( ^ω^)と(*゚ー゚)の恋がはじまるようです

  
352: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 22:59:32.60 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)と(*゚ー゚)の恋がはじまるようです

第9話 「接近!接近!」



  
353: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 22:59:53.71 ID:sf5DGJ3+0
  
土曜日はあっという間にすぎ日曜日

ブーンはしいの家の前に立っていた。


( ^ω^)「き、緊張するお。」
( ^ω^)「トーチャンもカーチャンもニヤニヤしてるだけだったし、不安だお!」



  
354: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:00:27.44 ID:sf5DGJ3+0
  
少しためらいながらも呼び出しベルを押す。


少し間が空くとしいがドアを開けた。
(*゚ー゚)「ブーン!おまたせ!」

しいの服装は、くらめの色のピーコート、スキニーにブーツ。

シンプルだがどこか姿の映える着こなしであった。

ブーンも精一杯おしゃれをしてのぞんだが、どうみてもつりあっていない。



  
355: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:00:55.50 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「しいおしゃれだお!うらやましいお!」

(*゚ー゚)「そんなことないよw ブーンだってかっこいいよ♪」

しいは少しブーンにすりよる。

( ^ω^)「ホントかお!そういってもらえてうれしいお!!」


(*゚ー゚)「あのさ。ブーン。」



  
356: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:01:16.54 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「お?」


(*゚ー゚)「昨日デートっていったじゃん?」



( ^ω^)「・・・お。恥ずかしいおww」
(*゚ー゚)「www」






(*゚ー゚)「デートなら、手、つなごうよ♪」



  
357: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:01:46.94 ID:sf5DGJ3+0
  
しいは少しはにかんだ笑顔で右手を差し出す。


( ゜ω゜)「!!!」

(*゚ー゚)「こっちみんなwww」


( ^ω^)「す、すまないおw ついびっくりしちゃったお。」

(*゚ー゚)「もーそんなこといってないで!女の子が手をずっとだしてるんだよ!?
  さーむーいーなー!」


( ^ω^)「ごごごめんなさいお!!!」
ブーンは急いでしいと手をつないだ。



  
358: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:02:16.19 ID:sf5DGJ3+0
  
しいの体をトクンと鼓動が走る。

(*///)「んっ・・。ありがとw」
(*^ω^)「ど、どうってことないお。」


二人は駅まで歩く。

もちろん手はつないだままだ。

( ^ω^)(だ、だめだお。緊張しすぎてもうだめだおwwww)



  
359: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:02:38.19 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「お!駅みえたお!」

(*゚ー゚)「だね。このまま一本で港駅までいけるんだよね♪」


( ^ω^)「いけるお!何度もいったことあるからまかせるお!」
(*゚ー゚)「たのもしいね♪おねーさん期待しちゃう♪」


( ^ω^)「どーんとこいお!」
(*゚ー゚)「www」

二人はチケットを買い港駅へと向かう。
電車は土曜日のお昼前ということで少し混んでいた。



  
360: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:03:05.47 ID:sf5DGJ3+0
  
(*゚ー゚)「あたし港駅ってはじめてだからわくわくしちゃうな!」
( ^ω^)「しい子供みたいだおww」


(*゚ー゚)「大人っぽくみせようとしてるんだけどなーw」
( ^ω^)「しいはしいのままでいいお!」


(*゚ー゚)「そうかな?ありがと♪」
(*゚ー゚)「あ、いつのまにかあたしのことしいって普通に呼んでくれてるよね♪」

( ^ω^)「お!ほんとだお!」
(*゚ー゚)「これからもその調子で頼んだよ、ブーン♪」

そういっているうちに港駅へ着く。



  
361: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:03:28.29 ID:sf5DGJ3+0
  
駅をおりると潮の風と香りが心地よい。

(*゚ー゚)「わー。潮の香りだねー。」
( ^ω^)「・・・長くこの風にあたるとブーンさびてしまうお!」

(*゚ー゚)「機械じゃないんだからww」


( ^ω^)「あそこみるお!あれがミルナ水族館だお!」
ブーンが指差す向こうには大きく綺麗な外観をもった水族館、ミルナ水族館があった。



  
362: 果樹園経営(大阪府) :2007/03/13(火) 23:04:26.95 ID:sf5DGJ3+0
  
( ^ω^)「えっと・・・・しい。」


( ^ω^)「て、手。つながないかお?」

(*゚ー゚)「・・・!」

(*゚ー゚)「もちろん!」

ブーンとしいの手は、ギュッとつながれた。

(*゚ー゚)「ちゃんとエスコートしてね♪」
( ^ω^)「ブーンの優しさは五臓六(ry
(*゚ー゚)「もうそれはいいよwww」

ブーンたちは潮風響く水族館へと向かう。
もう気持ちに迷いなんてないんだ。

第9話「接近!接近!」 完



戻る第10話A-PART