( ^ω^)のケツの穴から糸こんにゃくが飛び出してるようです

98:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 13:31:33.94 ID:15CJYzIE0
  
  「 そ こ ま で だ 。 」

ズ、と、教室の空気が重くなった。
(;^ω^)「――――ッ・・!(う、・・動けないお・・)」
( ;゚Д゚)(このッ・・、ドス黒い感じ・・・!まさか・・!」

???「・・・ギコ。まさか君が負けるとはね・・・」

突然響いた低い声。この声は――――――・・・
( ;,゚Д゚)「っ待、待ってくだしあ!俺はまだ―――
???「  黙  れ  」

ドン、という音が聞こえたかと思うと、ギコが吹き飛び、教室の壁に叩き付けられた。

( ;゚Д゚)「―――っが!ぁあッ!」

???「役立たずは消す。それはお前がよくわかってるだろう?それがお前の『組織』での役目だったんだからな・・」

(;^ω^)「ギコ!? ・・・っな、なんでだお!?流れ的にギコの仲間なのかお!?ギコを消そうとしてるけど!」
???「仲間、か。・・まぁそういうことになるんだろうな。・・・
    ・・・正しくは、ソイツの・・・ギコの所属してるKKT絡みの組織、そのトップとでも言ったところか?」
(;^ω^)「なんでトップがこんなところに居るんだお?・・・いや、それはともかく・・・!」
声の主、それを睨みつけ、ブーンは叫ぶ。
( ^ω^)「なんであんたがKKT絡みの組織のトップなんだお!? 校長!!」
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 「おっぱい!おっぱい!」
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J
そのおっぱい!には、今朝のおっぱい!のような愛らしさは、欠片も含まれてなかった。



117:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 14:40:59.70 ID:15CJYzIE0
  

( ゜∀゜)「何で私がトップなのか・・?理由もクソも無いよ。
     ・・・そうだな・・あえて言うなれば・・・KKT計画を企てたのは私だから、だろうな。」
(;^ω^)「な、なんだってー!?(AAry」

衝撃の告白。
いっつもおっぱいうpスレに釣られてばかりのあの校長が・・・ケツの穴の方にも興味があったなんて・・・!

(;^ω^)「・・ってことはアレかお!?KKT計画を企てたのは校長なのかお!?」
( ゜∀゜)「え? あぁ、うん。 そういうことだ。・・・・」

ブーンの心の奥底から、怒りが湧wきw上wがwっwてwきwたw。

(#^ω^)「っつーことは・・・尾綿やブーンが 日常 を失ったのも・・・お前のせいなのかお!!!1」
( ゜∀゜)「おっぱい!おっぱい!」
(#^ω^)「今マジメに話してるんだお!いつもの乳好き校長は黙ってろ!!!」
(;゜∀゜)「マジもうしわけないでした」
( ^ω^)「全く・・・もっかいやるお。次はちゃんとやってくれお?」
( ゜∀゜)「把握した」
ブーンは深呼吸し、叫ぶ。

(#^ω^)「っつーことは・・・尾綿やブーンが 日常 を失ったのも・・・お前のせいなのかお!!!1」

( ゜∀゜)「あぁ・・そうなるんだろうな?・・・もっとも、お前らの日常なんて知った事ではないがね」

(#^ω^)「・・・とことん腐った野郎だお・・!叩きのめしてやるお!!!」
( ゜∀゜)「・・・・・『叩きのめす』、か」
長岡は口の端を、これでもか!これでもか!と言わんばかりに歪ませる。

( ゜∀゜)「やってごらん・・・今の君に出来るのなら、ね・・・・!」



121:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 14:57:31.05 ID:15CJYzIE0
  

