( ^ω^)ブーンは盗賊のようです

5:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 22:55:44.04 ID:4A3vaiqV0
  

ジョルジュ達は、シャーミンと対峙していた

,(・)(・)、「さぁ、早く立つナリだすよ。正々堂々勝負ナリだす」

( ゚∀゚)「敵ながら…アッパレなやつ!」

これはチャンスと、各々戦いの準備をする
シャーミンはその間、腕を組みジッとこっちを見ていた

/ ,' 3「あの姿…忍者か」

頭のちょんまげに、腰に下げた手裏剣
その姿を見て荒巻は言った

<;`Д´>「忍者?」

/ ,' 3「東洋の暗殺者の事じゃ。俊敏な動きが特徴の戦士だと聞いたが」



6:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 22:57:34.78 ID:4A3vaiqV0
  

,(・)(・)、「そのとおり。では、いざ勝負ナリだすよ!!」

そう言った瞬間シャーミンの手は、手裏剣を投げていた
四人はすばやく反応し、それを避ける
そしてシャーミンのほうを攻撃しようとその方向を見るが、その姿はない

( ゚∀゚)「いない!?」

,(・)(・)、「こっちナリだすよ!!」

声は天井から聞こえた
その声の方向を見ると、シャーミンが剣を構え
一直線に、ジョルジュに向かって来ていた
ジョルジュは、それにすばやく反応に一寸の差でそれを避ける

(;゚∀゚)「は、早い!」

,(・)(・)、「忍者をなめたらいけないナリだすよ。」

,(・)(・)、「忍法!風 神 鼓 舞!」

そう叫ぶと、持っていた刀をブンブンと回転させる
すると、シャーミンの目の前に竜巻が生成されていくではないか



7:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 22:59:03.13 ID:4A3vaiqV0
  

/ ,' 3「ま、まずい!!」

,(・)(・)、「もう遅い!食らうナリだす!!」

 ゴオオォォォォォーーッ!!

シャーミンが刀を振ると、竜巻は四人の方へと進みだした

(●), 、(●)「三人共!私の後ろに隠れてください!」

ダディは、向かってくる竜巻に対して
仁王立ちした

(●), 、(●)「おおおおおお!ATフィールド全開ィィィ!!」

そう叫び、ダディは両手をいっぱいに広げる
するとダディの目の前に大きなエネルギーの壁が出現した

  キィィィィィィィーーーッッン!!

竜巻は、ダディのATフィールドを突き破ろうとしたが
その力に敵わずに消え去った



8:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 23:00:33.38 ID:4A3vaiqV0
  

,(・)(・)、「中々やるナリだすね」

シャーミンは、力を使った反動で一瞬よろめく
そこを、ニダーは見逃さなかった

< `∀´>「今ニダ!」

持っていた、閃光弾をシャーミンへ向かい投げつける
だがシャーミンはそれを難なく真っ二つにした

,(・)(・)、「小細工は利かないナリだすよ!」

< `∀´>「馬鹿め!まだもう一個あるニダ!」

実はニダーは閃光弾の後ろに隠れるように
もう一つ、手榴弾を投げていた

< `∀´>「デカいの一発、食らうニダ!」

;,(・)(・)、「アッー!!火気厳禁ナリだすよ!!」



9:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 23:02:04.94 ID:4A3vaiqV0
  

シャーミンは慌ててそれを切ろうとするが、
既に間に合わない距離にまで近づいていた。
シャーミンは、それに気づくとバックステップするも
足が短いので長い距離を、逃げられない

 ドオォォォーーーンッ!!!

部屋に凄まじい、爆煙と音が広がる

ようやく爆煙が消え始める
四人は、ダディのATフィールドにより傷一つついていない

そして、煙が晴れてゆっくりと
シャーミンの姿が、出てくる

なんとシャーミンはまるこげになりつつも
まだ立っていた

;,(-)(-)、「ケホッ…火気厳禁って言ったナリだすよ…
     おいどんのココに引火して爆発しちゃったナリだすよ…」



10:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 23:03:24.96 ID:4A3vaiqV0
  

そういうとシャーミンは、頭のちょんまげのところを指した

しかし、ジョルジュ達の目は別の物を追っていた
シャーミンの目の付近から落ちた物の方が気になったのだ

( ゚∀゚)「なんか落ちたぞ」

,(・)(・)、「あーー!!目隠しがーー!!」

シャーミンは慌ててその目隠しを取ろうとするも
先に、小刀を先を見つめてしまう

それを見つめたシャーミンの顔から血の気がどんどん引いていき
その顔が絶望の顔に変わった

彼は先端恐怖症なのだ

,(・)(・)、「ぎゃぁあああああああああああああああああッ!!!!!!!!」

大きな声を上げてシャーミンはその場で
パタリと気絶してしまった



11:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 23:04:40.89 ID:4A3vaiqV0
  

( ゚∀゚)「……なんかよく分からんが…勝ったのか?」

< `∀´>「そうみたいニダ」

/ ,' 3「それじゃあ、先に進むぞ」

四人は、シャーミンの姿を見届けると
来た道とは別の道へと進んでいった




一方、ブーン達は…



13:◆63X1NcT632 : 2006/06/28(水) 23:05:35.11 ID:4A3vaiqV0
  

( ^ω^)「なんか今凄い爆発があったような…」

ξ゚听)ξ「ほら!さぼらない!」

(;^ω^)「は、はい!!ふんぬぅぅぅぅぅぅぅぉぉおおおおお!!」

ξ゚听)ξ「違う!もっと尻に!尻に魔力と力をこめなさい!!」

(#^ω^)「ぶるぁぁぁああああああああああああああっ!!」

 ブッ

( ^ω^)「あっ」

ξ#゚听)ξ「馬鹿!誰もオナラを出せとは言ってないわよ!
       もっと尻からファイヤーのイメージを強めるのよ!」

(#^ω^)「おぉおおおおおおおおおおおおおお!!」

('A`)「……お前らうるせぇよ」

尻から魔法を出す特訓をしていた





六話   終わり



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