( ^ω^)ブーンがリレー小説を企てているようです

176: ◆2Rj120eiJs :2006/09/02(土) 12:36:31.05 ID:wKqgz69v0
  
(`・ω・´) 「さぁそえろそろ終わりにしようか」
(;^ω^)「手ごわいお。ブーンとジジィじゃ戦うのはつらいお。」

「力が欲しいか……」

(;^ω^)「! 誰だお」

「僕はお前、そしてお前は僕だ」

(;^ω^)「ヤル夫かお……?」

「ほう、気づいていたか。あのシャキンやショボンと同じように僕らも一つになろう」

( ^ω^)「そうすれば、ショボンを助けられるお……?」

「ああ、力は手に入るだろう。だが、残る魂はお前か僕のどちらかだ。より意思の強い魂が勝ち、生き残るだろう」

(;^ω^)「ブーンは負けないお! ヤル夫。ブーンと一つになるお!!」

「いい度胸だ。だが僕も負けるつもりは無い!」


(`・ω・´)「何、独りでしゃべっているんだ。ブチ殺すぞ!」

シャキンの腕がブーンに迫る。だがブーンの身体が輝き、シャキンは思わず下がった。

(`・ω・´)「コレは……オリジナルとの融合か?」
(`・ω・´)「さて、残ったのはブーンかな、それともヤル夫か? どちらにせよ僕の相手ではない」

( ω)「……」



184: ◆/zdmSAnRd2 :2006/09/02(土) 13:02:39.83 ID:vIlN6R2C0
  
ξ゚听)ξ「…なんであんたがここにいるのよ」

( ̄ー ̄)「あのクーとか言う女の能力と私の能力は似ているようだね。
       私は魂の分身だよ。もっとも分身がいると私の本体の力は
       低下してしまうがね。」

ξ#゚听)ξ 「そんなことはどうでもいいわ。さっさと消えてもらうわよ。」

( ̄ー ̄)「無駄なことをするのが好きなんだな。だがもう手遅れだ。」

ξ#゚听)ξ 「なんですって?」

( ̄ー ̄)「…もうそろそろオリジナルが弱ってる頃だな…早速魂を食べるか」

そう言うとHIROYUKIの姿が消えた…

ξ;゚听)ξ 「しまった!!1」

ツンもあわてて後を追った。

ξ;゚听)ξ 「ブーン!!ショボン!!」

( ω)「……」

(´・ω・`)「うぅぅ…ブーン…」

( ̄ー ̄)「フハハハハこれで始祖も敵ではないはず!!1
       もうお前たちには用はない!!ハハハハハ!!!!!」

そう言い残しHIROYUKIの分身は姿を消した。



185: ◆/zdmSAnRd2 :2006/09/02(土) 13:08:38.99 ID:vIlN6R2C0
  
少し前…

( ω)「…消えるお」

(`・ω・´) 「生意気な!!お前が消えろ!!!」

シャキンが光弾を放つ
だがそのとき、ブーンの姿が消えたが消えた!!

