( ^ω^)ブーンがリレー小説を企てているようです
- 365:◆y7/jBFQ5SY :2006/08/27(日) 02:20:49.16 ID:ckspqCyw0
- ( 'A`)「さぁ、来いよ!今の俺は怖いもん無しの敵無しだ!体の内から力という力が湧いてきてしょうがないぜハッハー!」
(;^ω^)「す、すごい自身だお!元の世界ではいつも覇気も生気も生きる気力も無い
ドクオが内から迸るオーラで光り輝いているようだお!!」
ドクオが右手の人差し指を”くいっくいっ”と曲げて挑発する。
そこに立つは自身に満ち溢れた一人の戦士。圧倒的な闘気が場を支配する。
その場にいた全員が気圧される。それはつーとて例外ではない。
(*゚∀゚)「ぐっ…!」
( 'A`)「どうした?来ないのか?なら……こちらから行くぞぉぉおおお!!!」
(*゚∀゚)「う、ぁぁぁああああああ!!!!!」
つーが咆哮と共にドクオを迎え撃つ。ドクオは余裕たっぷりの笑みを浮かべてつーの攻撃を軽くいなそうとする。
(;'A`)「うぼぁ」
(;^ω^)「へっ?」
(;´・ω・`)「えっ?」
(*゚∀゚)「はっ?」
ドクオは目視できる限界距離まで吹き飛び、ぴくぴくと漫画のように痙攣する。
飛んだ軌跡には、人体にはこんなにも血液が入っていたのかと思わせるほどの赤色が付着していた。
痙攣を繰り返すドクオの中からジョルジュが湧き出てくる。
( ゚∀゚)「あー…。ほら、あれだ。俺さっき言ったよな?特定の魂と一緒に使えばーって。
いや、おっぱいに気を取られてうっかり言い忘れた俺も何だけどお前だって聞いたよな?
まぁ何だ。合わないのと一緒に使ったら効果が下がるって言わなかった俺も悪いけどさ。
なっ!ここはどっちも悪かったってことで!だからそんな無視すんなよぅ」
- 369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 02:36:56.66 ID:Nf2exUcZ0
- …その場に居るほぼ全員が呆然としていた
…ジョルジュとドクオの行動にあきれ果てたのだろう。
…だが、次の瞬間!
(;*゚∀゚)「うぐ…っ!!」
つーが突如口から血を吐き、苦しみ始めてしまったのだ。
そのつーの背後には…。
(´・ω・`)「ごめんね、幾ら早くても…呆気に取られてる内はどうしようもないよね
この草原の岩から手に入れた武器はサービスだから
まず食らって落ち着いて欲しい」
尖った岩の欠片を持ったショボンの姿が在った
…そう、ドクオとジョルジュの奇妙な行動に呆気を取られている隙を突いて
ショボンはこっそりつーの背後へと忍び寄り、岩を突き刺した様だ。
そしてその刺さった岩の欠片を『ゴリ…ゴリ…』と音を立てながら
つーの肉体を抉って行く。
(*::::∀::)「う…ぁああ…ぁあっ…!」
- 402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 11:01:34.26 ID:5ux7BGg70
- 幾度もグリグリと石で抉り続けると、とうとう相手も声すら出さなくなった。
そして消えていく。
(´・ω・`)「さてと、ブーンとドクオには悪いけどまた僕がもらうよ?
