・・・・ぷぷっ!!わっはっはっは!!」
クールなクーとピコピコハンマーというギャップがおもしろくてつい笑い出してしまう。
川;゚ -゚)「な・・・・何がおかしい!?斬るぞ!!」
そういうとクーは刀を取り出し、今にも斬り倒そうとする。
- 301: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:29:47.49 ID:hU7OUCIR0
- (;^ω^)「ご・・・ごめんだお!とりあえず刀をおろすお!!」
クーは刀を鞘に入れる。
川 ゚ -゚)「さて、私はそろそろ行くぞ」
ξ゚听)ξ「また・・・・会えるよね?」
川 ゚ -゚)「ああ、きっと会える!」
ξ゚听)ξ「絶対だよ・・・・」
川 ゚ -゚)「約束だ」
そう言うと二人は指きりげんまんをする。
そしてクーは民家へと消えていった。
- 302: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 13:33:09.49 ID:hU7OUCIR0
- そう言うと二人は指きりげんまんをする。
そしてクーは民家へと消えていった。
ξ゚听)ξ「もし・・・・私達が生き残ったらどうするの?」
ツンはふと率直な疑問を二人にぶつける
( ^ω^)「僕は・・・・ツンのためなら死ねるお」
(´・ω・`)「僕も死ぬつもりだ。生きていてもしょうがないしね」
ブーンとツンは「しまった」という顔でショボンを見る。
ショボンは小さい頃から親に虐待をされていた。
青いあざがショボンの体から消えたことは無かった。
そのことから『死んでもいい』等という言葉を発したのだろう。
(´・ω・`)「それまで二人を全力でサポートするよ」
ξ゚听)ξ「・・・・ありがとう」
(´・ω・`)「いいんだ。それよりいつまでもここにいたら危ない。どこか家の中に入ろう」
3人は住宅街へと向っていく。
戻る/第六話 後編