(;`・ω・´) 「なに!どこに消えた!?」

( ω)「遅いお… 」

いつの間にか背後に回っていたブーンがショボンを殴りつける

(;`・ω・´) 「ぐわぁぁぁぁばかなぁぁぁあqwsでfrgtyふじこlp;@:」

( ω)「弱いやつは消えろお」

(;`・ω・´) 「ヒィィィいやだぁぁぁ死ねぇぇぇぇ」

ショボンがところかまわず光弾を放つ!!
だがブーンはそのすべてをかわした



196: ◆SIqPaYnK8U :2006/09/02(土) 14:02:17.17 ID:NnRnFx+b0
  
(;`・ω・´) 「ば、馬鹿な! この至近距離ですべてかわすだと……っ!!」
( ω)「馬鹿は貴様だお」

ショボンの光弾乱射を苦もなくかわしきったブーンが、懐から光る何かを取り出す。

( ω)「このニューソクデ・ヤル夫に戦いを挑むなど……考え無しの大馬鹿もいいところだお」

ブーンが……いや、ヤル夫が城でブーンの身体を支配していた間に懐に忍ばせていた、水晶のかけら。
小さかったかけらは瞬く間に再構成され、鋭利な長剣の形をとった。

(;`・ω・´) 「……う、嘘だ、いやだ嘘だ俺がこんなところで死ぬはずがな」
( ω)「そろそろ黙れお」

透明な剣が、日射しを反射して煌めく。
横薙ぎに払われた刃が、ショボンの首をはね飛ばした。


……かに思われた。



197: ◆SIqPaYnK8U :2006/09/02(土) 14:02:47.03 ID:NnRnFx+b0
  
( ω)「?!」

突如、ショボンがその場に崩折れたのだ。
首を狙ったブーンの斬戟は、ショボンにかすりもせず、むなしく空を切った。

( ω)「ふん。びびって腰でも抜かしたかお?」
(´・ω・`)「……?!」

死の予感におびえきっていたはずのショボンの様子が変わっていた。
いきなり夢から覚めでもしたのかのように、驚いた表情でブーンを見上げる。

己を支配していたオリジナルシャキンが、HIROYUKIの分身に喰われて消えた事を、さっきまで魂の最深部に追いやられていたショボンが知るよしもない。
だが、聡いショボンは一瞬で状況を把握した。
なんらかの理由でシャキンが消え、自分の身体を取り戻せたこと。
親友のブーンが今にも自分の命を奪おうとしていること。
そして、つい今しがた身体を取り戻したばかりの自分には、おそらくブーンの次の攻撃をかわすだけの動きができないであろうこと。

( ω)「……」
(´・ω・`)「うぅぅ…ブーン…」
( ω)「……今度こそ死ねお」

ブーンが再び剣を振りかざした、次の瞬間。
ショボンの身体から白い霧が立ちのぼり、人の形をとる。

ξ;゚听)ξ 「ブーン!!ショボン!!」



203 : 29 ◆/uRcTMmjiI :2006/09/02(土) 14:33:10.90 ID:2oNcK63A0
  
ツンは間一髪でブーンに乗り移る
〜ブーンの心の中〜

ξ゚听)ξ「ウウウ……この圧力は……」
ブーンの心はヤル夫が大半を支配していた。そのせいでツンは圧迫感を持っていた

「誰だ!?ブーン……いや、この僕の心にくる者は……!!」

ξ;゚听)ξ「ウウウ…この世界で……ブーンは存在できてるの…?」

「さぁな。とにかく体は頂いた。それが僕とブーンとの勝負だからな」

ξ゚听)ξ「じゃあ……キスしてあげる」

「何!?」

ξ゚听)ξ「ブーンと仲良く共存できたらキスしてやるってんのよ!!」
「mjd!!??」

ξ゚听)ξ「だから……ブーンにあなたの力を……」

「使わせてやれと?」

ξ゚听)ξ「ええ」

「把握した」
ありえないほどの即決に、ツンは驚く

ξ゚听)ξ「mjd!?」
「mjd」



207: 29 ◆/uRcTMmjiI :2006/09/02(土) 14:41:43.47 ID:2oNcK63A0
  
〜外の世界〜
(´・ω・`)「ブーンの動きが止まった……」
(  ω )「ガッ…ガッ…ガッ…」
(´・ω・`)「起きてくれ!ブーン!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
突然地響きが始まる。震源地は
(´・ω・`)「ブーンのとこからか……何が起こるんだ!?」