魂が幾つあるのか知らないけど」
ショボンが言いながら、つーの持っていたアタッシュケースを開けて、自分のアタッシュケースへと魂を送り込む。
どうやら相手は3つの魂を持っていたようだ、ショボンは早くも魂を3つ手に入れる。
魂が完全に移動した事を確認すると、ショボンはアタッシュケースを閉めた。
つーのアタッシュケースは気付いたら消えていた。
(;'A`)「おまえ一人だけ溜めるの早すぎ……ってショボン、アタッシュケースが暴れて――」
(´・ω・`)「!!」
ドクオが言うが早いか、瞬間的にショボンの持っていたアタッシュケースが開くと同時、一人の女性が現れた。
金髪の少女といったところか、しかしその目付きは刃物のように鋭い。
気づくと同時、少女はショボンの腹を蹴っていた。
(´・ω・`)「く……っ!」
( ゚∀゚)「おや、オマエもオプションか?」
おどけて言うジョルジュをきっと睨んで、女性は言った。
ξ゚听)ξ「オプションとは失礼ね、可愛い殺人鬼と言って欲しいわ」
少女はショボンの頭に足を乗せると、そのままブーンとドクオを睨みつける。
- 406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 11:16:27.92 ID:J0nHfXqF0
- ξ゚听)ξ「私はツン。ローゼソメイデソの第5ドールよ」
(;^ω^)「真紅!!!」
ξ゚听)ξ「…冗談よ。私もそこに居る男と同じ存在」
( ´ω`)「………」
ツンはジョルジュを睨んでそう言った。
( ゚∀゚)「まあ、つまりは付属品だな」
ξ゚听)ξ「一概に言えばそうかもしれないけど、私はそこにいる男とは違うわ」
(;^ω^)「?」
ξ゚听)ξ「私は…………」
- 409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 11:22:39.57 ID:EjgrO4yG0
ξ゚听)ξ「私は、分りやすく言うと寄生虫みたいな物
人を操る存在よ」
…それを聞いた皆は、もちろん驚愕した
ここで厄介な存在に出会う事になるとは…。
…と、言う事は、やはりつーも操られていたと言う事なのか?
なんて酷い事をする魂なんだ、と内藤達は思った。
しかし、驚愕することはこれだけではない。
ξ゚听)ξ「ってことで…このしょぼくれた坊やを操ることにするわ」
そして、この金髪の少女はショボンに触れ…。
- 417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 12:29:14.11 ID:AnxM2AYq0
- 触れられたショボンの身体が、大きく痙攣する。
次の瞬間、霧となった少女がショボンに吸い込まれていった。
(;^ω^)(;'A`)「……!!!」
驚愕に目を見張るブーンとドクオの目の前で、倒れていたショボンがゆっくりと立ち上がる。
が、ショボンのまとう雰囲気は今までとは違っていた。
弟者に憑依された時のような……いや、その時よりも明らかに強烈な違和感。
(´・ω・`)「……ふぅん、まぁ悪くない身体ね」
(;^ω^)「おっおっ、ショボンの奴ksms道を極めすぎてオカマさんになっちゃったお」
(;'A`)「んなわけあるか馬鹿」
首をコキコキと動かし、女言葉で喋りながら、物珍しそうに自分の手足を眺めるショボン。
何が起こったのかは一目瞭然だった。
( ゚∀゚)「あーあ、操られちまった」
(#'A`)「なに呑気にのたまってやがんだ! おい、どうすりゃいいんだ?!」
( ゚∀゚)「どうすればって言われてもなー」
親友の危機に蒼白な顔で食ってかかるドクオに、相変わらず緊迫感に欠けた口調のジョルジュがのんびりと返す。
( ゚∀゚)「さっき弟者が言ったろ?『契約を結んでない魂に負けたら、乗っ取られる場合がある』って。
友達を助けたい気持ちはわかるが、これは二者間の契約だ。
残念ながら、他人のお前さんらは関与できねえ」
(#'A`)「なんだと……?」
( ゚∀゚)「だから凄むなって。あのしょぼくれたニーチャンが己の身体を取り戻したけりゃ……
……どうにかして、自力であの女となんらかの契約を成立させるしかねえ」
- 435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 13:34:11.65 ID:VmHVOsYO0
- 場所は変わってショボンの心の中
ξ゚听)ξ「さてと・・・本格的に乗っ取るかしらね。」
(´・ω・`) 「・・・・?何だい?此処は」
ξ゚听)ξ「ようやくお目覚めね。貴方の体は私が貰うわ。」
