(´・ω・`)ゎこのような方々がお好きな様です
- 54:◆qb.rkkPWRE 02/21(水) 21:04 IeLSqTm4O
番外編
僕は愛車のハンドルを握り、知らない道を走る。
ξ゚听)ξ「そこ右」
(´・ω・`)「はい」
ちょwwこの道狭すぎですよww
対向車来たらやばいっスよw
細い山道を登っていく。
上り坂だからアクセルを大目に踏むけど、そこで気をつけなくちゃいけないのはアクセルを踏み込む力だ。
別にコーナー立ち上がりの時にタイヤがどーたらじゃないんだよ。
急加速するとゆれたりGがかかったりするじゃん。
だから気をつけなくちゃいけないんだよね。
ξ゚听)ξ「そこ左」
(´・ω・`)「え、まだ登るんですか?この先は、更に狭ですし明らかに人が住む感じがs」
ξ#゚听)ξ デュクシ
#)・ω・`)「はいよろこんでー」
何故にこんな糞狭い山道ばっかりを走らなくちゃいけないんですか?
あ、対向車来た。
……
オワタ\(^o^)/
- 55:名無しさん 02/21(水) 21:15 IeLSqTm4O
まさか糞狭い山道を300mもバックさせられるとは思いませんでしたよ。
本当はあっちに道を空けさせようと思ったけど、あんなに可愛いい子に道を空けさせるまけにはいかないっしょ。
まぁバック中に
ξ゚听)ξ「おいショボン! 道空けるな! 下がるな! 行け!」
って助手席で叫ばれたけどね。
っていうかツンさん、何故にダッシュボッードに蹴りを入れてるんですか?
(´・ω・`)「あのー、できればサンダル抜いでくれませんか?汚れおちにくいんd」
ξ#゚听)ξ「あ?」
(´・ω・`)「壊れなければ大丈夫です」
スタンドで車内を拭くタオルもらったら、一生懸命ゴシゴシしないと…
てかなんでツンさんはそんなに機嫌悪いんですか?
っていうか、ここはどこで、この山道はどこまで続くんですか?
- 56:名無しさん 02/21(水) 21:22 IeLSqTm4O
知らない山道を進む。
横ではダッシュボッードを蹴る音が聞こえる。
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
ξ゚听)ξ「そこ真っ直ぐ」
(´・ω・`)「はい」
右に曲がればセンターラインある道路なのに…
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
(´・ω・`)「壊れてないd」
ξ#゚听)ξ「なに?」
(´・ω・`)「車の内装って思ったより頑丈なんですよ」
ガス!ガス!ガス!ガス!
仮に素晴らしく頑丈でも、汚れはつくんですよ?
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
まだまだ山道は続きそうだ。
- 57:名無しさん 02/21(水) 22:56 IeLSqTm4O
ガス!ガス!ガス!ガス!
(´・ω・`)「ツンさん」
ξ#゚听)ξ「なに?」
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
(´・ω・`)「あのですね、僕はツンさんが知ってる通りヘタレです」
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
ξ゚听)ξ「バカで根性も無いダメ男だしね」
酷いwwwwww
(´・ω・`)「ツンさんは僕が病んでる時にいろいろ叱ってくれたじゃないですか」
ξ゚听)ξ「……」
ガス!ガス!ガス!ガス!ガス!
(´・ω・`)「改めて言います。ありがとうございました」
ξ゚听)ξ「……」
ガス ガス ガス
(´・ω・`)「正直な話、まだふっきれてません。でも僕はもう大丈夫です」
ガス ガス
(´・ω・`)「ツンさんもいろいろあるんですよね?でも僕はツンさんの力になれる人間ではありません。
だからツンさんの前では僕らしくバカな僕を出して、少しでもツンさんに笑ったりしてほしかったんです」
……
あれ、もしかしてバカみたいなこと言った?
…………
沈黙
気まずいww
そういえばダッシュボッード蹴る音がしなくなったな。
- 58:◆qb.rkkPWRE 02/22(木) 00:41 /ffWbeWbO
気まずい…
(´・ω・`)「もし、ツンさんさえよければ僕はいつでも話ききますからね」
とりあえず言ってみた。
そりゃあ話をしてくれたら聞くけど、僕みたいな人間に相談したり、愚痴をいう女性なんていないだろう。
ましてやツンさんだからね。
………………
いつまで沈黙なんだろ…
しまった!超デュクシ!をするために力を貯めているのかもしれない。
たぶん次止まった時がヤバイ…
無理をしてでも止まらないようにしなくては…
ξ )ξ「なんで…」
(´・ω・`)「はい?」
ξ )ξ「なんでもっと早く言ってくれなかったの?」
以外な応えがかえってきた。
- 59:名無しさん 02/22(木) 08:41 /ffWbeWbO
ξ )ξ「聞いてほしかった」
(´・ω・`)「……」
ξ )ξ「あんたが色々悩んでるのに、私が相談したらあんたまた色々考えちゃうじゃん」
……
ξ゚ー゚)ξ「だから言わなかったんだ」
(´・ω・`)「ツンさん…」
感動した。
をここまで僕の事を考えてくれた人は今までいなかった。
(´・ω・`)「ありがとうございます。色々気をつかわせてたんですね」
ξ゚ー゚)ξ「まぁ私も色々あるってことよ」
僕は今まで勘違いしていた。
ツンさんのように言いたい事をキッパリ言える人間にも、どうしよもない悩みがある。
そりゃ悩みが人間なんていないけど、ツンさんならぶち恐しながら進んでいるんだと思ってた。
けっこう一緒に遊んでたのに気付いてあげれなかった。
僕は自分のことしか考えてなかったのか…
ξ///)ξ「って、なんであんたにこんなことを言わなくちゃいけないのよ!」
(´・ω・`)「……」
ξ#゚听)ξ「ショボン!」
(´・ω・`)「え、あ、はい?」
ξ#゚听)ξ「私を無視するなんていい度胸ね」
(;´・ω・`)「す、すいません。いろいろ考えてたもn」
ξ#゚听)ξ「問答無用!」
超デュクシ!
(´゚ω゚`)「ひでぶ!」
僕の後頭部に凄まじい衝撃が走り、その勢いに負た僕の頭は前方に動く。
頭の先には
クラクション
ペェー
山の中にクラクション音が響きわたった。
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