高速移動術を駆使したブーンが一瞬で長岡の背後に回りこみ、側頭部を殴り飛ばさんと腕を振りかぶり、

( ^ω^)「!?」

だがしかし、ブーンの腕は空を切った。

長岡はブーンの速度を上回る速さで上半身を前に倒し、ブーンの一撃を回避。

( ゜∀゜)「遅いね・・・先程のギコとの戦いよりも遅い。」

長岡はそのまま床に手を着き、逆立ちの要領で足を上げ、両足でブーンの首を挟み 固定する。

(;^ω^)「ちょ待」
( ゜∀゜)「だが断る」

長岡の手が床板を 握 り つ ぶ し 、今度は前転をするような要領で―――

( ^ω^)「―――テラヤバs

ブーンを頭から床に叩きつけた。

( ゜∀゜)「――――奥義・おっぱい回転(前)!」
(;^ω^)「・・・・ぎッ、ぐ、ぁッ!!」

首がへし折れんばかりの痛みと衝撃、あと長岡のネーミングセンスに悶絶するブーン。

( ゜∀゜)「・・・ん?もう終わりか?」
(;^ω^)「ぐぅっ・・(こ、こいつ ただの変態じゃないお・・・!)」



123:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 15:13:20.56 ID:15CJYzIE0
  

( ゜∀゜)「あっけないな・・・。・・まぁ、お前も先程のギコとの戦いで疲れてるだろうし、しょうがないな。」
(;^ω^)「ぉっぉっ・・・(全快のときにやっても・・勝てる気がしないお・・)」
( ゜∀゜)「KKT人としての経験の違いか・・・それとも穴に突っ込まれた加工食品の性能の違いか・・ま、どちらでもいいな。」
(;^ω^)「・・・おっ?」

―――加工食品の性能の違い?

( ^ω^)「あの・・・校長?」
( ゜∀゜)「校長ではない!ジョルジュ・・・ジョルジュ長岡と呼べッ!」
( ^ω^)「校長、加工食品の性能の違い・・ってなんなんだお?」
( ゜∀゜)「ん?なんだお前、尾綿とか言うやつから聞いてないのか?」
( ^ω^)「尾綿から――――? ・・・何も聞いてないお」

校長は小首をかしげ 口元に拳を持って行き、「?」ってするが、気持ち悪い以外の何でもない。

( ゜∀゜)「そうか・・・尾綿め、命令を達成していないのか・・・・・ まぁ、ブーンが排除してくれたから別にいいが。」

そう呟くと長岡はブーンに近寄り、耳元に口を寄せ、

( ゜∀゜)「ふぅっ」

と、息を吹きかけた。

( ゚ω゚)「らめぇっ!  ―――っな、なにすんだバーロー!!wwwテラきめぇwww」
( ゜∀゜)「あぁすまんな。特に意味は無い。急にやりたくなったもんでな。」
( ^ω^)(やっぱりコイツただの変態だったお)



128:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 15:30:57.86 ID:15CJYzIE0
  

( ゜∀゜)「いいだろう、教えてやるよ。・・・もう気付いているだろうが、私もお前と同じKKT人だ。
     ・・・では何故ここまで実力に差が出来るのか?・・・それは、単なる身体能力や経験の差だけではないのだよ。」
( ^ω^)「kwsk!」
( ゜∀゜)「ケツに突っ込まれた加工食品・・・それ自体にも能力値のようなものがあってな。
     その能力は食品ごとに違い、その能力は装着者の力の増加率にも関わってくるんだ。」

ブーンもピンと来た。この話からすると、つまり――――――

( ^ω^)「どういうことだお?」
( ゜∀゜)「ブーン、お前に突っ込んである『糸こんにゃく』はBランクの食品だ。・・尾綿の『しらたき』はDといったところか。」
( ^ω^)「ランク?それってつまり・・・世界中にある食品にはそれぞれランク付けがされてあり、ランクが高いほど
     装着者の能力もより強くなる。ランクには下がEから上はAランクまであり、ブーンの糸こんにゃくはランクがBなので
     ブーン自体の能力もそれなりによくなるけど、話の流れ的に長岡のケツに突っ込んであるものはランクはAだから
     長岡の能力の上昇の仕方もブーンより上である。よって、ブーンが長岡に勝つ事は絶望的である。・・・ってことでおk?」
(;゜∀゜)「ちょwwwおまwwwwww  ・・・まぁ合ってるけど。」
( ^ω^)「おっおっおっ」



135:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 15:51:53.86 ID:15CJYzIE0
  
( ゜∀゜)「・・・さて、以上が冥土の土産な訳だが。」
( ^ω^)「ふざけんなバーロー!wwwww  なんでブーンが殺されなきゃいけないのかお!?
      そういえばギコも何でブーンを襲ってきたんだお?kwsk話してくれるまでは死ねないお!」
( ゜∀゜)「説明ばっかりじゃ面白みが無いんだぜ?」
( ^ω^)「それに、その話にはブーンの両親の事も関わってるんだお。」
(;゜∀゜)「な、なんだってー!?」
( ^ω^)「ブーンが狙われる理由は2つ。1つは、ブーンが『盗まれた』被験者だからだお。
     ・・当時、KKT計画による実験の責任者だった、ブーンの両親に!」
(;゜∀゜)「kwsk!」
( ^ω^)「ブーンの両親は、当時15歳だったブーンを世界最初の、KKT計画の実験対象として提供したんだお。
     それによってブーンの知らないうちに、ブーンはKKT人になってしまったんだお・・・けど、自分の子供が
     『人間を超えた』ということに怖くなったブーンの両親は、ブーンを連れて逃げだしたんだお。」
( ゜∀゜)「その後、『被験者を連れ出した反逆者』の烙印を押されたお前の両親は、追ってきた研究員達によって殺された。
     両親たちに隠され、助かったお前は自分がKKT人になってしまったということを知らずに、そのまま2年の月日が流れた。」
(;^ω^)「・・・そ・・・そんな・・!トーチャンとカーチャンがKKT計画の研究員だったなんて・・・!」
(;゜∀゜)「事故で死んだんじゃなかったのか・・・!」
( ^ω^)「2年後、コードナンバーITO・KONNNYAKU・・・つまりブーンのことは放っておいてもいいと判断していたKKT研究員達だったけど、
     『あること』に気付いて愕然となったんだお・・・!」
( ゜∀゜)「その『あること』・・・というのまでは、流石に教えれんね。」
(;^ω^)「なんでだお!?このいけず!」



148:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 16:18:08.37 ID:15CJYzIE0
  

( ゜∀゜)「ふん、何とでも言え。・・・どうしても知りたいって言うなのら――――」

長岡はゆっくりと、腕をブーンの尻へと伸ばす。

( ゜∀゜)「あの世でパパとママにでも聞くんだな・・!!」


ガララッ

(´・ω・`)「やぁ、ブーン。ドクオが様子を見に行くのを頑なに断るんでね。僕が様子を見に来たよ。」

――――ショボン、降臨。

(;^ω^)「(溺れる物は藁にも―――ッ!)ショボン、助けてくれお!校長に掘られそうなんだお!」
( ゜∀゜)「おまwwwwねーよwwwwww」
( ^ω^)(何も知らない一般人には手を出せまい!・・・出せたとしても校長としての品位は地に落ちるお!)
(´・ω・`)「・・・・・校長・・・・」
ショボンに見つめられた校長は、弁解しようとショボンに駆け寄る。『校長』としては、こんなことがあってはいけないのだ。
(;゜∀゜)「え、ちょ・・信じてる?今の言葉を鵜呑みにしちゃいけない!確かに尻を狙ったのは事実だけど―――」

その言葉を聞いて、常日頃からブーンの菊を狙っていたショボンに火がついた。


        (´・ω・`)  「  ぶ ち 殺 す ぞ  」


( ^ω^)「ktkr!やっちゃえだおショボン!  ・・・・?」

気のせいだろうか?   ショボンは、校長をズイと除け、ブーンの方に歩いてくる――――



155:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 16:30:18.92 ID:15CJYzIE0
  

