( ^ω^)ブーンが幸せの意味を知るようです
- 14: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 21:49:13.06 ID:PxWXWKg00
- --第11話--
( ^ω^)「コーケコッコー!」
清清しい朝に、ブーンの目覚まし(?)。
(´・ω・`)「んんー、ブーン君、毎朝同じ寝言言うね」
('A`)「ふぁー・・・こいつ、朝五時に絶対寝言でニワトリの鳴き声を真似るんです」
_
( ゚∀゚)「どんな夢見てんだ。ほら、ブーン朝だぞ」
( ^ω^)「コーコッコッコ・・・ふぁ、おはようだおー。ジョルジュさんありがとだおー」
_
( ゚∀゚)「よし、誰も二日酔いしてねぇようだな!・・・ふぁーあぁぁぁー」
( ^ω^)「でっかいあくびだお。大丈夫ですかお?」
_
( ゚∀゚)「ん、あぁ、気にすることじゃねぇさ」
- 15: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 21:51:51.07 ID:PxWXWKg00
- 部屋のドアの下から何かが滑りこんできた。朝刊のようだ。
ジョルジュが一面をまじまじと見て、少ししかめ面をしていた。
一面は、マフィアのボスが死んだとかいう記事だった。
犯人が分からないあたり、"討伐士"として悩むところでもあるのだろうか。
(´・ω・`)「さてと、今日は早めに準備して早めに闘技場に行くとしようか」
_
( ゚∀゚)「試験開始までは闘技場解放してあるからな。稽古見てやるよ」
そういう事になって、闘技場にやってきた。
- 16: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 21:53:47.06 ID:PxWXWKg00
- 今日の認定試験は下級"和解者"だけなので、人は昨日より少なかった。
闘技場で練習している人はおおよそ20人。
( ^ω^)「多いんだか少ないんだか分からないお・・・」
(´・ω・`)「んー、そこそこ多いほうだよ。元々この職業の門戸はあまり広くないからね」
('A`)「だいたい何人ぐらい受かるんですか?」
(´・ω・`)「一概に言えないけど、この人数なら5人ぐらいは受かるんじゃないかな」
( ^ω^)「やっぱり簡単にはいかないおね」
_
( ゚∀゚)「喧嘩の仲裁ってのは中々難しいぞ。最近はゴロツキも多いしな。
ま、お前達は大丈夫だって!剣術も他の奴よりずっとサマになってる」
- 21: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:05:51.35 ID:PxWXWKg00
- ブーンとドクオは周りを見回してみた。
確かに、他の人達はまだ修行を始めたてのようなぎこちなさがある。
きちんと帯刀している方が珍しい。半分ぐらいの人は木刀や竹刀だ。
(´・ω・`)「僕は戦闘面では100%問題ないように鍛えてあるからね。安心して、二人は十分強いよ。
15歳の時の僕よりも強いかもしれないね」
( ^ω^)「それは誉め過ぎだお」
(´・ω・`)「あながちそうでもないよ?ブーン君の様な守りの堅さも、
ドクオ君の攻撃の強さも相当のものだよ」
_
( ゚∀゚)「ショボン。それ以上褒めるとドクオがいっちまう」
ドクオ・・・あぁ、僕の親友はいつからこうなってしまったんだろう。
ドクオは目が真っ赤になっており、顔も真っ赤、耳も真っ赤。やっぱり前屈み。
息も絶え絶えで喋れそうにない。ほんと、イッちゃいそうですね。
瞳は完璧に恋する瞳。もうショボンしか見えてない。
褒められただけなのにだお・・・
- 23: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:08:30.46 ID:PxWXWKg00
- 田舎のドクオのおかあさんへ
もうドクオは綺麗な体のままでは帰らないかもしれません
(*'A`)「うふふ、ブーンちゃぁん。アタシたち絶対試験受かって、コロシアムバトルも勝ちましょうねぇー♪」
(;^ω^)「キモイったらありゃしないお・・・」
('A`)「キィィ!なぁんですってぇっ!?ブーンちゃんでもそれは許さな・・・」
と、その時放送が流れた。
〜本日の試験の受付をしますので〜受験者は本部まで〜
(´・ω・`)「よし、じゃあ受付済ましちゃおう」
4人で受付に向かうことにした。
・・・ドクオさん、イヤンイヤン走りでスキップするのはやめて下さいだお。
とりあえずドクオに沈静の魔法をかけて落ち着かせ、受付を済ました。
どうやら受付順に受験をするらしく、ドクオが2番、ブーンが3番ということになった。
- 24: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:09:17.28 ID:PxWXWKg00
- (;^ω^)「最初に誰か受付してくれててよかったお。トップバッターはいやだお」
3人は観客席の方に移動した。ドクオは次なので控え席のほうにいる。
最初の試合の前にアナウンスで説明が流れた。
簡単に言うと、剣や魔法を使わずに単純な喧嘩を解決してみろとのこと。
