(´・ω・`)ゎこのような方々がお好きな様です

  
3:名無しさん 02/16(金) 07:38 li0UtdjmO
  

(´・ω・`)「可愛いいな…」

僕はこういう女の子の友達がいない。というか、男の友達も少ない。
いじめられていた訳じゃないんだけど、僕はある出来事で友人を失い、人間関係も崩れてしまった。

あの出来事がなければ。
正直、少しくらいは彼女を恨んでいる。
だけど彼女は僕にとって賭けがえのない人だった。

だから

やっぱり僕は

自分を恨むことしかできない。



  
8:名無しさん 02/16(金) 08:36 li0UtdjmO
  

朝起きる。
電車に乗って学校に行く。
帰りも電車に乗る。
家に着いたらゲームしてご飯食べて
お風呂に入ってまたゲームして寝る。

土日祝はたまに友達と遊ぶくらい。

こんな毎日を僕は過ごす。
特になにもない。

何もしないことが僕の現実逃避になっている。


それでも、一日一回は必ず君の事を思い出しちゃうんだよね。



  
9:名無しさん 02/16(金) 08:42 li0UtdjmO
  

今日もいつも通りの生活が終わる。

布団の中で目を閉じる。
やっぱり彼女の事を考えてしまう。

僕には何もできない。
何もしてやれない。

それが悔しい。
悔しくて悔しくて。


どうしよもない。





明日は土曜日か…
休日だしなにかしようかな。

何もすることないだろうけどね



  
10:名無しさん 02/16(金) 08:49 li0UtdjmO
  

時計を見た時、針は12時になるかならないかの場所にあった。

(´・ω・`)「12時か…」

親がこの時間まで起こしにこないって事は今日は何処かに出かけてるのかな。

案の定、家には誰もいなかった。


寝過ぎたようで、どうも頭の中がスッキリしない。

まだ眠い。
土日はついつい寝過ぎてしまう。

ご飯を食べて着替える。

時計の針は12時40分

さて、何をしようか。



たまにはドライブでもしようかな。



  
11:名無しさん 02/16(金) 08:55 li0UtdjmO
  

キーを挿し、右に捻る。
それと同時にスタータのプルインコイルに電流がながれ、吸引される。
それをホールディングコイルが保持することにより


まぁいろいろあってエンジンがかかる。

(´・ω・`)「……」

車内はエアコンがまだ効いていないので寒い。

エンジンが暖まるまで発信は待つか…








エンジンが暖まり、エアコンも効き出した。

出発しますか。

(´・ω・`)「ふぅ…」

溜め息は車内で響いた気がした。



  
12:名無しさん 02/16(金) 09:04 li0UtdjmO
  

見覚えがある道を走る。
この道も。ここを曲がった先の道も僕は知っている。

ここの道を曲がった道は知らないけど…

(´・ω・`)「……」




空は晴れているけど僕の心は晴れないなー





僕のドライブコースを一通り走り終わる。

さて帰ろうか、まだドライブを続けるか…

(´・ω・`)「あ」

僕の目目線の先には制服を着た女の子達が3人、楽しそうにお喋りしながら歩いている

通り過ぎる時に横目で顔を見る


やっぱり女子高生は可愛いいなー。



  
13:名無しさん 02/16(金) 09:16 li0UtdjmO
  

そんなこんなで僕のドライブは終わり、家に着いてからはいつも通りゲームをする。




15時

16時15分

17時

時間を忘れてゲームをする。

やっぱり簡単なアクションじゃダメだね。頭の中が真っ白になるくらい難しくなくちゃ。
この瞬間だけ
僕は何も考えなくてすむから。

友達だった人のことも
楽しかった時のこと
賭けがえのない彼女と一緒に過ごした時間や
賭けがえのない彼女を失ったことも。
全てを忘れる事ができるから。

だから僕は目の前の仮想空間の中で、全力で敵を倒し続ける。



  
14:名無しさん 02/16(金) 09:34 li0UtdjmO
  

フリムケバナミダヲ-キミニミセルカラーセヲムケルカラーセヲムーケーテヲフーローズウットワスレナーイヨーカワラナイデイィテネダァイスキナキミノマーマデー

(´・ω・`)「ん?」

携帯を手に取る。
珍しく友達からの電話だ。

相手は…まぁ出ておくかな。

(´・ω・`)「もしもし」

