(,,゚Д゚)が悪夢の街から目覚めるために頑張るようです

  
81: 7章終わったのに書き忘れorz◆ArrRj1N9S6 :12/14(木) 02:46 XvxuxuufO
  

   〜8章 目的〜


ミ ゚Д゚彡「まずはしぃが番人になっていることは知ってるよな」

(,,゚Д゚)「あぁ。知ってる」

ミ ゚Д゚彡「じゃあなんで番人のしぃを殺さなくても大丈夫なんだ?」

(,,゚Д゚)「それは…しぃが元々は本当の世界の住人だからじゃあ」
ミ ゚Д゚彡「違うな…」

ミ ゚Д゚彡「しぃは確かにモララー達に忠誠を誓った。だが、しぃは番人ではあったが『仮』の番人なんだよ」

(,,゚Д゚)「…仮?」

ミ ゚Д゚彡「本当の番人になるには条件があるんだ。しぃはそれを満たしてないから殺さなくてもいい存在だった…。そしてその条件が」
(;゚‐゚)「やめて!それ以上言っちゃダメ!」

ミ ゚Д゚彡「『ナイトメア・ウェポン』を使える者。それが本当の番人になる条件だった」

(,,゚Д゚)「?。まだしぃはナイトメア・ウェポンは使えない筈」

(; ‐ )「……」

ミ ゚Д゚彡「使えるよ。あの時からだろうな」

(,,゚Д゚)「あの時?」

ミ ゚Д゚彡「悪夢が反転する時、しぃはどうなった?」 

(,,゚Д゚)「逃げ遅れてしまって…」

ミ ゚Д゚彡「普通なら逃げ遅れたら反転に巻き込まれるだろう。だがしぃにはどこも異状がない。なんでだかわかるか?」

(;゚Д゚)「……番人だから…」

( ‐ )

ミ ゚Д゚彡「そうだ。この世界を作ったものが自爆するはずがない。この世界の創造主、番人が唯一反転を逃れることができる存在だ」

ミ ゚Д゚彡「しぃは反転を逃れている…本当の番人になったってことだ」

ミ ゚Д゚彡「そして、ギコにまた目的が増えることになる。『番人、しぃを殺す』ことだ」



  
82: ◆ArrRj1N9S6 :12/14(木) 03:14 XvxuxuufO
  

(;゚Д゚)「そんなこと…」

ミ ゚Д゚彡「じゃあ元の世界には戻れないな」

(;゚Д゚)「……」

ミ -Д-彡ハァ

ミ ゚Д゚彡「ギコ、おまえの本来の目的はなんだ?」

(;゚Д゚)「本来の…目的…」

ミ ゚Д゚彡「悩むことか?仲間を殺すことなのか?」

(;゚Д゚)「俺は…」

ミ ゚Д゚彡「…『守ること』だろ?」

(;゚Д゚)「……」

ミ ゚Д゚彡「みんなを助けること、みんなと一緒に目覚めること、そうなんだろ?」

(,,゚Д゚)「…ああ」

ミ ゚Д゚彡「ギコ」

(,,゚Д゚)「……」

ミ ゚Д゚彡「たとえ、どんなに高い壁にぶち当たっても、越えられないわけではないんだ。方法はいくらでもある。おまえはそれを探すんだよ。番人になってしまっても戻ることはできるんだよ」

ミ ゚Д゚彡「あの時の…俺みたいにな…」

(,,゚Д゚)「…あなたは一体誰なんですか…」

ミ ゚Д゚彡(…もうそろそろ言っても大丈夫なのか?クー…)

「いいや、死神ギコ、私から話してやるよ」

突然、赤く光る剣が飛んでき、フサギコの腹を貫いた

そして、力なくフサギコは倒れた…

(;゚Д゚)「誰だゴルァ!」

( ・∀・)「私だよ。久しぶりじゃないか、ギコ、それにしぃ」

遥か向こうにいるのに心の奥でその存在はすぐにわかった

   『奴』だ…

〜8章 目的〜
fin



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