( ^ω^)と(*゚ー゚)の恋がはじまるようです

  
266: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:25:39.80 ID:sf5DGJ3+0
  


( ^ω^)と(*゚ー゚)の恋がはじまるようです


第8話「今以上が欲しい。」



  
267: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:26:00.26 ID:sf5DGJ3+0
  
土曜日 朝

ブーンは昼過ぎまで寝てしまっていた。

( つω^)「・・・。しんどいお。」
( ^ω^)「普段頭使ってないのが自分でもわかるお。」



  
268: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:26:20.65 ID:sf5DGJ3+0
  
ムクリとベッドからでるとリビングへとパタパタ向かう。

J( 'ー`)し「あら。ブーン遅いじゃないの。」

( ^ω^)「そうなんだお。昨日はずっと考え事してたお。」
J( 'ー`)し「あらあらw しいちゃんとツンちゃんウチで朝ごはん食べて帰っちゃったわよ?」


( ^ω^)「お!・・・そうだったのかお!」
( ^ω^)「お見送りくらいしたかったお・・。」



  
269: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:26:41.12 ID:sf5DGJ3+0
  
J( 'ー`)し「ほらほらとりあえず顔を洗ってご飯たべなさい。」

( ^ω^)「おーん。」

顔を洗いにいきご飯を食べたブーンは自分の部屋へ戻った。



すると、机に二枚のメモがあった。



  
271: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:27:17.60 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「なんだお?」
手にとって見ると、ツン、しい、と書いてある。


( ^ω^)「お!携帯番号が書いてあるお!」

ブーンは携帯をもっていない。
なので今までしいの携帯番号はおろか、ツンの携帯番号もしらなかった。

( ^ω^)「もしかして二人はしってるのかお・・・?」


( ^ω^)「いや、そんなはずないおね。」



  
272: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:27:37.96 ID:sf5DGJ3+0
  
メモにはこう書いてあった。

ツン
090-XXXX-32XX
何かあったら電話ちょうだい!
べ、べつに電話かけてきなさいってことじゃないんだからねっ!!


( ^ω^)「ツンは手紙でもツンデレだおwww」



  
273: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:28:00.04 ID:sf5DGJ3+0
  
しい
090-XXXX-XX45
これあたしの電話番号♪
よだれたらしながら寝るってブーンらしいよw



( ^ω^)「・・・。恥ずか死寸前だお。」

( ^ω^)「でもこれで、チケットを渡す相手へ電話で伝えることができるお。」



  
275: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:28:59.12 ID:sf5DGJ3+0
  

( ^ω^)「でもこれで、約束をことづける電話ができるお。」

そういうとブーンは電話の子機を部屋へと持ってきた。





( ^ω^)「電話・・・かけるお。」

ボタンを押す。
その指にはもう後悔は感じられない。

一つ一つ。


かみ締めるように。

( ^ω^)「・・・。」



  
276: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:29:26.14 ID:sf5DGJ3+0
  
子機に耳をあてる。


ダイヤル音が耳に響く。



ガチャリ。


つながった。



  
277: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:29:47.29 ID:sf5DGJ3+0
  















(*゚ー゚)「・・・はい。」



  
278: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:30:14.72 ID:sf5DGJ3+0
  
(;^ω^)「お!!!お!!しい・・・さんかお!!」



(*゚ー゚)「・・・そうだよ・・・ってコラ!しいさんじゃなくてしい、でしょ?」


( ^ω^)「すまんこってすお!・・しい。」

(*゚ー゚)「よろしいw メモ見て電話くれたのかな?」
( ^ω^)「そうだお!それとあと・・・一つ用があって電話・・・したんだお。」



(*゚ー゚)「・・・。なにかな?」



  
279: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:31:11.11 ID:sf5DGJ3+0
  




( ^ω^)「ぶぶ、ブーンと明日、水族館にいかないかお?」


(*゚ー゚)「・・・・。」



(*゚ー゚)「もちろん!!ブーンと初デートってことでいいのかな?w」


( ^ω^)「でででっででデート!!!そそそそんなたいそれたもんじゃないお!!」


(*゚ー゚)「あたしたちがデートっておもえばデートになるものなのよ♪」



  
280: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:31:48.13 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「そ、そういうもんかお。緊張するおww」

(*゚ー゚)「あははっwwあたしも緊張しちゃうな。」



( ^ω^)「じゃ、じゃあ明日朝10時くらいにおうちに迎えにいきますお!」
(*゚ー゚)「わかった♪」

( ^ω^)「じゃあまた明日おあいしましょうお!」
(*゚ー゚)「うん♪楽しみにしてるね♪」






(*゚ー゚)「ブーン。」






(*゚ー゚)「今以上をちょうだい!じゃあね♪」



  
281: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:32:49.03 ID:sf5DGJ3+0
  


そういうとしいは電話を切った。
しいは部屋の壁へともたれかかり胸に手を押さえる。



(*///)「はぁ・・。はぁ・・・。」

(*///)「緊張・・・したな・・・。」

(*゚ー゚)「でも・・・明日・・・・楽しみだな・・・。」


ブーンは左手に子機をもったまま立っていた。

( ^ω^)「今以上・・・。」


第8話「今以上が欲しい。」完



  
282: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 19:34:44.33 ID:sf5DGJ3+0
  
おまけ8


川 ゚ -゚)「彼氏できないものかな。」


川 ゚ -゚)「うーむ。」

川 ゚ -゚)「このような美貌をもっているのになぜ男は(ry


おまけ8 完



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