通話ボタンを押すと受話器からは大きな音の歌と、その歌を歌う人の声が聞こえる。
この声は…あいつか

 「ショボン?今なにしてる?」

(´・ω・`)「今はゲームしてたよー」

 「よし、じゃあ今カラオケVIPにいるから今すぐ来い。8時までなら奢ってやるから」

どうしよっかなー。
んー…

(´・ω・`)「うん。分かったよ」

 「すぐ来いよー。あ、あと2リットルのお茶買ってきてくれい」

(´・ω・`)「りょーかい」

電話を切り、ゲームをセーブしてから電源を切る。

さて、行きますか。

家をでて、カラオケVIPを目指して歩く。
ここらだと10分くらいかな。


今年は雪降らないな。
寒いのは嫌だけど、雪が降らないのはな…

ふと夜空を見上げると綺麗な星が綺麗に輝いていた。



  
16:名無しさん 02/16(金) 10:16 li0UtdjmO
  

携帯を手にして電話をかける
(´・ω・`)「着いたよー。部屋は何番?」

 「12番だ。早く来いよー」

(´・ω・`)「ういうい」

めんどくさいからフロントには行かず、直接12番の部屋に行く。

えーっと12番12番…

あ、あった。

前にこいつらと会ったのは3ヶ月くらい前だっかな?

(´・ω・`)「ういー。」

( 'A`)「お、来たな」

( ´∀`)「きょーじんるいがはじめてーもくせいについたよおぉー」

( ^ω^)「ショボン久しぶりだお」


やぁ、マイフレンド。

夜の6時前からこんなに酔っぱらってテンション高いのは、このカラオケ場では君達以外にはいないだろうね。

テーブルには焼酎とジュースが置いてあり、お菓子がテーブルの上に散乱していた。


(´・ω・`)「けっこう飲んでる?」

(*'A`)「全然飲んでないぞー」



  
18:名無しさん 02/16(金) 15:55 li0UtdjmO
  

(*´∀`)「やぁショボン、久しぶりモナー」

(´・ω・`)「夏休みに海に連れてかれたっきりだっけ?」

(*´∀`)「おぉー。そんなこともあったモナー」

(´・ω・`)「ブーン、モナーはどんくらい飲んでる?」

( ^ω^)「けっこう飲んでるお」

(´・ω・`)「ブーンは飲んでないの?」

( ^ω^)「僕はドライバーだお。ささ、ショボンも飲むお」

(*'A`)「よしショボン、リンゴとパインどっちが好きだ?」

目の前にはリンゴジュースとパインジュース。そして鏡月の25℃。

鏡月は焼酎の甲類で、甲類より乙類の方が美味しいらしいね。
ちなみに大五郎とかは甲類だったなー。

(´・ω・`)「じゃあリンゴで」

( '∀`)「よしきた!」

そういってグラスの3分の1くらいまで焼酎を入れ、後はジュースで割った。

( 'A`)「ほれ」

(´・ω・`)「はいどーも」

( ´∀`)「上昇! 上昇!」
( ^ω^)「マイクテスティング」

モナーとブーンは僕の知らない歌を歌っている。
僕はラップは全然分からないんだよなー。

そう思いながらドクオが作ってくれたら焼酎ジュース割りを手に取った。

( 'A`)「おいショボン…」

(´・ω・`)「ん?」

(*'∀`)「なんでもってんの? どうして持ってるの? 飲み足りないから持ってるの!」

(´・ω・`)「ちょw」

まだ一杯も飲んでないのに。
てか最初から一気か…

まぁ僕のせいで空気悪くしたくないから
や り ま す か

(´・ω・`)「グビグビグビグビ」

(*'∀`)「ドトスコスコスコドトスコスコスコ」

(´・ω・`)「グビグビグビグビ」

なんなんだよドトスコスコスコだかドドフランゴだか

(´・ω・`)「ふぅー。一気したよー」

( '∀`)「上昇! 上昇!」

( ^ω^)´∀`)「マイクテスティング」

( '∀`)「上昇! 上昇!」

( ^ω^)´∀`)「マイクテスティング」

( '∀`)「火花を散らす登り竜!」

( ^ω^)´∀`)「うぉー」

一体何の歌で、僕はなんのために一気飲みを…



  
19:名無しさん 02/16(金) 16:04 li0UtdjmO
  

(´・ω・`)「……」

まぁ焼酎も思ったより美味しかったからいいか。

(*'∀`)「よし、モナー、ショボン。もっと飲むぞ!」

( ´∀`)「モナー!」
(´・ω・`)「おー」

ドクオはまた焼酎ジュース割りを作り出した。

コップの半分まで焼酎を入れ、今度はパインジュースで割ってくれた。

あれ?焼酎の量さっきより増えてるよ?