(;^ω^)「えっ?ちょ、待ってくれおショボン!ブーンじゃなくて校ちょ、アッー!こっちくんな!」
(´・ω・`)「・・・全くブーンは。・・・いつもいつも僕からは逃げようとするくせに・・・」
(;^ω^)「おkマテ!いまちょっと脚がガクブルで頭と首が痛くてピンチなんだお!動けないんだお!!」
(´・ω・`)「それは好都合」
(;^ω^)「・・・・mjd?」

ショボンはブーンが泣きそうな目をしていることに気付き、その目をじっと見つめ――――

(´・ω・`)「・・・・・・・・・(コクリ)」

(;^ω^)「マテ!またアイコンタクトですかお!?今回ばかりは例えどんな意味であろうと頷きかねる!」

なんやかんやしているうちに、ショボンはブーンの後ろにスタンバっていた。

( ヽ゚ω゚)(――――これはもうだめかもわからんね)



178:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 16:50:55.27 ID:15CJYzIE0
  

だがしかし。ショボンは驚愕した。
(´・ω・`)「――――っこ・・・・・これは・・・・ッ!」
到来する既視感。
そこ―――ブーンのケツの穴からは、昨日と同じ『こんにゃく』が飛び出しているのですから。まぁ誰でも驚きますよね。
ショボンの胸の内の『驚き』が、『嫉妬』と『怒り』に変わるのにそう時間はいらなかった。

(`・ω・´)「・・・この・・・・こんにゃく風情がぁッ!!!!」
ショボンは怒りのままにこんにゃくを引っ掴み、ぐいぐいと引っ張った。

(  ゚ω゚)「―――、ぁま゛っ、あ、なあfrせこだsこあsds。;v@:fb・fdrじdsdちゅcvj!!!!!!!!!!!!」
(`・ω・´)「こんにゃくのくせに・・・ブーンのケツの穴を一日中独占しやがってぇぇぇぇえええ!!!」
どういう仕組みか、こんにゃく風情はなかなか抜けません!

( ・`ω・´)+「ブーン!ケツの穴の力を抜くんだ!!」
(   ゚ω゚)「らめぇぇぇぇえええっっっ!!!!!!死nっくっはぁっあっちょ待ttkjhlkkldふcfはいうおz!!!!」

我を忘れて―――キャラ設定をも忘れて、ブーンのこんにゃくを引っ張り続けるショボン。
『糸』なんていった暁にはブーンは死んでしまうというのに。―――そんな事をショボンは知らないのだが。

(  ゚ω゚)「    ア    ッ    ー    !      」

ブーンが声に鳴らない悲鳴を上げた、そのとき。
スポン。  と音を立て、

( ゚∀゚)「  あ  」

(`・ω・´)「  k  t  k  r  」

糸こんにゃくは、ブーンのケツの穴からすっぽ抜けた。



185:◆ihG6agNduo :2006/07/22(土) 17:02:52.03 ID:15CJYzIE0
  

気付けばブーンは、暗い空間を彷徨っていた。

( ^ω^)「・・・・ぅ、・・・・ここは、どこだお?」

見渡す限りの闇。その中で、自分の身体だけがハッキリと見える。

( ^ω^)「たしか・・ブーンはあの時、ショボンに・・・・何をされたんだお?」

思い出せるのは、ケツの穴をかっぽじられるような衝撃のみ。

( ^ω^)「・・・・・! そうだお!たしかショボンの奴に糸こんにゃくを抜き取ら、れ・・・・」

思い出した!

(;^ω^)「・・・ってことは、ブーンは死んじゃったのかお!?」

慌てて開脚し、肛門を見つめるが、そこにいつものこんにゃくは無く。

(;^ω^)「・・・・・ブーンは・・・本当に死んじゃったのかお・・・・?」

肛門は、何も答えてくれなかった。



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