（ ＾ω＾）ブーンが幸せの意味を知るようです
- 448： ◆OLIVIA/O7I ： 2006/10/10(火) 09:04:41.84 ID:9WLQ9otV0
- では、エピローグ投下させて頂きます
主に裏設定などで構成しておりますので、オマケの気分で読んでください
エピローグ
--episode Ⅰ--
「星降る夜に」
遠い遠い昔、極東の島がまだあったころ。
こどもをやどした女性が夜に、散歩をしていました。
それは、星降る夜のことでした。
その女性は、ひとつの輝く石を見つけ、手にとります。
すると、それは体に溶けこんでしまいました。
隕石を体にとりこむという不思議な体験をしたあと、この女性は4つ子をこの世にうみおとすのでした。
- 453 名前： ◆OLIVIA/O7I [>447あれは末代までの恥で･･･O....TL] 投稿日： 2006/10/10(火) 09:12:05.04 ID:9WLQ9otV0
--episode Ⅱ--
「精霊達のその後」
巫女の体は、ブーンの作った結晶に守られ、今もその形を残している。
精霊と呼ばれていた人間達は、それをある土地に帰した。
そこは、彼女と出会った場所であった。
みんなで「ありがとう、さようなら」を言って、その場を離れた。
でも、世界にはまだ魔法を使える人が残っていた。
この人間達は魔法を子ども達に継承させる力を持たない。
彼らは、後に魔道士と呼ばれ、精霊から与えられた力に感謝し、
一代限りで人の役に立つために魔法を使った、と標されている。
- 456： ◆OLIVIA/O7I ： 2006/10/10(火) 09:18:25.61 ID:9WLQ9otV0
--episode Ⅲ--
「フサギコのその後」
荒巻のお陰で5年程で牢屋から出ることが出来たフサギコ。
彼は荒巻の右腕代わりとなり、後に家業の呉服屋を継ぐことになる･･･か。
娑婆にでて、一番に向かったのはドクオの所だった。
ミ,,ﾟДﾟ彡「なぁ、ドクオ」
（'A`) 「おぅ、久しぶりだなフサギコ。どうした？」
ミ,,ﾟДﾟ彡「俺を、お前の弟子にしてくれないか？」
（;'A`) 「･･･What's？」
ミ,,ﾟДﾟ彡「あの喧嘩口調を俺にも教えてくれ！！うぉーアニキー」
類は友を呼ぶ。
うほっはうほっを呼ぶのかも知れません･･･。
- 458： ◆OLIVIA/O7I ： 2006/10/10(火) 09:25:06.39 ID:9WLQ9otV0
--episode Ⅳ--
「ツンの決意」
これはブーンが病院で眠っていた頃のお話。
精霊が力を無くす前に、精神を分離させてツンと会話をしていた。
(｀･ω･´) 「本当に･･･いいのかい？ホロジェクター人間になると、本当にリスクが高いよ？」
ξﾟ⊿ﾟ)ξ「えぇ･･･あたし、ブーンが初めて神殿に来て、そこから旅立ったとき、言っちゃったんです」
ξﾟーﾟ)ξ「"この命がある限り、いつでもあなたを待っているわ"･･･って。冗談のつもりだったんですけどね」
※19話で明かされなかったツンの台詞だと思ってください
- 459： ◆OLIVIA/O7I ： 2006/10/10(火) 09:35:34.73 ID:9WLQ9otV0
--episode Ⅴ--
「それから･･･」
ある日、突然の事だった。
見慣れたホロジェクターが、そこにあった。
(;ﾟーﾟ)(これはどんな魔法を使って移動をしてるのかしら？)
( ,,ﾟДﾟ)「おーい、そろそろまた旅に出るぞｺﾞﾙｧ･･･ってそれは？」
(*ﾟーﾟ) 「これ、ホロジェクターよ」
( ,,ﾟДﾟ)「あぁ、ドクオ父さんから聞いたことがあるぞｺﾞﾙｧ」
─彼はギコ。ショボンとドクオが開いた孤児院の子。
─私は彼と一緒に手を繋いで桜が舞う中旅に出た。
と、その時、ホロジェクターから声がした。
雑音交じりで、よく聞こえなかった。
「しぃ･･･元気で･･･大きく･･･幸せ･･･なさい」
それだけ言ったかと思うと、音はぷっつり切れた。
( ,,ﾟДﾟ)「なんて言ったかわかったかｺﾞﾙｧ？俺はさっぱりｺﾞﾙｧ･･･」
- 461： ◆OLIVIA/O7I ： 2006/10/10(火) 09:36:19.73 ID:9WLQ9otV0
えぇ、聞こえたわ。
──しぃ、元気そうでよかった。いつかもっと大きくなって、幸せを掴みなさい──
と言うのは自信過剰に見られそうだったからやめて、違うことを言っておいた。
(*ﾟーﾟ) 「さぁ？ずっと前から幸せの意味ってなんだろうって言うのが父の口癖だったのよ。
あっちに行っちゃって、それを知ったんじゃない？」
（ ＾ω＾）ブーンが幸せの意味を知るようです おわり
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