( ^ω^)のケツの穴から糸こんにゃくが飛び出してるようです

1:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:23:15.48 ID:15CJYzIE0
  

(;^ω^)「ヤベェwww次は移動教室だったお!これ以上の遅刻はテラヤバスwww」
内申点にものッ凄い不安を抱えるブーンは、時間の果てまでBoon!!する勢いで廊下を走った。
しかし周りを見ないで走っていたせいで、肩を誰かにぶつけてしまった。

(;^ω^)(ちょ 誰かにぶつかったお まさかDQNかお!?)
(´・ω・`)「痛いじゃないか」
( ^ω^)「ちょwwwショボンかおww驚かすなおwww」

彼の名前はショボン。隙あらばブーンの後ろのハジメテを頂かんとする、少々危険なブーンの親友である。
キーンコーンカーンコーン・・

(;^ω^)「うっは予鈴ktkr!!11ショボン、ブーンは急いでるんだお。ごめんお!」
ガシッ
(;^ω^)「えちょ、なんでブーンの袖を掴むのかお?」
(´・ω・`)「人にぶつかったんだ。・・・それ相応の責任は取ってもらうよ?」
( ^ω^)「・・・・謝った希ガs」
(´・ω・`)「 レ ッ ツ く そ み そ 」
(;^ω^)「ちょ、ショボン待っ  アッー! 」



2:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:24:19.12 ID:15CJYzIE0
  

逃げようとするブーンをショボンは無理やり押さえつけ、ズボンとパンツを脱がした。

(;^ω^)(いつもいつも狙われてたけど、今度こそ掘られるッ!?)
(´・ω・`)「ウホッ いい尻・・   ・・!?」

その光景を見たショボンは、抱えていたブーンの尻を思わず落とした。

(  ゚ω゚)「  ッ  ァ  !  床に股間・  打 ッ ・・!」
(´・ω・`)「ブーン・・僕からは頑なに守るくせに・・」
(;^ω^)「ッハァ・・  ・・お?」
(´・ω・`)「君の そ れ は、一体どういう了見だい?」

ショボンのいう「それ」―――黒いつぶつぶを内に含んだ、いわゆる1つの『こんにゃく』。
『こんにゃく』が、ブーンのケツの穴から飛び出していた。

( ^ω^)「  m  j  d  ?  」

凍りつく廊下。その空気と周囲の目線の冷たさが、これから始まる壮大な物語の序章であったということは、今はまだ誰も知らない。

今はまだ、誰も。



4:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:25:13.54 ID:15CJYzIE0
  


( ^ω^)「ハァ・・」

ブーンはあの後、着衣の乱れを直し、野次馬達の間を縫って(野次馬の方が避けたんですけどね)学校から逃げ出した。
校内では誰かに見つかった時に理由の説明などが面倒なので、校外の適当なデパートの屋上に行くことにした。

(;^ω^)「かなりの人に見られたお・・・ていうかショボンは人前であっても何も気にしないのかお?」

季節は冬。まだ素肌・・ケツを晒すには肌寒いこの時期、ブーンは開脚をする形で、自分の菊門を見た。

( ^ω^)「それにしても・・」

ぷるん。

と、自分のケツの穴から飛び出している、長さ5p、太さは直径4oほどのこんにゃく。

( ^ω^)「・・・」
―――――こんにゃく、か。
( ^ω^)「何でこんなところからこんにゃくが・・・お?」

ブーンはそのこんにゃくを注視した。すると、自分のとんでもない勘違いに気付いた。



5:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:25:41.42 ID:15CJYzIE0
  

(  ゚ω゚)「こッ・・・これは・・・!」

そう、常識的に考えれば、ただのこんにゃくがケツの穴から飛び出すはずがないのだ。常識的に考えれば。

(  ゚ω゚)「違うッ・・・!これは普通のこんにゃくなんかじゃあないッ・・!」

ぷるん。 とブーンは、ただのこんにゃくではない それ を指でつつく。

(  ゚ω゚)   「間違いないお!  これは・・・ 糸 こ ん にゃ く だ ッ ! 」

ぷるん。

冬の冷たい風が、糸こんにゃくを小さく揺らした。

(  ゚ω゚)「          」

ぷるん。

( ^ω^)「そろそろ馬鹿やってないで真面目に考えるお。  ・・にしても、心当たりが全然ないお・・?」


ブーンは気付かない。

ブーンの背後にある、デパート内部から屋上へと出るための扉が、ゆっくりと開いたという事に。



7:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:26:09.83 ID:15CJYzIE0
  

少し時間をさかのぼって、ちょうどブーンが学校でショボンとぶつかった頃。
ブーンたちの通う「北VIP高校」(あと西と東もあるってことでおk)のあるV速市。
そのとある商店街で、一人の男が包丁を振り回して暴れていた。