これを一気飲みさせられたら厳しいので、ドクオが歌ってる時に飲むという作戦をとった。

が甘かった。

(*'∀`)「はい、飲み足りないから持ってるの!」

(´・ω・`)「またかよw」

歌い続けてればいいものを…

(´・ω・`)「グビグビグビグビ」

(*'∀`)「ドトスコスコスコドトスコスコスコ」

( ´∀`)「モナー!モナー!」

右にはやたら一気飲みさせたい人がいる。
左にはけっこう酔っぱらい、変な鳴き声をあげながら上半身の服を脱ぎだす人がいる。



さっきより焼酎の味が強いなー


飲みほしたグラスを少し強めにテーブルの上に置く。

(*´・ω・`)「ごちそうさま」



  
22:名無しさん 02/16(金) 18:50 li0UtdjmO
  

その後僕は2回一気飲みさせられた。
最後は4分の3くらい焼酎だった。
しかもコップはドリンクバー用のだから量が多いんだよ…


(;´∀`)「気持ち悪いモナ…」

( ^ω^)「モナーは酒弱いのに飲みすぎだおw」

(;´∀`)「うー」

モナーがうつ伏せになったきり動かなくなった。

(´・ω・`)「おーい」

僕はテーブルの上に散らばってるポップコーンを2つ投げた。
ポップコーンは頭に当たったが、モナーは動かない。

( ^ω^)「氷なんかはどうかお?w」

そう言ってグラスの中の氷を手にとり、モナーのパンツの中、尻の方に氷を入れた。

(;´∀`)「んー…」

少し動いた。

( 'A`)「おいモナー、本当に大丈夫か?」

(´・ω・`)「トイレ行ってリバースしてきた方が楽になるよ?」

(;´∀`)「トイレは嫌モナー。強くて早いモナー。ピスタチオが襲ってくるモナー」

もはや訳が分からない。

( 'A`)「ショボン、フロントに電話して冷たい手拭いよこせって言え」

(´・ω・`)「あいよ」



受話器をとりフロントにかける
(´・ω・`)「すいません、冷たい手拭い下さい」

女「え…あ、はい」

少し困ったような返事が帰ってきた。




暫くたった後定員が来た

男「手拭いです」

ちっ男か。
僕は店員から2枚の冷たい雑巾を受け取った。
てか手拭いって雑巾なの?



( 'A`)「よし、その雑巾をモナーの首と頭にかけろ」

( ^ω^)「把握だお」

モナーはうつ伏せになっているので、ブーンはモナーの後頭部と首に雑巾をかけた。


(;´∀`)「おーう…」


ドクオは凄いな。
普段はこんなんだけど、やるべきことはやるからなー。



(*'∀`)「よし、ショボンもっと飲め!」

そろそろ勘弁して下さい。



  
23:名無しさん 02/16(金) 21:41 li0UtdjmO
  

前に比べれば、僕はお酒が強くなった。
だからこれくらいでは吐かないし、意識もしっかり…
とまではいかないが、自我をなんとか保てている。

(;´∀`)「モナ…」


あの後ドクオがモナーをトイレに連れて行き、吐かせてきた。
それでもモナーの顔色は悪く、意識がもうろうとしている。

(;´∀`)「ピスタチオが…」



( 'A`)「よし、8時だし一旦ここ出るぞ」



会計は本当にドクオが奢ってくれた。

( 'A`)「よし、とりあえずモナーを家に送ってったらまた飲みに行くぞ!」

( ^ω^)「モナーの家に行きますかお」

(*´・ω・`)「ブーン、運転頑張ってくれい」


それにしても酔ったな。
気持ち悪くないけど、一気が効いたなー。

あーあ
すっごく楽しいや



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