(´・ω・`) 「・・・まずはコレを飲んで落ち着こう。 グビッ」
ショボンは何処からともなく取り出したバーボンを飲んだ。
(´・ω・`).。o(確か上手く契約を結べれば僕の体は乗っ取られないはず・・・
もし乗っ取られたら僕はもう皆とksm・・・もとい会話すら出来なくなってしまう・・・)
(´・ω・`) 「僕の体は僕が護る!キミと契約してやる!!僕は何をすればいいんだい?」
ξ゚听)ξ 「そうね・・・それじゃぁ・・・私の足を舐めなさい。そうすれば体は開放するわ」
(´・ω・`) 「そうすれば僕はまた皆とksm(ryお話出来るのかい?」
ξ゚听)ξ 「そういうこと。舐めるの?舐めないの?」
- 441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 14:12:44.33 ID:QTmeIFlyO
- 場面変わって、今度はブーン達。
そこで、ブーンは悩んでいた。
( ^ω^)「…どうするかお」
('A`)「ここはショボンに任せるしかないだろ」
('e`)「いや、そうとは限らん」
セントジョーンズが言った。
( ^ω^)「そうだお、手段はあるお」
('A`)「mjd!? なら何で悩んでるんだよ」
ブーンが黙った。
汗が額に沿って落ちる。
( ;^ω^)「それは…余りやりたくないお」
('A`)「ショボンがこのままでも良いのかよ!」
( ;^ω^)「わ、分かったお…」
('A`)「で、どうするんだ?」
( ^ω^)「人には得て不得手の状況があるってばっちゃが言ってたお」
('A`)「だから?」
ブーンは答えない。
代わりにセントジョーンズが答えた。
('e`)「ショボンの得意な状況にする、という事だ」
('A`)「ショボンの得意な状況…」
ドクオは俯き、一通り考えて顔を上げた。
目の前には、一糸纏わぬ姿のブーンが立っていた。
( ^ω^)「こんな事する為に生まれたんじゃないんですお!」
皮に包まれ、萎れたブーンのそれを見て、ドクオは涙を流した。
――これが男か、と。
- 449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 14:49:03.86 ID:jIBYC3wu0
- (;^ω^)「うう…やるしかないのかお…」
('A`)「頑張れブーン!早くアナルに入れるんだ!」
………ズブッ
( ゜ω゜)「アッー!」
そのころショボン
(´・ω・`)「くっ…」
ξ゚听)ξ「早く舐めなさいよ?それとも乗っ取っちゃっていいの?」
(´・ω・`)
「しかたない…」
ツンの足を舐めるショボン。
それを悪魔のような目で見つめるツン。
ξ゚听)ξ「アハハハハハハ!あなた犬ね!プライドの欠片もない犬ね!」
(#´・ω・`)「ぶちころすぞ」
そのときだった。
ξ゚听)ξ「うぐっ…!?何!?お尻に何かがぁぁっ……!!」
- 455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 15:09:51.73 ID:AtIJXutg0
- (´・ω・`)「この展開はまさか・・・」
(´・ω・`)「これはチャンスなのかもしれない・・・」
・・・ズブッ
ξ゚听)ξ「うぎゃああああくぁwせdrftgyふじこlp;@:」
(´・ω・`)「だ・・大丈夫かい?」
ξ゚听)ξ「大丈夫じゃないわよ!早く助けなさい!」
(´・ω・`)「助けたら開放してくれるのかい?」
ξ゚听)ξ「もう!何でもやるから速く助けなさい!」
(´・ω・`)「ならば・・・・」
- 474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 15:35:49.59 ID:VmHVOsYO0
- 攻撃を仕掛けているブーン達は
(;^ω^)「フンッフンッフンッフフンッフン・・・(ksmsは出来る限りしたくなかったんだお・・・)」
('A`) 「ブーン・・・お前って奴は・・・仲間を救うためにksmsまで出来るのか・・・」
('A`).。o(駄目だ・・・直視出来ない・・・)
ショボンの深層心理では
ξ゚听)ξ「アッー!!早くどうにかしなさいよ!!」
(´・ω・`) 「どうにかと言っても・・・何にもなって無いんだ。すまない。」
(´・ω・`).。o(早く体を返して欲しいな・・・適当なこと言って体から出てもらうか・・・)
(´・ω・`)「ねぇツン、それは多分ブーン達が僕の体に何かしてると思うんだ。
それを解くにはキミが体から抜け出るしかないんだよ。」
ξ゚听)ξ「嘘をおっしゃい!そんなことわかる筈無いじゃない!