今回は仲介役としての能力を問うのではなく、
仲介役となるべき素質があるかどうか、"和解者"となるべき決意、規律を守れるかどうかを見るという。
_
( ゚∀゚)「さて、よーく見とけよ」
またアナウンスが流れて、試験開始を伝えた。
1番手に受験するのは18歳前後の女の子、気の強そうな顔つきはツンを思い出した。
闘技場の端にいた審査員の中から2人が女の子のいる中央にやってくる。
審査員席の方から「はじめ!」という声が響いた。
- 25: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:10:10.44 ID:PxWXWKg00
- 背の高い審査員がいきなり背の低い審査員に絡みだす。
酔っ払いとそれに絡まれた人の演技だろう。
女の子は素早く2人の間に割って入り、背の低い審査員を場外に逃がす。
(´・ω・`)「ここまではいい感じだね」
酔っ払い役と向かい合う女の子。
説得を試みるものの、上手くいってないようだ。
酔っ払い役の審査員が手加減しながらだが、女の子の襟元を掴んだ。
その瞬間、女の子の手から閃光が光った。
彼女が魔法を放ったようだ。
_
( ゚∀゚)「いかん!」
- 26: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:11:08.04 ID:PxWXWKg00
- あたりが眩しくなくなって、闘技場の方に目をやると、
女の子の方が倒れていた。
( ^ω^)「どうしたんだお?」
(´・ω・`)「ブーン君、ルールブックは読んだよね?」
( ^ω^)「はいですお。まだ魔法は使用できないはずだお。
剣も魔法も、2次試験で能力を認定して、その人がどこまで力を使っていいか見て許可を出すから、
許可が降りるまで師匠とか特別な人以外に対して使っちゃいけないんだお」
_
( ゚∀゚)「そうだ。審査員の服は認められない攻撃を全て反射するようになってる」
( ^ω^)「だからあの子は倒れちゃったのかお・・・」
(´・ω・`)「うん。まぁ、起きてても反則で失格だけどね」
(´・ω・`)「さて、次はドクオ君だね。ブーン君もそろそろ控え席に行かなきゃね」
( ^ω^)「はいだお。いってきますおー」
_
( ゚∀゚)「頑張ってこいよー!」
ブーンは控え席の方に元気よく走っていった。
- 27: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:12:33.28 ID:PxWXWKg00
- _
( ゚∀゚)「なぁ、ショボン。昨日から思ってたんだが、あの"討伐士"認定試験、ちょっとやりすぎじゃないか?」
(´・ω・`)「うん、僕もやりすぎたと思ってる。でも、彼の犯罪歴を聞いて、頭に血が昇っちゃって・・・」
_
( ゚∀゚)「母親と、兄弟に対するの虐待だったっけか・・・まぁ、お前が怒るのも分かるけどさ」
(´・ω・`)「うん、僕はひとりっこだからね。」
_
( ゚∀゚)「生まれてこなかった兄達と、それを悔いて研究に明け暮れる両親・・・か。
まぁ、あれだ。すぐに頭に血が昇るようじゃ"討伐士"は務まらないぜ」
(´・ω・`)「そうだね、僕の悪いところだね。若さのせいにして逃げちゃいけないよね。
ちゃんと受け止めて立派な"討伐士"になるよ。
それより、昨日君は一体どこに行っていたんだい?」
_
( ゚∀゚)「知ってたのか?」
- 28: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:13:10.82 ID:PxWXWKg00
- (´・ω・`)「そりゃあ明け方に帰って着た時に気づいたよ」
_
( ゚∀゚)「じいさんに、"黒胡蝶"が不穏な動きをしてるから気をつけろって言われて、
ちょいと様子を見に行っただけさ。結局雑魚片付けて帰ってきたけどな」
(´・ω・`)「"黒胡蝶"・・・もしかして、妹さんの仇と何か関わりがあるのかい?」
_
( ゚∀゚)「まぁ、そんなこった。ほら、お前のドクオそろそろ始まるぜ」
(´・ω・`)「"お前の"・・・なんて、ヤボダナァ」
_
(;゚∀゚)「・・・」
そんな二人をよそに、試験開始の声がした。
- 29: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:14:07.22 ID:PxWXWKg00
- ( ^ω^)「ドクオ・・・大丈夫かお」
ドクオは少し緊張した面持ちで闘技場の中央に立った。
すると、女の審査員と男の審査員が中央にやってきた。
どうやら、痴話喧嘩のようだ。
男の方が別れないと主張し、女は男を冷たく突き放す。
まぁ、よくある光景というものだ。
刹那、ドクオは男女の肩をがっちりと掴んでいた。下を向いていて表情はよく見えない。
これで男女は動けない。ドクオの話を聞くしかないような体勢になった。
ドクオは普段より落ち着いた声で喋りだした。
- 30: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:15:17.48 ID:PxWXWKg00
- ('A`)「なぁ、お姉さん。こいつの事、本気でもう嫌いになったのか?