\(^О^)/「うがあああぁぁぁぁぁッ!」

全裸で。

人 「うわああっ!」 「きゃあぁぁ!」 「へ、へへ変質者だぁ!」 「だ、誰か助っ・・・!」
\(^О^)/「あああぁああぁああッッ!」

滅茶苦茶に振り回しているその包丁は、見境無しに町の人々を赤く染めてゆく。
と、遠くからサイレンの音が聞こえてきた。誰かが呼んだ警察が来たのだろう。

\(^О^)/「チッ・・!」

男―――尾綿光(26)は周囲を見渡した。逃げ惑う人々を無視し、逃げ道を探す。

\(^О^)/(最後にはつかまってもいい・・兎に角、なるべく多くの『普通の奴』を切り殺せる道を・・!)

今はまだ捕まる訳には行かない。幸せに生きる奴らに制裁を――と、半ば狂った頭で考え、見つけ出した道は――
・・・デパート。そう呟いた尾綿の口が、歪にゆがんだ。



9:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:26:44.47 ID:15CJYzIE0
  

\(^О^)/(建物内なら警察も戸惑うだろうし・・なによりあの中になら『普通の奴』がたくさん居るはず・・!)

そう考え、尾綿はデパートに侵入し、尾綿の持った鋭利な包丁と立派なマグナムを見て逃げようとする人々を、次々切り裂いていった。
女、子供、男、赤子、老人、白人、黒人、北の方――――・・

\(^О^)/「誰だろうと関係ない・・!死ねッ!死ね死ね死ね死ねしねしねしねぇぇぇえええええ!!」

血の舞う中、尾綿はひとつの光景を目にした。
デパート内の参上など気にしないかのように、寧ろ気にする暇もないくらいにパニックになっている、一人の少年。
そんな少年が、デパートの屋上へ続く階段へと駆け込んでいった。

\(^О^)/「・・・フヒヒ!」

あの少年は何を泣いていたのだろう?何か辛い事があったのかな?
財布を落とした?いじめにでもあった?身内が死んだ?痛い思いをした?辛い事、辛い事、つらいことつらいことつらいこと―――

\(^О^)/「つらいなら、おわらせてあげるからね?  ・・・フヒヒ!」

尾綿は、血の海を、ゆっくりと。ゆっくりと歩いてゆく。
階段を上り、ゆっくりと。ゆっくりと扉を開ける。      一人の少年、その悲しみを、人生を、終わらせるために。
そして開かれた扉。その先にあった光景は―――


ねっころがって下半身半裸で開脚して肛門を眺めているブーンでした。



11:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:27:13.50 ID:15CJYzIE0
  

\(^О^)/「ちょwwwwwwwwおまwwwwwwwwwww」
(;^ω^)「!? 誰だお!?いやんもう見ないでよえっち☆」

急いで下半身を隠したブーンは、男の格好を見てびっくりした!
血にぬれた包丁、それを持った全裸の男、その下半身で揺れる、たくましいマラ。

(;^ω^)「き・・・鬼畜プレイかお!?ブーンはグロとかそういうのは守備範囲外なんですよマジもうしわけないでした!」
\(^О^)/「ねーよwwww  ・・そっちこそ何で半裸(下)で開脚?kwsk!」
( ^ω^)「 ・・や、それはーそのー  ・・ね?」

そうです。誰も見ず知らずの人に「ケツの穴から飛び出してる謎のこんにゃく星人を眺めてたんです!><」なんて言いたくは無い。
答えないブーンを見た尾綿は、包丁とちんこをかかげて

\(^О^)/「答えないと・・守備範囲外に―――」
( ^ω^)「ケツの穴から飛び出してる謎のこんにゃく星人を眺めてたんです!><」



12:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:28:00.91 ID:15CJYzIE0
  

それを聞いた尾綿の目が、驚愕に見開いた。

\(^О^)/「なっ・・・こんにゃく!?  ・・じ、じゃあ、『御前も』なのか!?」
( ^ω^)「? なにがだお?kwsk」
\(^О^)/(・・? こいつ、何も知らないのか・・?)