カッ
周囲が光り輝く。今度は暖かい光だ
(:::::ω::::)「……俺は」
(´・ω・`)「俺は!?」


( (●)ω(●))「ニューソクデ・ホライゾンだおっ!!!!」


全く新しい新戦士…ここに誕生
と、同時にツンがでてくる
ξ゚听)ξ「ふぅ〜、よかったよかった。仲直りしてくれて」



213: ◆74/uug7zMk :2006/09/02(土) 14:57:14.95 ID:vjFzX2qd0
  
今、ここに誕生した新戦士。
風格も威圧感も、そして新戦士から放たれるオーラも(ある意味)とてつもない物だ。

(´・ω・`)「きめぇwwwwwwwww」

( (●)ω(●))「あ?」

(´・ω・`)「ごめん」

ほら、この通り先ほどまでシャキンだったショボンさえも一言で謝らせる程だ。

ξ゚听)ξ「ブーン! ここから抜け出して、早くドクオ達の元に行ってあげて!
      早く始祖を倒すのよ!」

( (●)ω(●))「分ったお…!」

水晶の大剣を手にし
今まさに、始祖へと立ち向かおうとしている。

果たして、勝つのはどちらなのだろうか?



217: ◆2Rj120eiJs :2006/09/02(土) 15:19:07.98 ID:wKqgz69v0
  
(*゚ー゚)「電撃には驚いたけど、不意打ちじゃなければ効かないわ」

( ̄ー ̄)「強がっていられるのも今のうちだ! まもなくシャキンの力を得た分身が戻ってくる頃だ」

('A`)「くそっ、こいつら化け物かよ!」

川 ゚ -゚)「あきらめるなドクオ! いつか必ず勝機はくる!」

しぃ、HIROYUKI、ドクオ&クー、それぞれが空中で激突しあい、
その力の余波が地上に降り注ぎ、黒服はわかんないですとヒッキーを除き全滅していた。

(;-_-)「……これは……やばいね……」

ヒッキーもは負傷し、肩から血を流していた。

( ><)「ヒッキーは下がっているです。君が死んでしまったら誰がみんなを蘇らせるんです!」

(;-_-)「……そういえば……君……ずっと能力を使ってないみたいだけど……」

( ><)「わかんないです! 僕は吸魂者になったばかりで自分の能力がわかんないんです!」

( -_-)「…………役立たず……」



218: ◆2Rj120eiJs :2006/09/02(土) 15:19:54.36 ID:wKqgz69v0
  
( ´_ゝ`)「ドクオ者! 解析が終わった!」
(´<_` )「これで兄者の弾でも、俺の剣でもバリアを破れるはずだ!」
('A`)「流石だな! よしいくぜ! 精神を集中させ……敵のバリアを貫くイメージを……弾にこめる!!」

ドクオの放った弾丸が始祖のバリアを貫きダメージを与える!

(;゚ー゚)「くっバリアが……貫かれるとは」
('A`)「まだまだいくぜ! うおおおおおおおお!」

ドクオはしぃに向かって急降下し、バリアごとしぃを斬った!

('A`)「いまだ、クー!!」
川 ゚ -゚)「喰らえ!!」

クーの放った炎がしぃを捕らえた!



223: ◆/zdmSAnRd2 :2006/09/02(土) 15:33:41.47 ID:vIlN6R2C0
  
(#゚ー゚)「私のオリジナル…始祖を実体化させるために、生かしてやったのに!!!!
    もう手加減はしないわよ!!111」

しぃがそう言うとクーの炎とは違う青色の炎がドクオたちに向かって放たれた!

川;゚ -゚)「こ、こんなもの!!!!」

クーが力を振り絞り炎の勢いを上げるがしぃの力にはかなわなかった。

(#゚ー゚)「アンタが裏切ったのが悪いのよ。始祖を呼び覚ますところまでは協力したくせに。」

川;゚ -゚)「…あんたにはもうついていけないよ。私にはドクオがいるからな」

(#゚ー゚)「なら死になさい!!!」

(; ̄ー ̄)「俺はこんなところでは死ねないんでな。しぃと同じ力を手に入れるまで。」

('A`) 「あっ!!!待ちやがれ」

川#゚ -゚)「なにやってんだ!!ドクオも早く逃げろ!!」

(#゚ー゚)「もう遅いわ。さようなら」

ドクオたちは青い炎に巻き込まれた。



246: ◆SIqPaYnK8U :2006/09/02(土) 16:11:48.81 ID:NnRnFx+b0
  
('A`) 「ぐあっ……!!」
川 ゚ -゚)「あうっ……!!」

青い炎が二人の身体を灼く。
魂の力で生み出されたドクオの翼は消え去り、なす術もなく二人は大地に叩きつけられた。
深い草がわずかに衝撃を緩める役目を果たしてくれたものの、くらったダメージは大きい。