もし本当に嫌いになったんなら、ここから離れて。こいつは俺が止めるから」
審査員の女性は躊躇った素振りをする。
('A`)「何があったかわかんねぇけどさ、ここで突き放しちまったら仕舞いだぜ。
もしまだ好きってんなら、やってけるならこの兄さんの手を取ればいい。
もう駄目だってんなら行きな。兄さんにも悪いぜ。
だけどさ、兄さんも兄さんだぜ。ちゃんと姉さん捕まえとかねえからこんななるんだ。
まぁ、姉さんに逃げられてもさ、俺とパァーっと飲みに行こうぜ。俺ジュースだけどさ。
大丈夫だって。あんたには人を愛した記憶がある。それをいつか幸せとして思い出せるようになろうぜ」
ドクオは男の方の肩から手を離して頭を軽く叩く。
- 31: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:16:05.38 ID:PxWXWKg00
- 「判定!合格とする!」
審査員席から声がした。
委員長であろう老人がドクオに向かって話しだした。
「君には熱意がある。幼いがその素質を買って合格とする」
_
( ゚∀゚)「ドクオ!やったじゃねぇか!」
(´・ω・`)「よくやったねー」
観客席から二人が声をかけてきた。
('A`)「あ・・・本気でやってた」
キモイぐらい恋愛体質のドクオにしてみれば、本気になるのも無理はない。
言い事言ったけどやっぱり若干キモイ。
格好いいシーンのはずなのに、ドクオはどうしてこんなにキモイのだろう。
- 35: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:26:36.59 ID:PxWXWKg00
- ドクオが闘技場から控え室に出てきた。
('A`)「ブーン、お前も頑張れよ!素質見るだけだからがんばりゃどうにかなるって」
( ^ω^)「ががが、がんばるお!」
あがり症のブーンがふらつきながら闘技場へ入っていく。
ドクオは観客席に戻った。
ジョルジュがドクオの背中をばしばし叩き、
ショボンはドクオの頭を撫でた。どうなったかはご想像の通り。
そして、ブーンの試験が始まった。
今度は、老人と少年の審査員が出てきた。
少年は老人に暴言を吐いたり、ぽかぽか叩いたりしている。
- 36: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:27:22.41 ID:PxWXWKg00
- ( ^ω^)「こらこら、人を叩いたりしちゃいけないお。
叩かれた方は痛いんだお?