尾綿は思う。自分の人生を、それまで続いていた平穏をぶち壊した、『あの計画』のことを。

\(^О^)/「・・・いいだろう。教えてやるよ。kwsk、な。」
( ^ω^)「wktk!」
\(^О^)/「そうだな・・何処から話そうか・・・。・・そう、簡単に言えば・・『同じ境遇』なんだよ。俺も、御前と。」
( ^ω^)「同じ・・・ってことは――」

話の流れと、「自分の境遇」を踏まえて、行き着くのは―――

( ^ω^)「―――ぇと、どちらさん?」
\(^О^)/「尾綿光でおk」
( ^ω^)「把握。―――尾綿もブーンと同じ・・・糸こんにゃくがケツから飛び出しているのかお!?」
\(^О^)/「・・まぁ、『糸こんにゃく』ではないがな・・・・。
        何が飛び出しているのかはともかく、俺や御前のような境遇に会っている人間は世界中に居る」

世界中。
その言葉が、ブーンに少しばかりの安堵をくれた。

( ^ω^)「たくさんいるのかお・・・ちょっとだけ安心したお」
\(^О^)/「安心・・?馬鹿言うな。 それ の意味を知らないからそんな事がいえるんだよ・・」

尾綿の言葉には、僅かに怒気が孕まれていた。



13:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:28:56.50 ID:15CJYzIE0
  

( ^ω^)「意味・・って、ケツから糸こんにゃくとか何やかやが飛び出していることに、何の意味があるんだお?」
\(^О^)/「・・・『KKT型・人類保管計画』・・・っていってな・・」
『人類保管計画』。
(;^ω^)「ぇ ちょ 版権?」
\(^О^)/「キニシナイ(・3・)!」
( ^ω^)「またずいぶんと懐かしいAAだお・・」
\(^О^)/「とにかく、だ。そんな名前の計画を、世界中のでっけぇ国が集まって企てたんだ」

現在、地球が抱えている大きな問題といえば、温暖化、それにともなう海面上昇、公害、緑の減少―――
様々な問題を抱えているこの地球は、いずれ人間の住めない星になってしまうだろう。
だから、これから先にどのような未来があろうと、どんなに酷い環境になろうと、生き延びれるような「強い人間」。
それを作り出さない限りは、人類に未来は無い。

\(^О^)/「そんなこんなで、とっくの昔から研究は始まっていたんだ。『強い人間』を作るために、な」

こうして、『KKT型・人類保管計画』と名付けられた計画は始まり、非人道的とも思われる実験を繰り返した。
研究の過程で、研究者達は歴史的な発見をした。それは、
『ある環境におかれた人間は、とてつもないほどの生命力、知力、攻撃力、防御力を手にすることが出来る。』
そういうものだった。  その環境というのは―――

\(^О^)/「この計画の名前にもなっている、KKT人類――― ケツから 加工食品が 飛び出している 、人類。略してKKT・・」

ケツに加工食品を突っ込まれ、なかばはみ出したかのような状態に置かれた人間は、
通常の人間の数十倍以上の力を出す事ができる。それは世界中の国々を震撼させた、活気的な発見だった。

\(^О^)/「―――俺も、御前も、世界中の同じ境遇の奴らも・・その実験による、被験者なんだよ―――」

遠くに立ち込めていた雷雲からゴロゴロと、下痢のような音が鳴った――――――



14:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:29:32.64 ID:15CJYzIE0
  

(  ゚ω゚)「K、K、T・・・ケツから加工食品が飛び出している人類・・・」

衝撃だった。
まさかこの糸こんにゃくに、そんな意味があったなんて―――

(  ゚ω゚)「SOS団くらいのネーミングセンスだお・・・素晴しいお・・!」
\(^О^)/「・・・名前はまぁ置いといて。・・・・で?どうだ、御前はどう思ったよ?」
( ^ω^)「? どうってつまりどういうことだお?」

それを聞いて、急に尾綿は憤怒した。そういえば全裸で。

\(^О^)/「どういうことだと・・?どういうもこういうも無い!!1 こんな下らない・・・あぁ、名前も内容もだ!
        何もかも下らないこんな計画のために!ケツの穴なんかに加工食品を突っ込まれて!しかもそれが半ばはみ出して!
        ・・・ッ  ・・これのせいで家内にも逃げられて!全部全部・・・こんな計画のせいで・・・!」

