( ^ω^)が下痢になったようです

1:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 10:45:54.10 ID:A/rHiB7aO
  
チュンチュンチュン…。
今日も朝がやって来た。布団をかぶり、携帯でVIPに居座り続けていたブーンは、
明るみ始めた空を見て少し憂鬱になった。
( ^ω^)「またVIPで徹夜してしまったお。反省はしていない。」
ブーンはそうつぶやくと自分の部屋から出て階下のリビングへ降りた。



6:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 10:48:27.14 ID:A/rHiB7aO
  
( ^ω^)「卵かけご飯ktkrうめぇwwwwうはwww」
J(´ー`)し「wwww醤油おkwwww」
母子家庭のブーンは毎朝こうしてカーチャンと仲良く朝ご飯を食べる。
( ^ω^)「ごちになりましたwwwwじゃあカーチャン行ってきますお!」
J(´ー`)し「らめぇwwwwww」
ブーンは自転車にまたがり、VIP高校目指して出発した。



7:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 10:51:19.49 ID:A/rHiB7aO
  
通学路の3分の2まで差し掛かった所でブーンは腹の異常に気付いた。
( ^ω^)(なんか腹が痛いお。
でもここまで来て引き返すと遅刻しちゃうからとりあえず学校行くお。)
ブーンはそう決心し、再び自転車をこいだ。
―VIP高校―
( ^ω^)「おいーっす、ドクオ」
('A`)「おぉ、おはよ。」
ドクオはブーンの親友である。



9:改行し忘れたまじごめん ◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 10:56:50.79 ID:A/rHiB7aO
  
( ^ω^)「ドクオ、この前貸した女神画像のCD-R早く返せお。」
('A`)「無理無理。俺まだあのCDで抜いてねーもん。
つーか巨乳率高過ぎてひんぬー派の俺には物足りねぇ。」
( ^ω^)「うるさいお。
ひんぬーがそんなにいいんなら自分のおっぱい見てればいいおwwwww」
('A`)「for(i=0;i<1000;i++){
printf("氏ね\n");
}




12:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 11:01:20.14 ID:A/rHiB7aO
  
そうこうしているうちに始業のチャイムが鳴った。
(´∀`)「え〜こうした老婆の論理から下人は盗人になる決心をしたモナ。」
一時間目は現代国語だ。(授業時間は一時間あたり90分です。)
周りの生徒の大半が携帯をいじっていたり寝たりしているが、
ブーンは真面目にノートをとっていた。
と、ブーンはまたお腹の痛みを感じた。
同時に便意もこみあげてくる。



14:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 11:09:10.52 ID:A/rHiB7aO
  
下痢か…。
時計を見ても授業はまだ残り30分はある。
( ^ω^)(まだ我慢できるお…大丈夫だお…)
ブーンはそう念じ続けた。
急に時間の流れが遅くなった気がする。5分ですらものすごく長く感じる。
( ^ω^)(先生にトイレ行きたいですって言った方がいいのかお?
でも行ったら行ったでうんこは時間が長いからみんなにバレるお。
それはさすがにテラ恥ずかしいお。どうすればいいんだお?)
くの字の形に体を曲げてブーンは自問する。



18:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 11:12:17.02 ID:A/rHiB7aO
  
再びブーンは時計を見た。
自問しているうちに時間が過ぎていたらしくもう授業が終わりそうだ。
(´∀`)「じゃあ今日の授業はこれまでだモナ。」
(*゚ー゚)「起立、礼!」
(´∀`)「ありがとうございますたモナ」
何とか一時間を耐えたブーンだった。
しかしブーンの苦しい1日はまだ始まったばかりだ。

続く



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