大体、何を根拠にそんなこと言ってるのよ?!」
(´・ω・`) 「すまない。僕は皆と目の見えないところで繋がっているんだ。だからわかる。」
(´・ω・`).。o(これでどうだ!)
ξ゚听)ξ「仕方ないわね・・・抜けても直らなかったら承知しないわよ?」
スポンッ!
( ´゚ω゚) 「マズイお・・・だんだん気持ちよくなってきたお・・・アッアッアッー!!!」
(*´・ω・`)「う・・・ぅぅ・・ん?何をしているんだい?ブーン?・・・ァッー!」
ξ゚听)ξ(しょぼくれた顔の子の言うとおり直ったわ・・・)
ξ゚听)ξ「いいわ。貴方と契約してあげる。」
- 491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 16:33:00.73 ID:AnxM2AYq0
- 突如として、ショボンの身体から湧き出てきた白い煙。
ドクオ達の目の前で、それは瞬く間にさっきの少女の姿を形作った。
ξ゚听)ξ「いいわ。貴方と契約してあげる」
ジョルジュとは違う、と先刻やたら強調していたあたり、彼女のプライドが高い事が見て取れる。
軍門に下ったと認めるのは相当口惜しいのだろう。
口調に悔しさをにじませつつ、それでも傲然とした態度は崩さずに、ツンは言い放った。
('A`)「……聞こえちゃいねーみたいだぜ」
ξ゚听)ξ「え?」
少女が目を向けた先では。
(*´゚ω゚`)「らめぇぇぇ、いや、もっとー!!!」
(*゚ω゚)「アッアッアッー!!!」
見るに耐えない愛の饗宴が繰り広げられていた。
ξ////)ξ「なっ……なんなの?! この痴態は!!!」
(’e’)「その痴態にお前さんが巻き込まれるのを防ぐべく、ショボンは己の身を呈してくれたのだよ」
ξ////)ξ「そっ、それもそうね……ショボンには感謝しなきゃならないわ……」
先刻のショボンの口車にあっさり乗ってしまうところといい、この少女は結構まるめこまれやすいタイプなのかもしれない。
ξ#゚听)ξ「……それにしても、友達の意識がない時を狙ってアナルを奪うなんて、最っ低な男ね!!」
ツンが汚い物を見るような目で、ブーンを一瞥する。
それは激しい誤解だ、とその場にいた全員が心で泣いたのは言うまでもない。
- 498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/27(日) 16:55:19.59 ID:5ux7BGg70
- そんな少女の目線など関係なく、一試合終えた彼らは互いの汗を拭いあってその場に座り込んだ。
(;^ω^)「エクセレント、最高の締め付け具合だったぜ……」
(´・ω・`) 「そう言う君こそ数年前からは想像出来ないほどテクニシャンになったね。
感動のあまり涙が……ウウッ……」
ξ;゚听)ξ(何コイツら……金輪際拘わりたくないわね……。
デブホモキメェ、アイツとは口きかないようにしましょ……)
少女は逃げるようにアタッシュケースへと入って行った。
それを確認すると、ようやくかとショボンは一息つく。
(´・ω・`) 「ふぅ、とりあえずは一段落だね。
オプションっぽい彼女もいざという時はとても使えそうだし」
(;^ω^)「え……あ、ああ。
うん、ね、僕の最高級の縁起が決めてだったお……」
(;'A`)(……ヤロウ、名残惜しい感がひしひしと伝わってくるぜ……!)
ブーンはどうやらその道の世界に入り込んでしまったようです。
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