尾綿は、涙をぬぐうかのような動作を見せる――全裸で――が、顔をあげた時には、既に狂気を取り戻していた。

\(^О^)/「御前はどうなんだ・・!?こんな汚らしい計画のためなんかに勝手に菊門を食品に掘られて!
        こんな計画ブチ壊してやるだとか、こんな研究終わらせてやるだとか・・・・・ッ!!
        ・・・何も知らない、幸せそうに生きてる奴らを皆殺しにしてやりたいだとかよォッッ!!」
(;^ω^)「・・・・・・・・」

ブーンは、男の異様な空気に気圧されてていると同時に、「あること」を思っていた。

『――こんな汚らしい計画のためなんかに勝手に菊門を食品に掘られて――』

( ^ω^)(この人、全裸+包丁だからただの変態かと思ってたけど、そうじゃなかったのかお・・)



15:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:30:17.00 ID:15CJYzIE0
  

( ^ω^)(ん?・・そういえば・・・)

『何も知らない、幸せそうに生きてる奴らを皆殺しにしてやりたい』

( ^ω^)「あの・・お、尾綿・・さん?」
\(^О^)/「・・・ぁ?なんだぁ?坊主?」
(;^ω^)(目がイっちゃってるお・・・)「尾綿さんは、どう思ってるのかお?ほら、さっき言ってた・・壊すだとか終わらすだとか――」

あえて『皆殺しにする』というのに触れなかったのは、そうであってほしくないというブーンの願望だったのだが、

\(^О^)/「・・決まってんだろぉ・・・こんな辱めにあってない奴ぅぅう・・・!『普通の奴』をぉ!皆殺すんだよぉぉおお!!」
( ^ω^)「通報しますた!」
\(^О^)/「ッるっせぇえ!!!」

尾綿は完全に狂い、最早『普通の奴』などと見分けず、同じ境遇のブーンにまで襲い掛からんと―――

\(^О^)/「――ぁぁああッ!!!」

跳躍した。全裸で。

(;^ω^)「ちょ待――――・・・っお?」

あと、ものすごい速さで。

\(^О^)/「死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねしねいsんsにえにおにっかmjmでvv@:sdv!!!!!!!!!!!!!」

高速でブーンの背後に移動した尾綿は奇声を上げながら、包丁をブーンの頭へと振り下ろした。



17:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:32:03.97 ID:15CJYzIE0
  

振り下ろされた包丁はブーンの肩(そういえば着てたから学校の制服)を切り裂き、小さいながらもブーン自体にも傷をつけた。
漫画とかなら平気で動けるような怪我だが、いたって普通の生活しかしていないブーンには由々しき自体。

(;^ω^)「マジ痛いんですけど!」
\(^О^)/「フヒヒ!すいません!」
(;^ω^)(危なかったお・・!この基地外の奇声に振り向かなければ死んでたか、も・・・・しr・・)

―――――死んでたかもしれない。

自分の言葉だが、それでも『死』というものを実感するには十分だった。
身近なところに、ごく身近に『死』というものがある。
その事実から来る恐怖に、ブーンはその場にへなへなと崩れ落ちた。

(((;^ω^))「あ・・・脚に力が入らないお・・・ししs、しかもガクブルだっだだだdっだddおおぉぉおぉ・・・」
\(^О^)/「?????????!!!」
(((((((((;^ω^)))))))「そ・・・そういえばブーンにも力があるんじゃないのかお!?」
\(^О^)/「????????????!!!!」
( ^ω^)「日本語でおk」



19:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:34:24.14 ID:15CJYzIE0
  
と、そこでブーンは気がついた。
( ^ω^)「おっ?震えが止まってるお・・」
\(^О^)/「・・・! 『力』の効果か・・・」
( ^ω^)「ちょwwww正常ktkrww  ・・それはともかく、力ってどうやって出すのかお?」
\(^О^)/「そうか、御前は知らないんだったな・・教えてやるよ。それでフェアに殺しあおうぜぇ・・?」
(;^ω^)(とことん危険思考な奴だお・・)「・・・kwsk」
\(^О^)/「まぁ、簡単な事なんだがなぁ・・・『常なる自分を出す』・・・これだけだ。」
( ^ω^)「        」