このおじいさんは君よりずっと長く生きて、色んな事知ってて、色んな痛みも知ってる。
もうこれ以上傷つけちゃだめだお。
これから君はたくさんの時間を生きるんだから、人を傷つけて生きる道には行っちゃだめだお。
人を殴ったら、君のその手も痛いんだお」
少年の頭を撫で、老人の手を取るブーン。
元々平和ボケした頭なので、"和解者"にはもってこいの性格だろう。
「判定!合格とする」
('A`)「なんか・・・余裕だったな。そういえば元々仲介役は得意だっけか」
南の島でいたときも、人の輪の中に入ってみんなを楽しませるのが得意だったけか。
ドクオはそんな事を思い出していた。
- 37: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:28:20.31 ID:PxWXWKg00
- _
( ゚∀゚)「さすが温厚で知られる南の島の民族だな」
(´・ω・`)「これは、二人とも素質は大いにあるね。ただ、ブーン君はいずれは"守護者"になりそうだけど」
( ^ω^)「確かに、"討伐士"よりはそっちの方が向いてそうだお」
ブーンが観客席の方まで帰ってきた。
"和解者"の上級職であり"討伐士"と並ぶ"守護者"。
その名の通り人を守るためにある職業である。
"討伐士"よりも人は大幅に少なく、これに属するものは国家機関の保護や要人のSPなどにあてられる程のエリート。
"守護者"を志してもその職業に就けるものは一握りしか居ない。
しかし、ブーンなら、とジョルジュとショボンは思った。
- 41: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 22:42:15.75 ID:PxWXWKg00
- _
( ゚∀゚)「とりあえずドクオもブーンもお疲れさん!よくやったな!」
ドクオとブーンの頭をわしゃわしゃと掻き回すジョルジュ。なんだか嬉しそうだ。
(´・ω・`)「緊張してお腹すいたでしょ。ちょっと早いけどお昼食べに行く?」
今にも腹の虫が鳴りそうなぐらい空腹だったので、2次試験が始まるまでに昼食を摂ることにした。
_
( ゚∀゚)「さぁ、なんでも好きなの頼みな!おごってやらぁ!」
コロシアムの隣にあったレストランで威勢よくジョルジュが言った。
('A`)「じゃあ俺ハンバーグ!」
(´・ω・`)「僕チョコバナナー」
_
( ゚∀゚)「おまwwwwお前は自分で払えよ」
('A`;;;)「(え・・・エロス・・・)」
- 48: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 23:11:26.77 ID:PxWXWKg00
- 保守してくれた人本当にありがとうございます(´・ω・`)
またすぐ行かなきゃならないのですが、出来るだけ投下してから行きます
--------
( ^ω^)「ひじき♪ひじき♪」
_
(;゚∀゚)「ブーン、もうちょっと豪華なの頼んでいいぞ?」
( ^ω^)「構わないお!ブーンはひじきが好きなんだお」
さっきの緊張はどこへやら、楽しそうにメニューを眺める4人。
_
( ゚∀゚)「こんな天気のいい日にランチとはオツだねぇー」
注文をし終え、運ばれてくる間にジョルジュが呟いた。
確かに、こんな平和な日が続けばいいと思った。
その願いは儚くも散ったけど。
- 49: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 23:13:02.39 ID:PxWXWKg00
- 皆頼んだものが運ばれてきて、いよいよ食べようとした時の事。
_
( ゚∀゚)「ショボン、お前こっち向いてそれ食うなよ」
(´・ω・`)「どうしてだい?」
_
( ゚∀゚)「ドクオと言う名の青少年に良くない影響を与えるからだ」
ジョルジュがぴしゃりと言った。
実際、ドクオはまた禁断症状だ。
(´・ω・`)「じゃあ、ドクオ君とは反対の方を向いて食べるよ」
('A`;)「・・・」
ちょっと寂しそうなドクオさん。
- 50: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 23:13:45.32 ID:PxWXWKg00
- ショボンはドクオの反対方向、ブーンの方を向いてチョコバナナを食べた。
( ^ω^)「ちょwwwショボンさん食い方エロいおwwww」
('A`;)「・・・ハァハァ」
いけない。ドクオのいけない妄想が始まってしまった。どうにかしてドクオをこっちの世界に引き止めなくては。
(´・ω・`)「らって、チョコ、こふぉれちゃう・・・(だってチョコ零れちゃう)」
( ゜ω゜)「アッー!ショボンさん、もう黙るお!」
あぁ、ドクオさん、逝ってらっしゃい・・・。
- 51: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 23:14:45.70 ID:PxWXWKg00
- (゜A゜)「・・・」
_
(;゚∀゚)「おーい、ドクオ?大丈夫か?」
(゜A゜)「ナデナデシテー」
( ^ω^)「ドクオがナデナデシテーってうるさいので、剣の柄でナデナデしたら」
_
(;゚∀゚)つ━(゜A゜)ナデナデ
(゜A゜)「ファー・・・ブルスコ・・・ファー・・・ブルスコ・・・」
_
(;゚∀゚)「・・・」
( ^ω^)「最初のうちは面白かったんだけど、段々キモくなってきて」
( ^ω^)「横からチョップしたら」
_
(;゚∀゚)つ チョップ!(゜A゜)
(゜A゜)「モルスァ」
( ^ω^)「って言いながら吹っ飛んだ」
(´・ω・`)「どうみてもファービーでs(ry」
( ^ω^)「お 前 の せ い だ お」
- 53: 1 ◆et0cofkO4A :2006/08/28(月) 23:16:51.56 ID:PxWXWKg00
- この後、ジョルジュのチョップのお陰でドクオはお帰りになさった。
2次試験までに帰ってきてくれて良かった。
本当に、この頃は僕らの黄金期だった。
--第11話 終--
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