('A`) 「くっ……こんな事ならもっと魂献上しといて、もっとクッションのいい草原が見えるようになっておきたかったぜ……」
川 ゚ -゚)「うぅ……そ、そうだな、ナウシカの金色の野とハイジの干し草ベッド、どっちがいい……?」
('A`) 「……アニオタ乙」
川 ゚ -゚)「……二次萌えのお前が言うか」

(*゚ー゚)「あら、思ったより元気そうじゃない? 即死させたつもりだったのに」

痛みに耐えながら軽口を叩きあう二人に、しぃが悠然と歩み寄る。

( ´_ゝ`)「……とっさにクー殿の炎を解析して、バリアに変換したんだが……」
(´<_` )「我々の解析速度がいまひとつ追いつかなかったようだ、誠にもって申し訳ない……」

('A`) 「……なに言ってやがんだ、おかげで命を取り留めたんだ。やっぱり流石だぜおまえら」



251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/02(土) 16:54:54.77 ID:ro4R6sRPO
  
('A`)「もうお前の炎は効かないぜ」

ドクオはよろよろと立ち上がりながらそう強がる。

(*゚ー゚)「じゃあこれはどうかしら?」

そうしぃが言うと、しぃの周囲の空間が白く霞み始め、草は瞬く間に凍結し、
砕け塵となっていく。

川;゚ -゚)「これは冷気?」

そう言ったクーにしぃの手の平が向けられる。

('A`)「危ない、クー!」
川 ゚ -゚)「!?」

刹那、クーを抱え込んだドクオの横を冷気の塊が駆け抜ける。

('A`)「危なかったな、クー」

クーには見えていた。
自分を抱き抱えるドクオの背中に向け手の平を向けるしぃの姿を……

(*゚ー゚)「フフッ、あなたが身代わりになるか、この男ごと炎で防御しないと二人共死んじゃうわよ」

その言葉と共にしぃの手に冷気が集束していき、白い塊を形成する。
そして、しぃはそれを放った。



255: ◆1thkphwvTA :2006/09/02(土) 17:06:33.22 ID:SSqHswB90
  
川;゚ -゚)「ドクオ!!」

クーは反射的に、ドクオを押し退けた。
当然しぃと向かい合うクーの間に遮るものは何も無い、これでいいんだ。

しぃは「ふーん」と微かに笑うと、その手を転ぶドクオの方に向けた。

川;゚ -゚)「しぃ、キサマ……!」

(*゚ー゚)「はい、ざんねーん」

白い冷気の塊はドクオの腹を貫いた。

(;'A`)「がッ……ああぁッ!!」

誰の目にも見えた、確かに貫いたのだ。


直後、ドクオの細胞は在り得ない再生力を発揮して瞬間的に体に開いた穴を塞ぐ。
一本一本の神経、一つ一つの細胞、それらがビデオの早送りのように再生していく。
血など数滴と垂れただけだ、体を完璧に再生させたドクオはまるで貫かれた事など無かったかのような体をしていた。

無傷。

そんなドクオを支える、一人の男がいた。
その男は両手で地面をバンバンと叩きながら、卑下た笑いでしぃに向かって言葉を吐いた。

( (●)ω(●))「えへへっ、遊びに来たお!
    物質の再構成したお、オマエの頑張りは無駄になったおwwwww
    残念無念だおwwwwww」



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