不自然に親切な敵さんだが、せっかくの助言も偏差値●●のブーンには解る訳もなかった。
ちなみに敵がやけに親切なのは仕様です。



20:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:34:53.00 ID:15CJYzIE0
  

\(^О^)/「まぁ、ようするに『いつもの自分でいろ』ってことだよ。さっきテメェがツッコミした時とか・・・なぁ?」
( ^ω^)「・・! 把握した!・・・ってことはおまwwwwさっきの状態が普通なのかよwwwww」
\(^О^)/「 ^^b    ・・ついでに俺ら『KKT人』の『殺し方』も教えといてやるよ」
( ^ω^)「殺し・・・方?」
\(^О^)/「俺らKKT人は・・ある方法以外じゃ死なないんだ。・・・・それでもケガしたり痛みを感じたりはするが・・ま、死なないんなら十分だろ?」

やけに説明口調で急いでるのもまたしかり。

\(^О^)/「『殺し方』には2つある。1つは・・・完全に『消す』事。まぁ、焼いたり溶かしたりな。」
( ^ω^)「な−る」
\(^О^)/「二つ目は・・・これ重要ね。・・・よーく聞けよ?」
(;^ω^)「は、把握した・・・」

ゴクリ。

\(^О^)/「2つ目の殺し方・・・・それはな・・・・」

遠くに立ち込めていた雷雲が カッ と光り、

\(^О^)/「『ケツに突き刺さっている加工食品に触れながら、その食品名を叫ぶ』」

雷鳴がとどろいた。



21:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:35:29.51 ID:15CJYzIE0
  

(  ゚ω゚)「         」
余りのイミフさに、放心状態のブーンでした。ちゃんちゃん。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
(;^ω^)「おまwwwwwwwwwwwwww」
\(^О^)/「おk?」
( ^ω^)「おkwwwwwwwww   ・・・ん?」

・・・てことは、もしブーンが全裸で外を歩いていて、偶然通りかかったようじょがブーンのケツから飛び出してるこれを掴んで
「ぁー、いとこんにゃくだぁ!」なんて言った暁には・・・

(*^ω^)「死んじゃうのかお!?・・やべえ シチュ想像したらおっきしてきたお」
\(^О^)/「そう、死んじゃうのです。 ちなみに、中途半端に腕とか消された場合は、 ・・・一回寝れば直ります」
( ^ω^)「把握した。御丁寧にどうもだお。」



22:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:35:52.26 ID:15CJYzIE0
  

そこでブーンはふと、気がついた。

( ^ω^)「・・・そういえば、尾綿のケツに突き刺さっている加工食品はなんなんだお?」
\(^О^)/「ん? そういや教えてなかったな・・」
(;^ω^)「(実際嫌だけど――)フェアに・・こ、殺しあうんだお?なら教えて欲しいお」
\(^О^)/「あぁ、教えてやる・・・俺のケツに突き刺さってる食品はこれだッ!!」

そう言うと尾綿は、そのきったねぇぶつぶつだらけのケツ―――つまり、きったねぇぶつぶつだらけのケツを突き出した。
そこ・・・菊門に突っ込まれてた食品は、

\(^О^)/    「    し    ら    た    き    だ    ッ    !    」

( ^ω^)「ちょwwwwwwwwwwケツきたねえwwwwwwwwwwww汚ケツ乙wwwwwwwwww」
\(^О^)/「ブ ッ チ コ ロ ス ぞ お ら あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ !!!!」
(;^ω^)「逆鱗ktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


( ^ω^)が汚ケツの逆鱗に触れてしまったようです。



23:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 08:36:21.25 ID:15CJYzIE0
  

\(゚д゚)/「死ねえええぇぇぇぇえええええんbんvfjhbんしじゅbんvんvxz!!!!!」
(;^ω^)「こっち見・・・こっちくんな!ww怖ぇwwww」

先刻のように、ものすごい速さでこちらに迫ってくる汚ケツ妖怪シラタキン。

( ^ω^)(――――ハッ―― そうだお!焦ったらいけないんだお。
      素数を数えて落ち着くんだお・・冷静に、いつもの自分を―――!)
( ^ω^)「1!・・・ぁ、1は違うんだったお。・・2・3・5・7・11・13―――――ッッ!!!!11」
\(^О^)/「死n―――――――――なッ!?」

殺った。  そう思った汚綿の前から、一瞬でブーンが消え、

( ^ω^)「どこみてるんだお?」

\(^О^)/(背、後――――ッ!?)

放たれたヒップアタックが、汚綿をデパートの屋上に叩きつけた。



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